「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
重要なことはメルマガで展開していますので、ご購読下さい。

人は人の生死に、どこまで関わるべきなのか。

2011-12-20 03:34:32 | 福島第一原発と放射能

自分の父親が亡くなる前に、癌の治療方針について、散々父親と話した事があります。

癌の状態は七年続いていて、そこまでもよくもったと思っていたのですが、ある事で悪化していました。

病院の対応も遅れていました。

まず、その二年前にもその病院の対応が遅れて、黄疸が出始めた事があり、緊急入院。

今度はダメかと思いながら、有名大学病院の待合室で豆乳を飲んでいました。

そこにインターンらしき学生たちが、四、五人。楽しそうに話していて、僕は後ろで考えながら座っていました。

「おそいじゃん」

「今日入院の患者さんが。大変でさあ。」

「どう大変なの?」

「まっ黄っ黄なんだよ」

「黄色なの?」

「顔が黄色、肝臓の癌でさあ」

「まっ黄っ黄。まっ黄っ黄」(一同大笑い)

彼らが話しているのは先程入院した父親の事です。私は腹が立って彼らの顔を睨みつけようかと思いましたが、それよりも思い直して、

彼らの名札を覚えました。

その夜。担当の教授の自宅に電話。事の顛末を話し、父の事をお宅のインターン達は笑い物にする教育をしているのかと詰め寄りました。

「そんなはずはない」と言う教授。「許さない」と僕は念押ししました。

次の日から、父親の診療体制がこれまでと変わって緊張した感じが伝わって来たと後から聞きました。

「危ないかも」と言われた父親は、難しい手術も成功し、生還しました。多分、僕があの光景を目撃して、反応していなければ、それで死んでいたと思います。良くも悪くも、僕がそこで、発言した事で二年間はながらえました。

そして、その二年後は、余命半年の選択。どうやら、病院の体制が不備があり、その半年前の検査で相互確認がなされず、状況が半年放置され、余命宣告になったようです。僕は、父親が従来行っていた癌治療のスキームも手法としては評価していましたが、このスキームの限界がきたと考えました。そこで別の治療法に切り替えたら転機があるかもと考えました。そこで、またその教授と問答です。「余命半年ですよね。」「ええ」「それは、そちらの治療方法は」「やれることがほとんどないですね。」「すいません。A医師のこの方法を試したいですが、可能性は?」「A先生、あっそれは、また違います。まあ大変ですが、私の知り合いもそこに通っていましてね。状況が変わる時もかんがえられますね。そこならわかります。」「だとしら、転院させても構いませんか」「あっ、お付き合いが」「直接、存じています」「としたら、試してみると良いと思います。確かに可能性は高まりますから。」

僕は延命可能性があるとみて、父親を説得しました。しかし、父はなかなか応じません。これまでの診察体制、診療なら受け入れられるのですが、これまでと変えるのが嫌なのです。そう言い張りました。そのまま、田舎の徳島に帰り、容態が微妙な状況になってきました。

徳島でも地元で入院。水も溜まり始めます。説得して説得して、一度はその病院に転院を応諾しました。しかし、移送前日の夜、どうしても嫌だと言い張ったそうです。「死ぬのは仕方ない」とも。

僕は何回も何回も考えましたが、死ぬ、生きるは、大人は大人本人の選択。子供とはいえ、父親の選択に関わるべきではないかもと。

父はその流れで亡くなりました。

恐らく転院して治療していれば、その新しい環境が大変で、治療も辛い事も多かったと思いますが、さらに三年程度は延命したと思っています。七十代前半で亡くなっているし、がん発症後七年生存、さらにがん発症前に自分の病気の情報を家族、少なくとも僕と共有して、医療的な処置をしていれば、治療に負担はあっても、発症も遅らせられたと理解しています。

僕は最後は生死の関与をあきらめたのですが、やはり関与すべきだったと考えています。当初の病気の段階で関与していれば色んな形で、先に癌の発症を防ぐ事ができたのではないか。また、余命宣告後の、関与は、父が何を言おうと聞かずにやるべきだったのではとも。

人の生死にどこまで関わるべきなのか。これは、難しい問題です。それでも、僕はこういった経験を考えながら、関わりたい相手には関わるしかないと思っています。それが、僕の立場です。極めて限定した人には(ほとんどいません)、リアルに関わります。

今回の放射能被害についての僕の考えは、そうした思考に基づくところも多いと思っています。

これは、「避難」ということを僕が提唱している事にも繋がっています。「避難」することによって繋がる命がある。そうだとしたら、「避難」という選択肢から人は逃げてはいけない。環境の変化は怖いけれども、命の変化はもっと怖い。「避難」を呼び掛ける事が、一年が経つまでは、少なくとも第一選択肢となります。

防げる事をどこまで防げるのか。僕はどこまで闘えるのか。この闘いは、政治的かつ社会的な様相を帯びながら、力強い形で展開して行かなければならないと思います。このためには、僕はいかなる相手とも立ち向かう決意をせねばなりません。その妨害者達は、どうにかして駆逐せねばなりません。

 

 

 

そう確信をもつ僕からすると、あなたの命に関わる事は、僕の人生で最も大切な事になります。

「自分が放射能でやられても、それは自分の選択であって、木下さんが自分を責めるのは論理的におかしい。どうなっても自分。言われている事は広い意味でのデータとして聞いている。自分のことは自分で選択」

違います。僕は父親を見ていても良く分かります。人間は、自分がまずい状態に置かれている時に、正常な判断は出来ません。被曝地で、世田谷の自宅の土壌が500Bq/kg以上汚染されていて、室内の埃は1500Bq/kgになっています。その環境でいた場合、健康被害がでないと信じる方がおかしい。リスクと言う事を考えると自分の健康や命よりも大切なものは、ありません。あなたが積み重ねたものは、命よりも重いものはない。何もない。僕はあなたの命にコミットメントすると考えている。それが不首尾に終わった時には、自分を責めるしかない。どこまで関われるかしか、僕には方法はない。僕にはあなたそのもの、あなたの命より大切なものなど何一つない。付随物は全て必要ない。くだらない。

データを与える事は大切ではない。大切なのは、与えたデータで考える事。聞くだけじゃない、見るだけじゃない、考える事。

「情報はみている。ブログもみている。でも、粉ミルクの感覚を共有しないと言われても困る。まわりで、ばたばた倒れたら、それはいくらなんでも考えるけど」

周りでばたばた倒れたら、手遅れなんです。被曝を考えない人々の共通感覚にはまっていくと、言い訳だけを、あなたは探し始めている。無意識に。この無意識の言い訳が、あなたを手遅れにする。放射性物質をなめてはいけない。取材にきた大手通信社の記者も、放射性物質のことをあきらかになめていた。なまじ知識のある立場のマスコミ人や専門家ほど、放射性物質をなめはじめる。こんな危険な微粒子に人は勝てない。こんな当たり前の事から目をそらそうとする。逃げるな。逃げても、何の担保もない。粉ミルクのことは、当たり前の話。当たり前の人が、当たり前に思う事を、「政府の基準批判の問題」と図式化して処理している感覚が、リアルを見たくなくなっている、あなたの意識の証左にすぎない。追いつめられるのは自分。それから、逃げている。決断しない事は何もならない。何にも。僕は言い続ける。関わり続ける。

この問題で、あなたに避難をして欲しいと思う事と、僕は父親の命の流れに噛みこんで行った事は、本質的に同じ事だと確信している。

人は人の生死にどこまで関わるべきなのか。命と言い換えても良いと思う。僕にも答えはもちろんない。もちろんないけれども、大切なあなたの命を守る為ならば、僕は僕の命に換えても、守らなければならないところまでいくのかもしれない。ぎりぎりの事を積み重ねないと、大きな事柄の流れは一切おきてこない。あなたがあなたの命を守ろうとすると、本質的に皆が皆、自分の命を守ろうとする。それをする者と阻む者のせめぎ合いにすぎない。あなたは、どちらにつくのか。あなたは、どちらの者なのか。僕はこちらに来るべきだと思う。何としても。

「流れができたら、巻き込まれたらそうするかもしれないけれども。でも考えられない。」

僕の父親が、生死の狭間に立たされた時に、一度は僕がコミットメントして、事態は好転しました。二度目は、環境を変えることに父親が抵抗し、僕が父の生をあきらめたことで、事態は終焉しました。流れができて、巻き込まれる事態にならないと考える思考は、身近な生活スタイルと関係に取り込まれていて、あなたが変化を怖れているから。七十を過ぎた年寄りが、死よりも変化を怖れる事を、受容した事すら、僕は後悔している。しかも、あなたは三十代。生や命が大切で、環境の変化を怖れ始めている様子が奇妙。ある種の保守的な立場から、自分を変えていく志向がもともとあったのに、どうしてこういうスタイルで放棄したがるのか。それが、あなたが元来、志していた事なのか。何とも言えない雰囲気に取り込まれる事に抗する術がなければ、最後は独力ではどうする事も出来なくなる。僕は状況が分かっている。助ける事も出来る。あなたが大切なのだ。だから、どうしても助けたい。それしかない。

自分で自分をごまかすな。

自分の人生を、自分のちゃんとした幸せを、本当に他者があなたに関わる可能性を、諦めないでほしいと思う。

 

僕は何があっても諦めない。

=====================================================

本日です。緊急講演会『木下黄太 in  静岡・島田』   

      ~放射能とガレキ問題を考えます~
12月20日(火)  午後6時開始 (5時45分開場)
                  静岡県島田市地域交流センター ぽぽろ 託児室あり
                  参加費五百円
                  座席確保のため、予約を! rpshimada@gmail.com
 
当初週明けの月曜開催予定が、火曜に変更になりました。ご注意ください。
島田市のガレキ受け入れ表明について、静岡県民の方たちから緊急要請されて、急遽開催いたします。
================================================
12/21(水)  17時開始予定 大阪 「討論Barシチズン」でトークイベント。
 
放射能被害とガレキ問題について話します。
   
入場料:1,000円(フリードリンク)

討論Barシチズン:大阪市浪速区日本橋5丁目14-20
(地下鉄堺筋線「恵美須町駅」1-B 出口より徒歩2、3分)
TEL.06-6537-7672


================================================

クリスマスも話を致します。江東区は都内でも汚染の厳しいエリアです。

「12/25  木下黄太講演会in江東区豊洲-福島第一原発事故後の今」

日時 12月25日(日)
開場  9時30分 
開演 10時~12時(質疑応答含む)
場所 江東区 豊洲文化センター B1レクホール 定員150名
地下鉄有楽町線豊洲駅
東京臨海新交通ゆりかもめ豊洲駅 
徒歩一分

豊洲文化センター専用の駐車場はありません。
近くにある「スーパービバホー厶豊洲店」、「ららぽーと豊洲」の駐車場がご利用できますが、なるべく電車でお越しになることをお勧めします。

参加費:500円
※託児はご用意できませんが、お子様連れでの参加もお待ちしております。
お子様連れで予約をする場合は、何席必要かを書いて下さい。
一席ごとに参加費は必要になります。
よろしくお願いします。

主催:江東区辰巳「放射能と生活を考える会」
寒河江(さがえ)

ご予約(お名前、住所、電話番号、参加人数を記入)、お問い合わせはメールにてお願いします
hskk2011@yahoo.co.jp

当日、スタッフが不足しておりますので、9時からの椅子出しをお手伝いしてくださる方がいらっしゃれば、ぜひご協力お願いします。

 


ドイツ人特派員の本音「東京は、安心して子どもを育てられる町ではない。被曝の不安があるから。」

2011-12-19 02:39:39 | 福島第一原発と放射能

12月15日、ドイツの「ハンデルスブラット」に、東京特派員のスピーチを紹介する記事が掲載された。以下、記事の全文訳。(Eisberg訳。次のブログより転載しています。)http://d.hatena.ne.jp/eisberg/20111216/1324014227

======================================================================


        原発事故後の生活


ヤーン・コイヒェル氏は東京特派員である。コイヒェル氏は「フクシマ」に苦悩する日本とともに苦悩している。デュッセルドルフ議事堂にて、同氏は「原子力災害後の生活」について語った。

 

ーーーーーーーーーー


去年、私はこの特派員会議の場で、中国特派員である同僚のプレゼンテーションを聴きながら、こんなことを考えていました。「日本についてプレゼンテーションをする番が来るのは、いつの会議でのことになるかな」それまで日本は世界で第二の経済大国として、経済的には確かに重要な位置にありましたが、多くのジャーナリストにとって退屈な国でした。飽和状態の工業国。いまや、アジアと言えばそれは中国を指します。中国、中国、とにかく中国なのです。



3月11日はこの構図を少なくともしばらくの間、変えることになりました。もちろん、世界経済を活性化させる国が中国であることに変わりはありません。しかし、今年の絵、2011年の絵を記憶の中に呼び起こそうとすれば、我々は皆すぐに、あの地震と破壊的な津波、そしてフクシマ原発事故のことを思うでしょう。ですから、今日のこの会議で私が壇上に立つことになるだろうということは、わりあい早くからわかっていました。


今日、私はとても複雑な思いでこの場に立っています。みなさんにフクシマの悲しい状況についてのみ、お話するべきかどうか考えました。状況は本当に気が滅入るものだからです。ですから、事故のことばかりではなく、日本の一般的なことについてもお話しようかとも考えました。しかし、スピーチ時間が当初の予定の10分から7分に短縮されましたので、その部分については、このことだけを言っておくにとどめたいと思います。日本は本当に美しい国、とても心優しい人びとの住む国です。


3月11日のフクシマ事故は、私にとってとても個人的な出来事です。あのときの地震を自ら体験したのです。地下40メートルの地下鉄の駅でのことでした。死の恐怖とはどんなものか、今の私は知っています。そして私は、あと数日で日本特派員ではなくなります。予定より早く任期を終わらせて欲しいと本部にお願いしました。何故なら、私には3歳の息子がいます。私には息子に対する責任があります。私の目から見て、東京は現在、安心して子どもを育てられる町ではありません。被曝の不安があるのです。


