「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
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きのうも地震多発列島日本。7億2400万円の震災関連税金を受け取った高岡市は4/26よりガレキ焼却開始。

2013-04-18 00:47:57 | 福島第一原発と放射能
 きのうは、八重山諸島の石垣島北西沖や与那国島近海、さらに伊豆諸島の三宅島近海、宮城県沖でマグニチュード5.0を超す地震がたびたびおきています。震度5強の三宅島、5弱の宮城県という状態にあります。

 こういうかたちで、どこが揺れるのか分からなくなっている、日本列島で原発を再稼働させることは、まるで愚かな所業です。生存の基盤を、無策な政府が捨てようとしていることに他なりません。狂っています。気象庁のホームページから引用した、昨日1日の地震の発生状況をいま一度、確認して下さい。

僕らは、放射性物質に加えて、このリアルの中にいますから。お忘れなく。

平成25年04月17日23時51分 17日23時48分頃 三宅島近海 M2.8 震度1
平成25年04月17日23時49分 17日23時45分頃 福島県沖 M4.1 震度1
平成25年04月17日23時22分 17日23時17分頃 三宅島近海 M4.1 震度2
平成25年04月17日23時22分 17日23時16分頃 三宅島近海 M2.5 震度1
平成25年04月17日23時16分 17日23時13分頃 宮城県沖 M4.2 震度2
平成25年04月17日22時36分 17日22時33分頃 釧路沖 M4.0 震度2
平成25年04月17日22時25分 17日22時21分頃 三宅島近海 M2.3 震度1
平成25年04月17日22時16分 17日22時12分頃 三宅島近海 M3.5 震度2
平成25年04月17日22時14分 17日22時10分頃 三宅島近海 M2.3 震度1
平成25年04月17日21時23分 17日21時20分頃 三宅島近海 M2.8 震度1
平成25年04月17日21時13分 17日21時10分頃 三宅島近海 M2.9 震度1
平成25年04月17日21時10分 17日21時03分頃 宮城県沖 M5.8 震度5弱
平成25年04月17日21時07分 17日21時03分頃 宮城県沖 M5.8 震度5弱
平成25年04月17日20時36分 17日20時33分頃 三宅島近海 M3.2 震度2
平成25年04月17日20時30分 17日20時27分頃 三宅島近海 M2.7 震度1
平成25年04月17日20時17分 17日20時13分頃 三宅島近海 M2.6 震度1
平成25年04月17日20時16分 17日20時12分頃 与那国島近海 M5.2 震度1
平成25年04月17日19時58分 17日19時55分頃 三宅島近海 M2.7 震度1
平成25年04月17日19時50分 17日19時47分頃 三宅島近海 M3.1 震度1
平成25年04月17日19時27分 17日19時25分頃 三宅島近海 M2.7 震度1
平成25年04月17日19時03分 17日19時00分頃 三宅島近海 M2.4 震度1
平成25年04月17日18時59分 17日18時56分頃 三宅島近海 M2.7 震度1
平成25年04月17日18時39分 17日18時36分頃 三宅島近海 M3.3 震度1
平成25年04月17日18時27分 17日18時24分頃 三宅島近海 M2.5 震度1
平成25年04月17日18時17分 17日18時13分頃 三宅島近海 M3.6 震度2
平成25年04月17日18時11分 17日18時06分頃 三宅島近海 M3.4 震度3
平成25年04月17日18時07分 17日18時01分頃 三宅島近海 M3.7 震度2
平成25年04月17日18時02分 17日17時57分頃 三宅島近海 M6.2 震度5強
平成25年04月17日17時58分 17日17時55分頃 三宅島近海 M4.5 震度2
平成25年04月17日16時57分 17日16時52分頃 三宅島近海 M2.7 震度1
平成25年04月17日16時46分 17日16時40分頃 石垣島北西沖 M4.0 震度1
平成25年04月17日16時45分 17日16時39分頃 与那国島近海 M4.1 震度1
平成25年04月17日16時31分 17日16時26分頃 石垣島北西沖 M5.5 震度1
平成25年04月17日15時55分 17日15時50分頃 石垣島北西沖 M5.7 震度1
平成25年04月17日15時47分 17日15時43分頃 石垣島北西沖 M5.6 震度1
平成25年04月17日15時41分 17日15時36分頃 与那国島近海 M4.2 震度1
平成25年04月17日15時35分 17日15時31分頃 与那国島近海 M4.4 震度1
平成25年04月17日15時25分 17日15時18分頃 与那国島近海 M4.5 震度1
平成25年04月17日14時36分 17日14時33分頃 三宅島近海 M3.4 震度2
平成25年04月17日14時32分 17日14時29分頃 三宅島近海 M2.9 震度2
平成25年04月17日13時59分 17日13時55分頃 宮城県沖 M3.7 震度1
平成25年04月17日12時39分 17日12時36分頃 三宅島近海 M2.9 震度1
平成25年04月17日12時33分 17日12時30分頃 三宅島近海 M3.2 震度1
平成25年04月17日12時28分 17日12時22分頃 三宅島近海 M4.7 震度3
平成25年04月17日12時16分 17日12時12分頃 三宅島近海 M4.1 震度2
平成25年04月17日12時04分 17日12時01分頃 三宅島近海 M3.0 震度1
平成25年04月17日11時58分 17日11時54分頃 三宅島近海 M3.0 震度1
平成25年04月17日11時21分 17日11時16分頃 三宅島近海 M4.6 震度3
平成25年04月17日11時18分 17日11時14分頃 三宅島近海 M4.6 震度3
平成25年04月17日10時19分 17日10時15分頃 三宅島近海 M4.4 震度3
平成25年04月17日10時04分 17日10時00分頃 宮城県沖 M4.0 震度2
平成25年04月17日09時03分 17日09時00分頃 熊本県阿蘇地方 M2.7 震度1


 放射能被曝の健康問題と併せて、地震多発の日本列島で、再稼働をおこなうことが、完全に世界常識とかい離している話をする為に伺います。伊方原発再稼働問題で、四国も厳しい情勢です。

【5/3(祝)木下黄太講演会 IN徳島】 

『マスコミが報道できない西日本の真実』 

5/3(祝・金)  14:00~16:00(開場13:30)

とくぎんトモニプラザ(徳島県青少年センター)4F会議室2

徳島市徳島町城内2番地1

申込→http://kokucheese.com/event/index/86370/

 


 7億2400万円の震災復興特別交付税を受け取っている富山県高岡市は、4/26から1700tのガレキを受け入れて、焼却すると発表しました。
 高岡市、不穏と昨日書いたのは、本日、高岡市側がガレキ本格受け入れを始めますという発表をするという内部情報が個別に入ったからです。情報源との兼ね合いで、ああいう表現をしたまでです。なお、こういう情報提供は、ネットの機能的問題、情報ソースとの兼ね合いで出来る事と無理な事があります。勿論緊急度が高ければ、そうした制約を僕は全て無視します。しかし、今回の場合は、高岡市の動向に、必要な方が注意すればよいだけですので、そう致しました。こういう事まで注釈を書かないとならないほど、ネットのおかしな言いがかりが多いため、こんなことまで細かく書いています。
 
 まあ、市民の健康被害可能性よりも、7億2400万円を優先するのが、富山のやり方です。現地から、昨日の市側の会見。およびその後の市民側の動向について、複数の報告が寄せられています。

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今日の報告をします。もともとは、3月26日に交付金等が議会で可決された事の抗議声明を受けて、全国から抗議文が届き、それを市長と市議会議員に伝えるために、今日は出向く予定で、2日前に秘書課と事務局へ予定を伝えていました。
 
10時半より、生活環境部の永山部長が記者会見をしました。
内容は、記者から概要を聞きましたが、今月26日より焼却開始で、ほぼ毎日、試験焼却時と同じくらいの量を一般ゴミと混ぜる。総量は1700トンを予定しているとのこと。市長は、今日は公務があるため、永山部長が代理で話されたそうです。11時半頃に終了。
 
記者会見の前後には11人が抗議に、記者室前に詰めかけました。
 
11時半に、秘書課と市議会事務局へ、高岡の未来を考える会が把握しているだけで、98件全国から抗議が来ていることを伝え、真摯に受け止めてほしいことを伝えました。全国からの抗議文と、10項目の公開質問状を加え、提出しました。それとともに、今回抗議文を届けに行くと伝えていたのに、その直前に受け入れに向けた記者会見を、しかも市長ではなく、生活環境部長が会見した事は、誠意が感じられず残念だと伝えました。
 
その後、記者会見をしました。
同じく、全国からの抗議の声や市民の声に対して誠実に対応していない事を遺憾に思うと伝えました。広域処理が全国的に終息していること、震災がれきの量がほとんどなく、被災地支援になっていないこと、復興予算からくる交付金交付税を受け取ることの倫理的問題について(は、あんまり主張できませんでしたが)の3点を主張しました。
記者からは、今後どのような活動をしていくのか、抗議文や質問状についてなど質問がありました。それと、原発に事故があり、同じ状況になったら、どういうスタンスをとられるのか、と尋ねられました。助け合うべきだと言いたかったのだと思いますが、核廃棄物はまず焼却や拡散すべきではなく、地元で同じ事がおきても同じように主張して行くと伝えました。その記者は、高岡市の説明会での市民の態度は失礼だと言われ、反対する人をよくは思っていないようでした。今、市民が絆で受け入れるのだと信じている中で、あんまり攻撃的に抗議するのは、世論を敵に回すことになる可能性が高いと思います。来週には、受け入れ開始する意向なので、どう対応していくか、話し合いましょう。
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このようなことになるのではないかと、これまで、社会運動とはまったく無縁の
人生だった私てすが、この件に関しては、高岡市のやり方が変だと思い、
この一年余り、ずっとがれきのことに見ておりました。

出来ることは限られていましたが、個人として出来る限りのことはしてきました。
けれども、実際、このような状況になりまして、本当に悔しいです。
よりにもよって、なんで高岡が、という気持ちです。

本来機能すべき報道が機能しないで世論が形成されていく中、
多くの方に、高岡のこの理不尽な状況、知っていただきたく、
お願い申し上げます。

分かってはいのですが、本当に悔しいです。
本当は1700トンもないんです。たぶん、下記の社民党の視察からすると
高岡の分は1000トンもないのではないかと…。わかりませんが。
http://niikawamirai.jimdo.com/



なお、高岡市や議会にたいする抗議の声は、下記にお願いします。

【抗議先】
1)高岡市
ホームページ:https://www.city.takaoka.toyama.jp/kocho/shise/kocho/goiken/otazune/otazune.html
ツイッター: @takaokacity
電話:0766201232(広報課) FAX:0766201664(広報課)
2)高岡市長
ツイッター: 高橋正樹市長 @mahchanTAKAOKA
フェイスブック: 高橋正樹市長 http://www.facebook.com/mahchant?fref=ts
高岡市の市長のホームページのお問い合わせ先
http://www.city.takaoka.toyama.jp/hisho/shise/gaiyo/shicho/index.html
3)高岡市議会(議会事務局)
電話:0766201531 FAX:0766201534 E-mail gikai@city.takaoka.lg.jp

これまでの経緯については下記のサイトをご参照ください

【参考サイト】

3.3富山ガレキ阻止大会 みんなの力ではね返そう!

