ヘレン・カルディコット博士の大阪市役所、記者クラブでの会見は明日です。
明日の13:30から予定しています。当然、ガレキに関して話します。
橋下市長の表敬訪問を、15分間でもと、再三再四お願いしましたが、衆議院解散前から断わられ続けました。
週末に大阪市が、橋下市長が、ガレキを燃やすことを強行しようとする直前に、被曝に関しての世界的なパワースピーカーであるカルディコット博士の警告を伝えることになります。
政治はパフォーマンスと言い張る橋下市長に対して、そのパフォーマンスを超える警鐘を、彼女は鳴らすつもりだと思います。
そして、おそらく、日本がどこまで駄目になっていくのかを見定める会見でもあります。
海外にいる若い女性と直接スカイプでお話ししました。町田勤務、彼女の幼馴染の若い女性が、半年の闘病で、白血病で亡くなったそうです。その話を友人にしたところ、神奈川県西部在住の友人の同僚男性(40代)も似たような時期に白血病で亡くなっていたそうです。身近で他にも、病の話を聞き続けていて、ご本人もいろいろと考えられているようです。白血病も潜伏期間が通常ならばもう数年かかるのが常識です。ですから、関係ないかもしれません。しかし、被曝症状は、もともとあった疾患や疾患前の身体状況を、促進させると言われています。しかも、強い核種の影響が本当はどうなのか、勿論わかっていません。
とにかく、僕は、こうした話を伝えていきます。兆し。
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私の幼馴染(31歳独身)キャリアウーマンで、町田付近で仕事をしていました。原発のこととかは全く知らなかったと思います。2012年4月から具合が悪くなり、病院で検査したところ「白血病」ということでした。そして先週火曜日にこの世から去りました・・・。毎日怒りと悲しみで辛いです。。
原発の問題があったあと、私は地元が神奈川県相模原市なのですが、Mixiやらメールを通じてみんなに避難したほうがいいと伝え続けてきました。・・けど、やっぱり
「これが運命」とか何だとかいって、逆に弟からは「そういうメールをするな!」といわれてしまいました・・。
白血病で亡くなった友達にもメールをしたのですが、「私たち家族は大丈夫だよ。ありがとう」と。今思えばしつこくでも伝えるべきだったのか・・と悔やんでいます。
こちらにすんでいる日本人の友人に私の幼馴染の死を伝えたところ、「え?本当?私の同期も日曜日に白血病で亡くなったの!」と聞き、鳥肌がたちました・・
私の叔父(70代前半・相模原市)も頭の手術をしたらしいのですが、ずっと調子がよかったのに、突然「頭が痛い」といい、病院に行ったのですが、そのまま今年の春に亡くなりました。
あきる野に住んでいる友達の娘さん(6歳)は川崎病になりました。 今は落ち着いているようです。
今年はもう鼻血の話は聞かなくなりましたが、MixiやらFacebookで去年は鼻血が止まらないとか、肺炎になったとかいう話がすごく多かったです。
この全てが放射能が原因で・・とかは言い切れないのですが、もしかして・・と。
本当に毎日心配と不安でいっぱいです。何かしてあげられないかと。。
今まで木下様にメールをしようか悩んできたのですが、幼馴染の死で、伝えたい気持ちが強くなりました。
少しでも情報を提供できたらと思います。文章を書くのが苦手なので、読みづらいメールですいません・・・。
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きのうのカルディコット博士の記者会見は、記者も議員関係者も極めて少なく、僕は昨夜からけさまで、西日本への移動時間も含めて、ずっと悩んでいます。しかも、質問の中身が、一般講演の参加者よりも、はるかに低いレベルのものだったり、あきらかに推進側の視点しかない質問もあって、日本の記者や政治関係者がほぼ全部、「何にもわかっていないし、いまだに見ようとしていない」状況を再認識させられました。ほとんど人のいない議員会館の中を自由に使えたのは面白い体験でしたが、僕のやっていることが、まるで中心部にとどいておらず、己の非力を痛感させられました。
そういえば、この会見に、見知ったテレビ関係者が1人来ていて、3.11.後、はじめて話をしました。彼は、もともと因子はあったそうなのですが、去年の事故の後、白内障になったと僕に告げてきました。福島にも取材に行かれていたようですから、年齢から考えても早い発症は、やはり潜在的な因子がある人が被曝した場合に、促進しやすいということと関連があるのではないのかとも思いました。
このカルディコット博士の院内会見を、僕の講演会を宇部で主催してくれたスタッフが文字お越しをして頂いていました。転載しておきます。
