9月、お彼岸である。
9月は亡き父母の命日が伴に9月でもある。
墓参りに行き花を手向け線香をあげる。
菩提寺も母屋を新築するとかで、ここも家屋の解体中である。
我が家の解体は、9月20日に整地が終了し、
更地に杭が打たれロープが張られている。
すっかり坊主になった、我が家の跡地を眺めてみるが、
心に何も浮かばない。
ここに築35年の家があった。
その家が建つ前には、私の子供時代の古民家があった。 . . . 本文を読む
日に一度は、実家の解体現場に足を運び、作業風景を眺めたり写真を撮
っている。作業員は大体同じ顔触れだが、一人だけ気になる人物がいる。
小柄で華奢な風体、顔がヘルメットとタオルに隠れてよく分からないが、
もしかしたら、女性? しかも若そうである。いやいくら何でも、華奢
な若い娘が解体現場の仕事をやるか? やはり男だろうと思ってた。
ある日、掘削中の現場から、産廃物が大量に出たという知らせがあり、
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9月3日、実家の解体開始。10坪程の倉庫が初日に綺麗に解体撤去された。
4日~7日にかけて実家家屋が解体撤去。奇しくも9月5日は昨年物故した
母の命日だった。命日を挟んで4日で35年住んだ家屋が消失した。今更、
情絡みの「さよなら」でもなく、散髪したように綺麗さっぱりされた。
画像左手に写り込んでるのは、コインパーキングの精算機。リパークの
事業設備は週明けに撤去予定である。写真中央のポールは、 . . . 本文を読む