「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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乳癌3人、脳の腫れ、相次ぐ突然死、東葛や東京東部。マレーシア航空機ミサイル撃墜か、ウクライナ大混乱。

2014-07-18 08:47:00 | 福島第一原発と放射能

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「木下さんのメルマガ、さすがに読み応えがあって、面白いです。もっと早く申し込めばよかった。××氏のことを書いてくださるそうで、楽しみにしています。この人は、ドイツにもフランスにも反原発派として、うまく入り込んでいて不気味きわまりありません。」(最近、メルマガ購読を開始した方からの感想)

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とにかく、川内原発の再稼動について、パブリックコメントを書いてください。

きのうからこの話を書いているのですが、とても僕は危惧しています。

というのも、この被曝の問題や原発の状態を少しでも危惧していたら、この話だけなら、殆どの人たちは、書くことに前向きな話と思えます。

意見の相違が起こりにくい話です。ですから、とにかく書くしかない。これが普通の感覚だと思いました。

しかし、これは皮膚感覚でしかないのですが、一定数の方は、この話に反応していますが、多数の人たちは無関心もしくは無視していると思えます。僕は相当に危惧しています。被曝や原発の問題に関心がある人たちの潮が引いていることが、こうした普通の話でもあからさまになっているようです。

また呼応してくる人たちの中に「例文をみたい」という人がいます。これも何なんだろうと思います。

規制委員会は、科学的見解を求めるハードルを課していて、ふつうの人がふつうの意見しにくいようにはしています。

だからといって、まず自分の頭で考えて書かないと、話は始まりません。

そうしたことをせずに例文を求めるのは安易過ぎます。

 さらに、例文的な引用がある文章は組織的投稿とみなされて、このパブリックコメントでは特に排除されます。

投稿しても除外される可能性があるものは下記の通り。「原発反対」「東電許すな」「政府がおかしい」的なコメントだけのものは、まず除外されます。


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・意見が、対象となる原子力発電施設等の設置変更許可申請に係る規制基準適合性審査に関する審査書案における科学的・技術的判断と無関係な場合

・御意見の中に、特定の個人を識別することができる情報がある場合

・特定の個人・法人の財産権等を害するおそれがある場合

・特定の個人・法人の誹謗中傷に該当する場合

・事業・ホームページ・思想等の宣伝・広告に該当する場合

・入力された情報が虚偽であると判明した場合

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だから、まずは自分の文章で、自分で調べて、丸写しせずに書くしかありません。

頑張って下さい。こんなことも出来ない人が、社会に何かするなんてことできません。努力してください。期限までは、まだ一ヶ月近い時間がありますから。

 

川内原発のパブコメhttp://www.nsr.go.jp/public_comment/bosyu140716.html


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 ウクライナ東部の空域で、アムステルダムからクアラルンプールに向かうマレーシア航空機が撃墜されていて、乗員乗客295人が死亡しています。

亡くなったのは、オランダ人が大半で、オーストラリア人とマレーシア人などが搭乗していました。

ウクライナ軍機による撃墜なのか、親ロシア派による対空ミサイルによるものなのか、現時点では確認が出来ません。

しかし、事故でないことはほぼ確実視されています。この地域で、ウクライナ輸送機を、親ロシア派勢力が対空ミサイルで撃墜している事例があることから、その疑いが強くもたれているのは間違いありません。

ウクライナ情勢は、内乱的な話から、他国民の大量死という事態が突然におきています。更に拡大化しかねない状況と思います。大変に危惧されます。

ところで、僕は疑問だったのは(世の中の人の多くも同じでしょうが)、どうしてこの空域をマレーシア航空機は飛んでいたのかということです。

 ウクライナ政府報道官は、14日に東部ルガンスク州の上空で軍輸送機1機が撃墜されたことは発表し、これが新ロシア派による対空ミサイルで撃墜されていることを公表していて、世界的にニュースになっています。

 この時点で、このウクライナ東部エリアの空域を民間機が飛ぶことも、通常と異なるリスクが発生していたことは明らかです。そうした状態にも関わらず、この空域を普段どおり飛んでいるとしたら、マレーシア航空のリスク感覚そのものに疑いをもちます。戦争状態の地域上空を、他国の民間機が飛ぶことはありえない話です。リアルが分っていない。

 マレーシア航空は2013年の乗客数が1700万人超えて、前年比で30%近く増え、売上高も10%増えていました。しかし燃料費のアップや通貨安などから、逆に赤字は拡大していて、経営は火の車です。こうしたことから、燃料費が安く済む最短ルートを選んだのではないか、そして戦争リスクを過小評価した生ぬるい感覚があったのではないかという疑いが拭えません。

 いずれにしても、ウクライナ情勢は最悪になりました。他国民が巻き込まれたことで、違う意味で拡大していく可能性が想定されます。本格的に戦争が国際的に拡大する可能性も想定すべきです。

下記には、今回の事故を実相を伝えるロシアのテレビニュースが投稿されています。

この撃墜で何がリアルにおきたのか確認できます。このリアルは日本人も認識したほうがよいと思います。

ただし、心臓の弱い方とお子さんは閲覧しないで下さい。

https://www.youtube.com/watch?v=1CYZWNtxY_M

マレーシア航空機に搭乗して亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。

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真夏の岡山開催! 

 

【8/10(日) 三田医師&木下黄太 トーク「被曝影響と放射能防御」】

 

 13時開場、13時半開演 きらめきプラザ (岡山市北区南方2丁目13-1)

 

 申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/168805/

 

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 被曝による健康被害について、東京で懸念している方からの情報です。

ご家族の世話などご事情があり、なかなか移住できないでいられるそうですが、原発事故直後から物凄く神経を使って防御をしているかたの身のまわりで起きている異変です。

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実家、三郷浄水場からの水道水を使用。そのうえ、忠告も無視して静岡のお茶を買っている。

三郷で友達3人が乳ガンで引っ掛かったというのに、それでも疑わない。

脳梗塞で倒れた同期は、以前心臓病の手術も。今回、脳梗塞。住まいは松戸、放射能の影響を受けているんだと思う。

会社の人が、横浜の駐車場で倒れていたのを発見されて入院した話。脳の腫れがひかずに、切り取った頭蓋骨が元に戻せないそう。人工頭蓋骨を作っている。

それから、会社の人が突然死。住まいを聞いたら、赤羽。その前に倒れた人は尾久、明治通り沿い。幹線道路は本当に怖い。

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身のまわりでおきている懸念は、直接伝えてください。

このメールアドレスで確認しています。⇒nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

 

 

 


川内原発再稼動OKも「安全だと私は言わない」原子力規制委員会田中委員長発言への不信。パブコメ絶対提出!

2014-07-17 07:26:30 | 福島第一原発と放射能

岡山開催!

【8/10(日) 三田医師&木下黄太 トーク「被曝影響と放射能防御」】

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とにかく川内原発のパブコメは、ブログ読者は、四の五の言わずに書きなさい。

http://www.nsr.go.jp/public_comment/bosyu140716.html


日本の原子力規制委員会は川内原発1号機、2号機に審査書案を了承し、事実上再稼動にGOサインを出しました。

福島第一原発から、放射性物質が海水に拡散し、風向きで最低数十キロ先までは大気中に放出される状況下の中で、如何なる原発も再稼動させようとする考え方はおかしいとしか思えません。

基本的には。

この審査書案を了承し、どれだけ厳しい基準で審査をしたのかを、詳しく原子力規制委員会の田中委員長は別途説明もしています。

そして、「すべてを踏まえて正確に報道」というお願いをまず会見でしています。

お願いと言いながらも、これは、まず報道のあり方に対してこういう文言をいうこと自体、ある種の"脅し"的な文言です。

こうしたことを原子力規制委員会の委員長が会見の冒頭部分で発言していることから違和感を感じています。

そして、これまでの発言と同じですが「再稼動に委員会は関与しない」と繰り返します。

しかし「もう少し早くまとめられるのかな」という感想を抱いていたと本音も吐露します。

更に「厳しい監視という目があって」などと審査過程の周りからマスコミも含めての話を、こういう言い方をする人間が、田中規制委員長です。

僕から見れば、この程度の周りでも、「厳しい監視」という感覚を持つこと自体、原子力規制委員会のトップの感覚としては疑問だらけです。

しかし、今回、更に違和感を感じているのは、田中委員長が次のように発言していることです。

「基準の適合性は見ていますが、安全だとは私は言わない。これは何回も答えてきていること。」と言い続けていたことです。

勿論、絶対的な安全などということは、存在はしません。

神でもなければそんなことは言えないでしょう。

しかし、この基準審査をおこなう組織のトップが、「安全だとは私は言わない」という文言を繰り返す違和感は、尋常な話ではありません。

そこには、福島原発事故ということの責任を皆で背負わなかった、日本の状況とシンクロします。誰一人として、あの事態を引き受けなかった感覚が、ある種の無責任な状態を容認しろともいう言明が、田中規制委員長から為されているとしか思えません。