こう考えるのは私だけではありません。お子さんのいるフランクフルター・アルゲマイネ紙の女性特派員も同様の決断をしました。彼女は来年1月1日付けで北京へ戻ります。ドイツ在外商工会議所は、小さな子どものいる人はもう誰も日本へ駐在に来ないと言っています。大使館でも日本への駐在を拒否する職員がいます。大使館が職員に推薦するドイツ人医師も、ドイツ人やフランス人の患者はもうほとんど来なくなったと言っています。


どうしてだかおわかりでしょうか。フクシマは、ドイツのマスメディアではほとんど報道されなくなりましたが、日本にとって、日本の住民にとっては日々、継続進行しているのです。実際に毎日、フクシマのニュースが日本の新聞の一面に載っています。



「私は泣くわけにはいかない」


事故の報道が絶えないのは当然です。今になってようやく事故の影響がはっきりと目に見えるようになって来たのですから。フクシマとその周辺の汚染は明白です。福島第一原子力発電所周辺地域の状況は本当に酷い。除染作業は困難を極めています。汚染物質を集めて保管するだけでも30年かかり、環境省はそれには140億米ドルかかるとしています。2800万トンの汚染された土壌、2300万トンの瓦礫を保管しなければならない。どこへ保管すればいいのでしょう。それすらもまだ決まっていません。多くの県が放射性のゴミの保管を拒否しています。


原発自体の現状も安定した状況とは到底いえません。東電の最悪のシナリオによると、冷却装置が再び機能しなくなれば、38時間以内にまたメルトダウンが起こる可能性があるのです。


影響を大きく受けた地域では、精神的に病気になる人が増えています。狭い避難所では泣くことすらできない人びとがたくさんいました。ある避難者はこう言いました。「泣きたくても泣くわけにはいきません。私が泣けば、ここにいる人みんなが泣きだすでしょうから」


東京や横浜でも、状況は厳しいものです。不安を駆り立てる事実がどんどん明らかになって来ています。自分で放射線量を測定する人が増えているからです。自分の不安は他人に不快な印象を与えてしまうかもしれないという心配から、人びとはこっそりと測定します。私の知り合いの日本人女性はガイガーカウンターをみかんの入った袋に紛れ込ませ、私の妻に貸してくれました。東京とその周辺では放射線量が極めて高い場所が次々に見つかっています。そこにいれば一生分の放射線許容量を一年間で浴びてしまうほど線量の高い場所もあります。さらに横浜では最近、白血病の原因となる極めて危険なストロンチウムが発見されました。そんなところで日本人は一体どうしているのかと、みなさんは思われるでしょう。現実はこうです。行く場所のある人は避難しています。日本人もできる人はそうしているのです。避難することのできない人は被曝のことは考えないようにするか、少なくとも自分の周りを調べて、安全にいられる場所を知ろうとしています。



飲料水は巨大なボトルに詰められ、ハワイから輸送されている



私達のマンションの下の階の人達は沖縄へ引っ越し、左隣のご家族は飲料水を特大ボトルでハワイから今日までずっと取り寄せています。そして、大気中の放射線は最大の危険ですらないのです。特に危険なのは、汚染された食品を食べることです。汚染された食品をめぐる数々のスキャンダルがあった後、私達は遠くに住む妻の叔母に野菜や牛乳を送ってもらうことにしました。安全な牛乳は1パック4ユーロもします。


経済に関して言えば、もちろん日本経済はフクシマ事故でダメージを受けています。事故後、物流システムが驚くべき速さで再建され再開されたことは事実です。もし、タイの洪水がなかったなら、トヨタは実際、年末までに生産の遅れを取り戻していたことでしょう。しかし、日本経済にとって2011年は悪運続きでした。まず地震と原発事故が起こり、タイの洪水があり、さらにユーロ危機がそれに追い討ちをかけました。日本の輸出産業は極端な円高の打撃を受けています。日本経済が強いからではなく、ヨーロッパと米国が不安定なために円高になっています。投資家らは円に逃げているのです。そして為替市場に国がどんなに介入措置を取っても、円はなかなか下がりません。


話が少しフクシマ事故から反れたところでスピーチ終了の時間となりました。ですが、あと三つだけ、言わせて下さい。


フクシマはまだ終わっていません。みなさん、日本はこれからまだ何十年もフクシマと関わっていかなければならないのです。


最近の科学的調査で、セシウム137の大部分が日本の東部および北東部に降ったことがわかりましたが、その半減期は30年です。


そして最後に私の個人的な考えを述べさせて下さい。メルケル首相の脱原発の動機やタイムラインについて、いろいろな意見があるでしょうし、議論はこれからも続いて行くでしょう。しかし、日本でのフクシマの経験はドイツの脱原発の決定が絶対に正しいということを私に教えてくれました。

===============================================================

ドイツに限りません。日本に駐在する欧米人のうち、子供や奥さんを母国に戻した人はほとんどなのは周知の事実。さらに、有力な人々は、本人も残っていないと聞きます。この現状が、世界が見る日本の現実と思います。福島のみならず、東京の現実です。皆さんこの認識がどうしてできないのか、僕には不思議です。事柄というのは、当事者よりも外から見ている人々がきわめて正確なことが多いです。

あなたはどの船に乗りたいのですか?

=============================================

志木市の講演会も二百人程度の方がつめかけ、満員でした。お兄さんが心臓死した話など、シビアな健康被害の報告が複数寄せられています。
  
==================================================
 

 

   緊急講演会決定『木下黄太 in  静岡・島田』   

      ~放射能とガレキ問題を考えます~
12月20日(火)  午後6時開始 (5時45分開場)
                  静岡県島田市地域交流センター ぽぽろ 託児室あり
                  参加費五百円
                  座席確保のため、予約を! rpshimada@gmail.com
 
当初週明けの月曜開催予定が、火曜に変更になりました。ご注意ください。
島田市のガレキ受け入れ表明について、静岡県民の方たちから緊急要請されて、急遽開催いたします。
================================================
12/21(水)  17時開始予定 大阪 「討論Barシチズン」でトークイベント。
 
放射能被害とガレキ問題について話します。
   
入場料:1,000円(フリードリンク)

討論Barシチズン:大阪市浪速区日本橋5丁目14-20
(地下鉄堺筋線「恵美須町駅」1-B 出口より徒歩2、3分)
TEL.06-6537-7672


================================================

クリスマスも話を致します。江東区は都内でも汚染の厳しいエリアです。

「12/25  木下黄太講演会in江東区豊洲-福島第一原発事故後の今」

日時 12月25日(日)
開場  9時30分 
開演 10時~12時(質疑応答含む)
場所 江東区 豊洲文化センター B1レクホール 定員150名
地下鉄有楽町線豊洲駅
東京臨海新交通ゆりかもめ豊洲駅 
徒歩一分

豊洲文化センター専用の駐車場はありません。
近くにある「スーパービバホー厶豊洲店」、「ららぽーと豊洲」の駐車場がご利用できますが、なるべく電車でお越しになることをお勧めします。

参加費:500円
※託児はご用意できませんが、お子様連れでの参加もお待ちしております。
お子様連れで予約をする場合は、何席必要かを書いて下さい。
一席ごとに参加費は必要になります。
よろしくお願いします。


主催:江東区辰巳「放射能と生活を考える会」
寒河江(さがえ)

ご予約(お名前、住所、電話番号、参加人数を記入)、お問い合わせはメールにてお願いします
hskk2011@yahoo.co.jp

当日、スタッフが不足しておりますので、9時からの椅子出しをお手伝いしてくださる方がいらっしゃれば、ぜひご協力お願いします。

 


ガレキ処理を止めたい!!鹿児島県議会や兵庫県・三田市議会に懸念する声

2011-12-18 00:08:23 | 福島第一原発と放射能
 
 僕は本当に理解できないのですが、鹿児島や兵庫県三田市は、放射性物質のフォールアウトは問題にならない量です。こうした地域で放射能ガレキを処理しようとする感覚は理解できません。宮城の講演会場で、誰一人として゜、西日本でのガレキ処理をしてほしいと要求した人は、存在しません。だれのために処理するのでしょうか。放射性物質を帯びたものは、移動させないことが基本的なルールです。放射性物質はフィルタで完全に留めることはできません。その濃縮された、放射能を帯びた灰も処理しなければなりません。汚染されているエリアならまだしも、なんで放射性物質がないところで、そんなものを処理しようとする人間たちがいるのかわかりません。頭がおかしいか、産廃がらみのお金目的しか、こんな話はありえないと僕は思います。
 
鹿児島出身の女性と三田市の女性から届いたメールです。
 
 
===================================================
【鹿児島県議会でガレキ受け入れを主張する人がいるというメール】
 
私は、鹿児島出身で、関東在住です。
鹿児島には、実家や親戚、友達も沢山います。
 
私にとって、鹿児島は、自然や温泉に癒される、
食べ物が美味しい、素晴らしい故郷です。
 
しかし、数日前、「瓦礫を鹿児島で受け入れ処理するべき」、「県がリーダーシップをとるべき」と、言っている、
県民連合の県議会議員がいると聞いて、私は正直、とてもびっくりしています。
一度は、県が受入れ拒否したのに。
 
鹿児島の大地を、汚染瓦礫で第二の福島原発避難区域のように変える事は、
私は耐えられません。汚染瓦礫は、受け入れたら、
もう、その土地は終わりと感じているからです。

放射性物質が燃やされ気体になると、屋内退避が必要な危険な状況になると思います。
 
この議員の方は、川内原発増設に反対しながら、瓦礫の受入れをすべきだとおっしゃってるそうですが、
原発と、汚染瓦礫を止める事は、同じ事です。
それが、どうしてわからないのか不思議でなりません。

今からでも、いい。ちゃんと、調べて、気づいてほしいです。
 
この件は20日が採決だと、確認しています。採決前の平日は、19日の月曜しかありません。
議員の方も、自治体も国民も、瓦礫受入れをしない、判断をして、県民、国民を守って頂きたいです。

<知事へのたより>
http://www.pref.kagoshima.jp/chiji/tayori/tayori/tayori.html
電話番号 : 099(286)2093  
FAX : 099(286)2119  
メールアドレス :
kohoka@pref.kagoshima.lg.jp
 
<鹿児島市 環境局清掃部 リサイクル推進課>
電話:099-216-1290
E-Mail :
recycl19@city.kagoshima.lg.jp

<鹿児島県議会事務局>
電話:099-286-5043(政務調査課)
=====================================================
【兵庫県・三田市での放射能ガレキについての請願書否決の顛末のメール】
 
請願書の内容は、要旨を記載し、記として
1.三田市で放射能を帯びた廃棄物を処理しないこと。
2.被災地の市民(特にこども)への疎開・自主避難への支援を実施・継続を検討すること。
3.三田のクリーンな農作物を汚染地域の子どもたちの給食に供給支援するなど、多面的な支援策の実施について検討すること。
 
まず、汚染がれきについては、「放射能を帯びた」という表現が悪い云々と。

 
市の担当者は、がれき受け入れは「運送と処理方法の安心安全が確認できなければ受け入れは難しい」とのことですが、請願書を取り下げさせようとしていた自民党の議員は終始一貫、兵庫県は、阪神淡路大震災を経験した兵庫県が被災地の廃棄物を受け入れなくてどうするんだ!!廃棄物の受け入れには積極的に支援するべきだ。でなければ復興はなしえないと反論してました。今日の席で原発推進発言もしていました。
 
 3の農作物支援については、請願書反対者たちは、三田市から被災地に対して農作物を送りつけるなんて本末転倒だ!そんなことをしたら、被災地の農家がダメになる!逆に被災地支援で東北の農作物をどんどん買うべきだ!!物産展を開くなどして受け入れるべきだ!!との認識ご意見です。
(がれきの受け入れ反対派でも、被災地の農業がダメになるから農作物はどんどん買うべきだには、同調する気配の方もいます。現状が分かっていないようです)
 
以上のことなくして復興は出来ないという見解です。
 
「放射能はだれでも怖い、危険な物だと分かっている。じゃぁ、それをどう処理するのか!?沖縄の普天間の問題やゴミ処理焼却場を作るときも同じでどこかが受け入れないと!」
安全性が担保されれば受け入れるべきだとの認識ですが、基準値を大きく引き上げたその安全性はいかがなものかと感じますが・・・
 
政治的要素が強いのですね・・・政党で繋がっているように感じました・・・

がれきを受け入れることで、一部の人間は一体どれほどのお金を貰うのでしょうか?
 
