色盲を異状者ではなく少数者と捕らえようとしたことがある。多数者とは違った色を感じるということは決して異状ではなく単なる「少数者」とも考え得る。しかし赤と緑という全く波長の異なる色を識別できないということはやはり異状なのだと考えざるを得ない。
味盲ならばたたの少数者と捕らえ得る。フェニルチオカルバミドという物質を苦いと感じないだけであり機能障害とは思えない。
舌で感じる味覚は「甘味、塩味、酸味、苦味、旨味」の5つとされている。辛味は味覚ではなく痛覚に近く、人間以外の動物はこの味を好まない。
旨味の知覚に関しては人種によって差があるようだ。味の素はアジアでは必需品だが欧米では余り高く評価されていない。これは食文化の差ではなく味覚そのものが違っていると思われる。
日本人が思っている以上にアジア人は味の素が好きだ。タイのレストランでテーブルの上に見慣れぬ調味料があり何かと思って舐めてみたら味の素だった。インドネシアでは「味の素に豚が使われている」と騒動になったのはそれだけ万人に広く使われているからだろう。欧米でアジア人以外に味の素が普及しないのは旨味を感じる人が少ないからだろう。
味盲ならばたたの少数者と捕らえ得る。フェニルチオカルバミドという物質を苦いと感じないだけであり機能障害とは思えない。
舌で感じる味覚は「甘味、塩味、酸味、苦味、旨味」の5つとされている。辛味は味覚ではなく痛覚に近く、人間以外の動物はこの味を好まない。
旨味の知覚に関しては人種によって差があるようだ。味の素はアジアでは必需品だが欧米では余り高く評価されていない。これは食文化の差ではなく味覚そのものが違っていると思われる。
日本人が思っている以上にアジア人は味の素が好きだ。タイのレストランでテーブルの上に見慣れぬ調味料があり何かと思って舐めてみたら味の素だった。インドネシアでは「味の素に豚が使われている」と騒動になったのはそれだけ万人に広く使われているからだろう。欧米でアジア人以外に味の素が普及しないのは旨味を感じる人が少ないからだろう。