11/23(金・祝)徳島一般講演⇒空席あります。直接おいで下さい。
日時:11月23日(金・祝) 開場:18:00 開演:18:30 終了予定:20:30
会場: あわぎんホール(郷土文化会館)4F大会議室 徳島市藍場町2丁目14番地
広域ガレキ処理について、東京都知事候補への公開質問状を、各候補宛てに出しました。返答があれば、このブログでもお伝えします。「放射能防御プロジェクト東京」と「326政府交渉ネット」での協力作業です。
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災害がれきの広域処理に関する公開質問状
東京都知事候補者殿
この公開質問状は、12月26日に投開票される東京都知事選挙の立候補予定者の立候補者の方全員に宛てて差し出しています。
私たち、放射能防御プロジェクト東京、326政府交渉ネットは、都知事候補者の皆さんが現在、東京都主導で行っている災害がれきの広域処理についてどのような考えをもち、都知事就任後にどういった姿勢をとるのか、当然のことながら極めて重大な関心事となっています。
つきましては、下記の質問について、11月29日の告示までに回答していただきますようお願い申しあげます。回答の有無を含め、回答内容については、速やかに放射能防御プロジェクト、326政府交渉ネットウェブサイトhttp://www.radiationdefense.jp/
http:// gareki326.jimdo.com/上に公開します。
[1]貴殿は、現在東京都が行っている災害がれきの広域処理について、賛成されますか、反対されますか。明確に答えていただきたい。
[2]賛成あるいは反対の理由を明確に述べていただきたい。
[3]賛成するという場合、都知事就任後に、どのように災害がれきの広域処理を進めていきますか?
[4]反対するという場合、災害がれきの広域処理を中止することを約束できますか?
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カルディコット博士の著作『Nuclear Power is Not the Answer』より
ROUTINE RADIATION FROM NUCLEAR POWER PLANTS より-----------------
(※今回の訳出部分には、上掲の「原子力発電所からの放射線」に関わる内容は未出です)
People who mine uranium below the ground are at great risk
because they are exposed to a high concentration of radioactive gas
called radon 220, which accumulates in the air of the mine. Radon
is a daughter or decay product of uranium and is a highly carcinogenic
alpha emitter, which, if inhaled, can decay in the lung and
deposit in the air passages of the lung, irradiating cells that then become
malignant. As a result, uranium miners have suffered from a
very high incidence of lung cancer. One-fifth to one-half of the
uranium miners in North America, many of whom were Native
Americans, have died and are continuing to die of lung cancer.
地下でウランを採掘する人々は、大きな危険にさらされています。
彼らは、鉱坑の空気に溜まる、高濃度のラドン220という放射性ガスにさらされるためです。
ラドンはウランの娘核種、すなわち崩壊生成物で、非常に発癌性のあるα放射体です。
吸い込まれると、肺の中で崩壊し、肺の気道に沈着し、細胞に放射線を照射し、
その後その細胞は悪性化します。
その結果、ウラン鉱山労働者は、非常に高い発病率で肺癌を患っています。
北米のウラン鉱山労働者の5分の1から2分の1(その多くはネイティブアメリカンでした)は、
肺癌で亡くなって、また今でも亡くなり続けています。
Records reveal that uranium miners in other countries, including
Germany, Namibia, and Russia, suffer a similar fate.
記録によると、ドイツ、ナミビア、ロシアを含む、他国のウラン鉱山労働者も、
同様の運命を被っていることが判明しています。
Another lethal uranium daughter is radium 226, which is an alpha
and gamma emitter with a half-life of 1,600 years.
もう一つの、致死性があるウランの娘核種は、ラジウム226です。
これは、半減期が1,600年のα・γ放射体です。
Uranium miners are exposed to a similar risk because radium is an integral
component of uranium dust in the mine.When they swallow the dust, radium is
absorbed from the gut and deposits in their bones. Uranium itself also deposits in
bone, and it too is carcinogenic.
Uranium ore also emits gamma radiation, which emanates from the ore
face. So the miners are also exposed to a constant,
whole-body radiation (like X-rays) emitted by other uranium
daughters, which irradiates their bodies and continuously exposes their
reproductive organs.