三田市民は、市政への関心が低いから、議会も行政も市民不在の議員の(一部の者でしょうが)好き勝手にしている、
市長の言うことを丸呑み・・・ということを言われる方もいます。
 
このがれき問題のことを通して、本当にそうかもしれないと痛感しました。
 
一般の市民が気がついて声を上げて行動しなければ、危ないです・・・
本当に危ないです・・・まずは、真実を知らなければ・・・いのちが危ないです。
 
長々とすみません。
======================================================
 

 

クリスマスも話を致します。江東区は都内でも汚染の厳しいエリアです。

「12/25  木下黄太講演会in江東区豊洲-福島第一原発事故後の今」

日時 12月25日(日)
開場  9時30分 
開演 10時~12時(質疑応答含む)
場所 江東区 豊洲文化センター B1レクホール 定員150名
地下鉄有楽町線豊洲駅
東京臨海新交通ゆりかもめ豊洲駅 
徒歩一分

豊洲文化センター専用の駐車場はありません。
近くにある「スーパービバホー厶豊洲店」、「ららぽーと豊洲」の駐車場がご利用できますが、なるべく電車でお越しになることをお勧めします。

参加費:500円
※託児はご用意できませんが、お子様連れでの参加もお待ちしております。
お子様連れで予約をする場合は、何席必要かを書いて下さい。
一席ごとに参加費は必要になります。
よろしくお願いします。


主催:江東区辰巳「放射能と生活を考える会」
寒河江(さがえ)

ご予約(お名前、住所、電話番号、参加人数を記入)、お問い合わせはメールにてお願いします
hskk2011@yahoo.co.jp

当日、スタッフが不足しておりますので、9時からの椅子出しをお手伝いしてくださる方がいらっしゃれば、ぜひご協力お願いします。

===============================================

   緊急講演会決定『木下黄太 in  静岡・島田』   
      ~放射能とガレキ問題を考えます~
12月20日(火)  午後6時開始 (5時45分開場)
                  静岡県島田市地域交流センター ぽぽろ 託児室あり
                  参加費五百円
                  座席確保のため、予約を! rpshimada@gmail.com
 
当初週明けの月曜開催予定が、火曜に変更になりました。ご注意ください。
島田市のガレキ受け入れ表明について、静岡県民の方たちから緊急要請されて、急遽開催いたします。
================================================
12/21(水)  17時開始予定 大阪 「討論Barシチズン」でトークイベント。
 
放射能被害とガレキ問題について話します。
   
入場料:1,000円(フリードリンク)

討論Barシチズン:大阪市浪速区日本橋5丁目14-20
(地下鉄堺筋線「恵美須町駅」1-B 出口より徒歩2、3分)
TEL.06-6537-7672


================================================

 志木市の講演会は本日 

吉川

 

 

「木下黄太講演会 in 埼玉県志木市 福島第一原発事故後の今」
 
日時 12月18日(日)
時間 18時15分~20時15分(質疑応答含む)
場所 しきふれあいプラザ(丸井ファミリーフォーシーズン志木8F)
 

 

埼玉・志木市の講演会で、保育料金に訂正があり、下記の連絡がきました。
 
私たちは営利目的は一切なくボランティアで動いております。
負担の少ないようにお一人100円とお伝えしました。計算しましたら足りませんでした。

 大変申し訳ありませんが保育お願いする場合お子様お一人につき500円になります。

 

内訳

あいおい日生同和損害保険 東京南支店保育保険一人100円 
保育士にお支払う費用 お部屋代 お子様飲み物と軽いお菓子・紙コップ・シール等の雑費。

 こちらの内容にご理解頂いた上で保育申し込みお願い致します。

尚保育希望される方は17時30分から受付できます。
開始時間が遅れないように遅くても18時前にはお越し下さい。
 
==================================================
 

茨城から沖縄に避難した十五歳の高校一年女子生徒が恩師にあてた手紙。

2011-12-17 19:37:29 | 福島第一原発と放射能

================================================== 

  お元気ですか?私たちは沖縄に移住し、 父、 妹は茨城に残っています。

 私は確実に被爆をしています。症状がかなりでています。主に甲状腺が腫れたり、鼻血  じんましん 免疫力低下などです。          

 自分でもびっくりするくらい体に異常が起きていて、あのまま茨城にいたら、近い将来 死んでいたかもと  沖縄の医師に言われました。 

  先生方は  公務員ですから、動けないことも、放射能について生徒に教えることができないのもよく分かっています。 様々な情報から真実を知った時、すごく苦しみました。もうすでに何人の人が死んでいるのか、ご存知ですか?私たちの世代が、あと10年後、それよりも早くごっそりいなくなると言われています。     

 茨城にいる友達が心配で仕方ありません。ネットを通して、みんなに情報を流していますが、 今がよければいい  どうせ子供産めないから、うちの親は公務員だから動けないなど将来に対して後ろ向きな考えばかりです。仕方ありません。高校生が事実を知っても、親に言えず、不安な毎日を過ごすばかりです。だから  その親に一番  放射能の怖さを伝えられるのは教師だと思いませんか? そのためにリスクはかなりあるかもしれません。それでも子供たちは 大人の宝物ではありませんか?今の子供たちを守れるのは大人しかいません。 残念ながら、国は子供の命より経済をとってしまいました。もし、将来  がんが増えて、国に  あの時の放射能が原因だと  訴えても  因果関係なしといわれるでしょう。 原発が爆発したときの「 ただちに影響はない」、 ただちにですよ!将来はどうなのかです。                                                                            

  もし、今までどおり普通に暮らしていれば、将来苦しむことは、はっきりわかっています。 私は今がよければいいなんて絶対に思いません。今  なんてどこでもできます。今いる場所によって将来が大きく変わるのです。私はこちらにきてよかったと本当に思います。 ですが、一番気掛かりは  茨城  関東  東北にいる子供たちの未来。本当に怖いです。誰も悪くありません。誰も責められません。 しいていうなら、国と東電。私たちは皆  被害者です。だからこそ、自分の命は自分で、子供の命は親で  守らなければいけないと思います。                                                                        

   先生  どうか放射能について真実を調べてください。どうかそれを  たくさんの人に教えてあげてください。大事な生徒を守ってください。 そこからは、それぞれが決めることです。                                                                       茨城での食生活  空気感染に十分お気をつけてください。ありがとうございました。    

=============================================

  茨城県より9月に沖縄に移住した 高校一年の女子生徒さんの手紙です。 4月より自転車通学で水戸へ登校。往復で五キロ以上、 雨が降っても、傘ささないで半年近く通いました。体調不良が多くなり、大量鼻水  や鼻血、鼻血は1日に、二回から三回ふつうに出始め、首が腫れてのどが痛み、顔にむくみ、胸の上と腕に赤い大きな発疹も出ているそうです。

 ネットを通して、茨城の同世代のみんなに呼びかけているそうですが、そちらから返ってくる答えが「のどが痛い」「鼻血が突然出る」「体が前より疲れやすくなっていてだるい」という体調不良を訴える友達が多くなっているそうです。漠然とした不安を抱えている女の子たちが多いそうで、あきらめにも似た気持ちを彼女へ吐露してくることも多いといいます。

 若い世代の女の子たちの中で、リアルにこうしたやり取りがされていることを知ると、この社会のあり方はどうすべきなのかと思います。

 闘っていくしかないと、僕は思っています。

==============================================

 
   緊急講演会決定『木下黄太 in  静岡・島田』   
      ~放射能とガレキ問題を考えます~
12月20日(火)  午後6時開始 (5時45分開場)
                  静岡県島田市地域交流センター ぽぽろ 託児室あり
                  参加費五百円
                  座席確保のため、予約を! rpshimada@gmail.com
 
当初週明けの月曜開催予定が、火曜に変更になりました。ご注意ください。
島田市のガレキ受け入れ表明について、静岡県民の方たちから緊急要請されて、急遽開催いたします。

================================================

 

クリスマスも話を致します。江東区は都内でも汚染の厳しいエリアです。

「12/25  木下黄太講演会in江東区豊洲-福島第一原発事故後の今」

日時 12月25日(日)
開場  9時30分 
開演 10時~12時(質疑応答含む)
場所 江東区 豊洲文化センター B1レクホール 定員150名
地下鉄有楽町線豊洲駅
東京臨海新交通ゆりかもめ豊洲駅 
徒歩一分

豊洲文化センター専用の駐車場はありません。
近くにある「スーパービバホー厶豊洲店」、「ららぽーと豊洲」の駐車場がご利用できますが、なるべく電車でお越しになることをお勧めします。

参加費:500円
※託児はご用意できませんが、お子様連れでの参加もお待ちしております。
お子様連れで予約をする場合は、何席必要かを書いて下さい。
一席ごとに参加費は必要になります。
よろしくお願いします。


主催:江東区辰巳「放射能と生活を考える会」
寒河江(さがえ)

ご予約(お名前、住所、電話番号、参加人数を記入)、お問い合わせはメールにてお願いします
hskk2011@yahoo.co.jp

当日、スタッフが不足しておりますので、9時からの椅子出しをお手伝いしてくださる方がいらっしゃれば、ぜひご協力お願いします。

===============================================

 志木市の講演会は明日。定員まで残り数席だそうです。

 

吉川

 

「木下黄太講演会 in 埼玉県志木市 福島第一原発事故後の今」
 
日時 12月18日(日)
時間 18時15分~20時15分(質疑応答含む)
場所 しきふれあいプラザ(丸井ファミリーフォーシーズン志木8F)
 

埼玉・志木市の講演会で、保育料金に訂正があり、下記の連絡がきました。
 
私たちは営利目的は一切なくボランティアで動いております。
負担の少ないようにお一人100円とお伝えしました。計算しましたら足りませんでした。

 大変申し訳ありませんが保育お願いする場合お子様お一人につき500円になります。

 

内訳

あいおい日生同和損害保険 東京南支店保育保険一人100円 
保育士にお支払う費用 お部屋代 お子様飲み物と軽いお菓子・紙コップ・シール等の雑費。

 こちらの内容にご理解頂いた上で保育申し込みお願い致します。

尚保育希望される方は17時30分から受付できます。
開始時間が遅れないように遅くても18時前にはお越し下さい。
 
==================================================
 

 


新しい国を造る覚悟をもって、闘う事を考えています。あなたは、闘ってくれるのでしょうか。

2011-12-16 17:04:02 | 福島第一原発と放射能

 

 冷温停止状態を臆面もなく宣言するこの国の在り方を許容できないと考える僕がいます。徹底してこの国の崩壊を許してはなりません。新たな国造りまで、僕らの視野に入っておかないと、もはやなにもできないと思います。一緒に闘える同志が本当にどのくらいいるのかが、一番大切と思っています。

 あなたは、闘ってくれるのでしょうか。

 

 

緊急講演会決定!! 『木下黄太 in 静岡県・島田』 
                 ~放射能とガレキ問題を考えます~
12月20日(火)  午後6時開始 (5時45分開場)
                  静岡県島田市地域交流センター ぽぽろ 託児室あり
                  参加費五百円
                  座席確保のため、予約を! rpshimada@gmail.com
 
当初週明けの月曜開催予定が、火曜に変更になりました。ご注意ください。
島田市のガレキ受け入れ表明について、静岡県民の方たちから緊急要請されて、急遽開催いたします。

================================================

クリスマスも話を致します。江東区は都内でも汚染の厳しいエリアです。

「12/25  木下黄太講演会in江東区豊洲-福島第一原発事故後の今」

日時 12月25日(日)
開場  9時30分 
開演 10時~12時(質疑応答含む)
場所 江東区 豊洲文化センター B1レクホール 定員150名
地下鉄有楽町線豊洲駅
東京臨海新交通ゆりかもめ豊洲駅 
徒歩一分

豊洲文化センター専用の駐車場はありません。
近くにある「スーパービバホー厶豊洲店」、「ららぽーと豊洲」の駐車場がご利用できますが、なるべく電車でお越しになることをお勧めします。

参加費:500円
※託児はご用意できませんが、お子様連れでの参加もお待ちしております。

主催:江東区辰巳「放射能と生活を考える会」
寒河江(さがえ)

ご予約(お名前、住所、電話番号、参加人数を記入)、お問い合わせはメールにてお願いします
hskk2011@yahoo.co.jp

当日、スタッフが不足しておりますので、9時からの椅子出しをお手伝いしてくださる方がいらっしゃれば、ぜひご協力お願いします。

===============================================
 志木市の講演会はキャンセルが発生し、残席が六席に変更です。

明後日、12/18 埼玉・志木市の講演会で、保育料金に訂正があり、下記の連絡がきました。
 
私たちは営利目的は一切なくボランティアで動いております。
負担の少ないようにお一人100円とお伝えしました。計算しましたら足りませんでした。

 大変申し訳ありませんが保育お願いする場合お子様お一人につき500円になります。

 

内訳

あいおい日生同和損害保険 東京南支店保育保険一人100円 
保育士にお支払う費用 お部屋代 お子様飲み物と軽いお菓子・紙コップ・シール等の雑費。

 こちらの内容にご理解頂いた上で保育申し込みお願い致します。

尚保育希望される方は17時30分から受付できます。
開始時間が遅れないように遅くても18時前にはお越し下さい。
 
==================================================
 

 


35歳女性。首都圏在住の大学同級生の女友達三十人のうち、2人が突然死。

2011-12-16 02:48:21 | 福島第一原発と放射能

今、関東より西に住んでいる三十五歳の女性の話。大学の同級生の女友達はおよそ三十人。そのなかでことしの三月十一日以降になっておこった出来事です。

====================================================

いつもツィッターとブログ、参考にさせてもらっています。土壌採取でお世話になっております。

先程、メール下さい、とメッセージを頂きましたので、お知らせします。
大学の同級生2人が亡くなった件です。

今は、郷里の在住ですが、大学&院時代に、6年間東京に住んでいましたので、関東に友人はたくさんいます。現在、私は35歳です。

今年6月上旬に、習志野市在住の友人(女性)がくも膜下出血のため亡くなったと連絡が入りました。4月上旬に石巻に住む共通の友人の安否を確認しあったところだったので、現実として受け入れられず、今に至っています。

そして、11月29日にまた、別グループの友人から連絡が入り、西東京市在住の友人(女性)が亡くなったということです。11月27日に外出先で救急搬送され、そのまま帰らぬ人になりました。死因はわかりません。

2人とも、幼い二児の母で、私にも息子がいることもあり、遺された人のことを考えると、胸が痛みます。

そして、身近でこんなに頻繁に、訃報が続いたことが、怖くてたまりません。やはり、関東には住むべきではないのでしょう。私の弟も東京に住んでますが、もうすぐ海外勤務になるので、ちょっとホッとしています。

=================================================

 

 

西東京市で亡くなった友人の死因は、心不全もしくは、心筋梗塞らしいです。
セシウムは心筋にたまるらしいので、やはり・・・と思いました。
熊本の医師、小野先生は、心筋梗塞も、くも膜下出血も内部被曝が原因でなりやすいと、言ってらっしゃますね。
時々、東京の友人には野菜を送ったりしてますが、関東で内部被曝を防ぐのは難しいでしょうね。

=============================================================

ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、放射性物質の少ない場所に避難すべきだと僕は考えます。優先順位は「避難する」ことです。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く避難することをすすめます。

 

