27日は中秋の名月。朝の散歩コースである遊水公園に沢山のススキが生えていたことを思い出した。中秋の名月のお供えになぜか昔からススキは付き物、歩きながら目を皿のようにしてススキを探すが、そこには1本のススキも見当たらない。生えているのはカモガヤばかり。
ススキを諦め家に帰る途中に孟宗竹の林がある。その林の中に〝うちの奥様”の大好きな「水引きの花」が楚々として咲いていた。ススキの代わりではないがお月さまにこれを供えようかと、林に上る土手をみると丈の低い小さなススキが1本たっているではないか。
中秋の名月のお供え物の準備は整った。小さなススキを支えるかのように水引の花が数本、白い花瓶にさされ、お団子と一緒に居間に飾られた。
天気予報は3時ころから曇りと出ていたが、幸い天気に恵まれ、待ちに待った中秋の名月を心行くまで楽しませていただくことができた。十五夜の月は我が家の小さな庭の木々を煌々と照らし、老人夫婦をしばらくの間、幽玄の世界に誘ってくれた。
(我が家の庭から)
明日の月はスーパームーンという。昨夜の月の1.2倍という大きなものだ。先島諸島では台風21号が大暴れ。お天気が心配だがスーパームーンに大いに期待しておこう。
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