ブログhttp://blog.goo.ne.jp/flyhigh_2012/e/416e97cea21ee803682a8b232a86119aは山口県内の放射能防御に関しての情報が満載です。
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皆様ありがとうございます。
私は医師として、また特に子供たちを診る立場の小児科医であったという立場から、本日は福島の事故の医療的な側面から影響についてお話を申し上げたいと思っております。
福島は人類の歴史上最悪の産業事故です。極めて深刻な事故で3つの炉のメルトダウンがおこるという、人類史上初の3連続のメルトダウン事故でした。とにかく莫大な量の放射性物質が放出されました。
そしてひとつ幸運だったことは最初の数日感、風が東から西へふいて、つまり太平洋へ向かってふいていたことです。そのあと風向きが北西方向に変わり、日本の南の方向にまで向かって放射性物質が拡散していくということがおきました。そしてその間、日本政府は放射性物質の拡散についてSPEEDIというシステムをもっていて、拡散の状態の評価があったにもかかわらず、パニックを避けるためというような理由で、国民に情報を与えることをしませんでした。ですから中には最も放射線の高かった方向へ向かって逃げた人が出てしまいました。
私自身、チェルノブイリ事故の推移をずっとそのあとを追って緊密に見てきましたけれども、その中で私が言えるのは、ロシア人の人たちというのは、ロシアの国は日本に比べるともっと積極的に人を移動させる、避難させるということに取り組んだと思います。国民を守るためにそのような行動をロシアの方がとったということを私は感じます。
日本の政府も、それから東京電力も理解していないことは、子供たちというのは放射性物質に対する感受性が大人の10倍~20倍とあるということです。放射線被曝に由来するガンにかかるリスクということで、子供の中でも男の子と女の子を比べた場合には、女の子の方がリスクは2倍になります。
そして成人と比べて胎児と比較してみると、胎児の方がそのリスクは1000倍~何千倍というリスクの高さになります。
そして福島の地域200万人の人がいて、福島市という、福島市も放射線が高いんですが、その地域に25万人の人口が住んでいます。私は日本政府が子供たちを線量の高い地域に住まわせ続ける、住むことを許しているということに非常な驚きを禁じ得ません。チェルノブイリの場合は同じレベルの汚染地域からロシアは子供たちを避難させました。私は日本政府が、日本の国が、東京電力や原子力産業から強い影響を受けたり、あるいは場合によってはコントロールされるというような状況にあることを知っております。
そしてまた政治家の皆さんというのは、医療的な側面や科学的なものに対しての知識があまり深いところまでお持ちではありません。
とくに福島県、特に線量の高い地域にいる子供たち、妊婦、それから子供を産む、出産ができる年齢の方々、そういった方々が高線量地域にいるということは、医療的な側面から見て非常に極めて深刻な問題です。
そして子供たちは一生、生きていく今後の人生の中でガンになる可能性が出てくるわけですが、ガンというのは潜伏する期間が結構長くあるということがヒロシマやナガサキの経験からわかっています。5年とか17年とかそういった長い年月がかかります。
そして当局の皆さんは福島の18歳以下の子供たち8万人の検査をしたと聞いております。とくに甲状腺の超音波検査をしたということでした。
そしてこの検査の中で40%の子供に甲状腺に何らかの異常が見つかったという結果が出ていますが、このような数字というのは小児科の見地からみますと極めてほんとうにまったく希な話であります。
子供たちの中には必ず今後、甲状腺のガンにかかる子供が出てくると思われますが、すでに12歳の男の子で甲状腺ガンが見つかっていますし、今16歳の女児が検査を受けてガンの可能性が極めて高いと言われて、更に検査をしているときいております。そしてチェルノブイリの場合は、このガンがではじめたのが5年ぐらい経ってからだったんですが、今現在日本でこれだけ症状と言えるものが出ているということは、この日本の子供たちは相当高い線量を受けたのではないかということが言えると思います。おそらくチェルノブイリよりも高い線量の被曝を受けたと考えられます。
医師としての私の立場からみると、日本の政府というのは、日本の人たち、人間を守ることよりも東京電力を守ることにがんばっているのではないかというふうに見えてしまいます。