 三月中旬以降、原発事故の放射性物質拡散に関連し、なんらかの健康影響や異変があると思われる方は、その事象をメールで伝えてください。妊娠、出産に関わらず、医療的な中身に関わる事、会社、組織、学校など集団的におきている事を教えてください。極力、僕にメールしてください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp  

 

 

 静岡県島田市での緊急講演会を来週要請されました。この問題に関心のある人はおいでください。場所時間調整しています。詳細はブログ、ツイッターで後でお伝えします。→今現在、二十日火曜日夕方からの開催で再度調整しています。

================================================

クリスマスも話を致します。江東区は都内でも汚染の厳しいエリアです。

「木下黄太講演会in江東区豊洲-福島第一原発事故後の今」

日時 12月25日(日)
開場  9時30分 
開演 10時~12時(質疑応答含む)
場所 江東区 豊洲文化センター B1レクホール 定員150名
地下鉄有楽町線豊洲駅
東京臨海新交通ゆりかもめ豊洲駅 
徒歩一分

豊洲文化センター専用の駐車場はありません。
近くにある「スーパービバホー厶豊洲店」、「ららぽーと豊洲」の駐車場がご利用できますが、なるべく電車でお越しになることをお勧めします。

参加費:500円
※託児はご用意できませんが、お子様連れでの参加もお待ちしております。

主催:江東区辰巳「放射能と生活を考える会」
寒河江(さがえ)

ご予約(お名前、住所、電話番号、参加人数を記入)、お問い合わせはメールにてお願いします
hskk2011@yahoo.co.jp

当日、スタッフが不足しておりますので、9時からの椅子出しをお手伝いしてくださる方がいらっしゃれば、ぜひご協力お願いします。
  

====================================

 

埼玉県志木市講演会。定員まで残り数席だそうです。
 
「木下黄太講演会 in 埼玉県志木市 福島第一原発事故後の今」
 
日時 12月18日(日)
時間 18時15分~20時15分(質疑応答含む)
場所 しきふれあいプラザ(丸井ファミリーフォーシーズン志木8F)
    
 東武東上線志木駅東口徒歩1分(マルイファミリー志木 志木駅改札を出て右手)ふれあいプラザ専用の駐車場はありません。丸井地下の駐車場(市営)もしくは近隣のコインパーキングをご利用下さい。なるべく電車でお越しになることをお勧め致します。
 

 

              
参加費: 一人500円
※保育対応別途あります。お子様連れでのご参加もお待ちしております。
お子様連れの方が多くいらっしゃるので今回保育を付けました。
 
急遽だったので丸い円卓のある会議室を利用します。(ご了承頂いた場合の保育になります)
床は絨毯になっています。尚保育室で使用する会議室は木下氏講演会すぐ近くです。
特に乳幼児(授乳中)保育を希望される保護者さまはなるべく入口近くの椅子に座って頂けますよう
お願い致します。
 
講演会は18時15分かを速やかにスタートしたいので保育を希望される保護者の方は
17時45分~18時前の間にはお越し頂きたいと思っています。
保育の手続きに時間がかかりスタートが遅くなる場合があるためです
 
☆今回遠方から参加する人も多いのでお時間厳守でお願い致します☆
スタッフは17時30分にはいるのでその時間から受付できます。
 
尚会場に入れるのは18時少し前からなのでその間クッションの長椅子がある
スペースでお待ち頂きます。
丸井6階には授乳スペースとキッズコーナーがあります。
 
 
 
【必須】保育希望される場合
 
①お子様のフルネーム名前(フリガナ)
②年齢
③性別
④アレルギーの有無を記入願います。
持ち物は各自用意したい場合はお子様飲み物・軽く召し上がれるお菓子等・玩具(お絵かき等)
ねんねする場合タオルケット(一応こちらでも座布団・ミニ毛布はご用意させて頂きます)
保険加入。軽いお菓子と麦茶も用意する予定です。
保育代お子様一人につき100円をご用意下さい
あいおいニッセイ同和損保お子様一人100円に加入(お釣りのないよう願います)
 
①から④を記入の上下記に事前にメールをください。
 
スタッフが不足していますので17時55分からの椅子だしお手伝いして
頂ける方がいらっしゃいましたらご協力お願い致します。

 

 

東京・世田谷区。一般家庭、木造住宅のほこりから、普通にセシウムが検出されました。

2011-12-15 00:13:20 | 福島第一原発と放射能

【土壌の汚染度合と住居空間のほこりの放射性物質】

 土壌汚染については、僕がこれまで述べている通り東北、関東ならびに甲信越中部の特定地域までは、今回の福島第一原発由来の放射性物質が一定程度以上、飛散しているのは周知のことです。しかし、一般の住居内の環境においての汚染度合については全く確認されておりません。住宅の環境の中に、いったいセシウムはどの程度、今、存在するのか、検査会社の協力に基づいて、実験をおこないました。

ここで以下に示す実験です。

 茨城県 千葉県 東京都 愛知県 においてある家庭の掃除機のごみパック内のごみについて汚染状況を確認しました、当然ごみパックのごみは非常に軽いため特定の下処理をした状態で計測をしたそうです。可能性としては処理の結果、放射性物質の数値は、実際よりも多少下がると考えられます。

結果は下記の通りになります。

土壌とほこりの放射性物質の存在状況

東京都 世田谷区南部
土壌      Cs-134 255.7Bq/kg     Cs-137 290.2Bq/kg 
家庭内ダスト Cs-134 36.83Bq/55.6g  Cs-137 42.90Bq/55.6g  合算79.73Bq/55.6g                           Cs-134 662.57Bq/kg    Cs-137  771.81Bq/kg 

東京 多摩市 
土壌       Cs-134 88.1Bq/kg     Cs-137 122.3Bq/kg 
家庭内ダスト  Cs-134 19.7Bq/24.5g  Cs-137 22.6Bq/24.5g  合算42.3Bq/24.5g                                Cs-134 808Bq/kg       Cs-137  922Bq/kg 


茨城県日立市        
土壌       Cs-134 348.98Bq/kg    Cs-137 401.37Bq/kg
家庭内ダスト  Cs-134 22.516Bq/7g    Cs-137 21.33Bq/7g   合算43.846Bq/7g
          Cs-134 3216.58Bq/kg     Cs-137 3048.16Bq/kg

千葉県八千代市
土壌       Cs-134 674.99Bq/kg     Cs-137 912.73Bq/kg
家庭内ダスト  Cs-134 11.7Bq/13g    Cs-137 8.54Bq/13g   合算20.24Bq/13g
           Cs-134 902.68Bq/kg     Cs-137 657.27Bq/kg

愛知県刈谷市 
土壌       Cs-134  不検出      Cs-137 不検出
家庭内ダスト  Cs-134  不検出      Cs-137 不検出
 

NAIシンチレーション検出器を使用しています。


測定時のほこりのみのベクレル数とキログラム換算を実施させました。
掃除機はどのように使用するのかに大きく依存します、
当然住居空間と外部との境界においても使用されるものです。
加えて掃除機の集塵能力、加えて実際に測定したほこりが細かくいつから集塵されているのかはわかりませんが、3.11以降のこの状況で最近、集めたものです。

世田谷でも多摩市でも、住居の空間から普通にセシウムが発見されており、加えてそのセシウムは住居のどこにあるかわからないということです。食卓や、子供の寝るスペース,食卓にセシウムは普通に存在します。世田谷は南部の高級住宅街の木造一戸建て。多摩市はマンションの上の階です。どんなところにもセシウムは忍び寄ります。

今一度、あなたの人生で、なにが一番重要なのか考えてください。
セシウムを一定以上は、体内に取り込んで何が起きるのか?
おきてからでは、あなたの体は、もとには戻れないことを、よくよく考えてください。


しかも核種はγ線核種だけではありません。他にもα線、β線の核種もあるのですから。

身を守るのは自分自身の判断だけだと認識してください。

 ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、放射性物質の少ない場所に避難すべきだと僕は考えます。優先順位は「避難する」ことです。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く避難することをすすめます。

 三月中旬以降、原発事故の放射性物質拡散に関連し、なんらかの健康影響や異変があると思われる方は、その事象をメールで伝えてください。妊娠、出産に関わらず、医療的な中身に関わる事、会社、組織、学校など集団的におきている事を教えてください。極力、僕にメールしてください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp  

=========================================

 静岡県島田市はガレキを受け入れるそうです。開いた口がふさがりません。島田市は比較的汚染が低いのに、それを失うことになって行きます。島田市民や近隣住民は認識しているのでしょうか。

→島田市での緊急講演会を来週月曜の19日に要請されました。この問題に関心のある人はおいでください。場所時間調整しています。詳細はブログ、ツイッターで後でお伝えします。

 兵庫県三田市も受け入れたい保守系議員がガレキ反対の請願を議会の委員会で否決しているようです。全国できちんと問題の所在を認識している自治体がある一方で、論外の自治体も一部にあります。あきれかえりますが、あきらめずに声を上げ続けましょう。


 

 

 

  

 

 

====================================

埼玉県志木市でも講演会。定員まで、残り10人を切りました。
→残り数席だそうです。
 
「木下黄太講演会 in 埼玉県志木市 福島第一原発事故後の今」
 
日時 12月18日(日)
時間 18時15分~20時15分(質疑応答含む)
場所 しきふれあいプラザ(丸井ファミリーフォーシーズン志木8F)
    
 東武東上線志木駅東口徒歩1分(マルイファミリー志木 志木駅改札を出て右手)ふれあいプラザ専用の駐車場はありません。丸井地下の駐車場(市営)もしくは近隣のコインパーキングをご利用下さい。なるべく電車でお越しになることをお勧め致します。
 

              
参加費: 一人500円
※保育対応別途あります。お子様連れでのご参加もお待ちしております。
お子様連れの方が多くいらっしゃるので今回保育を付けました。
 
急遽だったので丸い円卓のある会議室を利用します。(ご了承頂いた場合の保育になります)
床は絨毯になっています。尚保育室で使用する会議室は木下氏講演会すぐ近くです。
特に乳幼児(授乳中)保育を希望される保護者さまはなるべく入口近くの椅子に座って頂けますよう
お願い致します。
 
講演会は18時15分かを速やかにスタートしたいので保育を希望される保護者の方は
17時45分~18時前の間にはお越し頂きたいと思っています。
保育の手続きに時間がかかりスタートが遅くなる場合があるためです
 
☆今回遠方から参加する人も多いのでお時間厳守でお願い致します☆
スタッフは17時30分にはいるのでその時間から受付できます。
 
尚会場に入れるのは18時少し前からなのでその間クッションの長椅子がある
スペースでお待ち頂きます。
丸井6階には授乳スペースとキッズコーナーがあります。
 
 
 
【必須】保育希望される場合
 
①お子様のフルネーム名前(フリガナ)
②年齢
③性別
④アレルギーの有無を記入願います。
持ち物は各自用意したい場合はお子様飲み物・軽く召し上がれるお菓子等・玩具(お絵かき等)
ねんねする場合タオルケット(一応こちらでも座布団・ミニ毛布はご用意させて頂きます)
保険加入。軽いお菓子と麦茶も用意する予定です。
保育代お子様一人につき100円をご用意下さい
あいおいニッセイ同和損保お子様一人100円に加入(お釣りのないよう願います)
 
①から④を記入の上下記に事前にメールをください。
 
スタッフが不足していますので17時55分からの椅子だしお手伝いして
頂ける方がいらっしゃいましたらご協力お願い致します。

 
 
吉川
 


仙台の講演会で三百人近くが参加し、ガレキを拡散処分してほしい人は一人もいませんでした。

2011-12-14 15:18:11 | 福島第一原発と放射能

 僕に対して、「あの人がこう言っているから、この人がこう言っているから避難しなくてよいでしょうか?」という類の問い合わせが、非常にまれですが、きています。勝手にしてください。というか、本質的に失礼です。僕はこの問題に懸念を持っている、他の専門家の批判をすることが、仕事ではありません。そういう方たちと見解が異なっても、僕はまったくなんとも思いません。僕は、僕の判断をお伝えしているだけで、本質的にどのように考えていくのかは、みなさん個人個人の人生の問題です。それは、みなさんの人生であって、みなさんの人生の判断は結局は自分がするしかありません。僕は僕の人生は結局僕が決めますし、僕の大切な、本当にごく少数の人間の話であれば、ぎりぎりまでコミットメントしていきますが、世の中の大半の人たちの個別の人生にはコミットメントしていくはずがありません。こんなことは最初からわかっていることで、なんでこんなあたりまえのことも認識せずに、執拗に聞き続けてくる人間がいるのかという事は、僕はものすごく懸念します。どこまで「思考停止」はひどいのか。放射能を安全という「思考停止」がひどいのは、言うまでもないですが、、放射能を危険と考える人たちも「思考停止」したがっている人々がいるということです。今回の事態は平時ではありません。戦時です。そうした異常事態に、思考がきちんと対応しない人々は、ある意味深刻な人たちだと思います。自分の頭で、自分で判断するしかありません。本質的に、僕が問いかけている話と、違う見解をご自身が採用されるのは、まったく自由ですし、僕からとくに言うことはありません。それは、あなたの人生ですから。ぼくの見解を採用しようが、採用しまいが、それは、あなた個人の判断です。

 僕が問い合わせのメールを受けて、電話を聞いているは、深刻な健康相談があったり、個別具体事例の細かい話でお話をしたほうがよいことがあったり、直接の情報提供をいただけることもあるので、オープンにしているだけであって、見知らぬあなたの人生を決める作業を僕がしている訳ではありません。これは、あなたが決めることであって、僕が決めることではありません。こんな当たり前のことも認識せずに、しかも他人の見解と僕の見解の違いの差を、僕に問いただしてくる無神経な感覚は理解できません。というか、迷惑です。僕はまともな人の話はおききしますが、そういう本質的に身勝手で失礼な人間の話を聞くほど暇ではありません。

