脳辺雑記帖 (Nohhen-zahts)

脳病と心筋梗塞を患っての独り暮し、Rondo-Nth の生活・世相雑記。気まぐれ更新ですが、気長にお付合い下さい。

『無意識の発見』(アンリ・エレンベルガー)の読後から

2007年05月03日 11時41分18秒 | 読書・鑑賞雑感
エレンベルガーの『無意識の発見』を少し読んでいたら、 未開社会における原始的治療法の事例として、ビロ(Bilo)というもの が、小さく紹介されていた。ビロは、病気の名であり、患者のことであ り、同時に治療儀式であるという。 マダガスカル島では、人生がうまくゆかず、自己実現衝動ばかり高くな り、欲求不満のストレスから、精神障害を発症した者が出ると、村をあ げてその不満を、充足してあげるような儀式的 . . . 本文を読む