日本には独特の母子一体感があると言う。母子一体感が良い形で現れたら一卵性親子のような仲の良い親子関係に繋がる。しかし悪い形で現れると心中や児童虐待に繋がる。
西洋人は親子と言えども別の個人と思っているから、親が子を道連れにすることは少ない。心中は殺人と見なされる。日本人は子を分身と思っているから道連れにすることに罪悪感を余り感じない。
母子一体感が児童虐待に繋がるというのは奇妙な主張かも知れない。私自身もつい最近までこんなことは考えていなかった。大阪市西区の2児置き去り事件の関連で、過去に児童虐待をしたことのある女性へのインタビューがあり「子供は出来物のように思えた」という発言に唖然とした。
出産能力の無い男には分かり辛い感覚だが理解はできる。自分の体内で腫瘍がどんどん増殖してそのうち分離して独立する特殊な癌細胞のように感じられたのだろう。自分の一部が分離するのだから大便のようなものとも感じられるだろう。
こういう母子一体感は困ったものだ。そもそも子供は母のクローンではない。DNAの半分は父からのものであり別個の生命体だ。自分から分離したからと言って大便や癌細胞ではない。1つの知的生命体だ。
西洋人は親子と言えども別の個人と思っているから、親が子を道連れにすることは少ない。心中は殺人と見なされる。日本人は子を分身と思っているから道連れにすることに罪悪感を余り感じない。
母子一体感が児童虐待に繋がるというのは奇妙な主張かも知れない。私自身もつい最近までこんなことは考えていなかった。大阪市西区の2児置き去り事件の関連で、過去に児童虐待をしたことのある女性へのインタビューがあり「子供は出来物のように思えた」という発言に唖然とした。
出産能力の無い男には分かり辛い感覚だが理解はできる。自分の体内で腫瘍がどんどん増殖してそのうち分離して独立する特殊な癌細胞のように感じられたのだろう。自分の一部が分離するのだから大便のようなものとも感じられるだろう。
こういう母子一体感は困ったものだ。そもそも子供は母のクローンではない。DNAの半分は父からのものであり別個の生命体だ。自分から分離したからと言って大便や癌細胞ではない。1つの知的生命体だ。