1日から大学3年生に対する就職説明会が解禁になった。大学生の就職は相変わらず厳しいようだが、就職浪人をするよりは多少不本意でも早期に就職したほうが得だと思う。私は1浪・1留をしたので就職が2年遅れた。そのために生涯賃金が2,000万円以上減ったと思う。
私の元の勤務先は55歳までに役員になれなければ冷遇される。ポストを返上して給与は3割ほど削られる。つまり殆んどの人が55歳の時点での給料がピークになる。同期入社で回り道をしなかった人と比べて私は2年早く給料を削られたし役員になるチャンスも2年短かったということになる。なお、この55歳で見切られる人事制度は定年が55歳から60歳に延長された時に導入されたものだから、大昔の定年延長の歪みが今でも残っているということだ。
就職の2年遅れは単にスタートが2年遅れるだけでは済まない。遅れただけなら取り返すことができるが、勤務期間が2年短くなることは大きなハンディとなる。長く勤務すれば仕事に精通するし社内でも顔が利くようになる。本来、最も力を発揮できる期間が2年短くなるのだからサラリーマンとしては致命的だ。
繰り返すが、就職開始が2年遅れることは単にスタートが遅れるのではなく、最も活躍できる時期であり同時に最も収入が多い時期が2年短くなるということを意味する。
私の元の勤務先は55歳までに役員になれなければ冷遇される。ポストを返上して給与は3割ほど削られる。つまり殆んどの人が55歳の時点での給料がピークになる。同期入社で回り道をしなかった人と比べて私は2年早く給料を削られたし役員になるチャンスも2年短かったということになる。なお、この55歳で見切られる人事制度は定年が55歳から60歳に延長された時に導入されたものだから、大昔の定年延長の歪みが今でも残っているということだ。
就職の2年遅れは単にスタートが2年遅れるだけでは済まない。遅れただけなら取り返すことができるが、勤務期間が2年短くなることは大きなハンディとなる。長く勤務すれば仕事に精通するし社内でも顔が利くようになる。本来、最も力を発揮できる期間が2年短くなるのだからサラリーマンとしては致命的だ。
繰り返すが、就職開始が2年遅れることは単にスタートが遅れるのではなく、最も活躍できる時期であり同時に最も収入が多い時期が2年短くなるということを意味する。