そして高い線量の地域にいる特に子供たち、妊婦、それから子供を産むことができる若い女性なり、子供を産める女性の方たち、こういった方たちを移住させる、そこから避難させるというのは極めて重要なことだと私は考えていまして、そこでその移住のための費用を国の政府がきちんとまかなう、負担するということは非常に重要なことだと私は思っています。
ですから実際、非常に弱い立場にある、こういったような子供や妊婦さんや若い女性、そういった人たちよりも、実際、東京電力を守るために予算を使うということをしているのが、今の日本の政治だと思います。
そして放射性元素というのは食物の中に蓄積します。たとえばキノコ類、ほうれん草、お米、お茶、それから魚。放射性物質というのは、味はしません。匂いも全くしないし、目に見えることもありません。ですから福島からきた汚染した食品を人が口にしているわけですが、残念ながら日本にはその放射性を帯びた食品を食べることに実質的に規制がないというところです。そしてこういった魚とか食品とか放射性物質がある食品、たとえばセシウム137で汚染された食品を食べていると、何年か経った時に悪性の脳腫瘍とか筋肉腫とかその他のガンを発症する、ガンになるという可能性が出てきます。
そして例えば福島県の学校や幼稚園では、放射能を帯びている放射性物質が入っているような食事を子供に与えるというようなことをしています。これは医療的な見地から見ると「非道徳的」と言わざるを得ません。福島からの食品、とにかく毎週すべて検査をする必要があります。
そして検査の結果によっては販売をして口にするということがあってはいけないと考えております。そして魚ですが太平洋の魚には高い放射性レベルが検知されています。これは放射性元素が大量に海に投棄され放出されたからですが、この太平洋に放出されたこの放射性物質の量というのは、人類の過去の史上最高の量です。
私は400人の一般市民の方を前に講演をさせていただきましたが、そこで私が感じたのは、そこに来られた一般市民の皆さんが、一体どうしたらいいのかということを必死で知りたいと思っている、何が起きているかというのを必死で知りたいと思っていらっしゃるお気持ちでした。福島の結果どんな影響が起きて日本に今なにが起きているのかということを、広く一般の人に知らせる責任がメディアにはあると思いますが、今のところ全体的にみてその責任は果たされていないように見えます。
そしてこの福島の事故、これはまだ終わってはいません。まだ続いているわけです。そしていま40年、時間をかけてきれいにするといっていますけれども、科学的に見てきれいにするということはできません。これは科学的に言って不可能です。
セシウム137というのは300年残ります。そして福島はじめその周辺の汚染地域も汚染されたままです。食品の汚染も、そして人が汚染を受けたものも、300年あるいはそれ以上の時間続くわけです。
そして国の政府はどうも今回のこの大災害というか大事故がどれだけ長い時間がかかるものかという現実をよく理解されていないと思います。
そしてこれから疫学的に見ても白血病やガンや先天性の形成異常とかそういったものが今後70年間にわたって次々出てくるであろうということを私は思います。そのことを実は原子力産業も知っているのではないかと思います。福島に今、ガンに対応するための非常に大きな医療施設を作ろうとしていると聞いています。
そしてまた福島の原子力発電所の処理をするために極めて高い線量のところで作業しておられる作業員の方々についても、公に記録が人々に見える形で残されていない状態に今あります。そして高線量のところで作業をする人たちの放射線による被害の状態というのはきちんと記録がなされ、それが公の情報として出されていかなければいけないと思いますが、それが実際に可能になっていくかどうかは、このメディアによっているところが非常に大きいと考えています。
そしてもう一つ、最も重要な点なんですが、日本の多くの人に知っていただきたいことは、もし福島の地域でもう一度マグニチュード7以上の、7を超えるような大きな地震があった場合には、福島原発の4号機、この建物が崩壊する可能性があるということで、ここには使用済み核燃料の冷却用のプールがありますが、これが崩壊しますと、チェルノブイリで起こった10倍の放射性物質がさらに放出されるということが予想されているという点です。
そしてもしそのようなことが起きた場合、日本という国の大半の部分が、もう終わってしまうということです。それほどの大事であるにもかかわらず、多くの人がその現実にはっきりと気づいていないということだと思います。そして政治家の方はすでに、もし4号機に何かあってそういった崩壊とかの事故があった場合には、東京も今度は避難しなければいけなくなるというようなことをわかって言っていらっしゃいますが、一体3000万人の人をどうやって避難させるんでしょうか?
