フランスのシラク前大統領が認知症に罹ったそうだ。これまでにアメリカのレーガン元大統領やイギリスのサッチャー元首相なども認知症に罹っている。ドイツの偉大な哲学者のカントも晩年には認知症を患い、「空中電気を測る」などと意味不明の言葉を残した。
認知症が恐ろしいのは聡明な人も等しく廃人になるからだ。何も考えず酒浸りの人が認知症になるのなら納得できる。脳は鍛えなければ劣化する。これは筋肉と同じことだ。動こうとしない人やリハビリに励まない人が寝たきり老人になるのは言わば自業自得だ。しかし老後も一所懸命考え続けた人まで認知症になるのなら、これはもう防ぎようのない病ということになってしまう。「脳トレ」などで予防できる病気ではないようだ。死に至る病よりも恐ろしいのは死なずに廃人として生き続けることだ。
私自身、体の健康のために死んでも良いとは思わないが脳の健康のためなら死んでも構わない。糞便垂れ流し状態の文字通り「クソジジイ」になるよりは人間としての尊厳を保ったままPPK(ピンピンコロリ)とポックリと死にたいものだ。
認知症が恐ろしいのは聡明な人も等しく廃人になるからだ。何も考えず酒浸りの人が認知症になるのなら納得できる。脳は鍛えなければ劣化する。これは筋肉と同じことだ。動こうとしない人やリハビリに励まない人が寝たきり老人になるのは言わば自業自得だ。しかし老後も一所懸命考え続けた人まで認知症になるのなら、これはもう防ぎようのない病ということになってしまう。「脳トレ」などで予防できる病気ではないようだ。死に至る病よりも恐ろしいのは死なずに廃人として生き続けることだ。
私自身、体の健康のために死んでも良いとは思わないが脳の健康のためなら死んでも構わない。糞便垂れ流し状態の文字通り「クソジジイ」になるよりは人間としての尊厳を保ったままPPK(ピンピンコロリ)とポックリと死にたいものだ。