事故調査委員会の中間報告の感想です。二号機からの放射性物質大量放出の原因が突き止められていない最大の理由は、今、燃料が押さえ込めない状況にリンケージしていると思います。あいまいにごまかされている状況の中に、致命的な現実が潜んでいるとみています。そこを認めないから、原因が分からないというだけ。致命的な核種の放出というリアルは眼前にあるのに、それを隠蔽し続けから話がおかしいのです。
北海道で僕も直接会っている、双子の子供たちが、福島県の被災地から持ち出された移送車両であきらかに、被曝と見られる症状が出ている話です。歩行障害さえおきています。医師による診断書も出ています。その車両についている土ぼこりを検査会社が検査したところ、数グラムの土埃の中に、
セシウム137=3,587Bq、セシウム134=2907Bq セシウム合算6,494Bqでました。
この数グラムを仮に5gの土埃と仮定すると、一キログラムあたりに換算するには、×200倍で
およそ130万Bq/kgとも推定されます。ものすごい汚染土です。
詳しくは下記ページをご覧下さい。汚染された場所からの車両の流入がなぜまずいのか、この例があっても分からないのでしょうか。汚染車両は本当に危険です。ガレキのみならず、汚染地の車が、中古車や鉄くずとして流通している実態を危惧します。これは、福島のみならず、宮城、岩手、栃木、茨城、千葉、群馬、埼玉、東京でも、危険な車両は存在します。あまりにも高い線量の車は、除染できず、車歴を消去して、中古車としてたどれないように流通もしています。車検をこの三月以降に、取り直している車は要注意です。中古車は、ガイガーカウンターで、下回り、エンジンルーム、フィルタなどの線量を確認して、購入しないと何があっても仕方ありません。
詳しくは下記のページをご覧下さい。
http://2011kazu.web.fc2.com/kawauchi-contamination-car001.html
以前も、二回お伝えした、神奈川西部で赤ちゃんを親族の女性が死産したお話です。その周辺でまたしても起きている事柄です。この方ともお話しています。
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さて、今回のメールは、(以前に記事となった)死産した親族の母親のことです。
(以前の記事は下記参照のこと。http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/0a25e1ce8d4ece9ef695d745cfbada71 http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/588884b1490e2d80ec588038af72f4ed )
もともとアルコールが大好きな人ではあるのですが、10日ほど前に脳梗塞で倒れてしまいました。
まだ六十代半ばです。住まいは先日死産をした親族と同じ神奈川県西部のおなじ地域です。
これも放射能の影響でしょうか。
その他身近に起こった健康被害関連をいくつかお伝えします。
1.私自身も先月死産した親族のお見舞いに行ったとき、たったの数日だったのですが
体調不良になりました。神奈川にいたときは、目がシパシパする(こんな表現あるのか?)、目を開けているのがつらい、そして喉の痛みがありました。また(関東外の現在の居所に)戻ってからは、かつて経験したことのないようなひどい口内炎。そして、8月にたった1泊、東京に戻った時から続いている生理不順。
2.十代後半の男の子の親戚(神奈川西部在住)も変な症状がありました。目が開けられないほどの目の痛みと充血。医者へ行きましたが、コンタクトで傷がついたためという診断だったそうです。
彼はコンタクトの手入れはきちんとするとのこと。私もかつてはコンタクトを15年以上していましたが、そんな経験は一度もありません。
3.親族の知り合いで(神奈川県央地区在住)10月下旬に出産された方の赤ちゃんが、1月半ほどの新生児であるにもかかわらず、発熱により入院している、とのことです。
6ヶ月までの新生児は母親の免疫に守られ、熱や感染症には犯されない、というのが赤ちゃんを持つ母親の常識みたいなものなんですが、この赤ちゃんは放射能で母親からもらった免疫を破壊されてしまったのでしょうか。
4.親族の母親が、脳梗塞で具合が悪いときに、その近隣の大学病院に入院したいと希望したのですが
満床のため、断られてしまい、町医者へ行くように、という信じられない対応をされたとのことです。
重症患者がどれだけ多いのかということを裏付けていると思います。
死産のときに入院していたのも同じ大学病院なんですが、大量輸血をしたので、しばらく入院といわれていたにもかかわらず、その後すぐに退院させられてしまいました。
彼女の話では、異常のある妊産婦が多く、ベッドが足りず、廊下に寝かされていた人もいたらしいです。
やはり満床のため、産み終わっているということで、実質追い出されてしまったのではないか、ということでした。
5.また余談かもしれませんが私の友達で最近おじいさんがなくなった方の話です。
その方のおじいさんは東京西部あたりのようですが
亡くなってから1週間後まで火葬場がいっぱいのため葬儀が出せないという話でした。
最近寒いからぽっくりいく人がたくさんいるみたいよ、と話していましたが
私はそうじゃなくて放射能のせいで持病が出る人が多く結果亡くなる人が多いのではないかと思います。
邪推でしょうか。
親族の亡くなった赤ちゃんの火葬もすぐには出来ず5日ほど待ったようです。
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ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、放射性物質の少ない場所に避難すべきだと僕は考えます。優先順位は「避難する」ことです。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く避難することをすすめます。
三月中旬以降、原発事故の放射性物質拡散に関連し、なんらかの健康影響や異変があると思われる方は、その事象をメールで伝えてください。妊娠、出産に関わらず、医療的な中身に関わる事、会社、組織、学校など集団的におきている事を教えてください。極力、僕にメールしてください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp
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1/16 石川県の小松でも講演会開催予定になります。また、ガレキ問題で揺れる苫小牧市の市民からも講演の要請が来ています。これは、小松の後の日程で調整をしています。
「木下黄太講演会in和歌山」
福島第一原発事故後の今
◎日時: 1月7日(土)午後1時半~3時半(受付開始1時~)
◎場所:和歌山市男女共生推進センター 6階ホール
〒640-8226
和歌山市小人町29番地(あいあいセンター内)
TEL 073-432-4704
http://www.city.wakayama.wakayama.jp/bunka-sisetu/danjo/index.html
◎会費: 1人500円(中学生以上) お釣りのない様にお願いします。
◎定員: 153名
◎申込: お問合せやご予約(1.お名前、2.住所、3.参加人数(お子さまを含む)、4.電話番号)はメールでお願いします。
wakayama1008children@gmail.com
◎主催: 和歌山避難者の会
*託児はございませんが、お子さま連れでのご参加も大歓迎です。会場の隣に自由に出入り出来る子ども室があります。授乳、オムツ替え、お子さまの休憩や泣き止まない時にご利用下さい。
電話:0742-27-7700
■開場12:30 開始13:00~15:00終了予定
■定員:135名
■会費:1,000円(おつりのないようにお願いします)
■場所:富山駅前CIC 3F 学習室1
〒930-0002 富山県富山市新富町1-2-3
富山ステーションフロントCiC
■アクセス:
http://www.cicnavi.com/contents/access/index.html
■駐車場:富山市営桜町駐車場、JA駅前パーキング、富山市駅前桜町駐車場、マリエ富山駐車場などをご利用ください。
■託児はご用意できませんが、お子様連れでの参加もお待ちしております。
■お申し込み:ご予約(お名前、住所、電話番号、参加人数を記入)、お問合せはメールにてお願いします。savechildtoyama@yahoo.co.jp
■主催:放射能から子どもを守ろうin富山
http://ameblo.jp/savechildtoyama/
放射能から子供達を守る活動を中心に行う有志のお母さん達で立ち上げた団体です。