「みんなの高岡 after 3.11」http://minnanotakaoka.com/
「ノーモア放射能とやまネットワーク」http://www.toyama-no-more.jp

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5/3(祝・金)徳島講演開催決定、伊方原発再稼働関連で松山でも開催検討中。高岡市で不穏な動き、要注意。

2013-04-17 02:42:17 | 福島第一原発と放射能

〇まず高岡市です。不穏な動きがあります。注意して下さい。


〇徳島講演を急遽開催いたします。別件で徳島に帰省することとなり、併せて講演開催要望がありましたので、行うことに致しました。今回緊急開催の為、前回、前々回よりも小さい会場での開催になります。定員が120人程度ですので、予約の方優先になります。おはやめにご予約下さい。

【5/3(祝)木下黄太講演会 IN徳島】 

『マスコミが報道できない西日本の真実』

 

5/3(祝・金)  14:00~16:00(開場13:30)

とくぎんトモニプラザ(徳島県青少年センター)4F会議室2

徳島市徳島町城内2番地1

伊方原発再稼働問題など、四国も厳しい情勢があります。放射能被曝の健康問題と併せて、再稼働をおこなうことが、完全に世界常識とかい離している話をしに伺います。

申込→http://kokucheese.com/event/index/86370/ (受付開始)


〇伊方原発再稼働問題は、この夏の大きなテーマになると思われます。参議院選挙を挟んで。その観点で、5/4か5/5に松山でも講演&伊方原発再稼働阻止のための対話討論も開催したいと考えています。現在、こちらも準備しています。固まり次第、お伝えいたします。これは、従来の運動体以外にも、放射能被爆の観点から、愛媛県内で今回の再稼働に反対する人々を独自の形で集めたほうがよいと、僕が考えているところから、始まっているはなしです。



 


茨城南部で事故後誕生の赤ちゃん、好中球減少症、甲状腺ホルモン異常⇒松本移住三週間で好転の兆し。

2013-04-16 00:46:56 | 福島第一原発と放射能

【拡散希望・無関係】

 僕と「放射能防御プロジェクト」は、与那原町議会議員選挙に立候補された龍野愛氏@ailyn100と静岡県議会議員補欠選挙(伊豆の国市)に立候補された森田悠馬氏@MoritaYuumaとは、去年度より無関係ですので、皆さんに、ご了解頂きますようにお願い申し上げます。

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きのう長野県松本市で高校生の突然死のお話をお伝えしました。松本あたりでも安心を盲信してはならないという意味も込めて書いたつもりです。

しかし、勿論相当高度に汚染されているエリアは、其の比ではありません。

茨城県の南部は汚染がかなり厳しいです。ここで震災後に産まれたお子さんの状態がおかしく、

おかあさんが検査確認を続けて、松本市に移住に踏み切りました。

茨城では、ずっと目の下に隈があったそうです。赤ちゃんに。その子の移住前のいろんな状態と、移住後、三週間経過しての変化を伺いました。

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茨城県南で、事故時妊婦で震災を受けて事故後に出産した子どもがいます。

東京で一歳八ヶ月で検査をしていただきました。
結果は白血球の好中球が1008で、好中球減少症という診断でした。
異形リンパ球がプラス(出ているという意味)で、甲状腺ホルモンの数値もグチャグチャでした。
すぐに母子で長野県(松本市)に住居を移しました。
まだ住居を移して一ヶ月なのですが、子どもの目の下まぶたに、デキものが出来てしまいました。
二日目少し赤みと腫れが増えた気がして、どうしたら良いのか分からず木下さんにメールさせていただきました。
結局すぐに、眼科を受診して、切開して膿を出すかと言われましたがやめて、抗生剤の目薬で膿を小さくしています。
一週間経ちましたが、まだ少し赤みと腫れが残ったままです。

しかし、松本に来てから、(茨城でずっとあった)目の下のクマは三週間目から無くなり、甲状腺ホルモンの値は三週間目の血液検査ですべて正常値ど真ん中あたりに戻りました。バスタオルがびしょびしょになる寝汗をかいていましたが、全く無くなりました。

ただ、白血球の好中球は、まだ1200くらいにしかなっていないので、
あと2ヶ月位したらまた検査をする予定です。

親の私は、事故時茨城の室内にほとんどいて、食べ物も気を付けて水も水道は米も触れさせませんでした。最初から最後まですべてミネラルウォーターで洗っていました。
北海道は食べていないまま関西から九州のみでした。
が、事故後一ヶ月で二回ほど心臓が止まりそうな経験をしました。
家族に話したら笑われたのでそれ以降は誰にも話していませんでした。
三ヶ月目に出産したら、全身の関節が傷み手が曲げられなくなりました。ボタンが止められず、階段も登り降り出来なくてペットボトルが開けられない生活になりました。
なんとか少しずつでもうごけるようになり、子どもの血液検査をきっかけに長野県にきてからは、
関節の痛みがどんどん消えて毎日児童館にいけるようになっています。
松本にきて二週間目で足の爪(一本)は全部ポロリと取れましたが、根元からまたはえて来ました。

木下さんのブログにはいつも助けて頂いています。
大変なご苦労があるなかお忙しいなか、お電話させていただきまして本当に有難うございました。
 

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まず赤ちゃんが出生後、すぐに目の下に隈があるような状態は訝しく思います。こうしたことに加えて、中程度の好中球減少症になっている。そして、甲状腺ホルモンの数値もおかしい一歳児。茨城南部でおきている話です。しかもお子さんは、震災時におなかにはいました。被曝影響は、胎児に最も大きいと言います。

松本移住後、できものはできましたが(移住後にこうした一時的な反転現象はよくおきます)、ほぼ即座に目の下の隈が消えたという事実。さらに甲状腺のホルモンの数値は安定。

好中球は1000⇒1200ですから、三週間で好転の兆しです。白血球はすぐに改善するものではないでしょうが、それにしても悪い傾向ではないと思います。

ちなみにこのお母さんは、移住後に足の指の爪がひとつ、痛みもなく完全にとれたそうです(これはご本人だけ鍋を食べて、地元産の大量のきのこが入っているものを食した後におきたと話されました、かなり後悔されていました)。

きのうもいろんな方のお話をこの方以外にも、電話で伺いました。深刻なケースもありましたし、まだ騒ぐほどでないものもありました。

しかし、一つだけはっきりと言えるのは、医療関係者がこの状況下でも、きちんと対処しようとすれば、実は如何様にでもなるということです。そうしたことを、きちんと対応しない医師があまりにも多い現実を切々と語られ泣き出すケースもありました。

僕は、思います。

医師とはいったいなんなんだろうと。この問いは具体的に繰り返し為されなければならない話となります。

いろんな形で、毎日毎日、医師の限界を悟らされる日々が続きます。

患者からすれば、病院に行けばなんとかなるという思い込みが、

日本で初めて総崩れするかもしれない岐路にいるような気がしています。

問われているのは、僕の意識です。

そして、貴女の意識です。

 

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「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響でさらに蓄積します。食物、飲料のみならず、吸気による被曝は深刻です。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命と健康が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」    

 健康被害相談などもまずはメールでお話し下さい。⇒  

  nagaikenji20070927@yahoo.co.jp(コピーして貼り付けて下さい)

 講演など、何か業務的な依頼をされたい方も原則このメール⇒電話でお話しする順番です。 

  事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。

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医療関係者から、静岡県下田市で、この被曝の話で何か奇妙なことがおきている方がいないか問い合わせがありました。何か感じている方がいたら、僕にメールしてください。






長野県松本市で半年間に高校生2人突然死。近隣の安曇野市からも聞こえる原因がはっきりしない複数の急死。

2013-04-15 12:15:26 | 福島第一原発と放射能
「松本市にお住まいの方などからは健康被害は聞こえてきませんよ。
実際に何人も身体を診させて頂いて、定期的に検査もしてもらっていますが、
取り立てて気になるような所見などもないんです。
勿論、東京が酷過ぎて、感覚が鈍っているのかもしれませんが・・・。」

東京と松本周辺で、いろんな患者さんを診察し続けているこの医療関係者は、当たり前のようにこう話されます。僕も基本的に同じ感覚です。

心拍の上昇や動悸などの訴え、脈の不安定性、皮膚症状、爪の変形、筋肉の硬化、浮腫み、粘膜症状、消化器・呼吸器症状など、東京で起こっていると、この医療関係者が感じているような状態は、松本では殆ど突出しておきていないと僕も元来から聞いています。

 勿論、長野県の軽井沢の汚染は酷いですし、長野市内まで、北信や東信のエリアは汚染は、まだらですが、数百Bq/kgの汚染はみつかります。

 しかし、山がブロックしている中信エリアにあたる、長野県松本市周辺の土壌汚染は20~30Bq/kg以下にほぼ収まりますから、チェルノブイリにあてはめれば、フランスの大半のエリア程度の土壌汚染。分かる形の健康被害はおこらないと考えるのが妥当な筈のレベルです。南信エリアも同程度で、東京からの近い避難場所として甲府⇒北杜⇒茅野⇒諏訪⇒塩尻⇒松本の中央道ゾーンが考えられるのもよくわかります。

 勿論、食材の流通で極端なものを摂りつづければ話は別になりますが(これは日本中同じです)。

 だから、ここ数ヶ月聞こえてきた、松本市内の突然死、高校生がお二人突然死をされている話を書くべきかどうかずっと考えていました。突然死は他の要因も当然考えられますが、これ以外にも、近隣の安曇野市から、成人男性の原因がはっきりしない急死事例が、複数聞こえてきていることもあって、今回、お伝えすることに致します。
 
 勿論、初期被曝、特に高度にまったガス状の放射性物質の初期被曝は、実態は良くわかりません。セシウムの量が少なくても、そうした初期被曝の影響はあった可能性は否定はできません。セシウムの降下は目安でしかありませんから。今直ちに懸念される材料が多いとは思えませんが、境界的なエリアで生活している感覚は持っている方がよいとは思います。

 それぞれ、別々の方から頂いている話です。
 
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はっきりした日付まではわからないのですが、子供の知り合いのお姉さんが突然死しました。

くも膜下出血が原因だそうです。高校3年生です。

センター試験の直前だというので1月15日前後だと思われます。
お姉さんは松本市の進学校に通っていて市内で下宿生活を送っていたそうです。
下宿で亡くなっているところを発見されたと聞きました。