僕はこういう感覚が、3年半の時間経過で普通に開陳されることの方が怖ろしいです。

この恐怖にどう立ち向かうのか。

地元でない人々が、まずできることは、パブリックコメントで、原子力規制委員会に意志を指し示すべきです。

これしかありません。

パブリックコメント以外だと、住民説明会が、薩摩川内市といちき串木野市、阿久根市、日置市、さつま町であるだけ。

そして、立地自治体である薩摩川内市と市議会、県議会の意向を確認し、県知事が再稼働に同意するかどうかしかありません。

鹿児島県知事のスタンスを考えると、川内原発の再稼動を容認する方向で進む可能性が極めて高いですから、まずパブリックコメントが圧倒的多数として、再稼動拒絶、安全性は担保されていないから審査書案に不同意とならなければいけません。

しかも推進側は、全国で推進側関係者による組織的パブリックコメント投稿が為される可能性も極めて高いです。

貴女が緩くなっていて、貴女がパブコメを怠れば、追い詰められるのは貴女自身になります。緩くなっている避難者が多くて、僕は疑念の目で、貴女も見ています。

パブコメは提出してください。このブログを読んでいるなら。

 http://www.nsr.go.jp/public_comment/bosyu140716.html

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「今、日本は死に至る病にかかっている」人口減を怖れる知事たち。『A2-B-C』を観て僕が京都で考えたこと。

2014-07-16 07:33:18 | 福島第一原発と放射能

川内原発に、原子力規制委員会、きょうGOサインを出そうとしています

安全基準なるものに、絶対的な安全性があるはずもない中で、こうしたフィクションを続けようとしている、安倍政権、日本政府と原子力規制委員会という存在が、正常であるとは僕には全く思えません。

鹿児島という、この作戦を遂行するには、県民意識が乏しく、原発事故のあったエリアと遠隔すぎて問題をリアルに捉えられない地域に狙いを定めている手法。

一般からも意見を求めると口では言いますが、再稼動実施の為のアリバイ作りをするつもりでしょう。

それでも、反対の声は強くあげるしかありません。早ければ10月には再稼動が始まりますから。必要ない再稼動が。

福島第一原発事故は終わっておらず、ガレキの動かしをしくじっただけで、その粉塵が30キロ先の稲を汚染させ、50キロ先の住宅地にも飛んでいた可能性が高まっているような日本で、どういう頭の構造をしたら、原発再稼動できると考えられるのか、僕には全く理解できません。

相手がキチガイなのか、僕がキチガイなのか、いったいどちらなのでしょうね。

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このところ、日程が立て込んでいて、移動しながら、ブログ更新をしている状態です。

それで、ようやく拠点に戻ってきて、7時間程度睡眠したので、ふつうに作業が出来るレベルとなりました。

きのう、京都でフィルム『A2-B-C』http://www.a2-b-c.com/を拝見しました。イアン・トーマス・アッシュ監督の作品。

この映画は、福島の甲状腺問題について描かれている映画だと言われていますが、そのことよりも、今の福島において、さまざまな形で問題となっていることが、映像として目に入ってくることが効果がとても大きいです。

これは外国人の監督が、自分で現地に入り、その地域の人たちと、うまくコミュニケーションをとりながら、撮影しています。妙にウェットな日本人監督の作品と異なり、そこがあっけらかんと撮影が続いていることが、まずわかりやすいです。

これは、日本語もある程度喋れる監督自身が、外国人だという立場も功を奏して、その共感性の高い人間性もあり、撮りにくい対象をうまく拾えている作品です。佳作だと思います。

がんにならないのかと詰め寄ると、「確率論」と言い張る顔に、その人の実相が浮き上がる山下俊一氏。

福島の幼い子ども達が、放射能の強いところがどこなのかを意識しながら、遊んでいることがあたりまえの光景。

少し測ると高線量が学校の付近に散在している様子。

甲状腺にのう胞がある話をしながら、「白血病で死ぬ」「病気になる」と口々に言う子供達。

保養は有難いと言いながらも、こまごまとモノの持込を規制される用紙を見て、ばい菌扱いされるみたいで、悲しくなっていると言う母親。

70分程度の、ドキュメンタリー映画としては、短めの作品ですが、十分に観る価値はあると思います。

作品としての完成度、特に編集に関しては、難点はいくつかあると思います(例えば、実効的な効果が上がっていないシーン挿入がいくつかあること。あらけずりという評価よりも?がつきます)。しかし、こうした映画を僕も含めて作ろうとしていない状況下で、このイアン監督が撮影し作品化したことだけで、評価すべき内容だと思います。

ただし、この映画は、福島に住みながら、被曝問題に認識があり、そのことに葛藤している人たちの目線で描かれています。

構造的にそこに立脚しているのが、あきらかな映画です。そのシンクロには無自覚であってはなりません。

ここには、あまりに気にしないようにしている多数派の福島県民も不在です。

勿論、避難している福島県民も、このストーリーにはほぼ出てきません。

東京の被曝を問題視している僕からしたら、まだその地点なのかと思うことも多々あります。そういうことも、総合的に考えると、情報的にはバランス感覚はありません。そして、僕のブログ読者からしたら、情報は知っていることばかりのような気もします。

それでもドキュメンタリー映画として仕上げたものを、劇場的状態で観ることで、僕の意識や感覚は再認識がいろんな形で出来ました。映像の力です。泣くしかないような感情もこみ上げますし、苦笑するしかないシーンもありました。この被曝問題に関して、人の心を動かしやすい素材が多く含まれている作品であることは間違いありません。

ですから、作品に賛同しているということではなくても、この映画はこの時代の日本では、必見のドキュメンタリー映画であると、僕は思います。

もしブログやメルマガ読者などの要望が多ければ、場合によっては、上映会を設定してもよいかとも思いました。


しかし、そういう状態で、まず驚いたのは、平日の昼間だから致し方ないかもしれませんが、京都でも観客が少なかったことです。

京都の中心部、利便性の本当によい劇場。一週間限定で、一日1回しか上映のないスケジュールでしたが、きのうは、30人くらいしか入っていませんでした。がらがらではないですが、これならこの映画を京都界隈で観る人は、あわせて多分300人が限界かもしれません。

扱っているテーマは、日本で現実おきている話の中では、最も確認すべきテーマだと僕は思いますが、その映画を1500円支払って、観に来る人が、意識が高いと言われる京都でさえ、圧倒的に少ないという現実です。ちょうど祇園祭りの最中ですから、市内にはとても人が多かったですし、劇場のビルの外では、山を携帯撮影している多くの人たちもいました。

異世界という言葉が、その時に頭を過ぎりました。この現実にどう立ち向かうべきなのか、京都の夏の街を歩きながら、考える日になりました。

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きのうから、佐賀県の唐津市で、全国の知事会がおこなわれています。

まず冒頭で、知事会会長、京都の山田知事は、「今、日本は死に至る病にかかっている」という言葉を発して、人口が減り始めている現実に対しての、相当な危惧を表明しています。

メインテーマとして、人口減少の問題を討議して下記のように「少子化非常事態宣言」を採択しているそうです。

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少子化非常事態宣言(案) 

少子化の問題は、すでに多くの地方において、若年人口の減少により地域経済の活力が奪われ、人口流出に拍車がかかるといった形で顕著に現われて
いる。このままいけば近い将来、地方はその多くが消滅しかねず、その流れは確実に地方から都市部へと波及し、やがて国家全体の消滅へと至ってしまうのは時間の問題である。
しかも、今後の数十年間に高齢者が激増する一方で、労働力人口は減少の一途を辿る。今生まれている子ども達が社会を支える働き手となる時代には、
経済規模の縮小に加え、耐え難いような社会保障負担を背負わされるなど、国全体が閉塞感で覆い尽くされる時代の到来をも招きかねない。日本破滅に向けた壮大なシナリオができあがりつつあると言わざるをえない。
戦後、急成長を成し遂げた我が国が、成熟社会への転換を目指さなければならない今まさにこの時に、国家の存亡にも関わる重大な岐路に立たされて
いると言っても過言ではない。次代を担う子ども達が将来に希望を持てなくなってしまった国には、もはや発展は望めない。直ちに、若い世代が希望を叶え、安心して結婚し子育てのできる環境整備に向けて、国・地方はもとより、地域社会や企業などが世代を超えて協力し、子育てをともに支え合う社会を築き上げていく手立てを早急に講じなければならない。

今から直ちに取り組めば、将来の姿を変えていくことは十分に可能である。
少子化対策を国家的課題と位置付け、国と地方が総力を挙げて少子化対策の抜本強化に取り組み、我が国の未来の姿を変えていくことは我々に課せら
れた使命であり、今こそ、思い切った財源を投入し、国・地方を通じてトタルプランに取り組む最後のチャンスであることを、ここに宣言する。

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僕は思うのですが、この文章も、伝えられている記事内容を読んでも、少子高齢化のスピードが速く、人口減少が急速に進んでいることへの知事達の恐怖心が表明されているだけです。実際には具体的手立てを、知事達が何か考えようとしているリアル感覚はまだ薄い状態だなあと思います。

ここでわかるのは、人口減少の進展がかなり早いことに怖れていて、結局それが地方から都市部というか、東京への移動促進だけとなり、それも早晩続かなくなることへの、潜在的恐怖心が表明されているということです。

