「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
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【大阪・ガレキ阻止】ガレキ反対の市民四人を大阪府警が逮捕と大阪市試験焼却決定がシンクロする異常。

2012-11-13 21:20:36 | 福島第一原発と放射能

 大阪でガレキ阻止を訴える市民四人が逮捕される異常事態がおきています。このなかには、僕も面識がある女性一人も含まれていて、ガレキ阻止の運動を潰すために、やれることは何でもやるという姿勢がはっきりと読み取れます。

 本当にどうして、そこまでして、ガレキを大阪で焼却しなければならないのか、まったく理解不能ですし、市民が陳情書や請願を様々な形で、出し続けている実態があることを、公安手法的なやり方で逮捕して潰そうとすることは、一般市民の健康被害への不安をあからさまに隠ぺいしようとする流れだと僕は認識します。

 こうした、動きが、しかも試験焼却決定のニュースとシンクロして流れていることが、相手側の「意図」を感じる構図になっています。

 今、日本社会の中でおきていることは、健康被害を怖れ懸念する声をののしるどころか、国家権力のシステムを使って抹殺しようとする行為に出ているという事です。おそらく、他自治体でガレキ拒否の動きも伝えられる中で、大阪で「どうしても進めたい」という意志が露骨にむき出しになっています。

 これは、衆議院選挙が近づく中で、権力のパワーを巡る戦いの中で、橋下市長が、その拡大をもくろみ、これがある種の既存勢力の別働隊として機能している事と、強く連関していると僕は思っています。

 ただし、こうしたことは、チェルノブイリ後に、西ドイツなどでも、弾圧の実態として、反対者が逮捕される状況はおきました。ある意味、乗り越えるべき壁かもしれません。

 放射能の危険を回避することを主張することさえ、ぎりぎりまで追い込まれる日本。今は、放射能との闘いと言う意味でも、あるいは、国や権力との向き合いとしても、「戦時中」なのだと僕は思います。どちらにしても、闘い貫かない限り、僕らに明日はありません。絶望の中の、絶望の明日さえも、掴むことは難しいのです。


「私の様な人間が何人かいないとこの国は本当に駄目になる」細野衝撃発言。朗報相次ぐ三重ガレキ阻止。

2012-11-13 02:51:23 | 福島第一原発と放射能

【大阪・ガレキ阻止】 

本日夕方、試験焼却前の地元の住民説明会が、此花区民ホールであります。時間厳守。遅れたら入れません。午後六時受付開始、午後七時スタートです。身分証か住所をしめす郵便物が必要。大阪市民限定。
http://www.city.osaka.lg.jp/kankyo/page/0000163892.html

これに伴い、此花区民ホールの外で、同時間に抗議行動も開催。
http://oi55.blog.fc2.com/blog-entry-100.html

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 ガレキの広域拡散を主導し、北九州や地元静岡県民などに不要な被ばくを強要した張本人である細野豪志政調会長(元環境大臣)が次のように発言しているそうです。

「私の様な人間が何人かいないとこの国は本当に駄目になる。今の永田町を見て、国政を担う態勢を整えている政治家が少ない。」

 ぼくが、思うのは、人間とは、いろんな妄想を持つ自由は存在しますから、それは、どのようにされても、最後は構わないと思います。他者がどのような妄想を持たれても、他者である以上、本質的にそれをなんとかすることはできません。妄想で生きる方は妄想で生き続けるしかありません。

 しかし、その妄想が、事実であるかのごとく、メディアが報じている状況そのものへの違和感は、日に日に増しているばかりです。彼の発言を伝える伝え方が、ある意味彼の発言を肯定する流れにしかなっていないと、僕は思います。

 こうした発言をされることを、彼が何をしたのでしょうか。僕は知っています。

 ひとつは、安定ヨウ素剤を配らない判断に、彼が事故当時、加担したことです。官邸内の参与に「安定ヨウ素剤は配るべきだったんですかね?」と問いかけてきた彼に対して、「そりゃそうだろ。」と答えた話を知っています。彼は、甲状腺に疾病がおきる可能性を、高めたという事をなさいました。

 もう一つは、ガレキの広域拡散を、特に関東以西で無理やり進める努力を行ったという事です。北九州もそうですし、ご本人の選挙区である、静岡県で、ガレキの焼却処理が複数個所で実施されているのは、彼の尽力によるものであることは、周知の事実です。

 この二つの事象で、多くの子どもたちの甲状腺の疾患が発症する可能性を高めていただきましたし、いろんな呼吸器関連の障害をはじめとした、焼却によるさまざま被害がおきる可能性を、全国複数地区で高めていただきました。

 しかも、震災の地元処理すれば、その地元に落ちるお金を、関係ない自治体や関係ない企業にばらまくことにも貢献されていると思います。使う必要のない無駄な予算を使われることも積極的におやりになっていて、国民の血税をどぶに捨てる作業もして頂いていると思います。 

その細野豪志氏の発言です。もう一度かみしめてお読みください。

 

「私の様な人間が何人かいないとこの国は本当に駄目になる。今の永田町を見て、国政を担う態勢を整えている政治家が少ない。」

 

 僕はこういう政治家がのさばる国で生きていることが、己の、まずは、逃れられない現実であると、再認識しています。

 この細野氏がすすめていたガレキ広域処理には、ノーの声も続いています。三重県です。三重県がガレキ受け入れをさせようとしていた、多気町が、ガレキ受入れを断わりました。他の候補地、伊賀&名張は、伊賀市長に受け入れ拒否派が当選しましたから、これで、更なる朗報になりました。三重で残る候補地は、尾鷲市と熊野市。完全阻止まで、頑張りましょう。

