メールマガジンでも増刊号で台風8号について配信しています。
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通常は金曜夜、重要情報はメルマガでのみ配信。最新号のタイトル。
【「なぜ私は岡山に移住し、開業したのか。」三田医師&木下の京都クロストーク 】
【 母子避難後、夫がくも膜下で倒れ、30代のいとこは原発事故の3月に突然死 】
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特に西日本に避難している皆さんへ
今回の台風8号は強風のレベルが違います。瞬間最大風速が75メートルの可能性も伝えられています。
西日本エリアで史上最大といわれている昭和34年の伊勢湾台風や昭和36年の第2室戸台風と変わらないレベルの可能性があります。
僕もこれだけ巨大な台風を西日本で生まれてから経験したことがありませんから、なんともいえません。
しかし、気象庁は次のように発表しています。
・大型で非常に強い台風第8号は、今後更に発達し、猛烈な台風(最大風速54m/s以上)となって、沖縄地方に接近する見込み。
・沖縄地方に最も接近するのは、明日8日の朝から昼すぎとなる見込み。
・今後の台風の進路や発達により、今夜にも沖縄地方に特別警報を発表する可能性がある。身を守るため、早めの安全確保を図るなど最大級の警戒が必要。
更にこのように出ています。
・猛烈な台風第8号が宮古島地方に接近する見込みです。
・気象庁は宮古島地方に暴風、波浪特別警報を発表しました 。今後、さらに高潮、大雨特別警報も発表する見込みです。また、沖縄本島地方でも順次特別警報を発表する見込みです。
・これらの地域では、これまでに経験したことのないような暴風、波浪、高潮、大雨となるおそれがあります。
・“重大な危険が差し迫る異常事態です。”
・不要・不急な外出は控えてください。
・地元市町村の避難情報に従い、猛烈な風が吹く前に避難を完了する等、身を守るため、適切な行動をとってください。
・避難を完了した後も油断しないでください。
そして「直ちに命を守る行動を取ってほしい」「命を守るために最善の行動をとってほしい」と気象庁は呼びかけています。
生命維持に関して、「直ちに」という言葉を使わないとならない事態が想定されているということです。
さらに防災担当大臣は「避難勧告が出なくても自分の判断で躊躇せず避難してもらいたい」と話しているそうです。
つまり、気象庁・自治体の情報を確認しながらも、その情報だけにとらわれずに、そこが危なければ自己判断で、避難しろということです。
わかりますか。
福島第一原発事故の話と共通する部分があります。政府・気象庁・自治体の出す情報確認・精査は不可欠ですが、本当に危なければ、自分の身は最後は自分が護るしかないということです。このリスク感覚がこの台風8号にも、原発事故と同じく求められているということです。しかも、安全担保できないから自己判断するしかないというニュアンスを安倍政権は僕らに伝えてきています。
これが日本のリアルです。
特にまずきょう、最大警戒が必要なのは、沖縄。宮古島地方や沖縄本島です。
沖縄本島と久米島にも暴風の特別警報が8日の未明の時点で出されていますし、宮古島地方は、この記事を出している時点で、暴風域に突入しています。
大型で非常に強い台風で50m/sの風速、瞬間最大風速は70m/sですが、ここから猛烈な台風になる可能性が高いです。
先ほどまでなんともなかった場所が、突然暴風が吹き始める想定もして下さい。
命を護ることを「直ちに」実行してください。
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2年ぶりの広島は、台風襲来後の今週末土曜日開催。
【7/12(土) 木下黄太 講演 IN 広島 2014 】
13:00~15:00 (開場12:30)
開催場所 ユーストピア中央(中央勤労青少年ホーム)4階ホール
広島市中区八丁堀3ー2 市電「八丁堀」下車 徒歩5分
申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/185220/
もしくは、kk_hiroshima0712@yahoo.co.jpにメールするか、090-1778-7521(ヤマムラ)まで電話下さい。
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東京電力福島第一原発。
一昨日、5号機原子炉建屋1階北東側にある補機冷却海水系、原子炉補機冷却系熱交換器出口調整弁付近の保温材より,指1本程度の漏えいが発生していることをパトロール中の当直員が発見しています。漏れたのはプール冷却系の海水です。弁本体に直径約3ミリの穴があり、 漏えい量は推定で1310リットルと説明しています。
このため、5号機の使用済み燃料プールの冷却が停止しています。そして本格復旧が直ちに出来ないようです。
東電は、きょうから、原子炉冷却の海水を燃料プールの系統に流すという緊急措置をおこなって、冷却を再開すると話していますが、どうやら、原子炉と燃料プールの二系統を逐次に切り替え、双方の温度上昇を抑えるという考えのようです。
僕にはこれは綱渡りとしか思えません。
「冷温停止状態を保てる100度までに余裕があり、安全上の問題はない」
「直ちに」問題はないですが、きちんと考えると、問題があるとしか思えません。
5号機までも、燃料プールが冷却停止し、原子炉との海水切り替えで綱渡り冷却をおこなう東京電力。
どこまで追い詰められるのでしょうか。
そして台風も週末にこの地域にも到達可能性もありえます。
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この日曜日、7/13(日)に福岡ミーティング開催。人数限定。
午前と夜、2回開催。2回とも、福岡市立中央市民センター(福岡市中央区赤坂2丁目5-8)での開催です。地下鉄赤坂駅2番出口より徒歩5分。
50人【午前の部】開場9:15・開演9:45
申込&詳細⇒木下黄太・福岡ミーティング『福岡から発信できること』午前の部
70人【夜の部】開場18:15・開演18:45
申込&詳細⇒木下黄太・福岡ミーティング『福岡から発信できること』夜の部
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