12日に行われた体操のアジアジュニア選手権の個人総合で芦川七瀬選手が優勝した。彼女は背骨が曲がる側湾症という病気を患っており、病気を克服した美談として報じられた。
たとえ本人の意志であろうともこれは好ましいことではない。私がすぐに連想したのは甲子園で肘痛や肩痛に耐えて登板した投手だ。昔は美談とされたが今では選手生命を奪う暴挙として禁じられている。
彼女の場合、完治しにくい病気であり、最悪のケースでは心臓を圧迫することもあり得ると言う。多分、競技する時には痛み止めを注射して臨んでいると思うが、選手生命どころか命そのものを損ないかねない行為だ。引退を勧告すべきだろう。
普通の体操なら健康に良い。血の巡りや関節の働きを良くし気分をリフレッシュさせる。しかし競技としての体操は明らかに健康に有害だ。どんどんアクロバティックになり危険な技が増えている。着地1つを取り上げてもその有害性は明らかだ。着地する時には物凄い力が掛かる。膝や腰などを屈めて衝撃を吸収することが健康のためには望ましい。しかし競技では最も有害な姿勢を強いる。真っ直ぐに立つことを要求する。これは足や腰に最も負担の掛かる姿勢だ。健康な人でも有害な姿勢を背骨の病気を患う人に強制すれば将来、車椅子生活を送るということにもなりかねない。彼女の将来を考えるなら引退を勧告して背骨の負担が少ない水泳などの種目への転向を勧めるべきだろう。
たとえ本人の意志であろうともこれは好ましいことではない。私がすぐに連想したのは甲子園で肘痛や肩痛に耐えて登板した投手だ。昔は美談とされたが今では選手生命を奪う暴挙として禁じられている。
彼女の場合、完治しにくい病気であり、最悪のケースでは心臓を圧迫することもあり得ると言う。多分、競技する時には痛み止めを注射して臨んでいると思うが、選手生命どころか命そのものを損ないかねない行為だ。引退を勧告すべきだろう。
普通の体操なら健康に良い。血の巡りや関節の働きを良くし気分をリフレッシュさせる。しかし競技としての体操は明らかに健康に有害だ。どんどんアクロバティックになり危険な技が増えている。着地1つを取り上げてもその有害性は明らかだ。着地する時には物凄い力が掛かる。膝や腰などを屈めて衝撃を吸収することが健康のためには望ましい。しかし競技では最も有害な姿勢を強いる。真っ直ぐに立つことを要求する。これは足や腰に最も負担の掛かる姿勢だ。健康な人でも有害な姿勢を背骨の病気を患う人に強制すれば将来、車椅子生活を送るということにもなりかねない。彼女の将来を考えるなら引退を勧告して背骨の負担が少ない水泳などの種目への転向を勧めるべきだろう。