ここには具体的に被曝により、人口減少が更に加速される可能性は言及されていません。

しかし、ウクライナで、25年間で、数百万人単位の人口減少があったという現実を照らし合わせると、そもそも少子高齢化で人口減少社会である日本が、被曝という加速要因によって、更にどういうこととなるのか。

きちんと意識して検証していないものの、感覚的な恐怖心を知事達が一定数感じていることが、僕には大変に興味深い話です。




最大4兆ベクレル、ガレキ撤去で放射性物質を大気放出させる東電が、1号機建屋カバーを外す予定という恐怖。

2014-07-15 06:17:55 | 福島第一原発と放射能

 

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これは如何ともし難い状態になっていることだけが分ります。

南相馬市のコメが前年よりも、汚染が強まっていることがおかしいということから、農水省がしらべたところ、去年8月以降に出来ている稲穂の箇所に高濃度な放射性物質を付着させていたそうです。

下からの吸い上げではなかったことから、この時点で新たな放射性物質が、大気中を伝わっていったのではないのか、その推測を元に、当時の放出量を確認したところ、一日に最大で4兆ベクレル放出していた可能性もある試算を、東京電力は出しているそうです。

8/19の三号機ガレキ撤去の際、クレーンで起きていたトラブルが原因と考えられています。

それが、避難地域外にあたる場所まで、最低でも、何十キロかは拡散していたということです。

これはいったい、何をしているのかと思います。

そもそも、少しの作業ミスで、これだけ広範囲に、粉塵が飛ぶことがありえることを、東京電力も認識していなかったのか。

農水省から、指摘後に試算している内容も含めて、この情報は、長期間、隠されていたことも、今回、はっきりとしていると思います。3月にわかっていることが、7月中旬まで公表されていません。

そして、東電は、福島第一原発の一号機のガレキ撤去にまだメドは経っていません。汚染が強く、線量が高すぎて作業が出来ていません。

しかし、この一号機の建屋カバーを外す予定があることは、この6月から、オープンにしています。

これをまとめると、三号機ガレキの撤去作業で失敗し、何十キロ先までの高濃度汚染となる放射性物質の大放出をしてしまった東電が、放射性物質拡散リスクが広範囲におきていることを公にしないで、一号機建屋カバーを外すと先に宣言したと言うことです。

ふつうに考えたら、狂気の話です。

まともな神経で考えたら、ありえない構造。

危険リスクを十分に認識せず、作業ミスし、そのことによる悪影響が想定以上に広域になり、その事態が指摘されて関係者間で共有されたのに、同様のリスクを増大させる作業を新たに始めるぞと社会に宣言し、以前おきた事態を社会に一定期間黙り続けていたという話です。

こんなことをしている企業が、この事態に解決処理能力があると考えるほうが、ありえない思考です。しかし、こうしたことが、日本では普通の話として継続しています。

ちなみに東京電力が出している、最大で4兆ベクレルの放出が本当に正しいかどうかは、検証は出来ないです。

東電が多めに最大推定を出している可能性の方が低いであろうということだけは、この三年以上の経験知として言えると僕は思います。

放射性物質が僅かのトラブルで、大量に大気中に拡散され、広域に影響が及ぶ可能性がある状態がそのままであることを再認識するしかありませんし、3.11以後に放射性物質の降下が有意に確認されている地域には、その状況に応じたリスクが、現在も当然あることを、再確認するしかありません。

作業ミスで舞う粉塵レベル由来であっても。

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<申込された皆さんのメッセージ>
●長崎県在住
三田医師の話をぜひ聞いてみたいと思っていました。木下さんとのトーク、楽しみです。

●岡山県在住
先日、三田先生に診察していただいた放射能に対する危機意識の薄い息子も、都合が合えば一緒に参加したいです。その時は、当日券で。よろしくお願いします。

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郷地医師は東神戸診療所。

チェルノブイリの救援活動をおこなっていた医師の一人で、3.11以降は、福島や関東・南東北の避難者の診察にあたっています。関西エリアでは、この被曝に関して、診察に行くことを考えている避難者が、被曝について認識のある医師に診察を受けたいという意向が強い場合に、真っ先に名前の挙がるクリニックの一つです。僕も、何人かの避難者に、お伝えしたこともあります。

郷地医師はバンダジェフスキー博士の医師向けセミナーに参加していただいていて、僕もお会いしています。ただし、そのセミナー会場では、この3.11.以降の被曝が健康にどのような影響を与えるのかというポイントについて、具体的言及は極力されませんでした。

学術的に慎重な態度を留保されていたのだろうと思います。放射能被曝による健康被害を、声高におっしゃる医師ではありません。そうした立ち位置であっても、鼻血の話は被曝によるものの可能性が高いのではないかという推定をされているということです。

高線量な外部被曝による骨髄や血液の重い症状がおきて鼻血が出ている訳ではないという、僕ら放射能防御考えている人々が認識している話と、今回の郷地医師の内容はシンクロします。現実に聞いている鼻血報告から、こうした推定をするのが、ごく当たり前の感覚であると言うことです。

鼻血を声高に否定する人々が、こちらが説明している内容も確認せずに、「あの線量で、急性異常はおきないから、鼻血は出ない。鼻血を放射能の関連で言うことはデマや差別」というような、こちらが元々、主張していない内容を、こちらの主張している話のように虚偽にでっち上げて、放射能防御側を攻撃するという構造(僕からすればウソもいい加減にしろという話)に、郷地医師の報告は、楔を打つものにはなると思います。

以下は神戸新聞より引用。

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福島の鼻血「内部被ばくか」 神戸の医師、学会で発表

 東日本大震災による原発事故の後、福島県では、子どもを中心に鼻血が出る症状が相次いだ。漫画「美味(おい)しんぼ」で登場人物が鼻血を流す場面が「風評被害を招く」などと批判されたが、実際に放射性物質が結合した金属粒子が鼻の粘膜に付着し、内部被ばくを起こした可能性があることを、東神戸診療所(神戸市中央区)の郷地(ごうち)秀夫所長が12日に名古屋市で開かれた日本社会医学会で発表した。(三上喜美男)

 郷地所長は神戸大学医学部卒業。兵庫県内で約35年間、被爆者の治療を続け、福島などから避難している被災者の診断や健康相談にも当たっている。

 郷地所長によると、福島からの避難者の2人に1人ほどが家族などの鼻血を体験している。突然出血し、普段あまり鼻血を出さなかった子どもが多いのが特徴。避難後はほとんどの症状が治まっているという。

 500ミリシーベルト以上の放射線を全身に浴びれば、急性障害で鼻血が出る場合がある。だが福島ではそうした被ばく例はなく、放射線と鼻血の因果関係を疑問視する専門家もいる。

  しかし、東日本大震災の被災地では、原発から飛散した放射性セシウムなどが金属粒子と結び付き拡散したことが気象庁気象研究所の観測などで確認された。東日本一円で医療機関のエックス線フィルムが粒子で感光する現象もみられ、当初から健康への影響を疑う声が聞かれていた。

  郷地所長は、金属粒子が鼻の粘膜に付着したのが引き金となった可能性を指摘する。金属粒子は直径数ミクロンで、人体のごく小さな範囲に1日100ミリシーベルトを超える放射線を出し、組織を損傷する。

  郷地所長は「もともと花粉症やアレルギーなどで粘膜が炎症していた人が出血を起こしても不思議はない」と話す。大量に吸い込んだ人も少なくないとみられ、内部被ばくの問題と捉え、早期に科学的な調査と分析をすべきだったと強調する。


 






滋賀県知事選挙、自民系候補が僅差で敗退という現象から考える。

2014-07-14 08:57:00 | 福島第一原発と放射能

滋賀県知事選挙は、三日月候補がこやり候補を僅差で破りました。

三日月大造(無所属・新)25万3728票。
小鑓隆史(無所属・新)24万652票。

13000票しかはなれていません。近年まれにみる大接戦であったことはあきらかです。

この選挙は、実は嘉田知事が出ていれば、圧勝であったことは、明らかな選挙でした。

両陣営側はそこは知り尽くしていました。

嘉田知事が出ないと言う場合に、それでも三日月氏が、代議士であったため、地元滋賀県内での知名度があり、10%近く上回っていたというのが、3月時点で嘉田側の選対分析でした。

このため、安倍政権の全面的後押しで、こやり氏がぎりぎり追いついてくるのかどうなのかということでした。

三日月が知名度差で逃げ切れるか、こやりが追いつくのか。

逆風しかそもそもない三日月氏が厳しい状態の中で、まず集団的自衛権の話が、潮目を変えました。

滋賀県知事選挙と本質的な関係はないにもかかわらず、自民政権がこの知事選挙で原発再稼動のきっかけとしたいという裏の思惑があったため、この選挙は自民が更に勝つどうなるのかというテーマが、元々際立ってしまいました。