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【11/16(金)夜 木下黄太 講演 IN 目黒】

 

 福島第一原発から、200キロである私の住む柏のホットスポットからはじめ、首都圏一帯は、放射能プルームにより、放射線の被爆地帯になってしまいました。
 そして、3.11から1年7ヶ月が過ぎ、ホットスポットや首都圏ではその症状が、急激に出始めています。
自分の身の回りに、健康被害が出ている方もそうでない方も、今こそ放射能の危険性を認識して、放射能による被害を防ぐためにも、疎開や移住を検討して頂き、できる方は、実行に移して頂きたい。
 あなたやあなたの家族を最後に守れるのは、あなた自身なのですから。
手遅れにならないように、どうぞこの講演会に参加して、その決断のきっかけにして頂ければと願っております。

 

 関東の放射能による汚染状況や健康被害の現状をお聞きしながら、質疑応答も交えて、話して頂こうと思います。 事前質問も、問い合わせメールに送信下さい。

 

開催日時
2012年11月16日(金) 18:30~20:45(開場18:00)

 

会 場
目黒区 中小企業センターホール (区民センターの目の前の1Fです)
目黒2-4-36
JR目黒駅徒歩12分
地図→ http://yahoo.jp/f_aGvQ

 

 

 

【参加費】900円(事前申し込み) →事前振込の無い方は、当日は999円になります。小学生以下は無料。中・高校生は500円

 

 

 

◎託児スペースできました(先着10名まで)1名500円。
お申込は、こくちーずは、事務局メッセージ欄へ。メール申込は、その旨お書き添えください。尚、乳児は受け付けておりません。幼児の年齢も記載ください。※託児料は当日お支払ください。

 

 

 

メール受付も開始致しました。

 

【お申込】こくちーずとメールで、予約受付いたします。(同時申込4名分まで) 
 ◆こくちーずで予約→http://kokucheese.com/event/index/58029/

 

 ◆メールで予約→1116.meguro@gmail.com 
  (どちらかに)meguro1116@yahoo.co.jp
 ☆メールの場合は、氏名、都道府県、連絡先(電話番号とメールアドレス)
  申込人数と参加希望の方のお名前を明記くださいませ。

 

 

 

※予約が完了しますと、返信メールが届きます。返信メールが24時間たっても、来ない場合は、上のメールアドレスどちらかに、ご連絡ください。 

 

ご予約後、11/15の午後3時までに、お振込をしてください。
お振込完了後、申込が完了となります。
※お振込後の返金は承っておりませんので、ご了承くださいませ。

 

【定員】350名(先着順)当日全席自由
【主催】木下黄太氏☆目黒講演会プロジェクト
【お問合わせ先】1116.meguro@gmail.com またはmeguro1116@yahoo.co.jp

 

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ヘレン・カルディコット博士の医師&専門家向けセミナー

 


11/18(日)東京医師&専門家向けセミナー 9時半から15時半(受付9時より)
中央大学駿河台記念館 東京都千代田区神田駿河台3-11-5(JR御茶ノ水駅徒歩3分)
 
11/25(日)京都医師&専門家向けセミナー 9時半から15時半(受付9時より)
京都府中小企業会館   京都市右京区西院東中水町17番地(西大路五条下ル東側)

残席は、両会場とも、かなり少なくなっています。セミナーの受け付けはhttp://www.frcsrus.org/japan「みんなのカルテ」(主催)でご確認下さい。

医療関係者優先ではありますが、意識のある一般の方の参加は歓迎いたします。


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ヘレン・カルディコット博士 一般講演 東京・徳島・岡山・京都→東京講演再度受付終了。

 

京都は申込が定員を超えました。キャンセル待ちとなります。入金で座席は確定します。

 

受付方法など詳細→ http://www.frcsrus.org/japan「みんなのカルテ」(主催)でご参照ください。

注意*参加会場によってお申込み方法が異なります。*定員になり次第、受付終了となります。*ご利用にならないお席を予備で確保されるのは他のお客様の御迷惑となりますので、ご遠慮ください。*お振込みの際の手数料はご負担ください。*追加講演は、博士のご都合でありませんので、ご了解ください。*申し込みの名前・住所と、送金の際の名前・住所が違っていて、事務局からメールしても電話しても連絡がとれない方が数名いらっしゃいます。振込から1週間経過しても入金確認のメールが届かない場合、各々の事務局までお問い合わせください。*携帯メールでメールの受け取り設定をご確認ください。返信メールが届かない場合があります。

11/17(土)東京一般講演⇒再度の募集受付も終了致しました。

 

11/23(金・祝)徳島一般講演 

日時:11月23日(金・祝) 開場:18:00  開演:18:30 終了予定:20:30
会場: あわぎんホール(郷土文化会館)4F大会議室 徳島市藍場町2丁目14番地

 

11/24(土)岡山一般講演⇒85%が申込済み。お急ぎ下さい。 

日時:11月24日(土) 開場:13:30  開演:14:00 終了予定:16:00
会場:岡山市勤労者福祉センター (体育集会室)   岡山市北区春日町5-6 

11/25(日)京都一般講演⇒キャンセル待ち状態。そろそろ厳しい。

日時:11月25日(日)  開場:18:00 開演:18:30 終了予定:20:30
場所:ひと・まち交流館 京都(大会議室)
京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1 (河原町五条下る東側)

 

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