もちろん、若いひとが突然死することはあるでしょう。
実は、仕事柄そのような情報があれば入ってきやすい環境にはあると思います。
しかし、ここ何年もそんな若い子が突然死した話は聞いたことがありません。

そして、松本市といえば、2011年8月4日に松本山雅FC(J2)の松田直樹さんが心筋梗塞で急死しています。たいへんにショッキングな出来事でした。(私は松本山雅を応援しているサッカーファンです)
彼の場合、前所属チームが横浜マリノスだったことなどもあり、しょっちゅう関東に行ってようです。実家は群馬ですからそれもまたしかりなんでしょう。
誰も被曝の事は言いませんでしたが、あんなに若いスポーツ選手が心筋梗塞って…普通めったにあるもんじゃないでしょう。

今回の女子高生の突然死についても、放射能が…何て言う人はほとんどいないでしょう。
でも私は気になるんです。そして恐怖を感じています…。

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・ 松本IC近くにお住まいの15歳


・ 事故以降、ほぼ松本にいたとのこと

・ 事故以後、登下校時はマスク着用、自宅では西の食べ物を摂取していたが、学校ではマスクの着用はなし、
  外食は友人たちとしていた様子。

・ 2011年5月と2012年7月、流れるような鼻血が出て、同日とも1時間ほど出続けた。

・ 鼻血が出た後の鼻粘膜は荒れたりカザブタになったりはしておらず、鼻血が出た形跡などの感覚もなし。

・ 鼻血以外の皮膚症状や粘膜症状、体調変化などは特に訴えは無く、風邪などもひくようなことはなく、いたって元気だったとのこと。

・ 2012.9月末、いつもの時間になっても起床してこなかったため、部屋にいくと、既に亡くなっていた。

・ 先天性疾患などは無く、家族歴も既往歴もなし。 同じ運動部の生徒に体調不良などの話は特に聞こえず。

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松本市寄りの安曇野市の汚染状況は、個人で測定した範囲ですが、土壌が0~5センチでセシウム合算10~20ベクレルkg。農産物ではキウイから5ベクレルkgのほかは特になし。

安曇野市30代男性、体調不良を訴えて一週間で死亡。病名は不明、リンパに菌が入ったことが原因だと周囲は聞いているそうです。

安曇野市60代男性、2012年暮れより体調不良を訴え病院に行くと即入院、地元の総合病院から「うちでは手におえない」と松本市に転院するも、2月に主治医と家族が今後の治療方針相談中に病室で突然心停止。看護師がパニック状態で相談中に駆け込んできたそうです。死因を直接聞いたところ、「リンパ腫のようなものだと思うが解剖の結果がまだ来ないのでわからない」そうです。

ある会合で、亡くなったそのお二人の話題になったところ、居合わせた中のお一人が、「最近若い人の突然死が多い、自分の知り合いでもいる」と言っていました。ここまでが、松本市に近い安曇野市での話。


一昨年の冬、長野市の30代男性、体調不良から一か月で死亡。血液にばい菌が入ったと聞きました。


いずれの方も、体調を崩されてから亡くなるまでが早いこと、はっきりした病名が聞こえてこないところが似ています。

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「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響でさらに蓄積します。食物、飲料のみならず、吸気による被曝は深刻です。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命と健康が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」    

 健康被害相談などもまずはメールでお話し下さい。⇒  

  nagaikenji20070927@yahoo.co.jp(コピーして貼り付けて下さい)

 講演など、何か業務的な依頼をされたい方も原則このメール⇒電話でお話しする順番です。 

  事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。

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医療関係者から、静岡県下田市で、この被曝の話で何か奇妙なことがおきている方がいないか問い合わせがありました。何か感じている方がいたら、僕にメールしてください。




ニューヨークのマンハッタンやブルックリンから聞こえてきた体調不良や重症の花粉症多発について。

2013-04-14 14:51:51 | 福島第一原発と放射能

 北米には一定量の放射性物質は降下していて、場所によっては西日本よりも気流の関係で降下している場合もあることは、以前もお伝えしています。アメリカでの健康被害という観点から、次のようなお話を頂きました。

場所は、東海岸のニューヨーク。マンハッタンやブルックリンのお話です。

この後、スカイプでご本人ともお話はしています。まずその内容をご確認下さい。

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NY在住です。
私と私の知人達の話です。

まず震災後から今までの私の健康状態。マンハッタン在住です。
2011年夏から秋に掛けて、まるで被爆症状の様な、様々な症状で、通常の生活の雑用も普通にこなせない状態。
(全身のリンパ腺のはれ、微熱、猛烈な疲労感、体力がなくて眠くてしょうがない、目痛、頭痛、背中をナイフで刺される様な痛み、鼻炎、軽い下痢、太ももがつりそうな感じ、めまい、表に出ると時々吐き気、頭がボーっとして思考がちゃんと働かない、首に小さなしこりが3個出来る、etc...)
9月に検査するも、異常なし。

この時『今年は、今までに見られなかった重症な花粉症を起こしている人が大勢病院に殺到していて、医師達が困惑している、グローバルウォーミングの影響か?』というTVニュース(ニューヨークのローカルニュース)。
これを聞いて、私も花粉によるHay feverかな?と考えるも、あまりにヘビーで多岐な症状に腑に落ちない気持ち。

2012年、年初めから一年中Hay feverっぽい感じで、調子が良い時も悪い時もあるが、半ば半病人。特に鼻炎が酷くなる一方。でも、症状全体としては、2011年よりはまし。

2013年、鼻炎が悪化して副鼻腔炎状態になり、専門家で手術を薦められる。 同時に、首にアーモンド大の腫瘍らしきものがあるので、検査をするようにとの指示。(まだ検査してませんが、これは2011年の9月に首を触診してもらった時には見つかりませんでした。)
鼻の状態が酷くなっているにも関わらず、今のところ体調全般は、過去の二年よりはずっと楽。

ブルックリン在住の友人の話。
友人(42歳 女性 )震災後からこの二年、風邪を引きやすくなり、胃腸の感染症にかかる事も度々で、呼吸器系の失調症も多く、あれが治ったらこれで、いつもどこか不調で気分がすっきりする事がなく、明らかに体力が落ちていると感じる、との話。
胸に痛みが走るようになり、時々ガクンと全身の力が抜けて気を失いそうになるようになるので、一ヶ月ほど前に心臓の検査を受けたところ、心臓弁膜の不調で、血液が少し漏れているとの結果。
過去に心臓疾患の経歴なし。
ただ、二十歳の時にロシア旅行をして(チェルノブイリ事故の4年後だそうです)帰国後、約3ヶ月後くらいに体に不調が起き始めて、その時の症状が今の症状に凄く似ているとの事。
その時は、ありとあらゆる検査をするも、異常が認められず、最後は精神病扱いされて、精神科に廻されたそうです。

友人のお隣さんの女性(42歳、アメリカ人)
2012年と今年(一ヶ月ほど前)に計二度、心臓マヒ。
本人にも本人の家族にも心臓疾患の病歴はなく、原因が分からないので、当惑しているとの事。
友人の話だと、その人は、細くて何処にも脂肪が無い様な、まるで生きたボービー人形の様な体系で、特別健康第一主義という感じでもないが、ファストフードは一切食べないそう。 コレステロールは少し高めだそうです。

友人のご主人(47歳)
震災後、以前より風邪をよくに引くようになる。鼻炎が悪化。しょっちゅう喉をやられて咳で、いつもなかなか治らない。慰謝嫌い/薬嫌いにも関わらず、鼻炎と咳が酷くなって仕事ができないので、頻繁に抗生物質を飲んでいる。 本人もこの二年で体力が落ちていると感じている。

私の会社の従業員の男性(50歳、アメリカ人)
2011年から2012年の間に、3回ほど、喉をやられて声が出なくなる。
本人に聞くと、『風邪じゃない、鼻水も熱もない、ただ喉だけ』原因分からず。

私の主人、NY在住(54歳)
10年に一度くらいしか風邪を引かなかった人が、震災後は必ず、夏風邪と冬はインフルエンザに罹って、この冬は二度、インフルエンザに罹る。風邪を引くたびに、その後3ヶ月くらいゲホゲホやっている。

私の近所の知人が飼っていたヨークシャーテリア(当時9歳)
2011年の夏から下痢気味になり、その冬に検査で、心臓の横に腫瘍があるのが発見される。
2013年2月死亡。

私のわんちゃん(9歳)
2011年 冬、足に腫瘍ができ、だんだん大きくなって、今年に入って検査、良性なので様子を見ましょうとの診断。
気になるのは、知人のヨークシャーテリアが不調を起こし始めたのと、私のわんちゃんの足に腫瘍ができ始めたのと、私の不調が始まった時期が、ほぼ同じだと言う事。

カリフォルニア在住の私の親友(当時60歳男性)
2011年、震災のちょうど二週間後に、肺炎にかかり入院、その一ヶ月後に死亡。
彼は震災以前から白血病でした。

カリフォルニア在住の友人(77歳女性)
2012年から、猛烈な肌のかゆみで、薬を飲まないと真っ赤になって腫れ上がる。(主に顔、首、手足など、洋服で覆っていない部分、という説明)
同年、目の疾患(病名が分かりませんが、放っておくと失明するとかで、手術)

私の従兄、千葉市在住(58歳)
2012年、癌が発覚、手術をするかどうか迷っているとの事。本人と直接話していないので、何処の癌かは不明。

東京在住の私の友人の弟(50代後半)
2012年、癌再発。


すべてを放射性物質のせいにしようとすれば、それも可能になってしまいますが...
ブルックリンの友人は、彼女の今の症状が、二十歳の時、ロシア(当時ソ連)に行った後の体調不良とすごく似ている事、それと、お隣の同い年の女性が、原因不明の心臓マヒを二回起こしているという点で、自分の心臓弁膜の不調の事実をすごくシリアスに受け止めている様子です。
ただ、アメリカ東海岸に、心臓に影響を与えるほどの放射性物質が、本当に降っているのか???と、先日、二人で首を傾げながら、話をしました。

ご存知かと思いますが、アメリカは震災後、カリフォルニアの放射線モニターの約半数を撤去し、食品の放射能含有量の安全基準値をこっそり引き上げ、FDAは、日本からの輸入物も含めて、魚介類の放射線検査を拒否、日本と同じように、放射性廃棄物を一般家庭製品へリサイクルする法案を持ち出し検討し始め、普通に生活している分には、原発事故や放射能の話は、殆ど耳にも目にも入ってきません。『それはどうしてなのか?』 たぶん、それが答えなんだと思いますが...

