市営プールの利用者は65歳以上の高齢者が多い。施設使用料が半額だし暇だからだ。しばしば老人サロンのようになり高齢者の忌憚の無い意見を耳にする。最近は橋下市長に対する批判が多い。全国に類の無い市営交通の高齢者無料パスを廃止しようとしているからだ。
一旦獲得した権利は既得権となる。従ってたとえ特権と思えるようなものであろうともそれを侵害しようとする者は「悪」とされる。だから政治家は特権を保護しようとする。増してや多数者でありしかも投票率が高い高齢者の特権はアンタッチャブルとなる。こうしてバラ撒き政治が続く。
市営交通の無料パスを特権と感じない老人の意識は恐ろしい。65歳以上だという理由だけでそんな特権を得ることを不当と思わないのだろうか。多分、古代ローマ人は、最初のうちは「パンとサーカス」のバラ撒き政治に感謝しただろう。しかしそれが既得権となると更に高額な物を要求するようになったのだろう。きりがない。生活保護費を受給すれば当初は感謝してもやがては既得権となり低賃金で働くことが馬鹿馬鹿しくなる。
権利の要求はどこまででも肥大する。一旦得た特権は既得権となりそれ以上の特権を要求し始める。こんな既得権を見直さない限り財政を立て直すことなどできない。公務員の優遇も老人に対するバラ撒きも既得権であり、彼らが反対しようとも見直す必要がある。
一旦獲得した権利は既得権となる。従ってたとえ特権と思えるようなものであろうともそれを侵害しようとする者は「悪」とされる。だから政治家は特権を保護しようとする。増してや多数者でありしかも投票率が高い高齢者の特権はアンタッチャブルとなる。こうしてバラ撒き政治が続く。
市営交通の無料パスを特権と感じない老人の意識は恐ろしい。65歳以上だという理由だけでそんな特権を得ることを不当と思わないのだろうか。多分、古代ローマ人は、最初のうちは「パンとサーカス」のバラ撒き政治に感謝しただろう。しかしそれが既得権となると更に高額な物を要求するようになったのだろう。きりがない。生活保護費を受給すれば当初は感謝してもやがては既得権となり低賃金で働くことが馬鹿馬鹿しくなる。
権利の要求はどこまででも肥大する。一旦得た特権は既得権となりそれ以上の特権を要求し始める。こんな既得権を見直さない限り財政を立て直すことなどできない。公務員の優遇も老人に対するバラ撒きも既得権であり、彼らが反対しようとも見直す必要がある。