 放射能被害という事柄は、人間の本質的な部分をクローズアップします。露骨にその人間の本質がクローズアップされます。迷うタイプの人はさらに迷います。醜悪な性格はさらに強まります。放射能という目に見えない存在への懸念は、いろんな人々が、本来はどういう人であるのかを曝け出します。これは、ある意味、恐ろしいことです。怖いことです。僕は自分自身のある種の変容にもそれを感じることはありますし(自分の本質的なことの露呈と言う部分に関しても)、身近な人たちの言説が、実はその人の本質的な性格が強まって出ていることをよく感じます。幸いなことに、最も近い数人の人は、それでも僕が知っていた性格がさらに強まっているだけなので、今までと本質的な関係に変化はありません。そのままの感覚です。まだよかったと思います。しかし、以前すこしは知っていた人たちが、実際はこういう人なんだなとあきれることは多くなりました。人間の中身が露呈されると、知らなくてよかったことを知ることになりました。それは、耐え難い感覚も含んでいます。東京の社会の中で、表面上のビジネス的な関係というのが、本質的な人間関係としては、まったく重要ではないということは、前からわかっていましたが、この事故の後、さらにそう思っています。人間の本質を、放射能が曝け出す事による副作用は、実は大きなものだと僕は思います。

 きのう、仙台市内で講演会を二回行いました。元々六十人規模の会場設定から、百八十人規模の会場に変更し、そこも満員となったため、夕刻に別会場を設定し、結局三百人近くの皆さんに語りかけることになりました。いろんなことで懸念しながら、会場に伺いましたが、首都圏以上に、放射能被害を適正に考えていこうとする皆さんが、宮城県内は言うに及ばず、山形、秋田、岩手、青森、さらに福島県南部などからおいでいただいていて、こんなに東北の皆さんの中で、放射能被害をどう防いでいくのかを真剣に考えている人が多くなっているのかを実感しました。皆さん、震災の被害を多かれ少なかれ受けている方が多いのですが、おそらくそこから、放射能被害に向き合うスタンスができつつあるような感覚かもしれません。夏前に首都圏で講演会を行ったときのような感覚でした。来場されている皆さんの間でも、ここからつながって、いろんな対応をしていきたいという思いが多かったです。

 この仙台市内は平均して500Bq/kg程度の汚染で、感覚的には世田谷区と同程度の汚染と思います。空気感は世田谷よりましだと思います。宮城県の仙台以外は、宮城南部の福島近接エリアの調査を行っていない状態で、900Bq/kg程度の汚染が平均値と思います。こうした汚染を、どう考えていくのかが、ポイントになります。

 また、一番驚いたのは、会場で、僕から宮城や岩手のガレキ処理のことを聞いたときに、「汚染されていないエリアでガレキを処理してほしい」という声は一つもありませんでした。「人を受け入れる。ガレキは受け入れない」という考えの本質を皆さんに理解していただいていて、西日本や北海道の安全をどう担保するのか、人の移住の受け入れ、安全な食糧生産という命題が大切という認識でした。自分たち東北の住民が安全な食料を食べるためにも、安全なエリアを確保してほしいというごく当たり前の感覚です。被災地であるはずの、東北の人々の、こうした当たり前の感覚を、どうして理解しないのかわかりません。いったい、だれが西日本などでガレキ処理をすすめたいのでしょうか?それが政治家や業者の利権構造に深く結びついている疑いがさらに強まるだけなのです。

 放射性物質を付着しているものは、汚染されていないゾーンで、処理をすることは、さまざまなまずい問題を引き起こします。放射性物質は基本的に移動させてはなりません。この根幹的なことを無視する輩はまともな人々ではありません。

 

追記

 仙台若林区のエリアは、どうしても確認したかったので、車で確認しに行きました。僕の生涯見た映像の中で、空撮で、普通の平野部を津波がゆっくりと飲み込んで、ことごとくつぶしていく状態ほど怖かったものはありません。怖いということを超えた恐怖です。あの地の、海岸縁には木製の慰霊塔が立っていましたが、根こそぎ何もない状態でした。同行した仙台に当日いて、直後に避難した女性は「発生後はじめてここにきた。知っている場所がここまで変わったかと思う。ここでよく海水浴を子供としていたのに。」と話していました。

ご冥福をお祈りします。

 三月中旬以降、原発事故の放射性物質拡散に関連し、なんらかの健康影響や異変があると思われる方は、その事象をメールで伝えてください。妊娠、出産に関わらず、医療的な中身に関わる事、会社、組織、学校など集団的におきている事を教えてください。極力、僕にメールしてください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp  


  ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、放射性物質の少ない場所に避難すべきだと僕は考えます。優先順位は「避難する」ことです。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く避難することをすすめます。

====================================
埼玉県志木市でも講演会
 
「木下黄太講演会 in 埼玉県志木市 福島第一原発事故後の今」
 
日時 12月18日(日)
時間 18時15分~20時15分(質疑応答含む)
場所 しきふれあいプラザ(丸井ファミリーフォーシーズン志木8F)
    
 東武東上線志木駅東口徒歩1分(マルイファミリー志木 志木駅改札を出て右手)ふれあいプラザ専用の駐車場はありません。丸井地下の駐車場(市営)もしくは近隣のコインパーキングをご利用下さい。なるべく電車でお越しになることをお勧め致します。
 
              
参加費: 一人500円
※保育対応別途あります。お子様連れでのご参加もお待ちしております。

ご予約お問い合わせ
kodomosukoyakashiki@yahoo.co.jp
吉川


池袋勤務の34歳女性。丸の内勤務の49歳女性。それぞれの健康被害や不定愁訴。

2011-12-13 04:57:51 | 福島第一原発と放射能
 除染作業員が亡くなりました。政府は放射能とは無関係と言っています。そうかもしれませんし、そうでないかもしれません。一つだけ、言える事は、チェルノブイリで除染作業にあたった人々は、亡くなるケースが多かった事です。細野環境大臣とボランティアの福島での除染作業でマスクをはずした人が多かったこと、高圧除染作業の下で、野田総理がノーマスクだったこと。除染の恐ろしさを政府中枢も不勉強な現実にあきれ果てます。
 
「除染は死を招きます」
 
松阪講演会は面白かったのですが、後日書きます。
==============================================
埼玉県南埼玉郡に住んでおります。34歳です。
日ごろより、ブログを拝見しており、役立つ情報に大変感謝しています。
先月30日に板橋で行われた講演会にも足を運びました。
 
じかにお話をお聞きし、自分の健康状態を保つには、関東に住み続けることは困難だと痛感しました。
 
そこで、自分や身の回りに起こっている健康被害についてお知らせしたいと思い、メールをしました。
以下、現在までの症状です。
 
 
3月の爆発時は、帰宅途中で外にいました。花粉症のためマスク着用。
 
 
5月、不正出血がありました。そのあとも何度か不正出血が続きました。
一年に一回あるかどうかだったのに、今年は不正出血がない月のほうが少ないくらいです。
生理が予定より遅れることが2ヶ月続きました。それまで生理周期がずれることは、あまりありませんでした。
肌荒れがひどくなり、偏頭痛が多くなりました。
 
夫はから咳をよくするようになり、それが一ヶ月以上続きました。
11月に健康診断でレントゲンを撮った際、胸膜肥厚と診断されました。
 
5月中旬ごろから、私の下痢が始まりました。
それまでは、下痢をすることは少なく、下痢をしても一日ぐらいで治っていたのですが、
その後3ヶ月以上下痢や軟便が続きました。
最終的に、胃痛もおこり、口内炎と口角炎も出ました。
 
7月、夫が高熱を出しました。
 
8月、池袋にある同じ会社で働く女性(都内在住三十代)も、三週間ほど下痢の症状があり病院へ行きました。
現在も症状はさほど良くなっていないそうです。
同じく男性社員(都内在住三十代)は、現在3ヶ月以上咳や鼻水の症状が出ています。
 
9月、秩父・長瀞に旅行。
9月中ごろ、私の下痢は収まりました。
しかし、不正出血がまたあり、10月には3回ありました。
口内炎と口角炎が一週間ほど出ていました。
夫は帯状疱疹になり、現在発疹はなくなりましたが、神経痛が残っています。
 
10月ごろから、横浜市戸塚区に住んでいる友人の幼児は、咳が続いていて現在も治っていません。
 
現在、私は3週間下痢が続いています。
病院へ行き、薬を処方されましたが、良くなりません。感染症ではないだろうとの診断です。
その際とった、検便の結果が明日わかります。
ここ、最近不整脈が頻繁に起こっているのも気にかかります。
前から出ていた飛蚊症もひどくなっている気がします。
 
食べ物は、11月までらでぃっしゅぼーやの宅配で関東産の野菜を食べていました。
現在は、関東産はやめて、西日本のものを食べています。お米は北海道産です。
飲み水は、3週間前から西日本か外国産のミネラルウォーターを飲んでいます。
それまでは、浄水器の水を飲んでいました。
最近、簡易線量計(RADEX RD1503)を購入して、家の中(マンション8階)を測ったところ、
だいたい0.08~0.12マイクロシーベルトが出ています。
***********
 

 

1210日に甲状腺血液検査の結果、慢性甲状腺炎(橋本病)の診断を受けましたので、症状やこれまでの背景・経緯について、以下長くなりますがご報告いたします。

 

背景:

  

1962年後半生まれの女性、既婚、子なし、埼玉県南西部在住、フルタイムで丸の内勤務。大病はないが、ややアレルギー体質で薬の副作用出やすく、慢性疲労症候群の傾向あり。

 

震災以降の行動(やや時系列が前後します):

 

311日はオフのため自宅で被災、土日は在宅、14日月は電車がないため休みで4日間外出せず。

15日も休みたかったが、金月も休んだので無理をして出勤してしまった。朝は外でバス待ち1時間(花粉症マスク着用)、バスを待っている間に、夜は雨になると知り、那須の実家に電話、子供たち始め絶対に雨に当たらないよう、当たったらよく洗うように伝える。

  

この日は計画停電で電車がなくなるため16時で帰宅させてもらう。その際、生保会社と取引のある社外の方より、都内の放射線値が上がっているらしいと伝え聞いたたため(この時点で上昇の幅が後に知るほど大きいかったことは知らず)、念のため同じ部署の同僚にはマスク着用を呼びかけ、タオルハンカチを濡らして何回か折ってマスクにはさみ、髪にショールを巻き、地下鉄と電車を乗り継いで、駅から徒歩15分で18時ごろ埼玉の自宅(集合住宅の7階)に帰宅。着ていたものは全て玄関でビニール袋に入れて封をし(後に全て廃棄)、洗髪、シャワー。

 

     フランス語関係の仕事をしていた関係で、震災直後1週間は毎日、在日フランス人協会よりメールマガジンで在日フランス人向けの対応情報が送られてきており、家の目張りをするように等、詳しい情報が提供されていました。しかしその頃は混乱状態で、よく読んで対応することをしませんでした(友人の大半は海外や関西で、都内在住の友人はもとから放射能について知識のある人が多かったのもありますが)。当時ツイッターを知っていれば、翻訳して発信できたのにと思います。

 

316日以降は普通に金曜まで出勤。3連休の192021は念のため家から一歩も出ず。以降、毎日マスク、帰ったらシャワー、外で着た衣服の洗濯は徹底して普通に勤務。

 

4月~6

食べて応援には反対であったが、被災地や子供たちの給食ことを思うと大人はそこまで神経質にならなくてもという気持ちもあったのと、まだ一部の葉物や魚等を除けば、昨年産原料もまだ多い(夏から秋以降汚染が本格化)と考え、事故後、「健康を守るには食品の品目や産地は相当ストイックに限定しないといけない」旨を、夫に伝えるタイミングが6月頃になってしまった。水も気をつけなければと思っていたが、すべてミネラルウォーターにもできず、調理は水道水だったが、6月以降近くのスーパーで浄水を見つけ、それ以降利用。

 

順番が前後しますが、この間4月に、半地下の吹き抜けのセミオープンエアーのようなレストランで同僚と昼食をとっていた際、半分外なのが不安なため、そそくさと食べ終えたのですが、食後に、テーブルに風が吹き込み、その際、鼻に異常な金属的刺激を感じて、鼻水がとまらなくなった。

5月の連休終わりに、やっとツイッターを知って登録し、室内の掃除が重要というので、家の大掃除。マスクと眼鏡をしていたものの、埃をうっかりマスクの隙間から吸い込んでしまい、これ以降1ヶ月ほど、肺の不快感が続く。

 

6月からは、ずっと動悸がするようになり、地元の病院で心電図、胸部レントゲンで異状なしといわれる。しかし前に屈むと耐えられないほどの胸痛もあったため、同月に再度、都内の大学病院でも心電図と血液検査を受けた。ごく軽度の不整脈(期外収縮)で、血液も、心筋梗塞等の際に高くなる数値に異状がないことから、精神的なストレスではないか、希望すれば精神安定剤を出すといわれる。後日、同医師より電話があり、あなたの症状は、逆流性食道炎にあたるかもしれない、良い薬があるので、簡単な設問に答えて該当したら試しませんかと言われ、治験の勧誘かと思い無視する。

 

6月は軽井沢でパーティに招かれ、フランス料理を2回頂いた、うち1つは、魚は日本海、牛は但馬等汚染を懸念しないよう産地が明記されていた。もともとビーフは得意でないので半分しか食べず。

 

7月には、少し症状が軽減したかのように思ったが、8月に那須に1泊で帰省(食事会があったが、極力魚茸は食べないようにした)。帰ってから、また胸の痛みと動悸がぶりかえしたため、仕事量も夏以降落ち着いたのもあり、8月後半よりずっと玄米のお弁当を持参。

 

10月末に職場の検診結果が出て、異常値とされるものはなかったが、体重が6キロ減っていたほか、白血球が昨年は6200だったのが3900と大きく減っているのが気になり(6月に大学病院に行った特は心臓とセシウムばかり気になっていたが、あとで検査結果をよく見ると白血球も4900と減少傾向だった)、最初はストロンチウムで造血機能が弱ったのかと考えたが、動悸と体重、白血球減少のキーワードで検索すると、甲状腺機能亢進であるバセドウ病の情報にゆきあたったため、これを疑っていました。