関東に家族や友人が居るので、とても心配ですが、ほぼ全員が放射能の話は禁話状態で、話題を出すと人間関係が決裂しそうなので、全くその話題は出せません。

なお、花粉症?かと思われる、吸気による体調不良は2011年の夏から秋が一番酷く、2012年は季節に関係なく年初めからほぼ一年中不調、ただし、症状は2011年よりはまし、今年は(結論を出すにはまだちょっと早いですが)感覚として、過去の二年より、かなり楽そう。
この感覚は、私もブルックリン在住の私の友人も(家族の症状も含めて)合意しています。

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この方のブルックリンのご友人の建物は、管理人が常時清掃する感じではなく、吸気の取り出し口なども含めてそのままの状態だそうです。また、屋上には、住人ごとに割り当てられたスペースがあって、そこで家庭菜園などを営んでいる人も多いそうで、そうしたものを口にしていることも普通にあるようです。

この事例の中で、事故四年後にロシア旅行したブルックリンの友人の方は、大学の関係で、いろんなところをまわられたそうです。そのあとにおきた体調不良と今回の体調不良が症状としては被っていることが、うたがい始めている理由と聞きます。

元々、ご連絡いただいている方の身体症状、ペットの犬の話も含めて、僕が首都圏や避難者で相談をされる方の話とだぶる要素がとても多いです。

 勿論、本当に心臓に影響があるような事例が、ニューヨークの降下量で想定できるのかということについては、更なる検証が必要なことは言うまでもありませんが、首が腫れているご本人には、甲状腺などの検査をおすすめしておきました。

2011年の夏には「今までに見られなかった重症な花粉症を起こしている人が大勢病院に殺到」というニュースがニューヨークでテレビで流れていたことも興味深いです。

腎臓が両方ない奇形が個人産院で2例相次ぐなど、愛知県東尾張エリアから聞こえてきた健康異常報告。

などの記事でお伝えした、西濃地域の突如おきたイネの花粉が原因とみられるアレルギーが児童に多発したニュースとニューヨークでのこの重症な花粉症多発のニュースが、何か似ているような気がしています。時期は同じ2011年の夏。西濃地域の話について、次のような話もその後、届いておりました。

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岐阜県西濃地域の児童のアレルギーの件を書かれていましたが、フクイチの放射性物質のほかに、ひとつ気になっていることがあります。

このあたりで作られているお米「はつしも」が改良されて平成22年度(2010年度)から、すべての「ハツシモ」は「ハツシモ岐阜SL」に代わりました。戻し交雑という方法で改良されたそうです。
「ハツシモ」はかなり限定された地域で栽培されていて、その地域がこのアレルギーが出た地域とほぼかぶっているのです。
ですから、米花粉のアレルギーの可能性が強いのではと私は思っています。

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この西濃地域の児童のアレルギーは2010年には多発しておらず、2011年夏に多発したことから、僕は微量の放射性物質の降下による免疫低下を疑っています。しかし、ほかの地域では聞かれなく、どうしてここだけとずっと考えていましたが、微細な品種改良が、それに影響があるのかもしれません。しかし、そうした微細な影響も、本来の免疫状態であれば、響くほどの話ではないのかもしれません。改良品種に切り替えた、事故前の2010年には特におこらず、事故後の2011年の夏に、アレルギー症状が多発したのが、僕が疑いを深めているポイントになります。

西濃地域も土壌汚染が極めて確認しづらい地域です。数Bq/kg計測できるのかどうかという次元です。そうした汚染が極めて軽微な日本のエリアとニューヨークで、似たような現象が、同時期におきていることを訝しく思います。

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「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響でさらに蓄積します。食物、飲料のみならず、吸気による被曝は深刻です。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命と健康が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」    

 健康被害相談などもまずはメールでお話し下さい。⇒  

  nagaikenji20070927@yahoo.co.jp(コピーして貼り付けて下さい)

 講演など、何か業務的な依頼をされたい方も原則このメール⇒電話でお話しする順番です。 

  事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。

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Facebook:反原連関連のイベントに僕を招かないで下さい。迷惑です。

2013-04-14 12:28:13 | 福島第一原発と放射能

 

 下記はFacebookでトラブルがおきているので、その回避目的の話です。しかし、これはSNSにおいて他者とどうかかわるのかというスタンスの問題と思いますから書いておきます。

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Facebookのご友人の皆さんに申し上げます。

僕は3/11以降はFacebookのご友人の99%はこちらは存じ上げません。先方からの承諾を、ほとんど承認しています。しかし、それでトラブルが相手からおきたケースは数例しかありません。ツイッターより圧倒的に少ないです。僕は皆さんが個人でどういう活動をされていても、Facebook上のwallでいろんなことが散見されても、個人の自由ですから、何にも思いません。

しかし、今回、関西エリアで反原発系統の市民活動をしている岡林信一という方http://www.facebook.com/okabaya?ref=ts&fref=ts

そして、先方から友人申請されて、僕が承認をした方から、反原連の野間氏と池田香代子氏のイベント招待が届きました。毎日、いろんなイベント招待がとどきます。これまで、その総数は数千を優に超えています。あやしげなイベント、変なイベントも一杯ありますから。しかし、こちらが激怒するようなイベント紹介をしてきたのは、これまで皆無です。


それがこの方から届きました。反原連と僕は、金曜前官邸行動のメンバーから突然一方的に中傷され、その説明を求めたところ、誤魔化しの回答の挙句、突然ネット上で中傷を繰り返してきたのが野間氏です。これは彼らがツイッターで執拗におこなったのでご存知の方がかなり多い話ですし、ブログ読者には自明のことだと思います。

僕のことをきちんとフォローしていなくても、反原連関連をきちんとチェックしていたら、僕も含めて被曝回避を訴える人たちが、排除され続けていることは自明の話です。

ぼくからすると、こちらをフォローしてきて、友人申請をしてくる感覚の人は、この話はとても有名な話なので、そんな反原連関連に僕を招くような変なことはどなたもしていません。しかし、このことが迷惑だと言うと、こちらを「イエロー」呼ばわりし、ストーカー(ストーカーの意味分っているかな、この人は???)と言い出しました。勿論、かれの個人情報を求めてなどおりません(笑)。こういう迷惑行為は、他の方もご認識ください。

この方が招いてくるイベントは下記。
http://www.facebook.com/events/420287164726514/declines/?notif_t=like

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Facebookで友人申請がある場合、よほどのことがある方以外、元々すべて承認しています。こちらから、その人が本当はどんな人なのか、まったくわかりません。しかし、SNSであっても、相手が友人申請してくるなら、ネット上の仮想世界であれ、友人づきあいしたい、特にFacebookのような人定が特定可能な場なら、よりそれを意識していると思っていました。

いろんな人からオリジナルな不可思議なイベントにはいくらでも招待されますが(面白そうなものもありますが)、こちらがあきらかに不快に思うものを招待してきた人はいませんでした。

僕と関係ないイベントですから。変なものでも、招待されても、無視していればいいだけでした。

しかし今回は、違います。僕からすれば、僕を誹謗中傷している人間のイベントに来いと、ネットの友人(一面識もありません)から言われている話です。意味が解りません。

だから相当怒っています。

しかし、ネットなら許されると思うのが理解できませんし、対応からみても確信犯と思います。

だって、こちらに友人申請してきて近づいているのが、こういう感覚で返ってくるからです。

電話も掛けるように言いましたが、なんだかんだ言って掛けてきません。

(ストーカーの迷惑行為でFacebookに通報するそうです。意味が解りません。)


ネットを、反原発関連の運動に使う人々の中に、こういう感覚の人が存在するのは事実です。

皆さんにはそれを知っていただきたいと思います。


 




去年関東のある場所、牛の白血病が発症多発と被曝との関連。品川で小学校の30代ママが脳梗塞。

2013-04-13 00:39:39 | 福島第一原発と放射能
 細野氏が早野龍五教授に昨日宛てたツイートです。こうしたツイートを政治家細野氏が早野東大教授にあてているということを皆さん深く胸に刻んでおいてください。僕は、こうした政治家と学者の結託に唖然としています。ツイッターが嫌になっても止められないのは、こうした連中の思わぬ言葉の断片で、更なる真実が突き止められることがあるからです。このツイートに対して、僕のきのうのブログ記事の骨子をメンションしましたが、当然無視されています。

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論文拝見しました。本来は政府がやるべきものですが、有志の早野先生たちがやられたことで、客観性を持って受け止められる面があります。以前、坪倉先生からお話を聞き、医師として南相馬市民に寄り添っておられる姿に強い感銘を受けました。我々は、もっと頑張らなければなりません。」

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「ママ友が突然死しました」東京23区から電話。北九州ガレキ現地報告。本日鹿児島講演。

「よく知っているママ友が突然死しました。今朝亡くなったらしく、まだ詳しいことはわかりませんが」の記事。

2012年9月の記事。

「汚染されてない処に住めて、とても幸せ。ここには未来がある。」ウクライナ人家政婦。品川突然死の電話。

「品川区の小学校にお子さんが通っている、お父さんが突然死したそうです。」の記事。

2012年3月の記事。


この2本の記事でお伝えしていた、品川の方から、また僕の携帯電話が鳴らされました。


「木下さん、今度は脳梗塞です。若いママです。品川の湾岸地域。小学生のおこさんがいて、30代。幸い、今回は一命は取り留めましたが、いろんな障害は残るような感じです。」


「今後は、緊急事態が起きた時に、子どもが親を救命するために、119番通報のやり方を教えておかないとならないかもしれません。身近で突然死が2例。倒れたのが1例。このところ多すぎます。わずか半年の間に3例。若かったり、まだ、それほどの歳でないのに。多すぎますよ。もう、万が一ではない。お子さんがさらに辛くなりますから。本当にかわいそうで。」

こうした備えをせねばならない時代に僕らはいます。119番通報がまず最初に必要ということは、小学生のお子さんでも教えるべき話なのでしょう。

 僕はボーイスカウトもしていましたから、皆さんに、こう話すだけです。「備えよ、常に。」

 感染性の牛の白血病が増加していると報道がされています。去年は2000頭以上が発病し、4年で倍増したとか。元来は感染しても、発症は数%と低いモノでした。実は「チェルノブイリのかけはし」の野呂さんがこういうことを書かれていました。《チェルノブイリでもあったよ。むこうの科学者はあちらの事情を言えない。でも、こんなふうに聴く「それを使えば、牛の白血病は治りますか?」日本の獣医さんも農家もぶっとんだ。だって、人間の白血病のことばかり考えていたから。しかし、世代交代の早い種の方が、影響が早く出てくる。》

 今回の牛白血病発症数が全体で増加したことが、果たして被曝影響とみるべきかどうか、僕は考えあぐねていましたが、新たに次のようなお話が寄せられました。信頼できる情報源からの話です。

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2012年のことですが、関東のある場所に搬入された牛で白血病が多発しました。

これらの牛は牛白血病ウイルス(BLV)陽性でした。

BLVに感染していても発症率は低くて普通は数パーセントなのですが、
今回は、非常に多かったようです。

つまり、別の要因が発癌にかかわったということです。

あの頃の情報から考えると、
放射性物質による牛の直接的被曝と汚染したえさの摂取による間接的被曝の可能性が考えられます。
(関東では畜舎が外からの影響を受けやすい構造になっている)。
最近はあまり発生していないようで、
これはえさが外国産が多いということと飼い主がえさの汚染に気をつけるようになったためだと思われます。

