「平成28年(2016年)熊本地震の一連の地震活動は、全体として引き続き減衰しつつも、活動は継続しています。」と気象庁の発表があった。
地震発生から今日で半年。最近は余震0の日も何日かあったものの、今日の地震はその回数も震度もすさまじい。深夜3時に発生した震度1の地震から、午後6時までに起きた地震は震度3が1回、震度2が2回、震度1が5回と、時をおかずに発生している。震度7の地震を2度も体験した恐怖が、またやってくると、今日1日は不安のつのる日となった。
復旧作業は徐々に行われていることだろうが、地震発生から半年がたつにもかかわらず、大規模な土砂崩れが起きた阿蘇大橋付近の状況は、災害時とほとんど姿を変えていないようにみえる。
自宅崩壊など大きな被害を受けた益城町の住宅街の撤去作業は一向に進ます、崩れた家屋が痛ましい姿をさらしている。テレビで見る、田んぼの中心部が地震で陥没してしまった田にぼう然と立ち尽くす農家の方の姿が痛々しい。
災害で大きな被害を受けた熊本、今日の地震を見ると、いつ発生するかもしれない大きな地震の恐怖がよみがえってくる。いつになればこの恐怖から逃れる日が来るのだろうか。追い打ちをかけるかのように阿蘇山の爆発的噴火が起きた。降灰が地震の被災地、阿蘇地方の田畑や人家の屋根を灰色に染めた。
我が家の玄関先にいつも置いていた防災用品。余震回数の減少で1時はしまい込んだものの、今日の地震でまた元の位置に移すこととした。地震が怖い。
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