【大阪・ガレキ阻止】
今回の逮捕で、よく分らない方にもう少し解説します。此花区の施設は、大阪市の施設で、まず施設内の立ち入りは、公開の場所ですから、ただ、立ち入ったからといって、不法侵入は成立するのは、ほぼありえないです。図書館も併設され、一般に公開されている場所ですから。そこで、今回適用されたのが「不退去」と言う話。施設を管理している大阪市側が、通告したのに、そこから立ち退かなかったことを、根拠にしています。その通告を言った言わないをベースにしたくないので、市側が退去要請のプラカードを掲げて、それを公安警察が撮影し、十数分の時間経過後、逮捕したという流れです。
ただし逮捕するに当たっては、法的な整合性、この人を逮捕して、この人は逮捕しなかったという事に、合理的な説明が必要です。あの現場では、他にも多数、人はいたのですが、特定の人物だけを指さし、女性に至っては、階段から突き落としてまで、逮捕しているようです。この人を逮捕して、この人を逮捕しなかった、法律的な根拠は極めて希薄と言わざる負えません。他の過去事例と比較しても。一般的な弁護士の友人とも確認したのですが、「起訴どころか、48時間拘留できるのが、限界の事案。ちょっと無理しすぎじゃない。」という返答があたりまえのように返ってきました。
法律的に言うと、こうして警察が、こういう流れで人を逮捕しても、少なくとも検察が起訴するのかしないのか(裁判にすすむのかねすすまないのか)で、その犯罪が存在すると言えるかどうかは、まだわからないのが、本当に基本的な話です。弁護士という仕事の人間は、起訴されているものでも、無条件に違法呼ばわりすることは、その職業の根幹からありえませんし、起訴前のものは推定無罪が根幹の機能です(弁護士と検察が相対して、裁判となります。つまり検察が裁判という場まで持ち込めなかった話を、弁護士が違法と認識するのは、原理的にはありえない。)。
だから弁護士の資格をお持ちのはずの、橋下市長が、この逮捕された方たちに対して、違法呼ばわりするのは、ある意味、「語るに落ちた」話になります。普通の感覚よりも、踏み出して、発言している。彼の意図、彼の思惑が、透けて見えています。
こうした言動の報いは、必ずあると思います。
逮捕者の中で、僕はお一人は面識があり、何度かお話をしたことがあります。この女性は、過去に他の市民活動歴もなく、小柄で、病弱。放射能の危険を強く感じて、この活動にのめりこんでいた人です。どこかの組織の後ろ盾もありません。全員過激派とかのウソのイメージで、当局はごまかしたいようですが、 ガレキの問題がなければ、他のことをして暮らしていたタイプの女性です。この問題がおきて、はじめて立ち上がった女性。そういう女性も、大阪府警は逮捕しました。その上には、当然松井府知事がいますし、松井府知事は橋下市長の傘下にしかおられません。
普通の市民を、通常おこなわない手口で、逮捕したことは間違いありません。
ただし、こうした逮捕がおこなわれることは、ある意味、戦争は「次のステージ」にすすんだことも意味します。とにかく、橋下市長との「ガレキ阻止」を巡る闘いは、さらに本格化したということです。放射能、放射性物質の拡散をノーという事が、この闘いの根幹になります。つまり、こうした逮捕をしてまで、あからさまに市民を抑圧し、押し付けようとする、大阪市でのガレキ焼却に対して、さらなる皆さんの抗議が必要です。
全国の読者の皆さん、逮捕された人たちのためにも、ガレキ焼却を大阪市にやめるように、声を上げ続けて下さい。
弁護士費用など、皆さんの支援が必要になると思います。関係者から支援要請があれば、このブログで皆さんに情報をお伝えいたします。
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東京在住の年配女性で、2011年3月14日静岡県三島市、15日静岡市、16日~26日名古屋と移動。
少しずつ移動し、東京に30日に戻ったそうです。新幹線での移動でした。
今年夏の終わりから体調不良があり、
検査した結果、数ミリのサイズの甲状腺がん(乳頭がん)が見つかったそうです。甲状腺の病気に罹った家族はなく、遺伝的な要素はあまり考えられないそうです。
本来数ミリレベルの結節や腫瘍が、事前の細胞診で、悪性腫瘍と判断できないケースも多くあり、そうした点でも、数ミリのものが、実はがんとなっている可能性があることを、否定すべきではないという事例です。特に結節的な形状となっていたり、石灰化と表現すべき状態であるケースは、注意が必要です。医師の皆さんの認識が強くなるはずの要素と思います。年配の女性なので、サイズから考えても、他への転移は早くないでしょうから、あわてなくてもよいケースでしょうが、これが20代、30代の女性やお子さんなら、転移の危険も要注意です。スピードが違いますから。
