このところ梅雨に戻ったように、天気が冴えず、涼しい七月である。
今夏は、ほとんどセミの鳴き声を聞かないが、どうしたんだろ?
私は、体調を崩して、珍しく二日続けて吐いてしまった。
夏バテというより、どうも食中毒みたいである。
電気を消したお釜に残ったご飯を食べたら、二時間後に気持ちが悪く
なり、吐いてしまった。この同じ過ちを二日繰り返したのである。
肩や首筋がひどく凝って痛いのと、睡眠不足気味の常 . . . 本文を読む
明日で、アナログ・テレビは映らなくなる。
TVはインターネットが普及する以前から、あまり観ていなかった。
3・11に大震災があって、最近よくTVを観るようになったが、
明日からまた、TVなしライフに戻りそうである。
最近まで、NHKの夜のドラマ『下流の宴』(原作:林真理子)
というのを面白く観ていた。
ドラマは既に終了したが、最終回が印象的だった。
若いフリーターの男の子は、医学部に合格した彼女 . . . 本文を読む
しばしば世の中には、男と女という二種類の人間しかいない、男女の関係
を元に世の中は流れている、かのように言われる。私は、人間社会とは、
母親と乳幼児の、母子関係の物語、それの変奏だと考えている。
父は不在かと言えば、父とは超越的外部としての、倫理・制度・法・国家
等々として統制的、介入的に存在している。
ところで今日人々は、何故モノを買うか、或いは何を買うのかを考えて
みたい。今日を特徴付ける消 . . . 本文を読む
好く晴れた日曜の午後、テレビを買い換えるという友人に付き合って、
某家電量販店へ行った。店内は節電であまり涼しくない。地デジの始動
間近の日曜の割には、テレビ売り場のお客さんはマバラだった。
店内がキンキンに冷えていると、涼みがてらあちこち商品を見て歩くの
だけど、レジを済ませてすぐに店を出た。やはり夏場の商売には、冷房
を強めに利かせないと、客足は長居しないもののようだ。
世の中 . . . 本文を読む
七月に入った。今年も半分が終わってしまった。
東北で起こった震災は過去のものでも、被災は現在形である。
特に放射能禍の不安は、東日本ばかりか全国的に影を落としている。
また、どれ程ホントか判らないが、政府は電力不足だという。
会社も家庭も節電せよと、我慢モードを強いている。
外の暑さとは裏腹に、消費は冷え冷えで、人々はモノを買わない。
外出も控え気味、民心が萎縮した低調な「暗い夏」になりそうであ . . . 本文を読む