そこで集団的自衛権。

それに嫌だと思う人たちが、三日月氏に投票しています。これは大きかったでしょう。

更に、こやり氏の陣営内部からの不協和音、こやり氏の記者メモとされる(本人否定)文書の流出など、陣営内がごたついていることも、実際的にはマイナスになりました。

そして、結果的に僅差で滑り込む三日月氏。

代議士としての地元で、尚且つ大票田である草津市で、数千票差をつけたことでなんとかなりました。

しかし、この差を見ていると、集団的自衛権という神風と、相手側陣営と候補のごたつきがあるのに、ここまでしか差がつけられなかったというほうが真相と思います。

とても手放しで褒める数字ではありません。

国政レベルでは自民党安倍政権に多少のストップはかけられた選挙にはなりましたし、これを原発再稼動にコマとして使われることだけは防げました。

しかし、今の現状の日本が、安倍政権的な経済メリットを他の要因よりも望んでいる人たちが、あまりにも多いことが、ここ滋賀県でさえも、あからさまとなっている選挙ともいえます。

なんというか、実は日本という国のどうしようもない浅ましさが、浮き彫りとなった選挙なのだと僕は感じているのです。

 


広島は満員盛況、本日は朝と夜【福岡ミーティング】直接おいで下さい。だっげらいよん17回【 気分転換 】。

2014-07-13 02:39:13 | 福島第一原発と放射能

本日開催です。福岡ミーティング。予約できない方は直接おいで下さい。   

午前と夜、2回開催。福岡市立中央市民センター(福岡市中央区赤坂2丁目5-8)での開催です。地下鉄赤坂駅2番出口より徒歩5分。 

 【午前の部】開場9:15・開演9:45

 申込&詳細⇒木下黄太・福岡ミーティング『福岡から発信できること』午前の部

 【夜の部】開場18:15・開演18:45

 申込&詳細⇒木下黄太・福岡ミーティング『福岡から発信できること』夜の部

☆午前の部に参加された方は、夜の部は参加は半額です。予約は午前の部のみされていれば、夜については必要ありません。

☆夜の部は、遅くなりますが、懇親会を21時以降で開催予定。参加希望者は、僕にメールしてください。

 

 

気分転換は「だっげらいよん」! こちらでも展開中!⇒⇒⇒http://ameblo.jp/shibazakitoshie/

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二年ぶりに伺った広島は、100名の会場がほぼ満員でした。今回は、最近の広島での活動状況がよくわからなかったのですが、思っている以上に、避難者ママと地元のママによるグループ運営が地道に出来ていて、明るく活動が継続されている実態が、大変良くわかりました。

つぶれた団体などもあったのですが、そういう中から次に繋がる芽が確実に育っている感じがしています。

場内で驚いたのは、避難者が多かったこと。二年前とは違いました。三分の一くらいはどこかでお見かけした方もいたのですが、僕のブログなどにアクセスはしているものの、はじめて参加された方が思ったよりも多かったです。

ほぼ半数は避難者でした。岡山はともかく、広島の避難者は少ないという先入観があったのですが、首都圏からは勿論のこと、福島や宮城からの参加者も参加していて、広島にも新しい風がおきていることがとても実感しました。

また、場内の参加者は、実は歳が上の方が多く、男性の比率が増えていました。女性中心では無かったです。この傾向は最近、どこの場所でもありますが、より顕著に広島に出ていた気がします。

また、場内からの質問も、ウクライナの映像上映も踏まえて、かなり適切なものが多く、アンケートも全て読ませていただきましたが、こちらの内容を真摯に受け止めている参加者が多数いて、その水準が高かったことに驚きました。

本来、広島では、ウクライナの臨床医師を招いての講演会開催も企画していたのですが、それが実現に至らず、かわりに僕のウクライナ報告を含んだ講演開催になりましたが、思ったよりも反響が良くてよかったと思います。スタッフからは、今度は地元在住の著名人と対談して欲しいというような提案もあり、次にいろいろとつながりそうな雰囲気です。

本日の福岡は、元々人数限定の中で、じっくりと話す試みです。またいろんな出会いをお待ちしています。

なお、健康被害報告は、質問ではありませんでしたが、場内参加者から個別に話はありました。これに関しては、ご本人達の意向もあるため、メールマガジンでの報告になると考えています。

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最新号の内容は

【 坂本龍一氏が中咽頭癌。"教授"と福島避難団体支援でのある感覚 】
【「被曝に関連して、移住先でどういうふうに医者を探すのか」三田医師&木
下の京都クロストーク<3> 】

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本日、7/13(日)は滋賀県知事選の投票日です。

必ず投票に行って下さい。それしか、本質は何にもありません。

よりマシな候補が誰か等という望ましい世界はありません。

より酷くない候補は誰かしかありません。

投票しないとマイナスが更に強まるだけです。






 


福島県広野町に学校新設、有名スポーツ選手や宇宙飛行士の授業で復興と言い張る小泉政務官。本日広島講演。

2014-07-12 05:07:35 | 福島第一原発と放射能

このブログ記事をアップする直前、福島・岩手・宮城に津波注意報が発令されるM6.2の地震がありました。震源は福島県沖で、深さは10キロ。震度は4程度でしたが、また危ないタイプの地震でした。福島第一原発には、目に見えて分る異常は起きていません。

僕らは、こうしたリスクが、続いていることは、再認識するしかありません。

 

本日開催です。予約無くても直接おいで下さい。

 【7/12(土) 木下黄太 講演 IN 広島 2014 】 

 13:00~15:00 (開場12:30) 

開催場所 ユーストピア中央(中央勤労青少年ホーム)4階ホール 

広島市中区八丁堀3ー2 市電「八丁堀」下車 徒歩5分

申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/185220/ 

もしくは、kk_hiroshima0712@yahoo.co.jpにメールするか、090-1778-7521(ヤマムラ)まで電話下さい。


僕は思うのですが、この国は、どんどんと自分達が進む方向が、どんな方向であっても、何もかも急速に拡大していると痛感しています。

これは、為政者というのが、ある意味、自分のしていることが正しいことで、民がそれを喜んでくれるという幻想を持つことが、どんなことよりも嬉しいのだろうとは思います。

そうしたことを願うときに、本来はバランス感覚というものが少しはある筈なのですが、そんなものは殆ど有効な反応はなく、それよりも「思い込み」の強さが更に加速しているという現実があります。

この広野町にあらたに設置されるという中高一貫校は「原発事故という前例のない状態の子ども達に、前例のない教育」をさせたいという思いで運用されるそうです。

歌い文句は、心地よく聞こえるのかもしれませんが、内実は、為末大氏や潮田玲子氏など、元有名スポーツ選手が指導に来るとか、宇宙飛行士が放射線の授業をするとかの内容だそうです。

こうした「ふたばの教育復興応援団」のメンバーは下記の通り、小泉進次郎復興政務官の呼び掛けに応じた人々だそうです。

 安藤忠雄(建築家)乙武洋匡(作家)小泉進次郎(復興政務官)小宮山宏(元東京大総長)佐々木宏(クリエイティブディレクター)潮田玲子(ロンドン五輪バドミントン日本代表)為末大(男子400メートル障害日本記録保持者)橋本五郎(読売新聞特別編集委員)平田オリザ(劇作家)宮田亮平(東京芸大学長)山崎直子(宇宙飛行士)

そして、小泉進次郎復興政務官が、人選も含め音頭とりをして、自分も教壇に立つそうです。

「教育の復興」というPRばかりしています。どの何が復興なのか、僕には、さっぱりわかりません。県立の学校のはずが、国総がかりで、こうしたPR事業をおこなう学校にしようとしています。

最早、日本政府の意志を体現する学校になることだけは、間違いありません。

原発事故がおきて、大変な事態でも、国が総出で皆さんを応援しますよ。見て下さい、普通の学校では受講できないレベルの有名人の先生達が、広野町まで教えに来ますよ。だから、喜んで、ここで勉強してください。

そういう感覚だけが伝わってきます。

こうしたことが、復興というよりも、その地に子供達を押しとどめていくツールとして有効に機能していくことだけはまちがいありません。それが目的であることは、あまりにもあからさまな話です。

そうしたことに、どういう方達が率先して加担するのか。

自民党の若手最有力と言われる政治家の派手なパフォーマンスは、そういう状況をより鮮明にしてくれたとは思います。しかし、その加速感は尋常な話ではありません。

僕はこの加速から目をそらしては成らないと思います。これが、今の日本のリアルだからです。こうした感覚はどんどん進展し、どんどん拡大していきます。そこには内省という作業は不存在です。

アクセル踏み込もうとする力は、強くなる一方なのですから。

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明日7/13(日)に福岡ミーティング開催。   

午前と夜、2回開催。2回とも、福岡市立中央市民センター(福岡市中央区赤坂2丁目5-8)での開催です。地下鉄赤坂駅2番出口より徒歩5分。 

 【午前の部】開場9:15・開演9:45

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 【夜の部】開場18:15・開演18:45

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坂本龍一氏が中咽頭癌を公表。「海に入れない」東京⇒福岡移住も検討する、大手マスコミ勤務のサーファー。

2014-07-11 01:00:00 | 福島第一原発と放射能


音楽家の坂本龍一氏が中咽頭癌であるそうです。先月末にわかったそうです。


 ヤブロコフ博士の『チェルノブイリ被害の全貌』では、「鼻腔,咽頭,気管,気管支,肺などの呼吸器系の疾患はもっとも早期に表れた被曝の影響の1つであり,鼻血や喉のむずがゆさから肺がんまで多岐にわたる」という記述があります。

