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ロシア・サハリンと北海道を結ぶ架け橋ネット。
サハリン州には。、ロシア人もウクライナ人も住んでいる混住地域です。

クリルの自転車旅行 熊の次はサル! イタリアーノの冒険爺さん

2011-10-15 09:36:58 | 情報
 今日14日、75歳になったイタリアの自転車旅行家で富豪でもあるヤヌシ・リヴェルさんがサハリンからクリル諸島へと出発した。
世界一周の途中であるリヴェルさんは、サハリンのコルサコフ港からクリル諸島へ渡り、クナシリ、シコタン、エトロフを訪問する予定。

 リヴェルさんは自らのクリル訪問が日本側からの不満を呼んでいることに触れ、「昨日私の宿泊しているホテルに在ユジノ・サハリンスク日本総領事館の職員が2名やってきて、クリルへの渡航を行わないよう頼んできた。
その代わり北海道への渡航の提案を持ってきたうえで、航空券は手配すると言ってくれた。それでも私はやっぱりクリルへ行くと申し上げた。」という話を明らかにしている。

 リヴェルさんは自らサハリンのルートを振りかえり、その旅がとても気に入ったと話している。
特に牛を見るより頻繁に熊と遭遇したことが印象的だったと述べ、来年には金日成氏の生誕100周年の記念行事に招かれているため、ウラジオストークから朝鮮民主主義人民共和国へ向かうつもりであると述べている。

 ちなみにリヴェルさんの世界一周旅行は2016年、オリンピックにあわせてブラジルで終了する予定で、自らの80歳の誕生日のお祝いもかねているという。

 テレビ局「ロシア」の司会者で、旅行家でもあるチモフェイ・バジェノフ氏は、リヴェルさんのエネルギーには驚かされるとして、次のように述べている。

―ヤヌシ・リヴェルさんが言ったことは、自由な人間であれば誰でも目指すべきものです。自らを自由であると感じ、生きたいように生きている人間であれば誰でもです。残念なことに、我々が自由と夢をかなえるチャンスを手に入れることができるのは、年をとってからです。しかし若くても行動が伴わない人に比べれば、リヴェルさんはずっと若いとも言えるのです。たった一人でこのような大変な世界一周に出発するというのは、まさに英雄的行為であり、我々はまさに脱帽といったところです。

 ヤヌシ・リヴェルさんは、ロシア=ポーランド系のイタリア人で、世界一周を始めたのは2000年1月1日、カナリア諸島のランサローテ島からだった。
その前は、サッカーのマネージャーとして成功していたほか、映画のプロデューサーとしても活躍していた。64歳になったとき、人生がすぎるのは早いと気付いたリヴェルさんは、自転車での旅を始めたわけだ。今年8月からはロシアの極東制覇を開始している。

 いままでリヴェルさんが訪れた国は約140カ国に上る。リヴェルさんはホテルの宿泊よりも、野宿を好んで行っている。また第二次世界大戦のときに戦ったソビエト軍兵士を尊敬しているということで、今回の極東旅行でも、行く先々で戦没者記念碑に花を捧げることを欠かさなかった。

 イタリアの有名な自転車旅行家であるヤヌシ・リヴェルさんが14日、サハリン南部のコルサコフ港からクリル諸島へ出発した。リア・ノーボスチ通信によれば、75歳になるリヴェルさんはロシア=ポーランド系のイタリア人で、2000年以降、世界中を旅行しているという。
 ロシアに関してはすでに、ロストフ州、スターヴロポリ、クバニなどをはじめ、カフカスのすべての共和国を走破している。8月の初めからロシア極東の制覇を開始していた。

 リヴェルさんはクナシリ、シコタン、エトロフの3島を訪問予定で、その後は汽船で一旦サハリンに戻った後、貨物船でフィリピンに向かうことになっている。

 2012年4月にはウラジオストークを経由して、朝鮮民主主義人民共和国へ向かい、金日成氏の生誕100周年の記念行事に参加する予定。北朝鮮から戻った後は、シベリア、ウラル、ヴォルゴグラードに向かうことになっている。

ロシアの声 サハリンマン  写真・アレクセイ・チェルニチェンコ
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クリル諸島は特別の関心地域 ロシアの声

2011-10-15 08:58:07 | 情報
 地対空ミサイルシステム「ブークM1」とT-80型戦車部隊がクリル諸島に配備される。
ロシア国防省では、今後とも引き続きクリル諸島での軍備近代化を進める方針を明らかにしている。
またロシアの専門家らは、ロシア太平洋艦隊の攻撃部隊の改修も必要だと指摘している。

