「カラスなぜ鳴くの」「カラスの勝手でしょ」ではない。「カラスは山に可愛い7つの子があるからよ」だった。小学校の低学年だった私は「7つの子」を「7歳の子」と解釈した。しかし人間ならともかく7歳のカラスが子供である筈が無い。
他にも気になった。「可愛い7つの子があるからよ」は変だ。「可愛い7羽の子がいるからよ」が正しいのではないだろうかと思った。現代では動物に「ある」は使わない。せいぜい植物までだ。教科書に載っている歌なのだから昔なら正しい用法だったのだろうか。
もしかしたら文語を口語に変えた時に変な歌詞になったのかも知れないと思った。こんな例がある。「春の小川はさらさら行くよ。」なぜ小川が「行く」のだろうか。「春の小川」の元々の歌詞は「春の小川はさらさら流る。」だったそうだ。
しかし「7つの子」の場合はそうではなかった。作詞者・野口雨情氏の故郷にはこの歌の石碑がありこのとおりの歌詞が刻まれている。
結局、日本語が変わったということだ。最近では「微妙」とか「普通」とか「やばい」とかいった言葉が随分違った意味で使われている。更には比較的新しい言葉である「キモい(気持ち悪い)」が「肝い(肝心だ)」という意味でも使われているそうだ。
言葉は変化するものだが変化し過ぎると訳が分からなくなる。
他にも気になった。「可愛い7つの子があるからよ」は変だ。「可愛い7羽の子がいるからよ」が正しいのではないだろうかと思った。現代では動物に「ある」は使わない。せいぜい植物までだ。教科書に載っている歌なのだから昔なら正しい用法だったのだろうか。
もしかしたら文語を口語に変えた時に変な歌詞になったのかも知れないと思った。こんな例がある。「春の小川はさらさら行くよ。」なぜ小川が「行く」のだろうか。「春の小川」の元々の歌詞は「春の小川はさらさら流る。」だったそうだ。
しかし「7つの子」の場合はそうではなかった。作詞者・野口雨情氏の故郷にはこの歌の石碑がありこのとおりの歌詞が刻まれている。
結局、日本語が変わったということだ。最近では「微妙」とか「普通」とか「やばい」とかいった言葉が随分違った意味で使われている。更には比較的新しい言葉である「キモい(気持ち悪い)」が「肝い(肝心だ)」という意味でも使われているそうだ。
言葉は変化するものだが変化し過ぎると訳が分からなくなる。