 

12月初旬になってしまったが、検診の結果も踏まえ、6月に行った地元の病院で、甲状腺の血液検査を受け、結果、抗サイログロブリン抗体(TGab)が5.9、抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体(TPOab)が93.8U/mlでともに陽性、慢性甲状腺炎(橋本病)と診断されるが特に心配はないと言われる。12月の白血球数は4900で6月時と同じ。

 

 

 

現在も眠りが浅く、朝早い時間に目が覚めてしまい(昼間眠いことも)、食べても太りにくくなり、橋本病の特徴である体重増加の逆の状態なのですが、今後変わってくるのかもしれませんので、様子を注視したいと思います。倦怠感は311以前より持病のようにずっとあります。鼻血・下痢はありません。足がつったりはたまにありました。また311より前からですが、皮膚掻痒感もあります。11月以降は食べるものはさらに気をつけ、パンも自分で焼き、外食も控え行くときもなるべくメニューを厳選し、乳酸菌、ビール酵母等をとっています。

============================================================

 

三月中旬以降、原発事故の放射性物質拡散に関連し、なんらかの健康影響や異変があると思われる方は、その事象をメールで伝えてください。妊娠、出産に関わらず、医療的な中身に関わる事、会社、組織、学校など集団的におきている事を教えてください。極力、僕にメールしてください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp  


 

 

  

  ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、放射性物質の少ない場所に避難すべきだと僕は考えます。優先順位は「避難する」ことです。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く避難することをすすめます。

 

 


文京区母親橋本病中学生長女びまん性甲状腺腫小5次女リンパ腫れ視力低下小1三女甲状腺にのう胞

2011-12-12 00:46:29 | 福島第一原発と放射能

日本の医師が、きちんと放射能に対して知見がないことを示す対応がみられます。

母親が橋本病、長女の中学生が単純性びまん性甲状腺腫、小学五年生の次女がリンパ腫れ、急な視力低下、小1三女が甲状腺にのう胞ができています。遺伝的家系的に甲状腺の異常はないそうです。

ある専門家は「放射性物質の影響は間違いないし、医師が対応を避けている話と思います。ヨウ素以外の核種が、影響を与えていることは間違いないと思う。由々しき事態だ。ちょっとした、環境の差、偶然によって被ばく量に大きな差が出ていることを示すものにもなるとおもいます。」

=======================================================================

体の痛み痺れと戦いながら下見、学校の手続き家の契約を一人でこなし何とか10月末に福岡に子供と避難する事ができました。

感謝です。
精神的には楽になりましたが、体調不良が続き困っております。再度ご相談させてください。
 
夫五十代、私四十代、長女中2 次女小5 三女小1。
 
 3月14日 家族でヨウ素剤服用
 3月15日朝6時 家族5人で車で避難。東名経由で9時ごろ静岡13時滋賀 静岡からは外気を入れてしまった。
 昼ごろ耳の下が痛かった。
 
 3月17日 夫は空路東京へ戻る
 
 4月1日まで長崎に滞在
 4月2日から10日日東京 始業式入学式等あり普通に生活。ただし水食べ物はすべて海外と西のもの
 4月11日から7月25日まで長崎
 ただし長女は転校を拒否して東京に残る
 
 7月26日から10月25日まで東京都文京区 マスク、食べ物飲み物は取り寄せる。学校は弁当持参
 10月26日から福岡に
 
夫、現在も東京在住
7月からずっと喉の不調。空咳。
11月に血痰。スコープで見てもらうが乾燥のせいといわれる。
 
 私の症状
 3/15  耳の下の痛み
 5月  ひどいうつ状態に また耳の下と首のリンパの痛み(長崎にて)
 7月  喉が痛くなる(長崎で)
 
 7月28日 首の後ろから肩にかけてひりひりずきずき痛んで眠れない
 8月    近所の内科受診 血液検査 白血球が基準値より低く赤血球も少ないが異常といえるほどではない
        更年期の不定愁訴?精神科を勧められる。
  
    中旬 微熱36.8から37.3位続く
         だんだんと腕、足と痛みが広がる。体の筋肉がぴくと脈打つように痙攣する。場所は不特定
         腕足、の筋肉に小さな虫がいてうごめいている感じ。
 
    下旬 手のひら足の裏などに電流が走るような鋭い痛みが走るようになる。
        耳の下、首からあごにかけてずきずきと痛む。リンパか?
        関節痛(ひざ、肩、肘、手、足首)
 
 8月は起きていることができず殆どシップとアイスノンで冷やしながら寝てすごす。 
 
 9月    しびれるような頭痛がする。めまいも始まる
       喉がからしを塗ったように痛む(耳鼻科受診も所見なし)
       口の中がひりひりする。
       動悸
       手の振るえが始まる
 
10月   鼻の脇(副鼻腔?)が痛む。
      膀胱、性器の周りが ひりひりする。 
      わきの下から二の腕がずきずき痛む。(リンパか?)
      左胸の痛み
      歯の根元がしびれる感じがする。
 
11月  視力の異常な低下。霞がかかった感じ
     生理がこなかった
 
12月  上記症状の全てが継続。
      日によってそれぞれが強く出たりいろいろで必要最低限の家事をこなすのが精一杯で殆ど寝ています。
      特にリンパの痛みと筋肉のしびれが強くてつらいです。
 
また12月1日の健康診断で左乳房に5ミリから7ミリのものがエコーで発見され、専門病院を予約中です。
 
長女  6月からアトピー悪化。幼児期はあったが7,8年治っていた。
     8月耳の下の痛み
        頭痛
        唇の周りのひどい湿疹 
        生理不順
     9月手足の関節通
     10月おなかの筋肉の痛み(運動は何もしていない)
     11月目のかすみ
     12月歯が痛い(虫歯など異常なし)
 
次女  8月頭痛
        のどの痛み
       たんが絡み1分に一度くらいの咳払い。音楽の時間歌が歌えないくらい
       倦怠感
       眠気
       耳の下の痛み
     12月急激な視力低下 6月1.2がなんと0.3と0.5に   
 
三女  4月からおねしょ(保育園のとき少しあったが治っていた)一晩に2回することもあり
     7月鼻血3回
     8月鼻血3回 前触れなく突然ツーと出る
       喉の痛み 絶え間ない咳払い
       耳の下の痛み 
     9月朝起きられなくなる。学校を休みがちになる。だるさを訴える
     (移住後眠そうだが起きられるようになる。おねしょも回数が減る)
     11月 足がしびれると何回か訴える
          時々膀胱とお尻の穴がしびれると言う  
          クラスで一人だけ吐き気を伴うおなかの風邪で3日間休む
      12月喉がガラガラ
          首の痛み
 
子供3人ともクマがひどかったのですが移住後は少し取れたように感じます。
 
  10月表参道の伊藤病院にて甲状腺検査を受けました。
  私と長女は血液とエコー
  次女と三女はエコーのみ
 
結果 私は橋本病といわれる。甲状腺はびまん性肥大。6ヶ月から1年おきに要経過観察。治療は今のところ必要ない範囲
    長女 単純性びまん性甲状腺腫 サイログロブリンの値が正常値より高いがホルモンは正常
    次女 所見なし リンパは少し腫れている
    三女 病的意義のないのう胞のみ
 
結果は私が行かれず夫が行ったのですが「奥さんは少しノイローゼ気味では」といわれたそうです。
また「日本人はチェルノブイリの人と違い海草などヨウ素を日常的に摂取しているしましてや東京で甲状腺に以上が出るようなことは考えられない」とも。
 
 
また文京区内の小児科で子供達の血液検査などお願いしようと受診しました。耳の下の痛みを訴えてると言うと
「東京で被曝はありえない。絶対ない。耳の下は歯並びとあごの骨の疑いがあるから口腔外科へ行くように。
 お母さんが心配しすぎないでドーンと構えてないと子供の精神状態にも影響します」
かかりつけでよく見てくださると信頼していた小児科だったので言葉を失いました。
 
 
ただ東京でも私ほど症状の出ている方は少ないように感じます。
次女、三女の文京区立小学校でもマイコプラズマが流行ったもののそれ以外子供、保護者の体調不良もあまり聞いていません。
長女の学校は葛飾区ですが聞いても関心もないのか驚くほど日常です。
 
自己分析に過ぎませんが3月15日午前中プルームとともに移動してしまったのが原因かもしれないと考えています。
200キロより300キロ400キロのほうがチェルノブイリでは被害が大きかったとも聞きます。
東京在住で15日に普通に過ごされた方より多く被曝した可能性があると見ています。
 
===================================================================
本日松坂の講演会も残り10人で満員ということです。 
「木下黄太講演会 in 松阪 福島第一原発事故後の今」
              
日時 : 12月12日(月曜日) 18時30分開演
場所 : 松阪市カリヨンプラザ 3階 市民活動センター
        
 松阪駅から歩いて8 分。駐車場(無料)もございます。
参加費: 一人500円
託児はご用意できませんが、お子様連れでのご参加もお待ちしております。

ご予約お問い合わせ
「木下黄太講演会 in 松阪」実行委員会
メール veludousagi@yahoo.co.jp
  

=====================================

明日仙台の午前の講演会は、180席が満員となりました。このため、仙台で夕方の講演会を別に設定しました。下記のフォームからお申込みください。

12月13日(火) 15時半開場 16時開始~18時

申込専用フォーム
http://kokucheese.com/event/index/23418/

場所:仙台市体育館 (研修室)
    宮城県仙台市太白区富沢一丁目4番1号

アクセス:地下鉄「富沢駅」で下車の後、案内板に従って約5分で到着。

無料駐車場あり:A駐車場限定75台先着(ほか有料Pあります)

会費:500円

託児なし

未来へつなご~会
     

  
====================================
埼玉県志木市でも講演会を行うことになりました。
 
「木下黄太講演会 in 埼玉県志木市 福島第一原発事故後の今」
 
日時 12月18日(日)
時間 18時15分~20時15分(質疑応答含む)
場所 しきふれあいプラザ(丸井ファミリーフォーシーズン志木8F)
    
    東武東上線志木駅東口徒歩1分(マルイファミリー志木 志木駅改札を出 て右手)
ふれあいプラザ専用の駐車場はありません。丸井地下の駐車場(市営)もしくは近隣のコインパーキングをご利用
下さい。なるべく電車でお越しになることをお勧め致します。
 
              
参加費: 一人500円
託児はご用意できませんが、お子様連れでのご参加もお待ちしております。

ご予約お問い合わせ
kodomosukoyakashiki@yahoo.co.jp
吉川

 

  

 

  

東京都下(西部)1000人規模の学校。高校生二人が心不全で突然死。ECRR勧告の書籍について。

2011-12-11 03:28:30 | 福島第一原発と放射能

 東京都下、西部で1000規模の学校で、高校生二人が、心不全で突然死をしたそうです。もちろん原因は特定できませんが、報告はしておきます。

========================================================= PTAでのお話しにショックを受けました。

 (子供が通う)学校の高3の男子が、11/29に風邪で休校し、その翌日に突然死したそうで、明日告別式です。
その親御さんから直接詳しく聞いた訳ではありませんが、どうも心不全のようなのです。
給食はなく、内部被曝の状況は各家庭の「意識の差」によるものだと思うのです。(つまり、水、米、肉、魚、牛乳、野菜からどのくらい摂取していたか)
外部被曝はといえば、その子は高3なので部活は既に引退し、最近は受験まっしぐらの生活だったようで、特別なことはなかったと思うのです。
6月に亡くなった子は高2の女子で、こちらは生れつき心臓が正常に比べて小さかったのですが、日常生活における行動制限は特に無く、学校生活最後の体育祭ではチアリーダーで元気いっぱい踊っていたそうです。
まさかその2日後に、心不全で亡くなろうとは露ほども思っていなかったことでしょう。
6月上旬は夏のような暑さで、連日土埃の中練習に励んでいたそうです。
大変残念で、悔しいです!
=========================================================

  ICRPの基準でしか、放射能の影響を考えないことが、当たり前のように言い張る人がいます。政府は当然そうです。しかしながら、もちろん、そのことをどのように捉えるのかが、いろんな観点で考える必要があります。その点では、唯一の反対団体、ECRR、欧州放射線リスク委員会の2010年勧告が、書籍にまとまっています。これをとにかく今、日本国民は全員が読むべき文献と、僕は、考えます。放射能の被ばくによる影響がどういうふうにおきるのか、はっきりしたことはわかっていないと言い張る立場が正当かどうかはまずこの文献を読んでから考えるべきと思います。僕が何回もコメントしている、ベラルーシのバンダジェフスキー教授もこのECRRのメンバーです。このバンダジェフスキーがベラルーシの子どもたちの健康に、チェルノブイリからの放射能の内部被ばくのが与えている影響に注意喚起し、逮捕と収監という報いを受けたことが、まずはっきりと記されています。つまり、放射能を防御するという観点の主張が、旧ソ連の国では、逮捕収監という形で、弾圧までされたということは歴史的事実です。内部被ばくによる健康被害をなかったことにしたい人たちが、全世界に、いまだに数多く存在し、日本の政府中枢もそういう立場の人しか基本的にはいない現実を認識するためにも、僕は読むべきと思います。日本でも、僕が信頼している沢田昭二名古屋大学名誉教授もこの団体のメンバーです。本自体は専門的ですが、装丁や図表などは、それでもわかりやすくなっています。

「放射線被ばくによる健康影響とリスク評価」欧州放射線リスク委員会(ECRR)2010年勧告(明石書店刊)

明石書店の担当者宛にmoe@akashi.co.jpにメール注文の場合。価格:2,352円(定価の2割引)送料:300円(冊数ではなく1件の送料で、5冊以上はサービス)支払い方法:代引だそうです。

