高ければ旨いのは当たり前で、安ければ不味いのもやむを得ないが・・・・。
私は長年、吉野家の「旨い、安い、早いの三拍子」が理解できなかった。安いと早いは分かる。しかしなぜ「旨い」と言えるのか分からなかった。
昔、初めて東京に出張した時にやっとその謎が解けた。東京には2種類の飲食店しか無かった。高くて旨い店と安くて不味い店のどちらかだ。安くて不味い店と比べたら吉野家の牛丼は旨かった。尤も、最近では関東でも安くて旨いチェーン店が増えているようだ。
一方、大阪には安くて旨い個店が沢山ある。その多くは薄汚い店だ。設備投資を最小限に抑えることによって無駄な支出を無くしているから安いと旨いが両立できるのだろう。内装に投資しなければ素材や技術に投資できる。
関西ではグルメ本の評価は低い。気取った店よりも薄汚い店のほうが安くて旨いからだ。大阪は日本一のB級グルメの宝庫だろう。探せば安い・旨い・汚い(=内装などに金を掛けない)という三拍子揃った店は沢山ある。残念ながらB級グルメの名店を見つけるためには自分で探すか口コミに頼るかしかない。こういう店は固定客だけで充分経営は成り立っているので宣伝費は一切使わないから。
但し、汚い店が必ずしも安くて旨い訳ではない。汚い・安い・不味い店も少なくない。それでも綺麗・高い・不味いよりはマシだろう。
私は長年、吉野家の「旨い、安い、早いの三拍子」が理解できなかった。安いと早いは分かる。しかしなぜ「旨い」と言えるのか分からなかった。
昔、初めて東京に出張した時にやっとその謎が解けた。東京には2種類の飲食店しか無かった。高くて旨い店と安くて不味い店のどちらかだ。安くて不味い店と比べたら吉野家の牛丼は旨かった。尤も、最近では関東でも安くて旨いチェーン店が増えているようだ。
一方、大阪には安くて旨い個店が沢山ある。その多くは薄汚い店だ。設備投資を最小限に抑えることによって無駄な支出を無くしているから安いと旨いが両立できるのだろう。内装に投資しなければ素材や技術に投資できる。
関西ではグルメ本の評価は低い。気取った店よりも薄汚い店のほうが安くて旨いからだ。大阪は日本一のB級グルメの宝庫だろう。探せば安い・旨い・汚い(=内装などに金を掛けない)という三拍子揃った店は沢山ある。残念ながらB級グルメの名店を見つけるためには自分で探すか口コミに頼るかしかない。こういう店は固定客だけで充分経営は成り立っているので宣伝費は一切使わないから。
但し、汚い店が必ずしも安くて旨い訳ではない。汚い・安い・不味い店も少なくない。それでも綺麗・高い・不味いよりはマシだろう。