野田総理の状態が、小渕元総理と似ているように感じるのは、ぼくだけではないと思います。休息される方が望ましいです。
【ヘレン・カルディコット博士が大阪市長に表敬訪問について】
これはヘレン・カルディコット博士の意向を受けてすすめている話です。
博士は自分の持つ知見を少しでも、伝えたい、特に日本の政治家に伝えたい、という強い意向を持っています。
そして、大阪でおきている状況を鑑みて、講演予定のない、大阪市にわざわざ出向き、橋下市長にお話したいと申されています。
しかし、11/21(水)午後に可能かどうかを大阪市役所に打診いたしましたが、橋下市長の日程調整が難しいそうです。博士と再度話し、20日(火)から22(木)のどこかの時間で再度表敬訪問を受諾頂くようにお願いすることにしました。3日間スケジュールをあけました。
カルディコット博士は、被曝に関しての世界的な専門家で、彼女の創設した医師の団体がノーベル賞を受賞し、彼女もノミネートされた方です。その世界的な専門家が、この日本の状況を踏まえて、橋下市長に表敬訪問したいという事です。これは、あくまで、橋下市長に、博士の知見をお伝えしたという趣旨の表敬訪問です。あえて、こうした表敬訪問をおこないたいという博士の日本への思いを、橋下市長がおくみとり頂きますように、お願い申し上げます。こちらの可能な全日程を、橋下市長にお預けして、頭を下げて、カルディコット博士が、表敬訪問をさせていただきたいと、話しているという事です。
大阪市長はお忙しいでしょうが、十五分くらいは、何ともならないものなのでしょうか。
このことについて、どのようなことになったのかは、読者の皆さんにきちんとお伝えいたします。
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よくドイツと日本を、この3.11.以後比較する視点があります。僕自身、「ベルリンからの手紙」というチェルノブイリ事故当時、ベルリンにいた日本人女性の書いた本を読むことをすすめました。そこからの教訓を学ぶためです。この女性が、来日して、私的な勉強会を行った時にも、僕の大事な人には、そこに行くように強く言いました。被曝した我々が、学ばなければならないことが、多かったからです。
しかし、チェルノブイリ後のドイツと決定的に違うのは、こちらは、首都東京を、ベルリンとは比較できない位の相当量のプルームが襲い、被ばく者が数多くいる事なのです。しかし、首都であるがゆえに、皆、その危険を認知したがらない構図にあります。目の前に今もある危険を、認めないのです。推進側、反原発グループ、左翼、右翼、金持ちから貧乏人、なんでもまるで同じスタンスです。
目の前の危険を認めないことが皆の根幹を共有しています。それがベースにあります。
そして、放射性物質に色がつくわけではないですから、視認ができません(放射性物質が視認できる特殊な共感覚者がいないかなあ?などと妄想したくなりますが)。視認ができないことは、おおよその人間は、すべてを存在しないことにしてしまいます。こうしたぬるい感覚に対して、想像力を働かせ、存在を言い募る人々が勝てる要素は本質的にはありません。なぜなら想像力を働かせる人間は、おそらく本質的に、ごく一握りです。そして、危険を言う人々は非国民扱いとなります。
しかし、戦前の非国民よりも、今回は扱いが難しい非国民になります。それは、漠然とした不安が多数の中にも歴然として、存在するからです。そこに、チェルノブイリの歴史的教訓が、多少は、生きてくるのかと、僕は勘違いしていました。人は、歴史にその失敗を学ぶ知恵があるかと。しかし、結果は、ほとんどの人は、チェルノブイリでおきたことも、見ざる、言わざる、聞かざる状態となりました。
世界で、放射性物質の大量拡散としては、本質的に最初の経験だった、チェルノブイリの時に、ヨーロッパの対応が、まだまともでした。
さらに、当該国、ソ連は、軍事共産国家です。極めて、全体統制が効かせやすい国。軍事国家だけに、核の情報があり、危険についての認識度が政府側に高い構造です。社会主義的な統制システムの中で、ある種の合理解の中で判断して対応しました。だから、初期も含めて、考えられる限りの対応を実はしていたようにみえます。
しかし、健康被害は防げなかった。ヨーロッパは、想像して、勉強して、対応する市民が多くいた。この流れと政府がうまく合致したケースもあります。しかし、結果的に決定的な状態にならなかったことが多いのは、やはり大量の核種が降下したのは、300キロ圏前後の近接エリアが多く、他国への影響が、ウクライナ、ベラルーシに比べると、少なかったのは、ある意味当然の結果だったのでした。
問題の根幹は、今回、影響の強いエリアに、関東全域がすっぽり入り、首都東京が、まさに被曝している事です。この現実と同じレベルで、被曝している、西ヨーロッパの大都市は、過去にないのです。人口規模、経済規模、圧倒的に東京、首都圏が大きいのです。これだけの人口規模で、この被曝がどういう結果をもたらすか、これまでには、有効な想定が、まるでないのです。これが被害が、違う場所なら、都民も、東京のメディアも、反原発団体もまだ機能したと思います。しかし、自分たちのいる場所が、まさに被曝していて、その危険が、我が身に及ぶかもしれないという事が、目で視認出来ないために、認められず、想像すらしない立場に、多くの人々が立ったということです。だから、その危険を言うと非国民になります。僕は、非国民です。