ラジウムは、鉱山のウランの塵埃に必ず含まれる成分のため、ウラン鉱山労働者は、
同様の危険にさらされます。彼らが塵埃をのみ込むと、ラジウムは消化管から吸収され、
骨に沈着します。ウラン自体も骨に沈着し、これも発癌性があります。
また、ウラン鉱石もγ放射線を放射します。それは鉱石の表面から発します。
よって鉱山労働者は、ほかのウランの娘核種が発する、絶え間ない、(X線のような)
全身照射にもさらされます。それは、彼らの身体に放射線を浴びせ、
生殖器を絶えず被ばくさせます。
As the uranium ore is mined and the uranium is extracted,
large quantities of radioactive dirt and soil are discarded and left lying
in huge heaps adjacent to the mine, exposed to the air and the
rain. This material is called tailings.
ウラン鉱石が採掘され、ウランが抽出されると、放射性の廃石と土が大量に廃棄されます。
それらは、鉱山の近くに巨大な山をなして置かれ、空気と雨にさらされます。
この物質は、尾鉱と言われます。
The U.S. federal government covers the cost of milling uranium, the
process by which the mined ore is crushed and chemically treated
to convert the uranium metal into a compound called yellow cake.
As in the mining process, the waste ore is discarded on the ground,
primarily on Navajo tribal land in the American Southwest, where
the government mills are situated. These mill tailings contain radium
and a dangerous radioactive element called thorium――a uranium
daughter and an alpha and gamma emitter with a half-life of
80, 000 years.
米国連邦政府は、ウラン製錬(金属ウランを、イエローケーキと呼ばれる化合物に変えるため、
採掘された鉱石を砕き、化学処理をする工程)の費用をまかないます。
採掘の工程と同様に、不用な鉱石は地面に――主に、政府の製錬所がある、
米南西部のナバホ部族の土地に廃棄されます。
これらの製錬尾鉱は、ラジウムと、トリウム(8万年の半減期を持つ、ウランの娘核種で、
α・γ放射体)という危険な放射性元素を含みます。
In the mid-1960s, local contractors at Grand Junction in Colorado
discovered acres of discarded mill tailings, unguarded and
untreated. Not knowing they were radioactive, the contractors
used them for cheap landfill and in concrete mix. Schools, hospitals,
private homes, roads, an airport, and a shopping mall were
constructed using this material. In 1970, local pediatricians noticed
an increased incidence of cleft lip, cleft palate, and other congenital
anomalies among newborn babies born to parents who lived in
these radioactive structures, which continually emitted gamma radiation
and radon gas.
1960年代中頃、コロラドのグランドジャンクションの、地元の請負業者は、
廃棄された大量の製錬尾鉱を発見しました。
それらは、無防備で無処理でした。
請負業者は、放射性があると知らず、それらを安価な埋め立てのために使い、
またコンクリート調合に使いました。
学校、病院、民家、道路、空港、そしてショッピングモールが、
この材料を用いて建設されました。
γ放射線とラドンガスを絶えず放出する、これらの放射性建造物で暮らす両親に
生まれる新生児の間に、口唇裂、口蓋裂、そして他の先天性異常の発生率の増加があることに、
1970年、地元の小児科医達が気付きました。
The EPA allocated monies to the University of Colorado Medical
Center to study the correlation between the birth defects and
the radioactive dwellings. However, one year into the study, funds
were abolished because federal authorities claimed that the government
had to cut back on many programs for budgetary purposes.
環境保護庁は、出生時障害と放射性のある住居との相関関係を調査するため、
コロラド大学メディカルセンターに資金を割り当てました。
しかし、研究の一年目に資金は廃止されました。
連邦当局が、政府は予算上の目的で、
多くのプログラムを削減しなければならないと主張したためです。
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ヘレン・カルディコット博士の医師&専門家向けセミナー
残席は極めて少ないです。
11/25(日)京都医師&専門家向けセミナー 9時半から15時半(受付9時より)
京都府中小企業会館 京都市右京区西院東中水町17番地(西大路五条下ル東側)
京都のセミナーの受け付けは→ http://www.frcsrus.org/japan「みんなのカルテ」(主催)でご確認下さい。医療関係者優先ではありますが、意識のある一般の方の参加は歓迎いたします。
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ヘレン・カルディコット博士 一般講演 徳島・岡山・京都
⇒京都講演は受付終了。岡山は満席、当日立見のみ。
11/24(土)岡山一般講演⇒満席。当日の受付は立見のみ。
日時:11月24日(土) 開場:13:30 開演:14:00 終了予定:16:00
会場:岡山市勤労者福祉センター (体育集会室) 岡山市北区春日町5-6
座席が満席のため、前売り券の受付を終了いたしました。
若干数の当日券を用意いたしますが、基本は立ち見でのご案内となります。
11/25(日)京都一般講演⇒受付終了。当日もなし。
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