動物の場合、発癌するまでの期間と発症後の経過が、
人と比べると非常に短いので、短期間で発癌してもおかしくありません。
犬や猫の場合は、えさや環境の面で牛よりも被曝しにくい条件があるため、
牛よりもましなのかもしれません。

人間の場合も、例えば、ウイルス(HTLV-1)に感染している人や、
遺伝的に発癌しやすい体質の人では、
今回の事象がなければ天寿をまっとうしたかもしれないのに、
放射性物質の影響のせいで、白血病を発症する人が、今後、増えてくるだろうと思われます。

また、他の癌や癌以外の疾病に関しても、放射性物質の影響で発症してくるとか、
症状が悪化することがあると考えられます。
芸能人とか知り合いで、病を抱えていた人の死が目立っており、
断定はできませんが、2年前の事故の影響があるのだろうと思っています。
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こうしたように、牛の白血病発症として多発している現実があり、関東のある場所で明確に起きているとすると、これは恐怖です。

野呂さんと同じ感覚なのですが、放射性物質によって、牛におきていることは、同じように、少しの時間経過の差異で、人間にもおきてくる方が、遥かに自然だからです。
 
牛の白血病は、人間の白血病の前触れと捉えるべきなのかもしれません。白血病というシグナルが、人間に多発してきたことが、チェルノブイリの対応が大きく転換する切っ掛けでした。そうしたことを先に何とかするために(だって前例があるから)、僕は話し続けています。
 
そのためには、耳触りの悪いことから平気で口にします。
 
嫌な話を絶対に避けて通りません。これを曲げるつもりは毛頭ありません。

きのうのWBCに関しての話が気に障った輩は多かったみたいで、「今更避難しろというのか」とか「不安をあおる方が害悪」などという自称福島県民という人間がツイッターで攻撃してきました。最期には、こういうメンションまで飛ばしてきました。その輩のツイートです。
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「将来、今の子供たちがバタバタと死ぬようになったらホレミタコトカと喜んでくださいな。」
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こういう発言をすること自体、人として、終わっていると思います。

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「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響でさらに蓄積します。食物、飲料のみならず、吸気による被曝は深刻です。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命と健康が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」    

 健康被害相談などもまずはメールでお話し下さい。⇒  

  nagaikenji20070927@yahoo.co.jp(コピーして貼り付けて下さい)

 講演など、何か業務的な依頼をされたい方も原則このメール⇒電話でお話しする順番です。 

  事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。

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放射能汚染ガレキ広域処理差し止め裁判原告団より。

本日【4・14 全国シンポジウム】開催!!

チラシ⇒≪ http://garekisaiban.web.fc2.com/dl/130322sinpo0414.pdf ≫

★ 4月14日(日)13:00~16:30 エルおおさか・大会議室
★ 参加費800円(資料代込み)

講演:熊本一規さん(明治学院大学・教授)
「放射能汚染拡散政策の現状と新たな狙い」

報告:①宮古市より「ガレキ焼却の現状と住民の要求」

報告:②鮫川村より「高濃度放射性廃棄物の仮設焼却炉建設に反対して」

報告:③首都圏より「東京での放射能汚染の現実と環境省交渉」

報告:④原告団より「放射能汚染焼却灰の全国拡散状況と


ガレキ広域処理差し止め裁判の意義について」
討論:放射能汚染の拡散を止める運動の全国化に向けて
 
(地下鉄・京阪「天満橋駅」徒歩5分)
主催:(大阪)放射能汚染ガレキ広域処理差し止め裁判原告団
連絡先:小山(070-5653-7886, nobiscum@wb4.so-net.ne.jp)

 
 
 

「福島の子供たちに内部被ばくゼロ」報道はWBCに無知なマスコミを悪用した結果。その作為を見抜け!

2013-04-12 02:21:52 | 福島第一原発と放射能

 福島の子供たちに内部被ばくゼロという見出しが躍っています。WBC=ホールボディカウンターで検出されていないからと伝えています。

本当にそうでしょうか。これは、あまりにもマスコミが不勉強で、相手側の誘導に簡単に騙されているだけです。実は、難しい話は一つもありません。

まず、事故発生から、数ヶ月内でないと、そもそもWBCで測定する有効性が少ないです。

勿論γ線を計測するだけです。

そして、WBCは精密に測れる機械ではありません。NAIシンチレーションと基本は変わりません。生体を適切に測るのは難しく、閉架型の精密な機械でも、最大推定は検出値の10倍とも言われています。

 そして、今回の機械、簡易的な閉架型で、下限値は300Bq/Bodyです。とても高い。これ以下は測れていないと切り捨てられる可能性が高いです。

 WBCでは、チェルノブイリの椅子型オープンな装置は数値は高く出ています。それを閉架型と比較する意味もない。しかもWBCはそもそも精密に計測はできません。

事故当初ならともかく、二年後の意味もかなりうすい。時間経過は意味をさらに喪失させています。

 こんな物理学者のごまかしに何時までつきあうのでしょうか。要は、隠ぺいする側は同じように隠ぺいしているだけです。健康症状が出ている状況で、WBCの適当な話を今さら言い募る輩は、犯罪者同然だと、僕には見えます。

 検出限界300Bq/Bodyだと、つまり299Bq/Bodyも検出しない可能性もありえます。この場合、生体は機械が精密測定不可能で、最大推定は十倍の2999Bq/Bodyの可能性も。体重20kgの子供だと149Bq/kgの放射性物質の体内蓄積も理論上は測れていない可能性もあり得ます。

 バンダジェフスキー博士が主張する話は10Bq/kg位の体内汚染から心電図異常もあるということ。これは、チェルノブイリにおける椅子型のWBC数値に基づくものではあると思いますが。そうすると何の安心にもなりません。

khp311.org/wp-content/upl …

福島県の皆さんへ。吸気被曝は防ぐ方法はほぼないです。その危険は、首都圏と同じく、否、それ以上に、福島にあります。食べ物の被曝を回避しても、吸気で微量でも危険な核種を鼻や口で呼吸で吸い⇒肺⇒循環器へ。排出は厳しい。

そして、300Bq/body下限値のWBCのことも酷いです。ドイツのベルリン、放射線防護庁のWBC、機械下限値20Bq/bodyと比較すると、あなたたちは15倍も高い測定下限値で「大丈夫」と言われているだけです。はっきり言うと、棄民されています。捨てられている。これがリアルです。しかも5分計測。短すぎます。ぼくが東海村の事故の後、国の組織側で、密閉型のWBCで半時間近く計測されたから良くわかるのです。完全に騙し。JCO事故の時の僕よりも、数段扱いが悪くされているのが、福島県民。

もうほんとに許せない。こんなごまかしする奴ら。

 この人々、元々、南相馬で市長の下、病院で、東大のチームがいろんなことをやられている話です。上氏や坪倉氏、そして早野龍五氏。scienceportal.jp/HotTopics/inte 上氏、ご本人が仙谷さんに頼まれて南相馬に入っていたと告白済みです。南相馬などに、こどもを留めるためにおこなっているのは事実でしょう。避難させたくないですから。

  そこで使われているのが、キャンベラ社のFASTSCANというWBC。遮蔽があるから、開架型よりはましですが、立位式で簡易型ではあるもの。之は、高度汚染をしている時の識別に使う機械ではないかとも思えるものです。高性能なものではないです。たがら下限が300Bq/body。そうした機械の本来の用途を、何かずらして使っている気がします。違う目的のため、食の内部被ばくの不存在証明という話に使えるように錯誤させている感覚です。

そして、WBCは精密な閉架型でも、本来最大推定値は計測値の10倍とも言われます。ベルリンの放射線防護庁で25Bq/body検出した未婚の日本人女性(東葛地域が実家)は、仏の専門家に「最大推定は250Bq/body。半年は妊娠するな」と言われていますから。


お分かりいただけますか。データの解釈問題だけではありません。データそのものが、事実を改ざんするために、データを作り上げるということがおきることを理解して下さい。これは、捏造というあからさまなものばかりでなく、下限値、機械の型式、所要時間など、わかりにくいところで、ずらして誘導する感覚です。その作為を見抜くしかありません。

福島県民へ・被曝の目安は血液検査、更に染色体検査なんです。本当は、これでわかるのに、公にやらないようにしています。陰で勝手にやっている可能性は否定できません。当然、関東・南東北全域でやるべき話ではあります。

マスコミ人は気づくべきです。こんな基本は。

WBCをうけている貴女は何故はっきりと言わないのですか。

ベルリンでうけた人が一番わかる筈なのです。

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「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響でさらに蓄積します。食物、飲料のみならず、吸気による被曝は深刻です。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命と健康が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」   

 

  

 

 健康被害相談などもまずはメールでお話し下さい。⇒  

 

  nagaikenji20070927@yahoo.co.jp(コピーして貼り付けて下さい)

 


 

 講演など、何か業務的な依頼をされたい方も原則このメール⇒電話でお話しする順番です。 

 

 

 

  事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。




小田原、同世代等知人突然死4人、女子高校生脳梗塞、小学生心疾患救急搬送。箱根、汚染漁網受入表明の怪。

2013-04-11 02:36:50 | 福島第一原発と放射能

 神奈川県の箱根町で、漁網の受入れを町長が検討しているようです。箱根は、放射性物質の降下は実は多く、距離が離れている割に、汚染程度が高いです。ですが、神奈川はこれまで、ガレキの受入れは行っていなかったのに、ここで漁網の受入れをおこなうと、何か更なる突破が続く可能性があります。神奈川西部で反対の声は上がらないのでしょうか。岩手県洋野町の漁網ごみのうち、最大百トンを受け入れる方針ということです。これを突破口に横須賀でも受入れをさせたいのでしょう。山まで、漁網を運ぶ感覚も理解できません。というか、岩手県内の方が埋める場所は圧倒的に多いと思います。放射性物質は移動させるべきではありません。

 なにか、この箱根の話は釈然としません。汚染の分岐点が、まず箱根ということも気になります。箱根でくっきりと汚染程度は分れますから。何か嫌な予感がします。

 「大変に心強く有難く感じる。円滑に受け入れるようできる限り協力する」と黒岩神奈川県知事がコメントしてるのも 気にかかります。なにをこの知事は言っているのでしょうか。

 さらに川崎では、ごみの焼却灰を埋め立て投棄する計画も進んでいます。ゼオライトと一緒にして、セシウム濃度も低いから大丈夫と言い張って。

 まさに、放射性物質取扱いのモラルの崩壊はすさまじいものがあります。神奈川では、何か顕著に進んでいる気がしています。

 さて、そうした神奈川県の西部、小田原から、同世代などの知人に突然死が4人おきていたり、女子高校生が脳梗塞をおこしたり、小学生が心疾患で搬送されるケースなどの報告が届きました。厳しい話ばかりです。

