街頭でマイクを握った男が言っていた。「ユニクロの柳井社長は大金持ちだが我々は時給800円で扱き使われている。こんな格差を許してはならない。」・・・馬鹿か?と思った。
労働者として、否定してはならない社長が少なくとも二人いる。一人はアルバイトから伸し上がって社長になった吉野家の安部修仁氏でもう一人は一代で国際企業を作った柳井正氏だ。彼らはジャパニーズ・ドリームの体現者だからだ。
柳井氏は「一勝九敗」という自伝にも書いているように9回も失敗を重ねてようやくユニクロで成功した苦労人だ。失敗を続けている間は借金取りに追われて夜も眠れぬ生活を強いられたことだろう。彼は失敗を糧にして成功した日本では珍しいタイプの成功者だ。
彼はハイリスク・ハイリターンを選んだ。失敗すれば借金塗れになることを恐れず果敢に挑戦して現在の地位を得た。私のような安全志向の人間はこんな生き方などしたくない。普通に働いて普通に稼ぎたいと思う。
もし柳井氏のように稼ぎたいのならローリスク・ローリターンの時給800円の生活を今すぐに捨てて自ら起業するべきだろう。ローリスクのままでハイリターンを望むのは厚かまし過ぎる。
結果の平等を求める人は経過の不平等を見ようとしない。ハイリスクな事業に挑戦することがどれほど恐ろしいことか知らずに結果だけを見て、格差だ、不平等だと言う。ハイリターンを望むならハイリスクに耐えねばならない。練習も碌にせずに誰でもプロ野球選手になれると考えるような馬鹿が増殖しているように思える。
労働者として、否定してはならない社長が少なくとも二人いる。一人はアルバイトから伸し上がって社長になった吉野家の安部修仁氏でもう一人は一代で国際企業を作った柳井正氏だ。彼らはジャパニーズ・ドリームの体現者だからだ。
柳井氏は「一勝九敗」という自伝にも書いているように9回も失敗を重ねてようやくユニクロで成功した苦労人だ。失敗を続けている間は借金取りに追われて夜も眠れぬ生活を強いられたことだろう。彼は失敗を糧にして成功した日本では珍しいタイプの成功者だ。
彼はハイリスク・ハイリターンを選んだ。失敗すれば借金塗れになることを恐れず果敢に挑戦して現在の地位を得た。私のような安全志向の人間はこんな生き方などしたくない。普通に働いて普通に稼ぎたいと思う。
もし柳井氏のように稼ぎたいのならローリスク・ローリターンの時給800円の生活を今すぐに捨てて自ら起業するべきだろう。ローリスクのままでハイリターンを望むのは厚かまし過ぎる。
結果の平等を求める人は経過の不平等を見ようとしない。ハイリスクな事業に挑戦することがどれほど恐ろしいことか知らずに結果だけを見て、格差だ、不平等だと言う。ハイリターンを望むならハイリスクに耐えねばならない。練習も碌にせずに誰でもプロ野球選手になれると考えるような馬鹿が増殖しているように思える。