この方の話で、さらに、気になるのは15日のフォールアウトの際は、静岡市までは避難していたため、ここでの初期フォールアウトによる被曝は、都内よりもかなり少なかったはずという事です。次のフォールアウト、20日、21日は名古屋で、この際は、ほぼ被曝はなかったでしょうから、初期フォールアウトは、全体としてはかなり少なくできていました。3/30迄、東京に戻っていませんし。
そういう女性でも、最近できたとしか考えられない、数ミリの甲状腺がんが都内で見つかるという意味合いです。
継続的に、微量の放射性物質を、去年の三月下旬から吸う事、継続した被曝環境で、吸気がさらされているという状況。これが、東京の現実です。そして、その結果で、甲状腺がんがおきはじめていると、僕は思います。
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いよいよ、明日。【11/16(金)夜 木下黄太 講演 IN 目黒】
関東の放射能による汚染状況や健康被害の現状をお聞きしながら、質疑応答も交えて、話します。
事前質問も、問い合わせメールに送信下さい。
明日です。予約無でも直接、現地へおいで下さい。
開催日時
2012年11月16日(金) 18:30~20:45(開場18:00)
会 場
目黒区 中小企業センターホール (区民センターの目の前の1Fです)
目黒2-4-36
JR目黒駅徒歩12分
地図→ http://yahoo.jp/f_aGvQ
【参加費】事前振込の無い方は、当日は999円になります。小学生以下は無料。中・高校生は500円
【定員】350名(先着順)当日全席自由
【主催】木下黄太氏☆目黒講演会プロジェクト
【お問合わせ先】1116.meguro@gmail.com またはmeguro1116@yahoo.co.jp
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ヘレン・カルディコット博士の医師&専門家向けセミナー
11/18(日)東京医師&専門家向けセミナー 9時半から15時半(受付9時より)
中央大学駿河台記念館 東京都千代田区神田駿河台3-11-5(JR御茶ノ水駅徒歩3分)
11/25(日)京都医師&専門家向けセミナー 9時半から15時半(受付9時より)
京都府中小企業会館 京都市右京区西院東中水町17番地(西大路五条下ル東側)
残席は、両会場とも、かなり少なくなっています。セミナーの受け付けは→ http://www.frcsrus.org/japan「みんなのカルテ」(主催)でご確認下さい。
医療関係者優先ではありますが、意識のある一般の方の参加は歓迎いたします。
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ヘレン・カルディコット博士 一般講演 東京・徳島・岡山・京都
⇒東京講演、京都講演は受付終了。岡山は満席間近。
受付方法など詳細→ http://www.frcsrus.org/japan「みんなのカルテ」(主催)でご参照ください。
注意*参加会場によってお申込み方法が異なります。*定員になり次第、受付終了となります。*ご利用にならないお席を予備で確保されるのは他のお客様の御迷惑となりますので、ご遠慮ください。*お振込みの際の手数料はご負担ください。*追加講演は、博士のご都合でありませんので、ご了解ください。*申し込みの名前・住所と、送金の際の名前・住所が違っていて、事務局からメールしても電話しても連絡がとれない方が数名いらっしゃいます。振込から1週間経過しても入金確認のメールが届かない場合、各々の事務局までお問い合わせください。*携帯メールでメールの受け取り設定をご確認ください。返信メールが届かない場合があります。
11/17(土)東京一般講演⇒受付終了
11/23(金・祝)徳島一般講演⇒空席あります。
日時:11月23日(金・祝) 開場:18:00 開演:18:30 終了予定:20:30
会場: あわぎんホール(郷土文化会館)4F大会議室 徳島市藍場町2丁目14番地
11/24(土)岡山一般講演⇒90%が申込済み。残席30席切る。お急ぎ下さい。
日時:11月24日(土) 開場:13:30 開演:14:00 終了予定:16:00
会場:岡山市勤労者福祉センター (体育集会室) 岡山市北区春日町5-6
11/25(日)京都一般講演⇒受付終了
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「3・26政府交渉ネット事務局」より緊急のお知らせがあり、転載します。福島県内の新型小型焼却処分場建設問題に関することです。
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福島県内で汚染が比較的少ない地域にあえて放射性物質を合法的に焼却させる
新規小型焼却処分場建設が進められています。
新規開設場所予定地は、北茨城市に隣接する、
東白川郡鮫川村青生野十日塚(さめがわむらあおのとおかつか)です。
3・26政府交渉ネット事務局では、最終処分場問題と同時に小型焼却場建設の
