今週はセーパー(型削り盤)を廃棄処分するというので、ジィジの
解体作業を手伝った。ところが、肝心のジィジがセーパーの解体
方法を忘れてしまったらしく、試行錯誤していた処に近所の産廃
業者Oさんがリフトでやって来て、解体無しで丸ごと持っていく
という話になった。
工場内へリフトを乗り入れて、セーパーの片側をジャッキで持ち
上げ、鉄パイプのコロを噛ませたまま、機械にワイヤーを掛けて
リフトで引っ張っ . . . 本文を読む
廃業整理中の工場は、一部を物置として利用していたので、昭和40年代
の百科事典とか安物のエレキ・ギター、古いコンポ・ステレオ等が置い
てあった。画像が、35年位前の高校時代にバイトして買ったステレオで
ある。(スピーカーは写していないが、下に左・右ある。)
左側にあるのがレコード・プレーヤー、右奥下がアンプ、上がチューナ
ーで当時一品ずつ買い揃えたモノだが、みんなパイオニア製である。
果たして今 . . . 本文を読む
工場の整理清掃作業が続いている。
ジィジはグリーソン・スコアで「7」の前立腺ガンだというのに、
未だに「オレは、本当にガンなのか? 医者がイイカゲンなんじゃない
のか?」などと言ってる。そのうち、判らせないといけない。
工場を掃除すれば、産廃用の廃棄物が色々と出る。
鉄クズはキロ当たり10円~20円で売れるのだが、
事業ゴミとしてシールを貼って出さないと済まないモノも多い。
東京23区では、区 . . . 本文を読む
前回、経緯を記した通り、区の博物施設からベルト掛け旋盤の撮影に来
るので、油垢で黒ずんだ旋盤を清掃をしていた。
当工場には旋盤が6台あるのだが、最長(5m)の旋盤を掃除していたら、
主軸部の蓋の上に画像のような銀プレートを発見した。
この旋盤は、おそらく昭和40年代頃、近所の中古機械商から購入した
出物で、心棒の回転数/分の表が英語表記なので、「アメリカ製」と
いう触れ込みで買い入れたようである . . . 本文を読む
今週は、当工場での最古のベルト掛け旋盤を、区で保存して貰えまいか
と思い、先ず区立の博物施設を訪ね、昭和初期に製造された旧式旋盤が
あるという触れ込みで、学芸員の方に面会を求めてみた。
主任学芸員であるという30代位の女性に、デジカメの画像を見せながら
旋盤について、また文化財保護が美術・工芸品に偏っており「産業文化
財」の保護が閑却されてはいまいか等、私の考えを訴えてみた。
下町のひとつの特 . . . 本文を読む