 小田原は、箱根の真下にあたる地域です。土壌汚染はまだらですが、福島第一原発から300キロ程度は離れている場所。放射性物質の塵が、小さい粒子で降下してきたことが想定されるエリアかもしれません。実はこの位、距離が離れていた場所の方が、健康被害は顕著に出たという報告が、チェルノブイリで為されていますから。

 こうした突然死に限らず、今回の事故後、通常の時間経過で対峙する死の頻度とは異なり、過剰に身近に死を感じることが、特にこの三年目からどんな感じでおきてくるのかということは、一番気になるところです。そうした場合に、僕たちの意識が、どのように維持できるのかどうかということも、その焦点になると、僕は、考えています。

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◎2011/11突然死。48歳女性、朝、ふとんでなくなっているのを旦那さんが発見。

◎2011/11  突然死。トラック運転手  48歳  心筋梗塞。仕事に行こうとしてトラックに乗る前に亡くなる。

◎2011/12 突然死。平塚の店舗で経営者、48歳 男性、心筋梗塞。

◎2012の終わり頃。突然死。30代女性、朝冷たくなっていてみつかった。小田原市。心不全。

◎高校入学直後に脳梗塞をおこした女子高校生。高校は中退して一年近く経過した。小田原市。

◎2013/2、小学生、心臓疾患で救急搬送された。小田原市の鴨宮周辺。

◎最近、三か月以内。30歳と43歳、小田原市の同じ老人ホーム職員の男性。呂律が回らない、頭が痛くて急に倒れる。脳梗塞。

◎骨肉種発症、34歳女性、小田原市内。最近も高熱で救急搬送されているらしい。

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小田原市内は人口は増えていないのに、救急搬送は多くなりつづけている状態で、特に2011年の救急搬送の増加件数は多かった模様です。

2010年  ⇒ 2011年 ⇒2012年

9,356件(+250件)⇒9,926件(+570件)⇒10,149件(+223件)

 

こうした死の通告が、自分の身近でおきてきて、これから何が本当におきてくるのかを首都圏の人々が実感しない限り、本質的な事柄は何も先に進まないのが、今の日本のリアルなのでしょうが。

貴女が変わらないことも、そうしたリアルと僕は感じています。

とても辛いリアルですが。

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「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響でさらに蓄積します。食物、飲料のみならず、吸気による被曝は深刻です。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命と健康が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」   

  

 健康被害相談などもまずはメールでお話し下さい。⇒  

  nagaikenji20070927@yahoo.co.jp(コピーして貼り付けて下さい)


 講演など、何か業務的な依頼をされたい方も原則このメール⇒電話でお話しする順番です。 

 

  事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。

  

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僕のブログのコメント欄に、メールアドレスや個人情報を書くのは止めて下さい。

2013-04-10 17:47:39 | 福島第一原発と放射能

このブログは、僕が個人で書いているブログです。

当たり前ですが、どこか、ほかの商品やサービスを紹介するためのものではありません。

さらに他の方から、連絡を取るため、コメント欄にメールアドレスを晒す人がいます。

迷惑です。

他のHPのリンク書込みも、即座に分かる内容なら承認しますが、その分析に時間のかかる類のモノは、

その作業がかなり面倒ですから、そのまま承認しないケースもあります。

いいでしょうか、ここに2ちゃんねるではありませんし、あなたのSNS個人ページではありません。

僕のブログのコメント欄にすぎません。

社会的に、常識的な対応をして下さい。そうした対応をしないなら、コメント欄は閉鎖します。

一人一人がきちんと守って下さい。




成人式を迎えたばかりの若者が突然死、東京。健康に気をつけていた年配男性が突然死、江戸川区。

2013-04-10 12:37:47 | 福島第一原発と放射能

 

「ツイッターでビラの件を拝見したのですが、実は講演会の終了後にトイレで貰いました。
ビラと言うよりも新聞です。冨士大石寺・顕正会の顕正新聞らしいです(4月5日号)
一面トップには~
日蓮大聖人こそ日本を救い給う…原発は日本を滅ぼす云々・・・
と書いてはあります。
30代と思しき色黒でショートヘアの地味な女性が、大手の新聞社には書いてない事が書いてあるので…、と言って渡して来ました。その方が講演会に参加していたかどうかは、解りません。」

 こういうメールを頂きました。沖縄講演会で、宗教団体の「顕正会」が、こっそりビラを配っていたことが判明しました。この団体の人達は認識していませんが、僕は過去に何回もこの団体の話を、ニュースにしたことがあります。暴力事件などについてです。こう書けば僕のスタンスは分る筈です。これ以上、何回も会場周辺で、ビラを配るようなら、法的な対応も考えます(過去にも他会場で数回ありました)。迷惑です。


さて、東京避難者の方から成人式を迎えたばかりの若い男性が突然死したお話がとどいています。

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先日は講演会ありがとうございました。2011年に東京から避難して来ました。
先月には息子の中高の同級生が突然死してショックを受けました。

成人式を迎えたばかりだったのに…
親しくなかったので詳しくは判りませんが、死因は急性の心臓死らしいです。

住まいも分からないのですが、通夜・告別式が新宿区の教会だったので23区内である事は間違いないと思います。

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電話で、お話も致しましたが、亡くなられたのは3/1の朝だったということです。それまで特に悪いこともなく、ほんとうにご自宅での突然死だったという事です。

次のような年配の方の突然死も伺っています。こちらは、江戸川区です。

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ネコの死も悲しかったですが、今度は父が突然死(心臓発作を起こしました)。

いつものように朝のウォーキングをし、いつものように朝食
夕方帰宅した母がみつけたときは、すでに冷たくなっていました。

きれいな顔をしていましたので、あまり苦しまなかったと思います。

火葬場の予約がいっぱいということなので、お葬式は週の半ばになりますが
あんまり突然だと ビックリしすぎて実感
がなかなか沸きません。

これからお墓も探すようですし、忙しいのが続きます。

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こんばんわ 私の話を取り上げてくださってありがとうございます。

私も放射能を疑っていたので もう少し詳細を付け加えます。
実家は江戸川区にあり、傍に清掃工場もあります。
瓦礫を燃やしていた日も近くを通ったかもしれません。
浄水器もつけていませんでしたし、食事も気をつけていませんでした。

父には持病もありません。
とても健康だったので薬も飲んでいませんでした。
死の間際には忘れっぽさが目立ったそうです。

71才という年齢からありがちな症状かもしれませんが
健康には気をつけて食べ物にもこだわっていましたので腑に落ちません。

 

 

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「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響でさらに蓄積します。食物、飲料のみならず、吸気による被曝は深刻です。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命と健康が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」   

  

 健康被害相談などもまずはメールでお話し下さい。⇒  

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 講演など、何か業務的な依頼をされたい方も原則このメール⇒電話でお話しする順番です。 

 

  事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。

  

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 都内の医師といろいろ考えた末、以下の情報提供が可能な方はメールでお知らせください。僕のアドレスnagaikenji20070927@yahoo.co.jpまで。

 

  被曝による子供の甲状腺に対する影響のうち、甲状腺癌ではなく、免疫機構への影響の結果として、どうなってくるのかを知りたく思っています。このため、次のデータが提供可能な方は教えて下さい。年齢は現在18歳以下とさせていただきます。主に首都圏、関東、南東北の汚染があったエリアを想定しています。特に東京都内。

  

 「血液検査で、抗サイログロブリン(Tg)抗体 

 抗甲状腺ペルオキシダーゼ(TPO)抗体を測定した人に、その値を教えて頂きたく思います。」

 

 必ずメールのタイトルを『抗サイログロブリン抗体情報』として下さい。

 

 記載内容は  

 1.お名前 2.年齢(現在) 3.性別

  4.事故当時3/11~3月末までいた場所。区市町村までは。広い自治体は南部・北部・東部・西部などの区別もつけて下さい。

  5.抗サイログロブリン(Tg)抗体の数値 6.抗甲状腺ペルオキシダーゼ(TPO)抗体の数値 

   でおねがいします。

  情報に関しては、僕と医師との間で共有し、被曝に関しての考察を進めるために使います。個人を特定されない形で公表する可能性はあります。なお、特異な数値を探している訳ではなく、単純に検査した数値をそのまま教えて下さい。

 

 

 

 

 


 






 


北朝鮮のミサイル攻撃に関して、念のため警戒してください。狼少年は牙を剥かないという先入観は危険です。

2013-04-10 00:41:38 | その他

北朝鮮のミサイル発射に対して、日本のマスコミは、「オオカミ少年」と思い込んでいる感覚ですが、世界的な報道状態では、可能性は否定はされていません。日本では、現実におきないと伝えられている話まで、BBCは伝えています。「朝鮮半島の危機は制御不能」が見出しで。

勿論、北朝鮮サイドが友好国の大使館員などについて危険が起こりうると伝えていることに対して、ロシア政府などは、まだ平壌の大使館員が退去する対応をとるつもりはないと、タス通信などに伝えていますから、直ちに何もかも始まる情勢ではありません。

しかし、従来よりも、彼らの対応は切迫感があります。

この場合、このミサイルの精度と破壊力がどの程度かです。

数キロ以上は違わない精度を有していることはたぶん間違いありませんし、ビルの1つや2つを破壊することは十二分に可能です。

精度面でどのように考えるのかですが、これまでのように、日本の国を飛び越えて、海洋に着弾させることを選択するのか、それよりもデモンストレーション的に日本国内に着弾させることを選ぶのか、両方の選択肢があり得ると考えては置くべきです。

デモンストレーションを選択する場合、首都東京中心部、原発周辺(福島第一原発や稼働中の大飯原発)、米軍基地周辺などのターゲットが想定されます。

特に、本日。10日が最も発射可能性が高い日と言われています。ニュースを注意する。特に、BBCやロシア、韓国などのメディア報道を、テレビで確認可能な方は確認されてください。無理な場合は、ネットで情報確認をして下さい。

こういうリスク感覚を上げておくことは、何も無くても無駄にはなりません。次に繋がりますから。

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追記

「北朝鮮でムスダンの日本海側への移動を確認とロックリア米太平洋軍司令官。上院軍事委公聴会で。」

                                                   2013/04/10 00:49   【共同通信】


東京で用意している迎撃ミサイルはほとんど役に立たないと思います。念のため。

原発関連記事は、また本日、更新します。

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僕のブログのコメント欄に執拗に嫌がらせ書込みをするHN。