なお、これは、以前から美浜の会が翻訳してネット上にデータがありますが、きちんと書籍として、手元にないと、参照はしづらいと僕は思います。

三月中旬以降、原発事故の放射性物質拡散に関連し、なんらかの健康影響や異変があると思われる方は、その事象をメールで伝えてください。妊娠、出産に関わらず、医療的な中身に関わる事、会社、組織、学校など集団的におきている事を教えてください。極力、僕にメールしてください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp  


  

  ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、放射性物質の少ない場所に避難すべきだと僕は考えます。優先順位は「避難する」ことです。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く避難することをすすめます

 あす松坂の講演会も残り10人で満員ということです。メールアドレスが届きにくいというお話がありました。もともと間違って空白があいていたようなので、送信できなかった方は、アドレスをご確認ください。
 
「木下黄太講演会 in 松阪 福島第一原発事故後の今」
              
日時 : 12月12日(月曜日) 18時30分開演
場所 : 松阪市カリヨンプラザ 3階 市民活動センター
        
 松阪駅から歩いて8 分。駐車場(無料)もございます。
参加費: 一人500円
託児はご用意できませんが、お子様連れでのご参加もお待ちしております。

ご予約お問い合わせ
「木下黄太講演会 in 松阪」実行委員会
メール veludousagi@yahoo.co.jp
  

=====================================

あさって仙台の午前の講演会は、180席が満員となりました。このため、仙台で夕方の講演会を別に設定しました。下記のフォームからお申込みください。

12月13日(火) 15時半開場 16時開始~18時

申込専用フォーム
http://kokucheese.com/event/index/23418/

場所:仙台市体育館 (研修室)
    宮城県仙台市太白区富沢一丁目4番1号

アクセス:地下鉄「富沢駅」で下車の後、案内板に従って約5分で到着。

無料駐車場あり:A駐車場限定75台先着(ほか有料Pあります)

会費:500円

託児なし

未来へつなご~会
  

 

 

 

  
  
====================================
埼玉県志木市でも講演会を行うことになりました。
 
「木下黄太講演会 in 埼玉県志木市 福島第一原発事故後の今」
 
日時 12月18日(日)
時間 18時15分~20時15分(質疑応答含む)
場所 しきふれあいプラザ(丸井ファミリーフォーシーズン志木8F)
    
    東武東上線志木駅東口徒歩1分(マルイファミリー志木 志木駅改札を出 て右手)
ふれあいプラザ専用の駐車場はありません。丸井地下の駐車場(市営)もしくは近隣のコインパーキングをご利用
下さい。なるべく電車でお越しになることをお勧め致します。
 
              
参加費: 一人500円
託児はご用意できませんが、お子様連れでのご参加もお待ちしております。

ご予約お問い合わせ
kodomosukoyakashiki@yahoo.co.jp
吉川

 

  


特定の検査会社や特定のクリニックを、放射能対応で推薦するコメントを書いてくるな。

2011-12-10 05:15:09 | 福島第一原発と放射能

警告です。特定の検査会社、特定のクリニックの宣伝コメントを書く輩がいます。僕は極力注意していますが、面倒です。そういう宣伝をコメントとして書いてこないように。うっとおしい。

検査会社は尿検査の検出限界はどんなに高くても1Bq/L。できたら、0.5Bq/L。それより限界が高いところは意味がないし、どぶに金を捨てると同じです。そういうところの宣伝コメントを書くやつは本当にうざい。尿検査の中身も、検出限界もみなさんきちんと勉強してください。ほんとに困ります。

特定のクリニックの、特殊な被爆検査は私は関知しないし、関心もありません。これも書き込むなという話です。知りません。

 また、虚偽コメントで言うと、僕についてのありえない誹謗中傷が平気で行われています。

 池田信夫という人が、こちらを除染ビジネスをすすめる関係者のごとくツイートしています。暴力団関係者とも言いたいようです(笑)。ぼくがどれだけ、除染をやめろといっているのか、皆さんがご存知です。一応著作も出している人間が、何も確認せずに実名でこちらの誹謗中傷してますので、名誉毀損にあたるということだけは、はっきり言っておきます。

 ほかにも、頭のおかしな人が、、虚偽の情報をツイートしたり、同じ中身をコメントしてきます。ネット上のおかしな人々は、いったいどこまでおかしいのかと思います。こういう輩に直接、相対しに来いと言っても、直接きた輩はいませんし、メールもきません。

日本のツイッターが欧米と違ってほとんど匿名ツイッターなのもこうした現象に拍車を掛けていると僕は思います。情けない。

 前日の記事について、安定ヨウ素剤の服用が、腫瘍になったという書き込みがありますが、専門家と話しても、安定ヨウ素剤が腫瘍にさせることはありません。何らかの被爆があったことがポイントです。主客を間違えて、書き込んでいる人がいますので、念のため。この話は、都心部在住者で、フォールアウトにあたっている場合、症状が起きていることを端的に示すためです。わかりやすい事例です。ここにしつこく書き込んで、被爆の実態を認めない、本当におかしなコメントをしてくる人間がいます。論外です。被爆の実態を認めない感覚はおかしいです。いいたいことがあるなら、僕に直接言いにきなさい。

 

 

三月中旬以降、原発事故の放射性物質拡散に関連し、なんらかの健康影響や異変があると思われる方は、その事象をメールで伝えてください。妊娠、出産に関わらず、医療的な中身に関わる事、会社、組織、学校など集団的におきている事を教えてください。極力、僕にメールしてください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp  

 

 

 

  ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、放射性物質の少ない場所に避難すべきだと僕は考えます。優先順位は「避難する」ことです。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く避難することをすすめます

=====================================

仙台の午前の講演会は、180席が満員となりました。このため、仙台で夕方の講演会を別に設定しました。下記のフォームからお申込みください。

12月13日(火) 15時半開場 16時開始~18時

申込専用フォーム
http://kokucheese.com/event/index/23418/

場所:仙台市体育館 (研修室)
    宮城県仙台市太白区富沢一丁目4番1号

アクセス:地下鉄「富沢駅」で下車の後、案内板に従って約5分で到着。

無料駐車場あり:A駐車場限定75台先着(ほか有料Pあります)

会費:500円

託児なし

未来へつなご~会
          

 

 

======================================

 

松坂の講演会も残り20人で満員ということです。メールアドレスが届きにくいというお話がありました。もともと間違って空白があいていたようなので、送信できなかった方は、アドレスをご確認ください。
 
「木下黄太講演会 in 松阪 福島第一原発事故後の今」
              
日時 : 12月12日(月曜日) 18時30分開演
場所 : 松阪市カリヨンプラザ 3階 市民活動センター
        
 松阪駅から歩いて8 分。駐車場(無料)もございます。
参加費: 一人500円
託児はご用意できませんが、お子様連れでのご参加もお待ちしております。

ご予約お問い合わせ
「木下黄太講演会 in 松阪」実行委員会
メール veludousagi@yahoo.co.jp

都内で、新宿→世田谷在住、姉弟幼児二人とも甲状腺などに腫瘍がみつかる。

2011-12-09 14:06:59 | 福島第一原発と放射能

都内で新宿から世田谷に移転、さらに関西に避難移住した、お子さん二人が甲状腺と甲状腺近くに、腫瘍ができている話です。

===================================================

主に東京在住、現在(関西に)避難中です。先週子供に腫瘍がみつかりました。
子供は長女5歳、長男2歳5カ月です。
3月15日13時半の新幹線で東京から大阪に避難し、4月4日に東京都新宿区に戻りました。
ほぼずっと外出はせず、必ず車で移動し、室内施設で遊ばせていました。
6月に世田谷区に引っ越し、9、10月には、1時間程度、マスクをして数回公園で遊んだりしました。
11月は瓦礫処理で空間線量が0.33まであがったのを確認し、家の換気を切り、安定ヨウ素剤を飲ませ、                     11月中旬に避難しています。
避難直前より、二人とも口腔内がはれたため、病院受診。腫れは医師にもみたことないようなもので、                            甲状腺にしこりを発見、血液検査異常なし、エコーで4mmのmassを発見。

==================================================
さらに詳しく状況を書きます。
既往症 長女 食べ物アレルギー(卵、乳、青魚の症状強く、他大豆、小麦、)、長男 食べ物アレルギー(卵、乳現在検査中)
3月13日、うがい薬を一口だけ飲ませ、自宅(東京都新宿区)から埼玉県にうつる。とろろ昆布を食べはじめました。
3月15日午前8時頃埼玉県から車で出発し(換気なし)、13時30分の新幹線で東京駅から大阪にむかいました。このとき、ホームなど1時間ほど外にいました。マスク着用なしです。
大阪についてからすぐ、母子三人が特に体がだるく、また翌16日には子供二人とも皮膚炎になり、病院受診。
皮膚炎、だるさとも、回復するのに1週間以上かかりました。
大阪だったので、水は水道水で、食べ物は産地に気をつけ、葉野菜は食べませんでした。
一度だけ、乳製品をとってしまい、産地はわかりません。ケーキ2切れです。
4月4日夕方に大阪から東京にもどり、マスク着用し、東京駅から新宿の自宅までタクシーで戻りました。
自宅はマンションで14階。すぐに拭き掃除し、完璧ではありませんが、換気をとめ目張りしました。
外出はほぼさせず、外出したらシャワーを浴びました。4月は2回だけ外出しました。4月16日に徒歩10分の友人宅へマスクして行きました。滞在は3時間くらいで窓は大きく開いていました。友人宅ではマスクはずしてしまいました。帰宅後から、また母子三人で体がだるくなってしまいました。4月29日にも長女だけをつれてマスク着用で、地下鉄で虎ノ門へ出かけました。外を歩いたのは、全部あわせて1時間程度です。このときは体調に変化はありませんでした。

5月からは、少しずつ車のときだけ、外出するようにしました。週1回程度です。ドライブ程度にしました。
食べ物は産地に気をつけ、京都以西のもの、青森、北海道のものを食べました。また、工場の場所に気をつけて、キノコも工場内生産のものだけ5月まで食べました。
海産物も、九州産を食べていました。6月8日に新宿区から世田谷区に引っ越しました。この日から、家の換気をはじめています。
事故以来、なるべく拭き掃除をしてきました。書き忘れましたが、長女は事故以来一度も幼稚園に登園していません。
7月から、時々マスクをして外出するようになりました。自転車で、5分から20分くらいの児童館などにいきました。
8月には、一度だけですが外に3時間ほどいたときがあります。8月14日の午後でした。
また、北海道の乳製品でつくられた洋菓子をよく食べていました。週に一度、2個程度です。
プールには、夏に5回ほどいきました。1、2時間程度でした。 9月は、2回大蔵の公園で30分程度マスクをつけて遊ばせました。線量は低いほうですが、土壌汚染はそれなりだと思います。風はおだやかでした。
10月くらいから、目の下のクマがではじめ、体力の低下を感じ、急に弱々しくなりました。病院を受診しましたが、被曝ではない、と言われました。このとき、甲状腺にしこりはありませんでした。また、3月以来はじめて埼玉県川口市に戻りました。こちらも、換気を料理とお風呂以外はずっとしなかったので、一通り拭き掃除をし、滞在していました。
しかし、このときから咳がではじめ、滞在中は治りませんでした。
10月後半に、また大蔵公園の、アスファルト部分で30分程度マスク着用でサッカーをしました。 11月2日、再び臨界のニュースを聞き、深夜に安定ヨウ素剤を2錠飲ませ、とろろ昆布も食べさせ、車で東名高速に乗りました。
このまま関西まで行くか悩みましたが、静岡県境までいき、結局引き返してしまいました。
風向きは南風でしたが、この日から、咳が続いています。。そして、口腔内の腫れは、この頃できたと思います。こぶ大の腫れが、二人とも両方の頬内側にあり、痛いそうです。12月にはいり、咳はまだ出続けています。11月4日病院受診。甲状腺に異常なし。
11月18日に関西に避難してきました。最初はまだつらかったけれど、日々体が楽になります。思えば、4月に東京に戻って以来、慢性的なだるさがありましたが、それがかなり薄れました。一度、公園に遊びにいったあとは、咳と鼻水がでました関西でも、ほとんど外では遊びません。
11月30日深夜、口腔内の腫れが痛いと泣き出し、病院受診。腫れを医師に見せるも、今まで見たことがないと言われ、甲状腺にしこりを発見。12月2日に甲状腺腫疑いで血液検査、エコー検査し、血液検査異常なし、エコー検査二人とも4mmのmass発見。長女は甲状腺内部に、長男は甲状腺外部にみつかりました。

重要なことを書き忘れました。
11月4日より、都内で瓦礫の焼却がはじまり、空間線量が0.33まであがりました。
そのあと、0.18になりました。
それまではずっと0.10程度で落ち着いていました。病院受診はその2日後でした。
瓦礫処理による汚染は、無視できない量になっていると思います。
場所は、世田谷区経堂、千歳船橋付近です。

=========================================

ある専門家は「当初から、何か放射性物質を、大量に吸い込まれてしまったようですね。安定ヨウ素剤は、症状をはやく悪化させた気がします。」と話します。僕もこのケースはおそらく放射性物質に被爆している状態があって、お子さんたちの状態がよくなかったのだと思います。こういう場合に、安定ヨウ素剤を服用させることが、マイナスになる場合があります。元々、当初のフォールアウトにより影響が出ていて、慢性被爆が続いています。つまり、なんらかの異常が、お子さんたち二人に、そもそも共通している発生している状況なのが根幹です。僕は世田谷や新宿界隈のいろんなお子さんにおきる可能性のある現象が、時間的に少し早まっておきてしまった話だと理解しています。その意味でも、特に三月も都内にとどまり、慢性被爆が続いているお子さんたちにどういうことがおこりうるのか、きちんと考えてほしいと僕は思います。こどもの甲状腺の腫瘍という話は東葛地域からも聞いています。引き続き警戒してください。