チェルノブイリでの喉の異常はよく聞く話です。

勿論、"教授"の身体に何が起きているのか、その原因がどこにあるのかというのはよくわかりませんが、反原発のスターでもある芸術家が、ニューヨークで治療に専念するということです。

 放射線治療の選択(報じられていることと、実際の治療が違うこと等もよくあります、まだ確定診断後日数がそんなに経過していませんから)に関して、外野のネット連中が下らない事をわめきたてていて、本当に恥ずかしい輩達と思います。個人がどのような癌治療を選択しようと個人の自由です。しかもニューヨークにいて、金銭的ゆとりがある坂本氏がどのような治療法を選択しても(日本で出来ない有効な方法もありますから)、馬鹿なネット住民(こういう連中は最初からできるレベルではありません)とは関係もないですし、そんなことを反原発だからと揶揄するのは、知能指数が低すぎるということです。ネットには多すぎますが。

YMOが昔から好きだった僕は、坂本氏が全快されることを強く願います。

しかし、このことがあるタイミングで、僕の方で書いておきたいことがあります。

 実は、坂本龍一氏が、被曝回避に関してどのようなことを考えていたのか、それが良くわかる話が僕のところに、一年以上前から来ていました。僕は疑問に思うエピソードでした。

 今回の彼におきていることと、こうしたことに、直接に関係があるとまではいえないですが、彼の被曝回避についてのある種の感覚には、落とし穴があると深く感じていました。

 この内容は、明日夜に配信予定(今回は僕の体調や移動の都合で、配信は土曜午後になるかもしれませんが、その場合はご了解下さい。)のメールマガジンでお知らせいたします。


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明後日、日曜日は、福岡でのミーティングを、午前と夜の2回開催します。

このミーティングに参加する、現在は福岡在住の男性と女性からメッセージが届きました。こういう感覚の人たちと一緒に語る機会になりますので、是非ご参加下さい。


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 <現在、福岡で仕事をしている男性からのメッセージ>


 今年になって東京の大手マスコミに勤めていた知り合いが退職しました。それで、「ちょっと相談に乗って欲しい」と言われたので、話したんですよ。

 「実は、福岡に移住を考えている」 ということでした。 サーファーでもあった彼。

 きっかけは千葉や湘南の海にはもはや入れない、と思ったようです。 もともと会社を辞めて独立しそうなようなタイプの人で、仕事もむしろできる感じの人間だったと思います。

 そんな彼が移住を決めたのは、明確に言葉に出しては言いませんでしたが、「もはや東京には住めない」と判断したのでしょう。サーファーなので、そういう直感や、身に覚えのあることがあったのかもしれません。

 僕は、子育てを考えるなら、絶対にこっちがいい!と更に念をおしました。そういうことも彼も頭の中にあるようです。ちょうど幼い子どもいたり、これから産まれてくるような世代なのですから。

 ちなみに、僕が「俺は東京に戻るつもりは全くない」と言ったところ、彼は「やっぱ、そうだよな~」と言ってました。 福岡はちょっと気にすれば食べ物だって、外食ですら選べる環境です。 ライフスタイルを重視する人間だからこそ、人間らしい自分の好きな生活がもはやできない環境に、気づいたのかな?と思いました。

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明後日7/13(日)に福岡ミーティング開催。   

午前と夜、2回開催。2回とも、福岡市立中央市民センター(福岡市中央区赤坂2丁目5-8)での開催です。地下鉄赤坂駅2番出口より徒歩5分。 

 【午前の部】開場9:15・開演9:45

 申込&詳細⇒木下黄太・福岡ミーティング『福岡から発信できること』午前の部

 【夜の部】開場18:15・開演18:45

 申込&詳細⇒木下黄太・福岡ミーティング『福岡から発信できること』夜の部

☆午前の部に参加された方は、夜の部は参加は半額です。予約は午前の部のみ、こくちーずでされていれば、夜については必要ありません。

☆夜の部は、遅くなりますが、懇親会を21時以降で開催予定。参加希望者は、僕にメールしてください。

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<小さいお子さんのいる避難女性からのメッセージ>

 うーん。なんだか、福岡に来て3ヶ月あまり、子供のことでバタバタしているうちにあっと過ぎてしまい、まだ福岡のことわかっていない気がしますが、放射能汚染について比較的理解してもらえることが多くてびっくりしてます。

幼稚園の園長先生にも放射能汚染が怖くて子供を3歳の時に愛媛へ引越しするまでほとんど外遊びしてなかったことにも共感してくれましたし、そもそも放射能気にしているんでしたっけ?と園長から見学に行った時話がでました。

また、給食業者の社長さんとも電話で話しましたが、震災前の干ししいたけ使っているけどなくなり次第使わない予定など、かなり気にして配慮してくれています。

また、最寄り駅の未就園児が親子で遊べるスペースでも今回のチラシ置いてもらえないかアポなしで行ったところ、避難ママさんがきて繋がりたいって話なん件かいましたよ。と快諾でした。

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 2年ぶりの広島講演は、明日土曜日開催。お急ぎ下さい。

   【7/12(土) 木下黄太 講演 IN 広島 2014 】 

     13:00~15:00 (開場12:30) 

   開催場所 ユーストピア中央(中央勤労青少年ホーム)4階ホール 

  広島市中区八丁堀3ー2 市電「八丁堀」下車 徒歩5分

  申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/185220/ 

もしくは、kk_hiroshima0712@yahoo.co.jpにメールするか、090-1778-7521(ヤマムラ)まで電話下さい。





「あの文書は記者メモと確認。読んで自民と組まない決断をした」嘉田知事から伝言。こやり候補の言い分。

2014-07-10 02:33:59 | 福島第一原発と放射能

メールマガジン増刊号で、台風8号についても配信しました。

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滋賀県知事選挙のことをこんなに書くつもりは、もともとありませんでした。

 しかし、登場してくる人物が次々と不可思議な反応をしてきます。反応があるから、それを伝えない訳にはなりません。この反応も情報ですし、公益性が高い。僕にはそんな感覚でしかありません。如何にドロドロな状況でも。

 今度は、現在の滋賀県知事である嘉田知事から僕宛に伝言がありました。選挙期間中で、 嘉田知事自身が三日月候補と二人三脚の選挙運動の真っ最中。候補本人でないとはいえ、身動きが土曜夜までは取れないはず。僕のブログを読んだ上で、伝言がありました。本人と直接話していませんが、関係者から伝言されました。

伝言なので、一言一句同じではないですが、おおむねこのような話を僕宛に伝えてこられたということです。

嘉田氏本人より。

《あのメモの内容は事実と考えている。やはり懇談会があり、複数の社の記者からメモの内容は事実だと確認している。もちろん、三日月陣営からメモを流出させたことはない。自分自身は、親が自民党だし、実は後継者は、政策的に一致すれば自民党でも構わないと考えていたが、あのメモを見て、自民党とは組まない決断をしたぐらいだ。小鑓氏は、あれだけのことを言っておきながら、今になったら、口頭では「自分も嘉田と同じ卒原発だ」などと言っていて完全に「二重人格」だ。木下さんによろしく伝えてほしい。》

 

 嘉田氏が言っているからだけで、内容が真実とは僕は思いません。選挙戦の真っ只中ですから。「よろしく」と言われても、よろしくしている感覚はありません。本人が県民を裏切って、出馬しなかった人ですから。ただし三日月陣営側の現職知事として、「メモの内容は事実」と伝えているのだと思います。少なくとも三日月陣営サイドで、偽文書を作ったということはないということを言いたいのだと思います。

これは、こやり候補がきのう僕に伝えてきた「詳しく見てませんが、悪意で書いているのでしょう。五月頃に先方の陣営がまいていると聞いています。」への反論と思います。

「悪意で書いている」という表現はかなり広い幅で解することも可能ですが、三日月陣営側が虚偽のことを捏造していると取れなくもありません。このことに関しての反論であると思います。

 そして三日月陣営から流出させていないということなのですが、これは僕にはわかりません。わからないというのは、真実である可能性が高い記者メモであるならば、最初の流出元は書いた記者本人、もしくはその記者メモを共有できる同じマスコミの会社の組織内しか考えられません。記者メモならば、最初の流出元までは三日月陣営であるはずもありません。

 しかし、流出した文書が記者メモならば、もたらされる先は、三日月陣営などが真っ先に考えられるため、選挙は関与者も多いため、三日月陣営側から拡散させていないと断定することは、相当に困難な気がします(そう話す地元記者もいます)。しかし、それ以外の可能性も当然にありえます。

 最も興味深いのは、嘉田知事自身が『あのメモを見て、自民党とは組まない決断をしたぐらいだ。小鑓氏は、あれだけのことを言っておきながら、今になったら、口頭では「自分も嘉田と同じ卒原発だ」などと言っていて完全に「二重人格」だ。』 とまで言われていることです。

 嘉田知事が原発政策での合意があれば自民と組んでもよいという感覚があるというのは、彼女に関して、厳しい感覚でチェックしていたつもりの僕には、実はよく理解できる話です(僕はこういう感覚はよいとは思いませんが)。自民後継知事が現実化する可能性が大きかったかどうかはともかくとして。嘉田知事本人は、早くからあのメモを入手して読まれていて、そのメモに関しての事実かどうかの確認を一定程度されたと思います。この場合、知事選担当の記者たち複数に確認するのは、現職知事は最も容易です。その作業をしたということだと思います。この気持ちは分ります。文書にはこう書かれていましたから、