スペースの無駄ですからやめて下さい。承認しないし。⇒「工藤かおり」「上都裕里」「二代目オオトラ」









小学生が白血病⇒脳梗塞⇒植物人間状態、神奈川。関西のある地域、転入教員は、半分が首都圏からとの現実。

2013-04-09 10:46:25 | 福島第一原発と放射能

 関西の西部から聞こえてきた話です。

小学校の教員としてその学区の担当に新たに入ってきた教員は16人いらっしゃるそうです。その半数になる8人が、首都圏から転入された教員だということです。この地域で、30年来、教職をしていた方に、過去にこんなことがあったかと尋ねると、前代未聞ですねと返事がきました。私もここには去年きましたが、関西の他の地域にいても聞いたことがない話です。びっくりしました。」

 一度首都圏の教員を辞め再度採用されているのか、都道府県単位での転勤要望もできるシステムもあるらしいので、それを利用したものかは不明です。しかし、間違いなく、なぜか首都圏から関西(しかも結構外れです)に、転入してきた教員が一定数いるということです。関西では、普通の感覚では、こんなことは、殆どありません。

 

 北九州で関係者と密談したのですが、厳しい話も聞こえてきました。この中に関東と行き来している男性がいたのですが、ご自身の知人周りで聞こえてきた話です。

「神奈川県の西部にお住いの小学生なんですが、去年の九月に、突然白血病を発症したそうです。その白血病のみならず、去年の12月に脳梗塞もおこしていて、現在は植物人間のような状況だそうです。」

白血病という話は、勿論以前から一定数あります。一定数はありますが、これがどの位、どのように増えてくるのかが、実は注意しなければならないポイントになります。

以前にご紹介した「チェルノブイリの長い影」http://nucleardisaster.web.fc2.com/には次のような記載があります。

「汚染地域であるジトームィル地方(ウクライナ)の子どもたちと、チェルノブイリ以前の段階で国内でガンと白血病の発生率が最も高かったポルタヴァ州の子どもたちとの比較が行われた。
その調査によると、白血病の率は1987年以降、1996年にピークに達するまでの間ほぼ平行して増加した。しかしながら、新たに白血病と診断されたケースはジトムィール地方のほうが2倍多く、急性リンパ性白血病の新たな診断は男児の間では4倍となり、血液サンプルには明らかに被曝の遺伝子的影響が見られた。」

実は、1990年春には、「白ロシア(現ベラルーシ) 100万人避難へ 白血病ふえ混乱」という記事が出ています(朝日新聞1990.5. 27)。これは子供たちを中心に白血病がおこりはじめていて、当時の政府対応が変わり、100万人が避難することになるかも(実際の避難数は違うと思いますが)という話がおきていることを伝えています。ソ連という共産主義の連邦の存在で、情報伝達が難しくなっていたのですが、四年後には厳しい現実が、日本にも断片的に伝わっています。伝達のタイムラグも考えると、同じ状態になるまでに、あと2年の猶予があると考えるほうが、不自然です。

放出された核種が、セシウムやヨウ素だけで他の核種がほとんどないというような奇跡が日本におきていても(ほぼ考えられないと思いますが)、そのセシウムやヨウ素だけでも、被曝の厳しい影響が出てくる可能性は高いです。それは、血液疾患、特に白血病という形であからさまになるケースは多いと、僕は認識しています。

 さて、北九州の講演会場では、元々北九州に住んでいる妊婦の方が、転勤で千葉の高線量地帯に行けと、家族中から責められている話も出ましたし、会場内で、話の途中や質問の途中で泣き出す女性が一定数いらっしゃいました。

 妊婦を敢えて、高線量地帯に行かせようとする日本人の意識は、僕にはまったく理解できません。本当に、少しのことでも、自分で本を読み、勉強する人たちが少ないことに、ぞっとします。わざわざその危険に晒す必要はまるでありませんから。

 そして、泣き出す方が多かったのは、いろんな形の健康症状が出ていること、特に甲状腺の疾患が、明確になっている避難者がいること。甲状腺の機能低下や、結節という診断が、一定数存在すること。そして、白血球の好中球減少がふつうにおきていることなどが理由と考えます。健康被害が避難者の間で顕在化するスピードが、徐々に早まっているのが、良くわかってくる感覚です。

 ところで、難病情報センター2010年度宮城と福島のデータ欠落が、2011年度難病急増に見えるだけという見解を唱えている方たちがいます。僕もその可能性は全くないとは思いませんが、それでは説明のつかないデータが多いです。それに、一般に難病として認定されるもののすべてが、被曝由来の可能性が想定される疾患ではありませんから、関係性がある可能性が考えられる疾患で確認してみます。

そうすると、例えば、元々減少傾向の特発性血小板減少性紫斑病を見てみます。

2008年度⇒2009年度⇒2010年度⇒2011年度

22,945(-212)⇒22,853(-92)⇒22,220(-633、データ欠落)⇒23,791(+1571)

2008年度も、2009年度も前年度に比較しても減少傾向だった特発性血小板減少性紫斑病。そして、少なくとも2003年度から、この疾患は減少傾向がずっと続いていました。つまりデータ欠落している2010年度も、宮城と福島のデータが追加されても、減少傾向はそのままの可能性が高いです。そうすると、どう考えても、2011年度に、突然増加傾向に転じたことは間違いありません。一昨年と比較しても、1000人近く実数で増加、およそ4パーセントの増加になります。

チェルノブイリでも、紫斑の増加は普通に報告されています。僕も事故以降、紫斑の話は聞き続けている状況です。特発性血小板減少性紫斑病という難病として出てきた数値は、よくわかります。

難病の増加は、シグナルの事象がおきているかどうかを見極めるのがポイントで、「安全だ」「違う」という言説を細かく言い募るメリットはありません。科学知識の精密さを振りかざして、おこりうる危険を無視する感覚は僕には理解不能ですし、リスクコントロールをどこまでも理解しない所業と思います。

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「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響でさらに蓄積します。食物、飲料のみならず、吸気による被曝は深刻です。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命と健康が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」   

 

 

 

 健康被害相談などもまずはメールでお話し下さい。⇒  

 

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    講演など、何か業務的な依頼をされたい方も原則このメール⇒電話でお話しする順番です。 

 

 

 

  事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。

 

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まだ少ないので呼びかけます。都内の医師といろいろ考えた末、以下の情報提供が可能な方はメールでお知らせください。僕のアドレスnagaikenji20070927@yahoo.co.jpまで。

 

  被曝による子供の甲状腺に対する影響のうち、甲状腺癌ではなく、免疫機構への影響の結果として、どうなってくるのかを知りたく思っています。このため、次のデータが提供可能な方は教えて下さい。年齢は現在18歳以下とさせていただきます。主に首都圏、関東、南東北の汚染があったエリアを想定しています。特に東京都内。

 

 「血液検査で、抗サイログロブリン(Tg)抗体

 

抗甲状腺ペルオキシダーゼ(TPO)抗体を測定した人に、その値を教えて頂きたく思います。」

 

 必ずメールのタイトルを『抗サイログロブリン抗体情報』として下さい。

 

 記載内容は 

 

1.お名前 2.年齢(現在) 3.性別

 

 4.事故当時3/11~3月末までいた場所。区市町村までは。広い自治体は南部・北部・東部・西部などの区別もつけて下さい。

 

 5.抗サイログロブリン(Tg)抗体の数値 6.抗甲状腺ペルオキシダーゼ(TPO)抗体の数値 

 

 でおねがいします。

 

 情報に関しては、僕と医師との間で共有し、被曝に関しての考察を進めるために使います。個人を特定されない形で公表する可能性はあります。なお、特異な数値を探している訳ではなく、単純に検査した数値をそのまま教えて下さい。

 

 




 




ABC系テレビニュースが警告「カリフォルニア、原発事故影響で先天性甲状腺機能低下が39%増加可能性」。

2013-04-08 14:17:14 | 福島第一原発と放射能

 北九州の講演会は、質疑応答で、せっぱつまったお話も聞こえてきていました。思わぬ内容もあり、あすのブログ更新で少しお伝えいたします。

 http://www.radiation.org/という組織がアメリカにあります。ニューヨークにある組織で、Radiation and Public Health Project=「放射線と公衆衛生プロジェクト」という組織です。原子力による、健康への影響を追及しています。『死にすぎた赤ん坊 低レベル放射線の恐怖』、『人間と環境への低レベル放射能の脅威 福島原発放射能汚染を考えるために』などの著作でも知られ、アメリカで被曝の問題を追及している代表的な専門家、アーネスト・スターングラス氏(ピッツバーグ大学医学部名誉教授・放射線物理)なども関わっているグループです。

この組織の中核メンバーであるジョセフ・マンガーノ氏などによる調査http://www.scirp.org/journal/PaperInformation.aspx?PaperID=28599に基づいて、アメリカの三大ネットワークのひとつ、ABC系列で、カリフォルニア・サンディエゴにあるローカルニューステレビ局の10Newsが、ニュース番組の中で、福島第一原発の事故が、カリフォルニア州の新生児に影響を及ぼしている可能性があるという警告レポートを報道しました。

甲状腺は放射性物質の影響が最も考えられる臓器です。先天性甲状腺機能低下症(=クレチン症)は、生まれながらに、甲状腺の機能が下がっている病気。新生児に3000人に1人程度の発生頻度と言われています。子どもなら、先天性甲状腺機能低下症で、発育障害や知的障害などとなるケースがありますから、注意が必要です。クレチン症の赤ん坊が、スリーマイル原発事故の翌年には、その周辺地域で平常時の数倍生まれたとの報告も過去にありました。

今回のABC系列のテレビニュースは下記リンクです。内容の大意も翻訳しています。

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http://www.10news.com/news/study-says-fallout-from-nuclear-disaster-in-fukushima-japan-may-be-harming-local-infants-04042013

福島第一原発の事故が、サンディエゴで幼い子どもの健康に影響しているかもしれません。
「私たちは、これを非常にシリアスに受けとめるべき」とジョセフ・マンガーノ氏が語る。

原発事故がおこった直後にサンディエゴで大気サンプルを8点検査した。
サンディエゴでのベータ線のレベルが通常よりも6倍以上となっていた。
それでもまだ低いレベルだが、Radiation and Public Health Projectは、それでも子どもを傷つけた可能性を否定できないと言う。

太平洋側、西海岸の州で原発事故のすぐ後に生まれた幼児は、先天性甲状腺機能低下症になる可能性が28パーセント。

カリフォルニア州で39パーセントまで増える可能性があると言います。

別の専門家は、この程度の放射能レベルが人間の健康を害する直接証拠がまだないと言います。
「すべての新生児が恐ろしい疾病にかかったのではありません」とマンガーノ氏が言う。「結果は微妙です。」

マンガーノ氏は、幼児の死や先天的な異常についても、さらに研究をおこなう予定。

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アメリカ地質調査所HPにはアメリカの土壌の汚染状況は出ています。