実態調査を進めている中で、今回の東白川郡鮫川村青生野十日塚(さめがわむらあおのとおかつか)
地区の問題を調査中の中、緊急のお知らせをすることになりました。
今回の建設にはいくつかの問題点があります。
ひとつは、「小型焼却施設」が問題であるということです。
大型焼却施設は、さまざまな法的な縛りがありますが
小型焼却施設には法の縛りがほとんどありません。
ふたつ、中間処理施設を装いながら、最終処分場としての役割を
既成事実化する可能性が含まれていると言う疑念があります。
三点目、東白川郡鮫川村青生野十日塚(さめがわむらあおのとおかつか)地域は「水源地区」です。
同時に東白川郡鮫川村青生野十日塚地区は、天然記念物であり「準絶滅危惧」のヤマネの生息地にもかかわらず、
建設を進めている点です。
タイミング良くこのヤマネが不可思議にも「絶滅危惧種」を所管する環境省の
平成24年発表の新レッドデータブックから「準絶滅危惧」の種にヤマネが外されていたと言う事実です。
3・11以降政府・環境省・官僚たちの詐欺師的な、なりふり構わぬ手法をやというほど経験している中では、
ヤマネを焼却処分場建設のために除外したのではないかと推察しています。
四点目は、環境省は有害物質を除去し、更に放射性物質までも「バグフィルター」で除去できると言う、
架空の神話を作りだしています。
ご存知のように東京二十三区清掃一部事務組合傘下の複数の大規模清掃工場で、
アスベストが検出されています。
「バグフィルター」では、99,999%摂れると言う神話はすでに崩壊しているにもかかわらず、
小型焼却炉でも「バグフィルター」を取り付けたら放射性物質は除去できると言う論法は詭弁であると言う点です。
五点目、この建設決定は、環境省と鮫川村・村長 大樂 勝弘氏が極秘で合意し、地権者(約30)を
纏めた後、村議会に計っています。村議会と言っても民主主義の政策決定過程の
透明性は求められなければなりません。
今回の小型焼却施設設置の政策決定の不透明さは際立っています。
その後この東白川郡鮫川村に東京電力は9月13日までに福島県鮫川村に対し、
福島第一原発事故の損害賠償として約3800万円を支払った。
東電が自治体に対し賠償金を支払うのはこの鮫村初めてのケースだという
報道もされています。
六点目は、建設にあたっての周辺住民への説明会が一切なされないと言う
点です。村議会と地権者のの承認だけで建設が許されることになれば
突然、法的な縛りも無い小型焼却施設が、福島県下に無数に設置される可能性に
道を開く可能性があります。
以上の点を踏まえて、今回の東白川郡鮫川村青生野十日塚小型焼却炉建設を
全国の広域震災廃棄物(放射性廃棄物瓦礫)阻止の戦いと同質の布陣で
阻止しなくてはならないと3・26政府交渉ネット事務局は考えています。
是非、多くの方々に東白川郡鮫川村青生野十日塚(さめがわむらあおのとおかつか)新設
小型焼却施設阻止の声を挙げていただきたいと事務局は訴えます。
【鮫川村の焼却処分場建設中止を求める声をお寄せ下さい】
国は、除染とそれに伴う落ち葉等の焼却処理を各市町村で進めようとしています。
その第一号となる焼却炉建設が福島県県南の鮫川村において今週にも着工される予定です。
予定地から町村境を隔て1.5㎞の隣町に住む私は10月にこの計画を知り、
急ぎ鮫川村へ確認したところ、「地権者と周辺村民30軒に対し説明し同意を得た」とし、
他市町への説明は行わないとのこと。計画は殆どの村民にも知らされていませんでした。
予定地名も「風評を懸念する地権者からの要請のため」非公開とされています。
人口4千人の村で、焼却処分のために3年間で7億円もかける大型事業ですが、
このような方法で推し進められることに大きな不信感が広がっています。
事業主体は環境省で、計画によると焼却予定の落ち葉や稲わらのうち最も汚染度
の高いものは3万ベクレル/kgに達しています。情報公開請求から入手した資料によると、
鮫川村に先行する実験が飯舘村、大熊町で実施されたことが分かりました。
実験結果を見ると数万ベクレル/kgの有機物を燃やした後の灰には
50万から2百万ベクレル/kgを上回る数値が出ています。
このような超高濃度の灰は中間貯蔵施設ができるまでの3年間予定地に保管されるそうですが、
鮫川村の話では5~10年かかるとの見通しです。
予定地は地下水豊富な水源地であり、このような場所で10年間安全に保管できるのか、
その後国は引き取るのかきわめて疑問です。国は各地に設置を進めようとしていますが、
早期にこれを止めなければ更に多くの住民が苦しみます。
以下ブログから工事中止の声をメールでお送り頂きたく、ご協力をお願い致します。
ふくしまの里山を次世代に http://blog.goo.ne.jp/no-nuclear
塙町在住 和田央子
放射性廃棄物全国拡散阻止!
3・26政府交渉ネット
http://gareki326.jimdo.com/