映画の彼方に懐かしい時間が流れる。 2010年11月20日 12時01分35秒 | 近況 今週は私には珍しく、図書館で邦画ビデオを借りて観ていた。 小津の無声映画作品で「東京の宿」(1935)、「東京の女」(1933)、「出来 ごころ」(1933)などを初めて観た。 下町育ちの私としては、喜八さんとその子役の突貫小僧が愉快だった。 喜八役は俳優の坂本武(1899~1974)、子役は、突貫小僧こと青木富夫(1923 ~2004)である。下町の工場労働者風情の喜八と小学生の息子の . . . 本文を読む