 「コムソモーリスカヤ・プラヴダ」紙の軍事評論員を務めるヴィクトル・バラネツ氏は、高精度の対艦ミサイルや航空隊を配備することも必要だと指摘している。

―クリル諸島に航空隊を再配備することも可能だと思います。良い飛行場も整備されています。
たとえば戦闘機の飛行大隊をひとつ配備することには、何の問題も起こらないと思います。

 またクナシリ島とエトロフ島ではインフラを伴った近代的な軍事施設が建設されることになっている。


 日本はエトロフ、クナシリを始め、シコタンや小クリル列島の領有権を主張しており、ロシアの軍関係者がクリル諸島へ関心を抱くのも当然のことだ。
ロシア政府の立場は、第二次世界大戦の結果、南クリル諸島がソビエト連邦に編入されたという解釈だ。また第二次世界大戦後、ロシアと日本が平和条約を締結できていないということも状況を複雑化させている。ロシア政府も日本政府も、そろそろそのような対立を克服したいと望んでいる。
しかし日本は、クリル問題の解決を、平和条約締結のための主要な条件としてしまった。

 一方で、アジア太平洋地域での影響力を低下させているアメリカは、クリル問題解決に関して「貢献」しようともくろんでいるようだ。今年の夏、アメリカと日本は安全保障問題に関する協議を開き、アメリカと日本は南クリル問題を解決することで、協力して露日関係の正常化を目指していく、という声明がだされた。

 具体的に日本とアメリカがどのような行動をとっていくのかは明らかになってはいないが、ロシアは軍事面からも万全の体制をとる方針を固めている。
ロシアの声


日本外務官僚が、「対露 外交政策無知・無策」て゛、だらしないから。
「クマを起こしてしまった」
(外交努力)と外務官僚は公言するが、「平素・過去含む」役人としての公務を遂行していなかっ事実が、判明した。 
元大使の東郷氏は先月のNHK討論会で「領土問題はまだ長い時間がかかる」と公然と話をしていた。戦後63年間も無策で経費ばかり使って解決していない事実を「まだ時間がかかる」と・・・永久に解決しないと言うこと。こんな、外交官なら役立たずで、「役人」とは呼ばない。
国民の役に立つから「役人」と呼ばれているのである。国民を馬鹿にしている。 過去に遡り官僚らの「退職金の返納・恩給の支給差し止め」を公務遂行違反として断固実行するべきと考える。
若手外交官・若手外務省職員に示しがつかない。  サハリンマン
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時間は戻れない 新たな知恵を「若者の島」創設試案

2011-10-15 08:46:30 | 人・交流
 人々には、昔を懐かしむ人 昔を切なく思う人 と様々です。
時間は戻りません。 刻々と時は経過して行きます。

 国の関係は、国民同士の交流から信頼関係が生まれます。
特に領土問題を抱える日本としては「ビザなし」渡航での交流で何とか、日本政府は国民感情を抑えている様にも思えます。
その交流もすでに20年、疲労も見受けられます。
ロシア側の既得権益の主張 日本側の船舶入港・国際法の無視 等々。

 何よりも「ビザなし」訪問団の人選に関しての欠損。
 人選では、一般国民を対象としていない点が問題でもある。

 日本外務省が、門戸を広げて国民全般の参加を認めての交流となれば、当然「費用対効 果」税金の使途は理解できる。
 現在では、一部の国民に対してのみ認められている「ビザなし」訪問は、改める時期に 来ている。無駄な経費(毎月500万円の対ロ交際費年間6000万円)を使っている外務省官僚は プライドが高い割には、日ロ関係の修復に 無策であり進展がない。

 ロシア側も日本に対しての不満もある。
 1・日本政府は、北方領土に住むロシア人には、「日本訪問ビザ」を発行していない。
 2・サハリンを訪問する日本人旅行者(15人以上の団体)には、72時間滞在に限り「ビザ   無し」対応を図っているが、日本政府の対応は無策のまま。

 新たな時代に入って「自由訪問」「混住地区の設定=特別区」「自由言語」と島を巡る感情を双方の国民が決定する時代でもある。
 島の運営に当たり「両国の行政府」「税収の同率負担」「両国憲法の遵守」

ロシア語・日本語での環境、混住地域を設けて生活圏の確立、両国国民の自由訪問の実現、画期的な方策に国は、思考回路を全開にするべきと考える。

何よりもこの島の設立時に参加可能な年齢を30歳未満とする「若者の島」である事。 世界的に見ても始めての試みである。 サハリンマン
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