【原発に反対する嘉田知事が「滋賀の恥だ」と思ったから。中央から見ていて、中央では原発のことを反対する嘉田知事を誰もよく思っていないよ。自分はエネルギー政策をずっとやっていたから、それに未来の党で卒原発なんて言ってね、よくまぁここまで滋賀をめちゃくちゃにして、今もいけしゃあしゃあと知事をやってられるな、と。あの顔つき自体も気にくわないし、原発のことよく知ってるなら良いけど、あんまり知らないのに文句ばっかり言ってるでしょ。】

 嘉田氏本人について、ここまで書かれていますから。これが真実かどうかは気になるでしょう。当人は腹が立つだろうと思います。ある意味被害者的感覚の当事者として。そして、本当に、こやり候補がここまで話しているのか、記者たちに確認をしたら、「懇談談会があり、複数の社の記者からメモの内容は事実だと確認している」ということだと。

 

僕の確認でも地元記者が「あの文書は記者メモだ」「〇〇新聞の××記者のメモ」ということでした。

嘉田氏が僕に伝えている内容と、僕が確認できている内容は、相当に重なっています。

 なお、こやり候補に対して、文書の上記引用部分と次の部分をあわせて伝え(こやり候補本人が読まれていないと言うので)、「この原発に関する記述も政策集と異なる気がしたので、気になったのです。」というメッセージを僕から送っておきました。

【「自民党も原発再稼働は反対です。脱原発です」って言えって指示されてるんだけど、そんな信念に反することは言えないじゃん。あの人は、結構軽く色々言うよね。原発なくてやっていけるならいいけど、やっていけないんだから。】

これについて、本日未明に、こやり候補からまたご返答がありました。

「くだらない話には関心ありません。少なくとも、政府内では真剣にエネルギーのことを考えていました。」

「おつかれさまです。真剣に官僚としてエネルギーのことを考えていらしたことを、疑っているはずなど勿論ありません。くだらない話でなく、原発に関しての考えが、ホームページ上で表明されている政策と、この内容が大きな違いがあるから、確認していることです。」僕はこのように返しました。

「何度も回答する必要ありませんね。」

こやり候補からの返信はこれで終わっています。


 お2人とも、知事選挙戦の終盤真っ只中で、候補本人と、候補と同じく活動している現職知事の立場ですから、このような確認ができることは、異例だと思います。

 僕がこうした話を、投票日まで三日間くらいしかない中で、伝え続けているのは、今回の知事選挙が日本の原発政策、再稼動の根幹に関わる選挙で、この結果如何で、いろんな変化も想定されるからです。

その根幹的内容について、候補者が、本音で何を考えているのか、それがどうなのかということが大切だからです。

 こうした話は「藪の中」になりがちですが、そうした「藪の中」をどう踏み越えていくのかということは、お一人お一人の心の中で決めるしかありません。この「藪の中」で語られる、様々な言説を、貴女がどう考えて、足を踏み出すのか。そこに、次の先行きがあるのですから。

 いずれにしても、滋賀県知事選挙は7/13(日)が投票日。選挙権をお持ちの方は、必ず投票していただくことだけを、僕はお願いしたいと思います。積極的選択肢が不在でも、貴女にとって、「より悪くない」選択をして下さい。


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  2年ぶりの広島講演は、台風襲来後の今週末土曜日開催。

   【7/12(土) 木下黄太 講演 IN 広島 2014 】 

     13:00~15:00 (開場12:30) 

   開催場所 ユーストピア中央(中央勤労青少年ホーム)4階ホール 

  広島市中区八丁堀3ー2 市電「八丁堀」下車 徒歩5分

  申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/185220/ 

もしくは、kk_hiroshima0712@yahoo.co.jpにメールするか、090-1778-7521(ヤマムラ)まで電話下さい。

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日曜日、7/13(日)に福岡ミーティング開催。人数限定。   

午前と夜、2回開催。2回とも、福岡市立中央市民センター(福岡市中央区赤坂2丁目5-8)での開催です。地下鉄赤坂駅2番出口より徒歩5分。 

 50人【午前の部】開場9:15・開演9:45

 申込&詳細⇒木下黄太・福岡ミーティング『福岡から発信できること』午前の部

 70人【夜の部】開場18:15・開演18:45

 申込&詳細⇒木下黄太・福岡ミーティング『福岡から発信できること』夜の部

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Chairman of Keidanren that take a lie "wishes of the all Japan people re-operation of the nuclear ".

2014-07-10 02:25:28 | 福島第一原発と放射能


I am Kinosita Kouta.  e-mail⇒nagaikenji20070927@yahoo.co.jp 

It is the English translation of a blog report currently written in my Japanese. 
Since the Google translation was only used, please forgive the mistake.

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 After he visited the Onagawa nuclear power plant of Tohoku Electric Power, Sakakibara,chairman of Keidanren(the Federation of Economic Organizations in Japan) seems to have said, "nuclear power plant safety has been confirmed, it should be running again as soon as possible. Would wish the whole of the Japanese people" he said. 

I understand if "wishes of Keidanren whole", but can never be the wish of the Japanese people as a whole.

If the opinion polls today, primary re-operation opposite, is a condition that it can not be said that rather than a fixed number, if you want to have the approval of a majority of the people. I think about these things, you guys should look down, economy who avow a lie unabashedly, from that chairman of the Federation of Economic Organizations.

If it say "people's opposite number, but for the future of Japan, there is no choice but to re-operate the nuclear power plant" and, but you can still understand.

I may not agree.

However, it is a sense of place as theorem lies "primary re-operation wishes of the entire Japanese people" he said. Is such a lie, large economic man with intelligence in the past did not say.


Close relationship with Prime Minister Abe and Mr. Sakakibara is famous.
It is said that the person in question has to have been retired for a certain period from the business community for its activities, suddenly, that it became the chairman of the Federation of Economic Organizations.
Unusual.

In addition, this Sakakibara Chairman, seems contemplates revive again, the mediation of political contributions which was discontinued in 1994.

This is a good tool in order to devote a tribute to a feudal lord, big business is going Susumeyo more political convenient.
Thing as a developed nation, and revive it yet again such a story, there is only an act stupid considerably, and I think it would be one of the signals of "Japan degradation".

Left the Nagoya University, if Sakakibara is Aichi Prefecture, it might not amusing idea. . .

Such a person is positioned as the "desire of the entire nation," "primary re-operation." It is the era of advanced stupid nonchalant people, by people who lie unabashedly is Kowaroshii thing.

And, I also you also, there is no doubt that not a Japanese citizen, and is defined as the association traitor.

It is real.

 

 

 

 

 

 


Re-trial of the life of two families that immigrated to Hiroshima from Fukushima..

2014-07-10 01:55:25 | 福島第一原発と放射能

I am Kinosita Kouta.  e-mail⇒nagaikenji20070927@yahoo.co.jp 

It is the English translation of a blog report currently written in my Japanese. 
Since the Google translation was only used, please forgive the mistake.

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The Hiroshima to hear the lecture, there are some cases where evacuees from Fukushima, have trial again dream.

I will introduce the two cases. Where come from originally, Sanyo region, in men, both lacked a dream in Fukushima, I was shattered by that nuclear accident. To re-challenge of the dream, and it is struggling again in Hiroshima. 

First, there are men from Hiroshima that was a dairy in Iwaki City, Fukushima Prefecture.

It is said came back with his wife in Hiroshima Prefecture from 2011.

Couple of 30s, and the grazing of cattle in Iwaki in Fukushima Prefecture, had been sold in restaurants and cafes by creating a daily cheese, blackout in nuclear accident. Temporary evacuation later to Tokyo, you can come back to his hometown of origin Hiroshima. Migration further where there are old houses and farms in Shobara in 2012, It seems ranch that uses the name as it was built in Iwaki called "Fukufuku ranch" http://blogs.yahoo.co.jp/dairyfarmers22 .

Now, feed cows in the locally produced 100%, seems to be handmade in the ranch almost all. That cows are more internal exposure has become the environment in which it is not impossible.

Direct sales offices are also practiced also set up a Cheese Factory. It is said that performing experience milking, also experience of making cottage cheese and butter making.

 Another person, men from Iwakuni. The goal of the cook, one would want to have a shop of me, but this man also working in the hope that, yes was going to be opened in Fukushima. However, it seems to have returned to the family home in the nuclear accident suddenly.

It is said was working at a restaurant in Hiroshima Prefecture, the city of Onomichi liked, in the introduction of civil society organizations to the victims in Onomichi, with the help for sale,They opened restaurant "BISOU " https://www.facebook.com/pages/%E3%83%93%E3%82%BA%E3%83%BC-BISOU/456202977766698?sk=info

"It becomes the shop gather neighborhood evacuees anyway. Artists who come to the event in Onomichi also seems to go most of the time."
The main French, eaten Mexican, Middle Eastern, Moroccan, Turkish, and vegetarian, it seems like such bistro cafe.

