「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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アメリカ政府のHPで、ストロンチウムやα線核種が、首都圏に存在していることが確認されました。

2011-12-04 01:37:15 | 福島第一原発と放射能

http://energy.gov/situation-japan-updated-102111
http://www.data.gov/raw/5270 空間ダスト
http://www.data.gov/raw/5271 土壌
http://www.data.gov/raw/5272 
 http://www.data.gov/raw/5273 

 アメリカ政府のホームページで、ストロンチウムやβ線核種、α線核種が広域に存在していることが確認されました。目黒、赤坂などで、危険な核種が存在しています。これは、確認されているということです。しかし、このデータの数字の解析をどう考えるのかは微妙なぶぶんがあります。元々、米軍の元関係者は「本当のデータはたぶんでていない。これは、見せられるものだけだろう」と話しています。こういうときに、なかなか実際のデータは出てくるものではありません。しかしながら、それでも、α線核種、β線核種がかなり出ていたということです。

 この数値の換算は、いくつかのデータでトライしましたが、採取方法の違いや計測違いが大きく、参考資料としてなるのが、限界な気がしました。それでも、ストロンチウム89、さらに危険なα線核種、β線核種の存在がはっきりしてきました。僕らが従来から、話していたことの裏づけにはなると思います。このデータの分析は続報があれば、お伝えします。

本日から木曜日まで、僕との携帯電話の通話が基本的にできないです。メールの返信も遅れる可能性がありますので、ご了解下さい。

三月中旬以降、原発事故の放射性物質拡散に関連し、なんらかの健康影響や異変があると思われる方は、その事象をメールで伝えてください。妊娠、出産に関わらず、医療的な中身に関わる事、会社、組織、学校など集団的におきている事を教えてください。極力、僕にメールしてください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp  

  

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こんばんは。お役に立てるかどうかもわかりませんが、身の回りの出来事を書かせていただきます。


 
 

 
【都内 墨田・江東区 子供】
○ 江東区の小学校に通学している墨田区在住の2年生が、先週嘔吐高熱で早退。3日間寝込んでいました。マスク食材気をつけて内部被爆を極力避けていたお子さんです。外体育なし。

 
○ その江東区の小学校の同じクラスの参観日、ママがあまりの咳してる児童の多さに愕然。そのクラスで弁当持参とマスクは、そのお嬢ちゃん一人だけです。

 
【都内 港区 小学生2−3年生】
○ 男児・・・口内炎が治らず(マスク、弁当、外体育あり)・・・相当深刻だそうです
○ 男児・・・打ち身のあとが痣になり、なかなか消えない事にママが気づく(マスクなし、弁当、外体育あり)
○ 男児・・・頭痛、腹痛を常に訴える(マスクなし、弁当、外体育あり)
○ 男児・・・不機嫌、不調(明らかに初夏以降)・・・あくまで参考情報ですが
○ 女児・・・鼻血これまでに数回。
○ 女児・・・かさぶたを引っ掻いたとき、さらさらの出血があり、押さえても押さえても止まらない

 
【我孫子市 小学1・3年生 女児の姉妹2人】
○ 鼻血・下痢症状 断続的に継続中 ママはPTA役員であり問題意識も高く、校長に申し入れ、給食は9月から避け、外体育も校長室で自習。ただマスクなし。子供さんが弁当をいやがり、残してばかり。線量が高い地域であるので、学童(外遊びになるため)をやめ、代わりに水泳を習うなど可能な限り自衛しているが、鼻血は今でも頻発、と。

 
【横浜市保土ヶ谷区 大学生 20代前半】
○ 下痢・胃腸炎症状、肺炎、風邪気味。知る限り4名。男性。 ・・・まるで意識がなく、被爆を防ぐ工夫は皆無。マスクももちろんなし。食事も外食主体。

 
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以上のような状態です。

 
小学生の情報は、学校でも話題になるし、ママの間でも懸念はあるようですが、とても言い出せないような状態です。やっと寒くなりマスクはどうどうと出来るようになりましたが、春夏の間は、本当にたいへんでした。5月には海辺の遠足で、海水や砂浜でどろどろになって遊ぶようなプログラム。秋の遠足も、土ぼこり舞う代々木公園での自転車など、大半を休ませたりして可能な範囲で自衛していますが、限界があります。

 
給食献立は、11月は見事にキノコオンパレードで、弁当ですので、摂取はしないですんでいますが、文科省ー教育委員会のあまりのいい加減さに日々ほぞをかむ思いです。

 
都内にいて、マスクもしないで普通の生活をしていました。17日夜の新幹線で逃げました。私が遅ればせながら17日に疎開を決意決行できたのは、16日に、職場のアメリカ人の仲間が「逃げないの?もう米国人はみんないませんよ、僕も今晩帰国しますよ」と一言ささやいてくれたからなのです。

 
近所の財務省キャリアの奥様のところは、卒業式もパスしてきちんとお嬢様を西に逃がしていらっしゃいました(財務省だけに情報をお持ちだったのかどうかはわかりませんが)。

 
どう考えても最近、周りであまりにもへんなことが続いている次第です。なにとぞ、なにとぞ宜しくお願いいたします
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  症例報告サイト「みんなのカルテ」にも書き込んでください→https://sites.google.com/site/sos311home/

 

 

 ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、放射性物質の少ない場所に避難すべきだと僕は考えます。優先順位は「避難する」ことです。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く避難することをすすめます

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定員をすでにオーバーしたため、近隣で会場が変更になる可能性があります。

木下黄太講演会in仙台

日時:12月13日(火) 10:00開場 10:30〜講演開始 質疑応答含め二時間半程度

会場:エル・ソーラ仙台 大研修室アエル28F

参加費:500円 定員:60名 要予約 主催:未来へつなご〜会  

申込:tsunago_mirai@yahoo.co.jp

 

 

木下黄太講演会 in 松阪 「福島第一原発事故後の今
                   

日時 : 12月12日(月曜日) 18時30分開演

 

場所 : 松阪市カリヨンプラザ 3階 市民活動センター
          松阪駅から歩いて10~15分。駐車場(有料)もございます。

 

 カンパ: 一人500円

 

※託児はご用意できませんが、お子様連れでのご参加もお待ちしております。

ご予約•お問い合わせ
「木下黄太講演会 in 松阪」実行委員会
veludo
 
usagi@yahoo.co.jp

人数把握のため、参加される方のお名前とお住まい(市町村名)、お子様連れの有無、当日の交通手段をお知らせください。
参加される方が会場のキャパシティを超えた場合は、会場を変更することも考えています。その場合は主催者よりご連絡差し上げます。