記録的な大雨をもたらし、日本各地に大規模な災害をもたらした台風19号の上陸から1週間がたった。台風に伴う河川の氾濫や土砂崩れなどによる犠牲者は81人を超える。震災した家屋は約4万5千戸。いまも泥を出す作業が続いている。連日テレビに映し出される被災地の状況や被災者を見るたびに、熊本地震の惨状を思い出し身の毛がよだつ思いがする。1日も早い復旧を心から祈るばかりだ。
熊本地震の被災者を元気づけようと、2016年から始まった「復興ねぶた」が19日、熊本城二の丸広場で開催された。今年は予算の都合で規模は縮小されたが「白蓮獅子や恐竜のねぶた」が夜空に浮かび上がり、大勢の市民が「ラッセラー」の掛け声に合わせ、跳人(ハネト)となってにぎやかに舞った。とニュースが出た。
(昨年9月撮影)
一方、19号台風の被災地には雨が降ったそうだ。被災者の気持ちを思うと気が重くなってくる。