The description such as the following: The description of the shop.
In mind, such as local production for local consumption, from the "organic and pesticide-free vegetables, organic food and natural food-additive-free Becquerel free fair trade and non-genetically modified Animal Welfare connection, the first safety and security of food I will try to be able to let dishes and drinks with no anxiety to our customers with the aim to.
Local people, along with the person of the evacuees due to the earthquake, and work to raise awareness of the consumer, such as for food and energy issues. "

I was talking on the phone with the shop, but it has been said, "other than those of foreign origin is an absolute that it is in western Japan, but I stick to local production of Onomichi peripheral.. Since it is possible to raise almost" and were.

Both of these two cases, I went to Fukushima over the dream, but was forced to go back in a nuclear accident. And it is a story that begins with a municipality different from the hometown a fresh start. That the re-trial of this life, be successful, for people who are thinking about evacuation immigration, it will also serves as a signpost, I think so.


滋賀県知事選に関して記者メモとして流通した文書について、こやり候補からレスポンスが届きました。

2014-07-09 07:08:32 | 福島第一原発と放射能
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【 母子避難後、夫がくも膜下で倒れ、30代のいとこは原発事故の3月に突然死 】

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僕の方から、こやり隆史候補と、ネットを介して直接遣り取りが出来ました。

面識のない人間に対して、きちんと、こやり候補が対応していることは、まずお伝えしておきます。

こやり候補が人格的には、皆さんの文書を読んでのイメージとは違い、まじめでまともなことはわかります。

僕から尋ねたのは、

「こんな情報まで流通していると聞きましたが、事実でしょうか。××新聞の記者メモが他の陣営に渡っているようですが。。。」

全文が転載されている他のブログアドレスと、こちらが持っているファイルの画像を送っています。

これに関して先ほどご本人はこのようにご返事いただきました。

バカらしくてほおってます。」

「事実ではないと言うことで宜しいのですね。」と更に確認したところ、

「詳しく見てませんが、悪意で書いているのでしょう。五月頃に先方の陣営がまいていると聞いています。」

こう答えられています。

「出馬理由が、原発に関して、嘉田知事と見解が違うというなら、この点だけが大切と思ったので。確認したいだけです。他のどうでもよい部分は大切なことは何もありませんから。」

そこで返事は。

「中身見る時間もないですが、原発の考えは、政策集や報道に出ているとおりです。」

「政策集は当然全て読ませていただいてます。それと違うので、確認をしているだけです。びっくりしたのです。」

こう返すと、goodの意味を示す、指のマークの記号が返ってきました。

【「自民党も原発再稼働は反対です。脱原発です」って言えって指示されてるんだけど、そんな信念に反することは言えないじゃん。あの人は、結構軽く色々言うよね。原発なくてやっていけるならいいけど、やっていけないんだから。】

【原発に反対する嘉田知事が「滋賀の恥だ」と思ったから。中央から見ていて、中央では原発のことを反対する嘉田知事を誰もよく思っていないよ。自分はエネルギー政策をずっとやっていたから、それに未来の党で卒原発なんて言ってね、よくまぁここまで滋賀をめちゃくちゃにして、今もいけしゃあしゃあと知事をやってられるな、と。あの顔つき自体も気にくわないし、原発のことよく知ってるなら良いけど、あんまり知らないのに文句ばっかり言ってるでしょ。】

読んでいないとおっしゃるので、この二つを例示して、「嘉田氏のことはどうでもよいんですが、この原発に関する記述も政策集と異なる気がしたので、気になったのです。」と問いかけましたが、返答はありませんでした。


選挙期間中の候補が、答えられている方が異例と思います。

この答えから、理解するには、あの文書自体は、相手陣営の中傷文書だ、馬鹿馬鹿しいから対応しない。

原発政策は、彼のホームページにある政策集記載のもの(過去ブログ記事DV相談が福島などは8%超、全国4.8%。「放射性物質の脳内取込で行動異常の可能性」バンダジェフスキー博士。」で引用済み)だということのみです。

 

 

文書が極めて記者メモスタイルに酷似していたり、滋賀県内駐在の記者などから、その内容がほぼ事実と見られるという情報がきていたり、書かれているこまかい人物像(選挙プランナーや湖南市長)があまりにも類似していると、同級生や関係者情報があったり、湖南市長自身のFacebook記載を見ても、なかばメモ自体を認めている状態であっても、ご本人は否定されているということです。

このため、前のブログ記事を先ほど一部訂正し、この文書全体が読める外部リンクを外し、私の手元にある文書自体の画像も外しておきました。

真偽は分らないですが、ご本人が否定されているため、このように致します。

ただし、いずれにしても、こういう場外戦が滋賀県知事選挙でおきているということです。

これを踏まえるしかありません。

僕の感覚としては、こやり候補自身は性格もまじめな方でしょうし、こうした対応をされることには、人としては、信頼ができる気はしております。

ただし、肝心の原発政策について、こちらが聞いているポイントには、なにかきちんとボールが返ってきていないと僕は思いました。


こうしたことを総合的に考えるしかないのだと僕は思います。

いずれにしても週末の日曜日に選挙権のある方は、必ず投票していただきたいと思います。


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  2年ぶりの広島講演は、台風襲来後の今週末土曜日開催。

 

   【7/12(土) 木下黄太 講演 IN 広島 2014 】 

 

     13:00~15:00 (開場12:30) 

 

   開催場所 ユーストピア中央(中央勤労青少年ホーム)4階ホール 

 

  広島市中区八丁堀3ー2 市電「八丁堀」下車 徒歩5分

 

  申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/185220/ 

 

もしくは、kk_hiroshima0712@yahoo.co.jpにメールするか、090-1778-7521(ヤマムラ)まで電話下さい。

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日曜日、7/13(日)に福岡ミーティング開催。人数限定。   

午前と夜、2回開催。2回とも、福岡市立中央市民センター(福岡市中央区赤坂2丁目5-8)での開催です。地下鉄赤坂駅2番出口より徒歩5分。 

 50人【午前の部】開場9:15・開演9:45

 申込&詳細⇒木下黄太・福岡ミーティング『福岡から発信できること』午前の部

 70人【夜の部】開場18:15・開演18:45

 申込&詳細⇒木下黄太・福岡ミーティング『福岡から発信できること』夜の部

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「原発再稼動は国民全体の願い」と平気でウソをつく経団連会長。福島⇒広島避難家族、人生の再トライアル。

2014-07-09 01:17:57 | 福島第一原発と放射能

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  2年ぶりの広島講演は、台風襲来後の今週末土曜日開催。

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講演に伺う広島には、福島からの避難者が、夢をもう一度トライアルしているケースがいくつかあります。

二つのケースをご紹介します。両方とも、元々、山陽の出身で、男性で、福島で夢をかけていたところ、あの原発事故で打ち砕かれました。その夢への再チャレンジに、広島でもう一度奮闘されています。

まず、福島県いわき市で酪農をしていた広島出身の男性がいます。

2011年から広島県に奥さんと戻ってきたそうです。

30代の夫婦、福島県のいわき市で牛の放牧をして、毎日チーズを作ってレストランやカフェで販売していましたが、原発事故で暗転。一時、東京へ避難後、出身県広島の郷里に戻ってきています。2012年には庄原市で古民家と牧場があるところに更に移住、いわき市で築いた「ふくふく牧場」http://blogs.yahoo.co.jp/dairyfarmers22という名前をそのまま使った牧場だそうです。

今、牛たちの餌は100%地元産で、ほぼすべて牧場で手作りされているそうです。牛たちが更に内部被曝することはありえない環境になっています。

チーズ工房も設置し直売所も営まれている。乳しぼり体験、バターづくりやカッテージチーズづくりの体験もおこなっているそうです。


  


 もう一人は、岩国出身の男性。料理人の目標は、いずれは俺の店を持ちたいでしょうが、この男性もそれを願って働いていて、福島で開業されるつもりだったそうです。しかし、突如の原発事故で実家に戻ったそうです。

 広島県内のレストランで働いていたそうですが、尾道という街が気に入り、尾道市で被災者支援をする市民団体の紹介で、物件を借りて、レストラン「BISOU(ビズー)」
「とにかく近隣避難者の集まる店になっています。尾道でのイベントにくるアーティストたちもたいてい行くみたいです。」
フレンチをメインに、メキシコ料理、中東料理、モロッコ料理、トルコ料理、ベジタリアンなどを食べられる、ビストロカフェみたいなようです。

お店の説明には次のような記載。
有機・無農薬野菜・オーガニック食材・自然食品・無添加・ベクレルフリー・フェアトレード・非遺伝子組み換え・アニマルウェルフェア・つながりからの地産地消・などを念頭に、食の安全・安心を第一に目指しお客様へ不安のない料理・飲料を提供させていただけるよう努力します。
地元の方、震災に伴う避難者の方とともに、食・エネルギー問題などに対する消費者の意識向上に努めます。