そして日本の政府もそれから東京電力も、外国の企業からの助け、あるいはアメリカのNRCからの助けや海外の専門家からの支援を得ることを認めていませんので、得ていない状態にありますので、4号機の補強する、強化をして安全にするためにぜひ協力を仰ぐべきだと考えます。今、日本だけ、東電だけで、いまこの対処をするのに、クレーンを設置して中の使用済み燃料を取り出すことができるようにするのに2年かかるということを言っていますが、その2年間、待っている間に何が起きてもおかしくありません。
そして最後に申し上げたいことは、がれきの問題です。福島の地域から出た、放射能で汚染された地域から出たがれきについて、これを他の地域で焼却するということを聞いています。焼却するということは、ダスト、灰が出るわけです。そのようなことをして、広めるということは、これは犯罪的なことだと思います。私からは以上でございます。ありがとうございました。
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ヘレン・カルディコット博士の医師&専門家向けセミナー
残席は極めて少ない。お急ぎください。
11/25(日)京都医師&専門家向けセミナー 9時半から15時半(受付9時より)
京都府中小企業会館 京都市右京区西院東中水町17番地(西大路五条下ル東側)
京都のセミナーの受け付けは→ http://www.frcsrus.org/japan「みんなのカルテ」(主催)でご確認下さい。医療関係者優先ではありますが、意識のある一般の方の参加は歓迎いたします。
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ヘレン・カルディコット博士 一般講演 徳島・岡山・京都
⇒京都講演は受付終了。岡山は満席、当日立見のみ。
受付方法など詳細→ http://www.frcsrus.org/japan「みんなのカルテ」(主催)でご参照ください。
注意*参加会場によってお申込み方法が異なります。*定員になり次第、受付終了となります。*ご利用にならないお席を予備で確保されるのは他のお客様の御迷惑となりますので、ご遠慮ください。*お振込みの際の手数料はご負担ください。*申し込みの名前・住所と、送金の際の名前・住所が違っていて、事務局からメールしても電話しても連絡がとれない方が数名いらっしゃいます。振込から1週間経過しても入金確認のメールが届かない場合、各々の事務局までお問い合わせください。*携帯メールでメールの受け取り設定をご確認ください。返信メールが届かない場合があります。
11/23(金・祝)徳島一般講演⇒空席あります。
日時:11月23日(金・祝) 開場:18:00 開演:18:30 終了予定:20:30
会場: あわぎんホール(郷土文化会館)4F大会議室 徳島市藍場町2丁目14番地
平惣各店、小山助学館徳島駅前店などでも前売りチケット販売中
11/24(土)岡山一般講演⇒満席。当日の受付は立見のみ。
日時:11月24日(土) 開場:13:30 開演:14:00 終了予定:16:00
会場:岡山市勤労者福祉センター (体育集会室) 岡山市北区春日町5-6
座席が満席のため、前売り券の受付を終了いたしました。
若干数の当日券を用意いたしますが、基本は立ち見でのご案内となります。
11/25(日)京都一般講演⇒受付終了。当日もなし。
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