トマトは夏の野菜だ。それを冬に食べるためには、温室で栽培をするか、南国や南半球から輸入するかのどちらかしか無い。フードマイレージや地産地消といった戯言に踊らされそうになるが、実際には温室栽培と輸入とどちらのほうが地球環境のために悪いだろうか。CO2排出量に限るなら圧倒的に温室のほうが有害だろう。
温室栽培のためには四六時中暖房をせねばならない。大きな温室ほど大量のエネルギーが必要だ。
一方、輸入する場合、大型貨物船で運ぶならトマト1個当たりの石油使用量は1ccにも満たないだろう。
こんなことを考えていると環境問題に関する議論は本当に上滑りだと感じざるを得ない。なぜ温室が問題にされずに温室効果ガスが問題にされるのだろうか。温室のほうが明らかに有害だ。
温室栽培のためには四六時中暖房をせねばならない。大きな温室ほど大量のエネルギーが必要だ。
一方、輸入する場合、大型貨物船で運ぶならトマト1個当たりの石油使用量は1ccにも満たないだろう。
こんなことを考えていると環境問題に関する議論は本当に上滑りだと感じざるを得ない。なぜ温室が問題にされずに温室効果ガスが問題にされるのだろうか。温室のほうが明らかに有害だ。