東日本大震災の一ヶ月前、二月の上旬に南九州の霧島山・新燃岳が
噴火した。当時はあまり気にも留めていなかったが、『死都日本』
という小説を読んでいて、少し恐ろしくなった。
霧島火山というのは、いくつかの火山の集まりだが、その起源に
30万年前に破局的噴火をして以来、眠ったままの加久藤(かくとう)
火山が存在するという。小説では、長径16キロの巨大なカルデラ火
山である加久藤火山が破局噴火する。
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福島の原発事故はここのところ、事態の収束に向けて推移しているように
見える。さらなる爆発事故だけは、回避されつつある方向にも見える。
住民の避難措置が新たに追加され、半径3キロは一時帰宅禁止に、20キロ
圏内は警戒区域として立入禁止となり、20キロ圏周辺地域につき計画的避
難区域と緊急時避難準備区域が設定された。計画的避難区域には、5市町
村が指定され、約3千世帯約1万人が5月末までに避難するら . . . 本文を読む
一昨日(4/8)、福島原発第一号機の原子炉内・放射線量が急増して、
100シーベルト/時を記録している。昨日(4/9)の統計が何故か、一号
機だけ空白になって伏せられているのが、気に掛かる。
(参照:http://atmc.jp/plant/rad/)
ネット上では、クロル38という放射性物質が検出されたということで
一号機内で再臨界が起きているという情報もある。
私に専門性はないが、クロル38 . . . 本文を読む
昔むかし、60年代の冷戦時代、米ソは太平洋上で核実験を行っていた。
小学生だった私は、雨降りの日には、放射能の雨に濡れるとハゲになる
と聞かされたものだが、いつしか誰もそんな事を言わなくなった。
今から思えば、水道水だって放射能入りだったはずだが、当時はペット
ボトルの水など市販されておらず、誰もが水道水をいつも通り使ってい
た。雨にも濡れたし、水も飲んでいた。外の空気にだって、放射性ヨウ
素1 . . . 本文を読む
大地が震えては裂け、大津波が牙を剥き、原発が爆発して放射能を撒き
散らす。東日本大震災での被災死者は、やがて5万人に達するのだろう
か。福島県や近隣県での農作物・酪農等の放射線被害は、風評被害も加
わって、関係者は死活問題である。今後の土壌汚染も重大問題だ。
ところで、昨日民放のTV番組を観ていたら、
古代マヤ暦と古代インド暦は、同じ日に暦が終わっている、と言ってた。
現代風に暦を換算すると、
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