症例報告サイト「みんなのカルテ」にも書き込んでください→https://sites.google.com/site/sos311home/

 三月中旬以降、原発事故の放射性物質拡散に関連し、なんらかの健康影響や異変があると思われる方は、その事象をメールで伝えてください。妊娠、出産に関わらず、医療的な中身に関わる事、会社、組織、学校など集団的におきている事を教えてください。極力、僕にメールしてください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp  

 

 

  ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、放射性物質の少ない場所に避難すべきだと僕は考えます。優先順位は「避難する」ことです。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く避難することをすすめます

=====================================

仙台の午前の講演会は、180席が満員となりました。別に六十人近い参加希望者がまだいらっしゃるため、同日夕刻に別会場を予約できないか急遽調整しています。きまり次第お伝えいたします。

仙台講演会夕方の会場を別に設定しました。                           下記のフォームからお申込みください。

12月13日(火) 15時半開場 16時開始~18時

申込専用フォーム
http://kokucheese.com/event/index/23418/

場所:仙台市体育館 (研修室)
    宮城県仙台市太白区富沢一丁目4番1号

アクセス:地下鉄「富沢駅」で下車の後、案内板に従って約5分で到着。

無料駐車場あり:A駐車場限定75台先着(ほか有料Pあります)

会費:500円

託児なし

未来へつなご~会

             

 

======================================

松坂の講演会も残り20人で満員ということです。メールアドレスが届きにくいというお話がありました。もともと間違って空白があいていたようなので、送信できなかった方は、アドレスをご確認ください。
 
「木下黄太講演会 in 松阪 福島第一原発事故後の今」
              
日時 : 12月12日(月曜日) 18時30分開演
場所 : 松阪市カリヨンプラザ 3階 市民活動センター
        
 松阪駅から歩いて8  分。駐車場(無料)もございます。
参加費: 一人500円
託児はご用意できませんが、お子様連れでのご参加もお待ちしております。

ご予約お問い合わせ
「木下黄太講演会 in 松阪」実行委員会
メール veludousagi@yahoo.co.jp

 

 

 

 

 

 

 

 


「私の言うことをどうか怒らないで聞いてください」ベラルーシのゴメリ州、スモルニコワ医師の発言

2011-12-08 00:38:43 | 福島第一原発と放射能

 11/20に沖縄で開催された、ベラルーシの女医、スモルニコワ医師の勉強会のメモがとどきましたので、掲載します。チェルノブイリのかけはしの企画によるものです。沖縄では踏み込んだ発言もあったので、記録として残しておきます。彼女のいるあたりは、5キュリー/k㎡、およそ2850Bq/kgに少し足りないあたりの場所で医療活動に従事しています。現在のデータ的には、お子さんの七割くらいが体調不良を抱えていて、深刻な症状の子供も一割程度の地域です。健常な子供は三割程度しかいないそうです。沖縄でのやりとりが、生々しいものがあったため、掲載いたします。

 【野呂美加さん】

 「福島にこの間行って来たんですけれども、もうみんな疲れた。
放射能のことを考えることも嫌だと、汚染地域に残っている方がですね。
やっぱり、もう出て行く人はもうみんな出ています。
いや、本当にですね、聞いていて、本当に辛かったです。
やっぱり福島というところは、すごい、地縁、血縁それから伝統文化の物凄くあるところなんですね。
 

 先程もあのキュリーとかそういう話をしたんですけれども、
15キュリーから45キュリー、最終的には廃村になったというところでですね、
恐らくこの辺りは、旧ソ連の科学者・人は入らなかった?だろうというくらい高いですね。
福島市と郡山市に入っても、1マイクロシーベルト、2マイクロシーベルト、あるいは
8マイクロシーベルト平気で出る。

 やっぱりその、すぐに影響が出てこなかったので、逃げ遅れた感じがしますね。
で、今頃になってきて、やっぱり寒くなってくると、抵抗力落ちますよね。
そうするとみんなに症状が現れてきて、苦しいと。
だけど、精神的にこれを放射能のせいだと認めたくない。
認めたら、もうそこから、そこにいられなくなってしまうからですね。
逃げられる人と逃げられない人、いろいろあるので、
まず、もうこっちの安全なところに身を移せた方も含めてですね、そういう方たちは
助ける側に回ってあげてほしい。」

【スモルニコワ・バレンチナ先生(ベラルーシ・ゴメリ州ブダ・コシェリョワ)】

 「出産率はだんだん減り、死亡率は高くなります。それは、理由がいっぱいあります。
事故の後すぐ、1986とか88年に子どもであった人は今ロシアにいます。
でも、子どもが生まれることができる人々は、どんどん減ります。
その若い両親は、普通健康が悪いです。いろいろな疾患があります。
そして、徴兵に行かなければなりません。
少年の調査がありました。
10年前、25%の少年は、いろいろな疾患で、徴兵に適合できませんでした。
2011年春、徴兵に行かねければならない少年のうちに、38%は
全然適合できませんでした。
そして、徴兵行った少年のうちに、34%はいろいろな機能疾患で制限があります。
妊娠の女性のうちに85%は何か病気があります。
糖尿病、高血圧、腎臓の問題、甲状腺の問題、心臓の問題とか、とても問題があって
子どもを産めるのはとても難しくなります。
それに、精神疾患がある人々も最近多くなりました。」

 「ストロンチウムと骨の関係。脊柱疾患が増えた関節炎も重症化。
骨は柔らかくなり壊れやすくなる。骨の間にある節の疾患も増加。
骨がよく動かないので騒いで動く。ベラルーシ医師たちは、疾患の原因がわかっていない。
でも、そういった疾患がでていることは事実。」

 

 

「これから、私が言うことをどうか怒らないで聞いてください。
ウクライナは、原発事故で、汚染が広まらないよう防御をした。

農地も居住地も、汚染は広がらないようにした。

私の印象では、東日本はウクライナよりも絶望的に見える。
農地の汚染が深刻であり、また汚染の拡大が続いている。居住地
の汚染も厳しい。

東日本は、チェルノブイリよりも、ストロンチウム、α線やβ線の核種が、大量にでているだろう。


いま汚染地に住む人々が避難するとしても、
膨大な人々の移住先として、汚染されていない土地が確保できるとは思えない。」

質疑応答の時間:
  

日本人医師から質問

 「検査紙のようなものでの尿からの測定・脈拍・血圧測定・触診とかの家庭できるセルフチェックは有効化ですか?」

スモルニコワ先生

 「検査する時に、いろいろなケースがあります。0-3才までの子どもは甲状腺の癌はあまり有りません。小さい子なら3才から甲状腺の検査をする必要があります。が家族によっては検査を反対する人も居ます。血液を取るの嫌がる子には紐に結んで血液をとりました。血液の検査大事なのでベラルーシでは年に1~2回します。」

日本人医師

 「日本では、内部被曝を認めていないので希望しても医師が正しく検診をしません。ベラルーシでは、内部被曝を認めた上で正しく診断をしていただけるんですか?」

スモルニコワ先生

 「ベラルーシ政府のレポートです。事故から二十数年から経って出たレポートです。残念ながら英語ではありません。ベラルーシの医師達は、内部被曝に関して認めます。このレポートにはそれが書いてあります。この書類には『放射性核種を放つ果物や野菜を食べると、発癌する可能性が大きくなる』と書いてあります。そして、子どもも大人も悪性腫瘍のその一つの理由は放射線です。
ベラルーシの癌や疾患には、政治・法律的にチェルノブイリに関わる病気があります。土壌汚染や他の内部器官の癌や腫瘍の問題はチェルノブイリに関わる名前があります。福島原発の被害を受けた方は、自分の被曝量を調べてください。日本には、そのような機械があります。人々は、機械を使うように求めなければなりません。そして、野菜や果物・牛乳・キノコの放射性レベルを測る機械あるはずです。
ベラルーシには、あるけど…、」

 

=====================================================================

仙台の講演会参加希望者殺到のため、会場を変更、開始時間も早まりました。会場は三倍の定員に拡大しましたが、残りわずかと聞いています。

12月13日(火曜日)
9時半開場10時講演会開始11時45分終了
定員 180名(お子さんのお席含みます)

会費 500円

エルパーク仙台 セミナーホール
〒980-8555 仙台市青葉区一番町4丁目11番1号
旧141ビル(仙台三越定禅寺通り館) 5階・6階

地下鉄:仙台市営地下鉄南北線 勾当台公園駅下車
(南1番出口より地下道で連結)

============================

                    

木下黄太講演会IN松坂「福島第一原発事故の今」
 
日時 : 12月12日(月曜日) 18時30分開演

 

場所 : 松阪市カリヨンプラザ 3階 市民活動センター
          松阪駅から歩いて10~15分。駐車場(有料)もございます。

 

参加費: 一人500円

 ※託児のご用意できませんが、お子様連れでのご参加もお待ちしております。

ご予約•お問い合わせ
「木下黄太講演会 in 松阪」実行委員会
veludo
 
usagi@yahoo.co.jp

人数把握のため、参加される方のお名前とお住まい(市町村名)、お子様連れの有無、当日の交通手段をお知らせください。

 

 

 





セシウム粉ミルクで思うこと。「給食から牛乳排除を」

2011-12-07 12:14:04 | 福島第一原発と放射能

 粉ミルクからセシウムが検出された件です。おそらく、国内、特に東日本の原乳を使う場合、乾燥濃縮という過程になると、通常よりも一キログラムあたりの放射性物質が増していることが考えられます。そういうことから考えると、原乳が10Bq/L以下の汚染であって、簡単な検査では通過してしまう場合、濃縮されたら数十Bq/kgの粉ミルクになることは容易に想定できます。なぜ僕がこう書いているかというと、十勝の農業関係から「研究機関の関係者から、当初、牛乳で検出されているから飲むなと言われているのがでまわった」という情報を聞いているからです。釧路国道沿いで20Bq/kgの土壌汚染がある以上、十勝の牧草でそれ以上に汚染されている牧草があるほうが自然です。そうしたケースの場合、乳牛が一定程度体内汚染され、牛乳が低濃度に汚染されている話は、むしろ合理的な話です。そういう原乳を使っている以上、濃縮によって、検出されるレベルになってもなんらおかしくありません。もちろん乾燥大気も可能性はありますが、原乳が汚染されていることをミルクメーカーが認めることは、きわめて難しいだろうということも、僕は推測できます。こういう状況の企業がすべて本当のことを話すと思っている人がいますが、とてもおめでたいと思います。ありえません。

 このメーカーでは、七月から中国向けの製品はオーストラリア原乳でオーストラリア製造にしていました。「ご安心を」と中国で会見済みです。こういうことから判断すると、ある種の危険度はわかっていたと思います。ばれなければ、日本の赤ちゃんを窮地に追いやってもかまわないと。おそらく、ほかのメーカーも違いはないでしょう。これは、一社のみの問題ではありません。ミルクメーカー、否、食品製造メーカー全体にかかわることです。もちろん、政府の責任は言うまでもありません。どこの国が、赤ちゃんにセシウムミルクを飲ませるのでしょうか。これは、完全に回避できた話なんです。輸入すればよかった。答えはひとつです。中国の赤ちゃんは守るのはかまいません、しかし、自国の赤ちゃんを滅ぼしたいのでしょうか。粉ミルクは原乳を海外で、製造場所も海外か、少なくとも西日本にすべきです。放射能大気汚染が理由もありえるなら。

 粉ミルクの件で僕はよくわかりました。ミルクメーカーは日本の子供を守らない。こうなってくると、すべての給食から、牛乳を排除するしかないです。牛乳を飲まなくても、子供の健康に害はありません。牛乳を全国給食で、排除すべきと思います。 子供と利権と、あなたはどちらが大切か。大切なほうをとるしかない。僕は利権はいらない、だから牛乳を学校給食から排除すべきと思います。子供に強制的に牛乳を飲ませるなという事です。給食システム全体を正すべきだが、緊急性の高い牛乳を給食から排除すべきです。給食=牛乳の刷り込みにとらわれてはなりません。今は戦時と同じ。非常時の判断はこれまでの常識とは180度違う。間違わないでください。

 粉ミルク関連では、食品安全の専門家のおばさんが「水で7倍位に薄まるのでそんなに心配することはない 、工場はフィルターをすれば良かったのでは 」と超スマイルで回答していました。真剣に考えてたらあんな笑顔ではとてもいられないはずです。この期に及んで、こういうことで、テレビ出て、喜んでいることが、こちらからも、わかる人間とはいったい何者なのでしょうか。しかも、大半のメディアが大きく取り上げたがらないようです。なかったことにしたい。海外メディアが、BBCなどは、ある意味馬鹿にして取り上げている現状なのに。日本のメディアは根幹がおかしいままです。

 

 

 

=====================================================================

仙台の講演会参加希望者殺到のため、会場を変更、開始時間も早まりました。会場は三倍の定員に拡大しましたが、残りわずかと聞いています。

12月13日(火曜日)
9時半開場10時講演会開始11時45分終了
定員 180名(お子さんのお席含みます)

会費 500円

エルパーク仙台 セミナーホール
〒980-8555 仙台市青葉区一番町4丁目11番1号
旧141ビル(仙台三越定禅寺通り館) 5階・6階

地下鉄:仙台市営地下鉄南北線 勾当台公園駅下車
(南1番出口より地下道で連結)

============================

 

 



 

                  

木下黄太講演会IN松坂「福島第一原発事故の今」
 
日時 : 12月12日(月曜日) 18時30分開演

 

場所 : 松阪市カリヨンプラザ 3階 市民活動センター
          松阪駅から歩いて10~15分。駐車場(有料)もございます。

 

参加費: 一人500円

 ※託児のご用意できませんが、お子様連れでのご参加もお待ちしております。

ご予約•お問い合わせ
「木下黄太講演会 in 松阪」実行委員会
veludo
 
usagi@yahoo.co.jp

人数把握のため、参加される方のお名前とお住まい(市町村名)、お子様連れの有無、当日の交通手段をお知らせください。