しかし、その危険を、少し知識があったり、社会的な立場のある人間は、度合いは別にして、認識はしているのです。それでも、彼らも、彼女も、見えない危険を、意識に上げようとしないのです。浮遊します。
この状況下で、危険を叫ぶ者を、非国民として見做したいと望むのです。自らのリアル人生の感覚にとって、その言葉が重荷でしかないので。
それでも戦前の非国民と大きく異なるのは、敗戦をイメージ出来た人間は本当に少数で、戦争へ突き進む高揚感が日本社会に圧倒的に強かった中の非国民でした。けれども、今の東京に、被曝は大丈夫だし、日本はどんどん経済的にも社会的にも発展するイメージで生きている人間は、本当に少ないのです。そこはかとない不安が澱んでいる状態。非国民としながらも、その非国民を排斥するまでにも至らない感覚なのです。
それは、多数の自分たちが、元々、頼る縁がないから。支柱がないから。その上で、被曝の問題は、のしかかってきます。いまだ国際的に収束とはみなされていない福島第一原発への不安も含めて、その重しを取り外せるとは到底思えないです。
僕の話す首都圏の危険が、流言飛語の類なら、戦前であれば殺害もされる話です。最低、官憲に逮捕拷問の世界でしょう。やろうと思えば、今でもいろんな手段があるし、何でもできます。しかし、僕の前に、現実に、そういう状況に至らない。何故なのか。その答えは簡単です。被曝の危険が、リアルに存在するかもしれない恐怖が、逆に、理由なのです。恐怖によって、強くも出ないし、恐怖によって、直視もしない、これが、今の東京の民の大半の感覚です。だから、強い反応が、今はおこらない。
そうした時勢で、今、僕が、東京、首都圏の人々に、言えることは少ないです。それでも、言います。
「貴女は、恐怖に負けてはなりません。恐怖は人を駄目にします。でも、それは見ない事では、ありません。おきている現実を見据えて、危険に直面し、それに恐怖心を持たないこと。恐怖に負けるのでなく、恐怖を克服すること。自分の心の中の。その時、現実にすべき対応が見えます。」
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【11/16(金)夜 木下黄太 講演 IN 目黒】
3.11から1年7ヶ月、首都圏では、3.11以前と同じように普段の生活に戻っている方が多いと思います。
しかし、首都圏はチェルノブイリでは、放射線管理地域にあたりますし、ホットスポットと呼ばれる場所は、強制移住地域に相当する場所もあるのです。
そんな被曝危険地帯に、このまま居続けて、本当に大丈夫なのでしょうか?
その問いに答えるべく、「関東からの移住を呼びかけている」木下黄太氏に、関東の放射能による汚染状況や健康被害の現状をお聞きしながら、質疑応答も交えて、話して頂こうと思います。 事前質問も、問い合わせメールに送信下さい。
今回は、ヘレン・カルディコット博士の来日講演直前の東京講演です。
開催日時
2012年11月16日(金) 18:30~20:45(開場18:00)
会 場
目黒区 中小企業センターホール (区民センターの目の前の1Fです)
目黒2-4-36
JR目黒駅徒歩12分
地図→ http://yahoo.jp/f_aGvQ
参加費:900円(事前申し込み) →事前申し込みのない方は当日は999円になります。
※こくちーずで予約して振込になります。(1人1名ずつでのお申込みです)
ご予約後、5営業日(銀行営業日)以内に、お振込をしてください。
お振込完了後、この目黒講演会のお申込みが完了となります。
※お振込後の返金は承っておりませんので、ご了承くださいませ。
当日、振込伝票(控え)をご持参ください、領収証に代えさせて頂きます。
ネット振込の方は、画面もしくは、振込画面の印刷にて確認致します。
お申込み→http://kokucheese.com/event/index/58029/
定員:350名(先着順)
当日全席自由
主催:木下黄太氏☆目黒講演会プロジェクト
お問い合わせ:1116.meguro@gmail.com (浅川)
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松本は既に定員の七割程度の申込み。お急ぎください。
【11/11(日)午前 木下黄太 講演 IN 松本】
「松本は、長野は大丈夫!?! 行路を定めるための今。」
1部:講演。2部:共有したい情報の提供と、それに対する木下見解。 3部:質疑応答(時間に余裕がある場合)
日時:11月11日(日) 午前9時15分受付 午前9時半から午前11時半
場所:大手公民館 長野県松本市大手3丁目8−1 北松本から徒歩約12分。
定員:先着100名 参加費:800円
申し込み方法:下記の必要事項を申し込み先へお送りください。追って受付完了のメールをお送りします。
2日間経っても返信が無い場合、不着の可能性がありますので、再度ご連絡頂けますよう、お願いします。
申し込み必要事項:参加者氏名(ふりがな)、連絡先(電話番号・メールアドレス)。
申し込み先:matsumoto_houshanou@yahoo.co.jp 「松本放射能を考える会」
託児は受付終了です。
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甲府も、既に定員の七割程度の申込み。定員が少ないため、お急ぎください。
【11/11(日)午後 木下黄太講演 IN 甲府】
「甲府の今とこれから~放射能防御の観点から」