23ヶ所からCs134が0.4-180Bq/m2、33箇所からCs137が0.7-240Bq/m2検出されています。

つまり数Bq/kgの汚染はアメリカ本土でも確認されている訳です。

下記リンクのPDFファイルのFIGURE5-10に分布図があります。特にカリフォルニア州、ワシントン州、コロラド州。

pubs.usgs.gov/of/2011/1277/

 UC Berkeley調査はしていて、やはり1Bq/kg前後の汚染は、計測されています。軽微ですが、Cs134があることからも、福島第一原発由来の放射性物質が、西海岸に降下していることは間違いありません。

多分、日本でも同様の降下量は中部や北海道は当然のこととして、北陸や関西でもありえますから、マンガーノ氏らの調査が妥当ならば、西日本や北海道でも同程度の健康被害は想定するべきと思います。

今回の意味合いが大きいのは、アメリカの三大ネットワークABC系列のローカルテレビ局が地元発のニュースとして、この福島第一原発の影響が、実はアメリカ西海岸の子供たちに、健康面で影響を及ぼす可能性を、きちんと伝えたことです。アメリカの場合、三大ネットワーク系列の局は一定程度のステイタスはあります。そして、そうしたところで、まず報道が始まり、それが徐々に全体に認知されるきっかけになるケースがあります。そういうことを、ローカルテレビニュースの記者たちは競って報じます。それで彼らは、更なる上の立場にジャンプアップする切っ掛けをつかむケースもあるのです。

つまり、アメリカでも健康被害がおきるのかもしれないという話が、アメリカのテレビ記者の間で、2年の経過とともにようやく始まったということです。

よろしいでしょうか。

しかし、いまだに日本ではそうした報道が、テレビでは行われませんし、新聞でも、首都圏の被曝による健康被害の問題は言及されません。アメリカ西海岸と比較にならないくらいに危険は大きいのに。

ローカル局であれ、何であれ、そうしたことがおこなわれていません。

これは、1人1人のテレビ記者たちの怠慢に他なりません。

そういう方向性をいろんな言い訳をして押しとどめようとしているテレビ局幹部の犯罪でもあります。

僕は20年以上、テレビ報道の仕事をしてきましたが、このことを2年間ずっとごまかしている、僕が直接知っている人間たちに対して、ずっと怒っています。

ずっとです。

僕に言わせれば、彼方達は犯罪者と同じレベルです。

報じることのできる立場にいながら、そのトライアルを行う気配すらない。

僕は少なくとも10数年間は、下の人間の指導もしました。

しかし、それも何の意味もなかったのだなあと、毎日毎日思い知らされています。

彼方達は、国民、特に子供たちが毎日健康が危険に晒されていることをごまかして報じないようにしている犯罪者です。

その犯罪を行っていることさえ、無自覚のままに生き続けています。

僕には信じられないし、指導した僕の能力不足も痛感します。

しかし、たぶん僕の能力不足よりも、彼方達一人一人の意識の問題、誤魔化しの問題です。

今回、彼方達がごまかしていることは、報道に携わる人間としては、必ず許されない話になります。

彼方のごまかしで人が死んでいきますから。

僕は許せません。

首都圏と比較にならないくらい軽微な汚染しかないアメリカの西海岸でさえ、三大ネットワークの系列局の記者は警告リポートを放送しました。他人ごとでなく、自分たちに降りかかってくるかもしれない危険として。

その数百倍は最低でも汚染されている土地で、何もなかったようにごまかしているのは、彼方達です。

彼方達の責任は必ず追及されます。彼方達に安らかな老後なんてありません。

一人一人に僕は問います。どうするのですか、と。

貴女はどうするのですか。


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「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響でさらに蓄積します。食物、飲料のみならず、吸気による被曝は深刻です。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命と健康が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」   

 

 健康被害相談などもまずはメールでお話し下さい。⇒  

 nagaikenji20070927@yahoo.co.jp(コピーして貼り付けて下さい)

 

    講演など、何か業務的な依頼をされたい方も原則このメール⇒電話でお話しする順番です。 

 

  事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。

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まだ少ないので呼びかけます。都内の医師といろいろ考えた末、以下の情報提供が可能な方はメールでお知らせください。僕のアドレスnagaikenji20070927@yahoo.co.jpまで。

  被曝による子供の甲状腺に対する影響のうち、甲状腺癌ではなく、免疫機構への影響の結果として、どうなってくるのかを知りたく思っています。このため、次のデータが提供可能な方は教えて下さい。年齢は現在18歳以下とさせていただきます。主に首都圏、関東、南東北の汚染があったエリアを想定しています。特に東京都内。

 「血液検査で、抗サイログロブリン(Tg)抗体

抗甲状腺ペルオキシダーゼ(TPO)抗体を測定した人に、その値を教えて頂きたく思います。」

 必ずメールのタイトルを『抗サイログロブリン抗体情報』として下さい。

 記載内容は 

1.お名前 2.年齢(現在) 3.性別

 4.事故当時3/11~3月末までいた場所。区市町村までは。広い自治体は南部・北部・東部・西部などの区別もつけて下さい。

 5.抗サイログロブリン(Tg)抗体の数値 6.抗甲状腺ペルオキシダーゼ(TPO)抗体の数値 

 でおねがいします。

 情報に関しては、僕と医師との間で共有し、被曝に関しての考察を進めるために使います。個人を特定されない形で公表する可能性はあります。なお、特異な数値を探している訳ではなく、単純に検査した数値をそのまま教えて下さい。

 


 



 


二百人が詰めかけた沖縄市講演会、それでも沖縄避難を僕が薦められない理由。本日は北九州講演。

2013-04-07 10:44:35 | 福島第一原発と放射能

本日、直接おいで下さい。

【4/7(日)木下黄太講演会in北九州】 13:30~15:30(開場13:00)  

【会 場】 北九州ムーブ5F 大セミナールーム(北九州市立男女共同参画センター) 

 

きのうの沖縄市での講演会は、200人以上の方が詰めかけ盛況でした。沖縄中部での開催という交通の点でのハードル、さらに実は主催者に別の事情で、いろいろと大変なことがあって、講演をトラブルなく開催できればよいとだけ思っていたのですが、蓋をあけてみれば、多くの方がおいでいただく結果になりました。避難者ばかりでなく、沖縄市や浦添市のもともと住民の方、避難者でも中部に在住の方など、はじめての方が多く参加されていました。

参加者のうち、半数程度が避難者なのですが、この避難者の中で三分の一程度が、甲状腺のエコーなどの検査を行っていて、三分の二はおこなっていないということもわかりました。行っている人の大半が、軽微な異常も含めて、なんらかの診断が出ている状態です。

しかし、ここで長時間の質疑応答などを通して、理解していったのですが、やはり甲状腺の検査のうち、特にのう胞や結節に関しての診断が適切についているのかどうかという疑問があること。そして、さらに過剰な反応が、避難者の間で、起きている実情がよく分かりました。

とにかく、まずこうした話になると、何か騒ぎ始めるきっかけになる事柄があります(アクシデントや来島者によるなんらかの行為)。その事柄を過剰に受け止める避難者がいます。そしてその避難者が、医師や地元民に過剰アクションをおこします。アクションされた方が、キャパが広ければよいのですが、狭くて対応が失敗します(医師に多い)。その対応を受けて更なる過剰反応となります。

はっきり言いますが、沖縄避難者の一部に、自己実現や、自分の妄想を優先して、他者との人間関係や一般社会常識が相当欠落している人間がいて、トラブルがトラブルを呼ぶ構図になっています。大半の一般避難者の問題というよりも、一部の避難者(特定のグループではありません)が頭がおかしく、しかしそうした人たちに限って、被曝関連の活動の場にいろんな形で堂々と出てくるため、結局おかしなことしかおきない構図です。

日本社会で、他ならまず相手にされない人たちが、自分の自己実現で登場します。

もはや話になりません。

そういうタイプの避難者が、沖縄であちこちにいらして、他の避難地ではありえないことがおきている。其の度に、おかしな話が聞こえてきます。

僕は二年も経過して、こういう人たちは迷惑だと思っています。

しかし、現実的な解決はないんです。酷すぎますから。

だから、そういうことも含めて傷ついてる避難者と何人かお話しいたしました。大体、社会的にまともな感覚がある人ほど、追いつめられる構図になっています。頭のおかしい人に勝てません。

対処方法は

◎沖縄から出て他の土地に行く。

◎公の活動をせずひっそりと自分の生活に専念する。

 

これしかないのが現実です。

中部で、避難者でなく、元々沖縄県民のあるお母さんは僕にこう言いました。

「あそこまではっきり言ってい頂いてよかったです。ずっとこんなおかしなことをする人たちが必ずいて、本当にあたりまえのことも通じないし、沖縄というところも踏まえていなくて、ずっと嫌な思いをしていました。」

講演会にも軽微な嫌がらせはありました。6人で予約して、1人しか来なくて、後は当日突然にキャンセルするような話も聞きました。あのグループ関連だから、講演に行くとか行かないとか、そういう話題も多かったそうです。

もはやあきれ返るばかりです。

来場された方たちは「木下さんがもう一度沖縄で、講演やイベントはできないですか。」と問われましたが、僕は「言い出したあなた達が今度は主催してください。普通の人がやらないと、沖縄で妄想のような活動をしている人たちが、妨害しますから」と答えています。

沖縄は、本来は原発から距離を離せる有効な避難地です。

しかし、食材の流通が、相当東日本の食材が回っていること。医療の対応に限界があること。そして、一部の避難者のおかしな言動で、まどもな防御活動がまったく展開しないこと。この三点のネックが足かせになっていて、他の西日本避難地と異なる様相があります。

ですから、その点を十二分に考慮しないとなりません。強い縁故が無い方が、新たに沖縄に避難することは僕が薦められないのはやはり変わりません。

 沖縄の地元の皆さんの意識は高く、いろんな形で県民側がサポートしたいという感覚も認知しているだけに、こうしたふうにしか言えないのは残念です。

まともな避難者の方が、まともな防御活動を、沖縄できちんとできる日がくることを願っていますが、道は険しいと思いますが。。。


追記

沖縄市講演で、僕が事後連絡をするように伝えた方は、必ずメールしてください。

なお、下記の感想もいただきました。

昨日の沖縄講演、家族と一緒に聞かせていただきました。
府に落ちるお話ばかりでした。
私自身、避難者の方々と接するたびに、沖縄へ避難された方はおそらく、すごく敏感で、それなりに裕福な方が多いのだろう、と感じます。プライドの高さを感じることが多いです。
沖縄には、私含め、経済的に苦しい方が多いと思いますし、上から言われてやることへの抵抗感は強いと思います。ですので、避難者の方々とは違う、私なりの感覚での、沖縄に受け入れられやすい伝え方はないかと考えているところで、昨日のお話はそんな自分を後押ししてくださったような気持ちになりました。
放射能問題を考えることが普通、当たり前、という感覚の世の中になることを願って、こつこつじわじわ広めていきます。がんばります。
沖縄に来てくださって本当にありがとうございました。