政府と原子力安全・保安院と東京電力がバラバラに記者会見を開いている。時には相矛盾することもある。なぜ一本化できないのだろうかと不思議に思う。
実はそれぞれが政府と官僚と企業の立場で発表しているだけだ。政府(枝野官房長官)は政府の立場を正当化するため、原子力安全・保安院は自らの組織の存在意義を否定されないため、東京電力は少しでも有利になるために記者会見を開いている。それぞれが自分に都合の良い情報を流しているだけだ。
異なった情報が存在することは大本営発表による一元化よりはマシだろう。どれかが本当のことを言っている可能性があるからだ。しかしこれだけバラバラだと情報の消化不良に陥りかねない。
こういう時こそ政治主導をすべきだろう。決して政府発表に一本化するのではなく、三者が同席すべきだろう。それぞれの発表に矛盾があれば記者会見の場で問題点を明確化して貰いたいものだ。言いっ放しという姿勢は無責任であり国民に適切な情報を提供したことにはならない。曖昧な情報を垂れ流しているに過ぎない。
バラバラの記者会見は政官民の相互不信の現れであり、政官民が分断していることは菅内閣の指導力が欠如していることの証明だろう。こんな内閣に未曾有の非常事態の解決を任せることは危険だ。後で後悔しても手遅れになる。
実はそれぞれが政府と官僚と企業の立場で発表しているだけだ。政府(枝野官房長官)は政府の立場を正当化するため、原子力安全・保安院は自らの組織の存在意義を否定されないため、東京電力は少しでも有利になるために記者会見を開いている。それぞれが自分に都合の良い情報を流しているだけだ。
異なった情報が存在することは大本営発表による一元化よりはマシだろう。どれかが本当のことを言っている可能性があるからだ。しかしこれだけバラバラだと情報の消化不良に陥りかねない。
こういう時こそ政治主導をすべきだろう。決して政府発表に一本化するのではなく、三者が同席すべきだろう。それぞれの発表に矛盾があれば記者会見の場で問題点を明確化して貰いたいものだ。言いっ放しという姿勢は無責任であり国民に適切な情報を提供したことにはならない。曖昧な情報を垂れ流しているに過ぎない。
バラバラの記者会見は政官民の相互不信の現れであり、政官民が分断していることは菅内閣の指導力が欠如していることの証明だろう。こんな内閣に未曾有の非常事態の解決を任せることは危険だ。後で後悔しても手遅れになる。