健康については誰が詳しいだろうか。多くの人は医師と考えるだろうが、医師は病気のプロであって健康のプロではない。医師を健康のプロと思うのは警察や検察を倫理のプロと思うようなものだ。異常に対するプロと正常に対するプロは全く別だ。
「医者の不養生」と言われるように医師は決して健康・長寿ではない。むしろ短命だ。日野原重明氏のような100歳の現役医師がマスコミでしばしば取り上げられるのは長寿の医師が珍しいからだ。言わば「人が犬を咬んだ事件」のようなもので珍しいからマスコミが報道する。
医師が短命になる原因は幾つも挙げられる。毎日、病原体に晒されることや、小児科・産婦人科に代表される深夜・長時間勤務、あるいは日常的に患者の死に立ち会うことのストレスなどだ。
そんな事情はあるものの実際に医師は健康には疎い。致命的弱点と思えるのは栄養学の知識の欠如だ。医師が持っているのは欠乏症の知識だけだ。食餌療法は健康保険の対象外だから、対象になるサプリメントばかりを推奨して食餌療法には無関心だ。患者に勧めているうちに自分も信じてしまってサプリメント漬けになる。
患者を治す医師とは違った視点から健康を指導する健康指導医が必要なのではないだろうか。
「医者の不養生」と言われるように医師は決して健康・長寿ではない。むしろ短命だ。日野原重明氏のような100歳の現役医師がマスコミでしばしば取り上げられるのは長寿の医師が珍しいからだ。言わば「人が犬を咬んだ事件」のようなもので珍しいからマスコミが報道する。
医師が短命になる原因は幾つも挙げられる。毎日、病原体に晒されることや、小児科・産婦人科に代表される深夜・長時間勤務、あるいは日常的に患者の死に立ち会うことのストレスなどだ。
そんな事情はあるものの実際に医師は健康には疎い。致命的弱点と思えるのは栄養学の知識の欠如だ。医師が持っているのは欠乏症の知識だけだ。食餌療法は健康保険の対象外だから、対象になるサプリメントばかりを推奨して食餌療法には無関心だ。患者に勧めているうちに自分も信じてしまってサプリメント漬けになる。
患者を治す医師とは違った視点から健康を指導する健康指導医が必要なのではないだろうか。