お店の方と電話で話しましたが、「産地は外国のもの以外は、西日本であることは絶対ですが、尾道周辺の地産に拘っています。殆ど調達できるので。」と言われていました。

 この二つのケースとも、夢をかけて福島に行ったのですが、原発事故で戻ることを余儀なくされた。そして、再出発を郷里とは違う自治体で始めている話です。こうした人生の再トライアルが、成功することが、避難移住を考えている人々にとっては、道しるべともなるだろう、そう僕は思います。

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日曜日、7/13(日)に福岡ミーティング開催。人数限定。   

午前と夜、2回開催。2回とも、福岡市立中央市民センター(福岡市中央区赤坂2丁目5-8)での開催です。地下鉄赤坂駅2番出口より徒歩5分。 

 50人【午前の部】開場9:15・開演9:45

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 東北電力の女川原発視察後、経団連の榊原会長は「安全が確認された原発は、速やかに再稼働すべきだ。国民全体の願いだろう」と述べたそうです。
 「経団連全体の願い」なら理解しますが、国民全体の願いであるはずがありません。

 現在でも世論調査すれば、原発再稼動反対は、一定数どころか、国民の過半数の賛同を得ているとは言えない状態です。こうしたことについて、平気でウソを言い放つ経済人、経団連会長というのを、皆さんは軽蔑するべきと思います。

 国民が多数反対していも、日本の将来のためには、原発を再稼動するしかないという言い方なら、賛同はしなくても、まだ言っていることは理解できます。了解しなくても。

しかし、いけしゃあしゃあと「原発再稼動は国民全体の願い」とウソを定理のように置く感覚です。こういうウソは、昔の知性ある大経済人は言いませんでした。

 この榊原会長は、東レの会長ですが、経団連会長企業としては東レが軽量であることは当初から言われています。しかし、榊原氏と安倍総理との近い関係は有名で、そのためにご本人が財界活動から一定期間退いていたのに、突如、経団連会長になったと言われています。異例。

しかも、この榊原会長は、1994年に中止した政治献金のあっせんを、もう一度復活させようと目論んでいる御仁です。

お殿様に貢物を捧げて、大企業が都合よい政治をもっと進めようとするためにはよいツールでしょうが、先進国として、こんな話をまたしても復活させるということは、相当に愚かな行為でしかありませんし、「日本劣化」のシグナルの一つだろうと僕は思います。

名古屋大学を出た、愛知県出身である榊原氏なら、おかしくない発想かもしれませんが。。。

こうした人物が「国民全体の願い」と位置づける「原発再稼動」。怖ろしいことが平然と愚かな人々、平気でウソをつく人々によって進められる時代です。

そして、僕も貴女も、日本国民でなく、非国民と定義づけられることは間違いありません。

それがリアルです。

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Fear of nuclear fuel pool at the Unit 5 of the FukushimaDaiichi nuclear powerplant is cooling stop.

2014-07-09 01:13:28 | 福島第一原発と放射能

I am Kinosita Kouta.  e-mail⇒nagaikenji20070927@yahoo.co.jp 

It is the English translation of a blog report currently written in my Japanese. 
Since the Google translation was only used, please forgive the mistake.

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Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant.

July 6, component cooling water system is located on the first floor of the northeast side of Unit 5 reactor building, from thermal insulation of the reactor auxiliary cooling system heat exchanger outlet regulating valve near the leakage of about one finger occurs person on duty patrolling has been discovered that you are. The leaked It is seawater pool cooling system. There is a hole of about 3 mm in diameter to the valve body, I have explained that 1310 liters in the estimated amount of leakage.

For this reason, the cooling of the spent fuel pool of Unit 5 is down. And does not seem to be immediately authentic restoration.

TEPCO, Talk by performing emergency measures from today, that flow through the system of the fuel pool of seawater reactor cooling, and to resume cooling, but, apparently, switching sequentially the two strains of fuel pool and the reactor, both it is like the idea of suppressing the temperature rise of the.

This does not seem only a balancing act for me.

"There is room in up to 100 degrees to keep the cold shutdown state, there is no problem of safety"

"Immediately" is not a problem, but it does not seem to think properly, only that there is a problem.

Fuel pool cooling is stopped, to Unit 5 also, TEPCO to carry out the balancing act in the seawater cooling switching between the reactor.

How far would be cornered.

And typhoon reachability also in the region also impossible on the weekend.

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滋賀県知事選、自民側候補元官僚のオフレコ記者メモとされる文書流出、溜息が出続ける酷い状況。

2014-07-08 08:50:33 | 福島第一原発と放射能
追記
7/9  6:38 こやり候補より、悪意で書いている、相手陣営がばら撒いているという趣旨のご返答がありましたので、内容全体を記載している他のリンク先を一度外し、画像も外しました。この記事の内容も精査して、書き直しています。ご了解下さい。

追記 
7/8 16:45
「因みに、メモに出て来る『松田さん』というのは、嘉田知事の教え子で今回嘉田を裏切って小鑓陣営についた選挙プランナーの松田馨氏。その『松田評』を見ても、ほぼメモの内容は正しいだろう。」嘉田周辺サイドから僕に今伝わった話です。内部事情を知らないと、この松田氏の話は出てこないし、その論評が、知っている人から見ていて正確なので、記者メモである可能性はましたと思います。
 

【滋賀県知事選挙でまたしても異様事態】

 1か月も前から記者メモと称している内容が流通していました。同じ内容は、僕の手元にも一週間前に入っていた(上の画像の通り⇒削除しました)が、もっと前から、知らないブログにテキストデータで記載されていたのも、きょう知りました。 

この中には原発に関しての基本的見解を記者相手にしゃべっている内容があります。
これが本当に記者メモなら、なぜこの記者はこの内容を報じないのか、まず見識を疑う。

滋賀県知事選の重要争点のはずだ。

この見解を記者にしゃべっているのに、候補自身が滋賀県民の前で言わずにいるであるのが事実ならば、かなり不誠実な話。というか、基本政策が偽りということになる。これはおかしい。

本当の出馬理由が、
【原発に反対する嘉田知事が「滋賀の恥」と思ったから】であるなら、明言すべきです。その根幹をいわずに選挙戦をおこなっているのなら、選挙民に対しての裏切り。そういう発言はしていなくて、虚偽だと言うなら、そういうべき話。

文書が事実なら選挙民への裏切り、文書が虚偽なら、こういう偽文書まで飛び交わせている選挙戦、いずれにしても、溜息が出続ける。

真偽は断定はできないが、記載の仕方は、通常の記者メモの形ととても似ている。
サシ取材か、オフレコの懇親会かははっきりはしない。

実際、他陣営に、この文書が渡されていることは間違いないようだ。
記者メモを、外にブツで渡している記者がもしいるなら、本質的にあかんなとも思う。

すでに内容全体が公になっていることが判明し、現物も手元にあるため、今回は書くことにした。

しかし、滋賀県知事選挙は現職の嘉田知事が、県民を裏切って不出馬に舵を切ったことから、僕の中では本当に関心度の低い選挙になっていたし、正直、どの候補、いやどちらの候補が勝っても、本質は五十歩百歩と思っていた。

そもそも、よりマシなほうを選ぶ選挙でなく、より酷くないほうはどちらかという消極的選挙。

しかし、女性市議会議員への陣営県議パワハラ発言騒動(これは事実)に続いて、この文書。

今回は、レベルがあまりにも低すぎる。日本のリアルは、どんどん底が抜けている。


それでも滋賀県民は13日に投票に行くしかない。他に何の方法もない。

まあ、誰を選んでも希望はありませんから、本当に空しくなりますが。

誰が、より酷くないのかという消極的選択しか方法がない選挙であることだけは、間違いありません。

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 滋賀県知事選に関する7/7付けの日刊ゲンダイの情報は、どうやらこの流通文書に基づいているようだが、流通文書と比較すると不正確な記述が多い記事原稿とは思う。しかし、こういう記事が、すでにきのう発売の夕刊紙が記載している現実。投票日まであと数日とは思えない状態ですね。

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/151682

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滋賀知事選 地元カンカン“通産キャリア”自民候補の発言録
2014年7月7日

自公vs民主の事実上の一騎打ちになっている滋賀県知事選。自民党候補が予想外の苦戦を強いられているのは、小鑓隆史候補のキャラクターも大きく影響しているらしい。

 京大から旧通産省に入省した小鑓氏は典型的なキャリア官僚のようだ。安倍内閣の参事官としてアベノミクスの成長戦略を担当したことを公式HPで自慢。地元マスコミ関係者と懇親会を開いた時も、上から目線で言いたい放題だったという。真偽のほどは分からないが、その時の発言が文書として出回り、地元有権者の間で大問題になっている。例えば地元町長の実名を挙げて「変なやつ」とコキおろしたり、別の市長を「やくざみたいな人」とバカにしたり、県議や市議を「別にどうだっていいんじゃないの」と見下す発言をしていたというのだ。

■名指しでコケ

 誹謗中傷は地元選出の自民党の国会議員にも及び、これまた名指しで「○○さんはセンスないなぁって思った」「○○さんには面談で<原発についてどう思いますか>って聞かれたけど、<そんなんお前よりはるかに分かってるわい>てね」と揶揄した、と書かれている。

 この文書は5月中旬に滋賀県中に広まったという。名指しでコケにされた地元の首長たちが、「今回の選挙は動かない」とカンカンになっているそうだ。

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