首都圏からの通勤も可能な距離でありながら、比較的土壌汚染の低かった甲府盆地は、3・11以降、放射能を避けての疎開者が増えています。今後、被曝による健康被害が顕著になればさらなる増加も予想されます。そのなかでどういった問題が立ちあがってくるのか、甲府で放射能防御活動を続けていく上で何に留意したらよいのか、あるいはそもそも甲府の汚染はどのレベルと捉えたらよいのか……。東日本のひとつの「最前線」となるであろう甲府の近い将来について、大きなヒントをいただける機会になると思います。
日時:11月11日(日)午後2時開場 2時半開演 4時半終了
場所:山梨県甲府市東公民館 甲府市和戸町955-1
(当日は別団体の利用もあるため駐車場が大変混み合うことが予想されます。お連れの方はできる限りお乗り合わせでお願い致します。)
定員:80名
参加費:800円(中学生以下無料)
保育:なし(授乳室およびキッズスペースをご用意します。)
★必要事項を記入の上、下記のメールアドレスへお申込みください。
「甲府 放射能について考える会」kinoshitakofu@gmail.com
必要事項:氏名、連絡先(電話番号とメールアドレス)、お子様連れの方は人数と年齢
※数日中に返信のない場合は、迷惑メールに振り分けられていないか、携帯電話の方はPCからのメールをはじく設定になっていないか等をご確認いただき、改めてご連絡ください。
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「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から一年が経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝も軽視できません。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」
「健康被害と思われる事象が顕著にあらわれている方は、僕までメール下さい。事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp」
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「医師向けセミナーで、まだお振込みでない方は、個別にご連絡差し上げますが、7日までに入金の確認できない場合はキャンセル扱いとなります。」とのことです。
ヘレン・カルディコット博士の医師&専門家向けセミナー
東京は残席が5席です。
11/18(日)東京医師&専門家向けセミナー 9時半から15時半(受付9時より)
中央大学駿河台記念館 東京都千代田区神田駿河台3-11-5(JR御茶ノ水駅徒歩3分)
11/25(日)京都医師&専門家向けセミナー 9時半から15時半(受付9時より)
京都府中小企業会館 京都市右京区西院東中水町17番地(西大路五条下ル東側)
残席は、両会場とも、かなり少なくなっています。セミナーの受け付けは→ http://www.frcsrus.org/japan「みんなのカルテ」(主催)でご確認下さい。
医療関係者優先ではありますが、意識のある一般の方の参加は歓迎いたします。
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ヘレン・カルディコット博士 一般講演 東京・徳島・岡山・京都 →東京講演受付終了。京都は8割を超えました。岡山も8割近いお申込み。お急ぎください。
受付方法など詳細→ http://www.frcsrus.org/japan「みんなのカルテ」(主催)でご参照ください。
注意*参加会場によってお申込み方法が異なります。*定員になり次第、受付終了となります。*ご利用にならないお席を予備で確保されるのは他のお客様の御迷惑となりますので、ご遠慮ください。*お振込みの際の手数料はご負担ください。*追加講演は、博士のご都合でありませんので、ご了解ください。*申し込みの名前・住所と、送金の際の名前・住所が違っていて、事務局からメールしても電話しても連絡がとれない方が数名いらっしゃいます。振込から1週間経過しても入金確認のメールが届かない場合、各々の事務局までお問い合わせください。*携帯メールでメールの受け取り設定をご確認ください。返信メールが届かない場合があります。
11/17(土)東京一般講演→受付を終了
まだ振り込まれていない方は、予約取り消しの旨、個別にご連絡差し上げる可能性があります。ご入金をお忘れになっていた場合は、お手数ですが、キャンセル待ちからお申込みをお願い致します。
11/23(金・祝)徳島一般講演
日時:11月23日(金・祝) 開場:18:00 開演:18:30 終了予定:20:30
会場: あわぎんホール(郷土文化会館)4F大会議室 徳島市藍場町2丁目14番地
11/24(土)岡山一般講演
日時:11月24日(土) 開場:13:30 開演:14:00 終了予定:16:00
会場:岡山市勤労者福祉センター (体育集会室) 岡山市北区春日町5-6
11/25(日)京都一般講演
日時:11月25日(日) 開場:18:00 開演:18:30 終了予定:20:30
場所:ひと・まち交流館 京都(大会議室)
京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1 (河原町五条下る東側)
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