かつて自動車は「走る凶器」と呼ばれたことがあった。歩道の敷設が不十分で道路交通法にも不備があったために多くの歩行者が自動車事故で犠牲になった。
しかしこれは過去のことではなかった。昨年の交通事故死者数4,612人の内、歩行者は1,686人とのことだ。1/3以上が歩行者だ。歩行者同士での死亡事故は極めて稀なので殆んどが自動車・バイク・自転車による事故の被害者だ。
自動車の運転者が事故で死傷することはある程度は自業自得だろう。しかし歩行者が交通事故に巻き込まれる場合、大半は歩行者に落ち度は無い。4月12日の祇園での暴走事件以降、妙に対歩行者の交通事故が目立つ。死者が出なかったので全国的には余り騒がれなかったが、大阪では脱法ハーブを吸った男が商店街を暴走するというとんでもない事件があった。
一連の事件に飲酒運転による事故が1件も無かったことは喜ぶべきことだろう。飲酒運転を厳罰化したことの効果と言えよう。性善説に立ってマナーに訴えるよりは、性悪説に立ってルールで束縛したほうが効果は大きいようだ。
しかしこれは過去のことではなかった。昨年の交通事故死者数4,612人の内、歩行者は1,686人とのことだ。1/3以上が歩行者だ。歩行者同士での死亡事故は極めて稀なので殆んどが自動車・バイク・自転車による事故の被害者だ。
自動車の運転者が事故で死傷することはある程度は自業自得だろう。しかし歩行者が交通事故に巻き込まれる場合、大半は歩行者に落ち度は無い。4月12日の祇園での暴走事件以降、妙に対歩行者の交通事故が目立つ。死者が出なかったので全国的には余り騒がれなかったが、大阪では脱法ハーブを吸った男が商店街を暴走するというとんでもない事件があった。
一連の事件に飲酒運転による事故が1件も無かったことは喜ぶべきことだろう。飲酒運転を厳罰化したことの効果と言えよう。性善説に立ってマナーに訴えるよりは、性悪説に立ってルールで束縛したほうが効果は大きいようだ。