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【 川島なお美さんの命を奪った胆管がん、人工の物質が発症頻度を引き上げた過去事例、「風評被害に負けるな」という本人ブログ 】
『2015年真夏 木下黄太の大放談(10)』
【 健康被害の顕在化と日本におけるジャーナリズム不在という不幸 】
【 あなた自身は「西からの復興」の一翼となれるのか? 】
毎週金曜配信の木下黄太メールマガジンの最新記事タイトル。
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名古屋など中部地方で、最近になって、頻繁に流れているCMがあります。
このCMに併せて、ホームページ上で、その企業社長がコメントを載せています。この会社にとって、今回のCMが如何に大切なのかも、よくわかるコメントです。
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みなさま、すでに「はじめる部」のCMはご覧いただけましたでしょうか?このシリーズは、当社が「はじめる部」という新組織を立ち上げ、部長の香川照之さんと、鈴木ちなみさんをはじめ部員4名が、知恵を絞り、汗を流しながら、次々にお客さまに喜んでいただける新しいサービスやメニューを”はじめていく”ものです。もちろん「はじめる部」の部員たちだけではありません。当社はお客さまにより一層の「ご満足」をお届けすることができるよう、全社員が一丸となって取り組んでおります。そして、これからもお客さまのご期待にお応えすることができる会社であり続けたいと考えております。今後とも、「はじめる部」、そして中部電力にご期待いただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
http://hajimeru.chuden.jp/index.html より引用。
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中部電力が、おこなっているCMです。
保守層のみならず、リベラル的な都市住民にも好感度の高い、俳優の香川照之氏などを使って、「はじめる」ことに懸命になっている中部電力社員たちの様相を見せるという仕掛けです。
こんな簡単なメッセージをCMというスタイルで流している話です。
好感度の高い俳優が、何かを「はじめる」ために、奮闘する。同じ職場のメンバーが努力し解決する様子を伝えることで、その会社=中部電力を無意識に礼賛する意識構造をテレビ視聴者に受け入れさせ、さらにはCM中の俳優達が何かに夢中になって「はじめる」作業に、視聴者の共感を呼び込ませるようにしている仕掛けです。
有体に言って、中部電力が何かを「はじめる」ことを、世間が肯定的に感じるように、無意識に誘導するような仕掛けを、CMを通じて行っていることです。
これが何かは言うまでもありません。
元々革新的な社風が強いわけではない中部電力。あらたに「はじめようとしている」ことは、まず一つだけ、はっきりしています。
浜岡原発の再稼動は間違いなく、中部電力が「はじめようとしている」ことです。
こうした原発再稼動に反対する層は、当然ながらリベラル的感覚の強い都市部住民が多いです。こうした意識層に好感をもって受け入れられそうなタイプの俳優、香川照之氏を使ったこのCM、広告代理店の作戦はよくできているなと、敵ながら感心はします。
でも、この程度の仕掛けに、中部地方の人々がどこまで声をあげて考えているのか、被曝回避側の人々の意識はどうなのか、まさにそれが問われる事になると思います。
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福岡市南部のエリアでも開催いたします。
【10/24(土)木下黄太講演 in南福岡】
申込み⇒http://www.kokuchpro.com/event/9c5b6246dcc47fd8919e25325a990be8/
「放射能による健康被害と現状について」
会場 博多南地域交流センター さざんぴあ博多 多目的ホール
福岡市博多区南本町2丁目3番1号 西鉄雑餉隈駅徒歩2分、 JR南福岡駅徒歩9分
開場 9:15 開演 9:40〜11:40
「2011年3月11日から早くも4年半が経ちました。放射能被爆による健康被害も一層深刻さが増しています。
九州でも川内原発が再稼動すると同時に、火山・桜島が活性化するなど懸念は広がります。
現実に冷静に対処していくためにも、今私たちに最も必要なのは正しい情報です。
放射能による健康被害と現状について、ジャーナリスト木下黄太さんからお話をうかがいます。
参加申込みはこくちーずからお願いします。事前申込が参加費がメリットがありますので、ご予約ください。」
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岩手県の盛岡市で初開催。
【10/18(日) 木下黄太講演会 in盛岡】
13時半―16時 (開場・受付13:15~)
会場:盛岡市アイスアリーナ 第2会議室
(盛岡市本宮5-4-1 Tel:019-658-1212)盛岡駅からのバス路線:盛岡駅前東口10番バス乗場より盛南ループ「200」下川原先廻りに乗車→アイスアリーナ前で下車 所要時間約11分
申込み&詳細⇒http://www.kokuchpro.com/event/45195674a463dbf0d0d26888a4c69516/
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秋田は3年半ぶりに伺います。
【10/19(月)木下黄太講演会in秋田】
「原発事故の放射能影響 チェルノブイリとの比較」
10月19日(月)午後6:00~8:00
秋田市にぎわい交流館AU(あう)4階研修室1
秋田駅西口から徒歩10分 新・秋田県立美術館隣接 秋田市中通一丁目4番1号
参加費 無料 (主催団体の意向で無料。資料代のみ300円。)
主催: 環境と暮らしを考える集い(問い合わせ:村上 090-7567-2562 lazycat@ed.akita-u.ac.jp)
「福島県で行われている小児甲状腺検査では、放射能で汚染される以前と比べ、多くの患者数が報告されています。急病人の数や救急車の稼働率があがっている地域もあります。チェルノブイリの影響で17年ほどの期間に百万人近い死者が出ている(『チェルノブイリ被害の全貌』岩波書店)という研究もあります。健康被害の現状は、そして今後は?2011年から土壌調査や健康被害に関する情報の集積にあたり、低線量被曝問題を専門とするユーリ・バンダジェフスキー博士(写真下)の講演を行った気鋭のジャーナリスト木下さんがテレビや新聞では知ることのできない、今後の私たちにとって大切な情報を話してくれます。近年の、ウクライナの首都・キエフでの映像報告もあります。」主催者より。