東電の値上げが、申請の10.28%から8.47%に圧縮された。このことについて政府を評価する人もいるだろうが、初めから「できレース」だったと思える。多分、最初から8.5%辺りを落とし所と決めた上での猿芝居だろう。
もし東電が8.5%で申請すればマスコミの批判を浴びる。この場合、落とし所は6%台とせざるを得ない。そうならないために東電と政府による謀議があったと思える。大体、10.28%という申請が不自然過ぎる。10%と9%では印象が全く違うだけに9%台ではなく10.28%で申請したことに作為を感じる。政府と東電はグルになって8.47%の値上げを国民に押し付けたと思える。
私の元勤務先でもこれと同じくだらないできレースをやっている。半期に一度ずつ設備投資計画を申請するが、この計画書作成に当たっては不文律がある。経費を多目に見積もることだ。
なぜこんな馬鹿なことをするのか。それは経理部門の手柄にするためだ。経理が経費を削減して会社に貢献したという形にしたいからだ。私は新米の課長時代にこの不文律を知らなかったために失敗をした。関係部門と詰めに詰めて最安値で起案してしまったからだ。後で経理関係者からこっぴどく叱られた。その後は経費を水増しして起案するようにした。くだらない「できレース」だ。
もし東電が8.5%で申請すればマスコミの批判を浴びる。この場合、落とし所は6%台とせざるを得ない。そうならないために東電と政府による謀議があったと思える。大体、10.28%という申請が不自然過ぎる。10%と9%では印象が全く違うだけに9%台ではなく10.28%で申請したことに作為を感じる。政府と東電はグルになって8.47%の値上げを国民に押し付けたと思える。
私の元勤務先でもこれと同じくだらないできレースをやっている。半期に一度ずつ設備投資計画を申請するが、この計画書作成に当たっては不文律がある。経費を多目に見積もることだ。
なぜこんな馬鹿なことをするのか。それは経理部門の手柄にするためだ。経理が経費を削減して会社に貢献したという形にしたいからだ。私は新米の課長時代にこの不文律を知らなかったために失敗をした。関係部門と詰めに詰めて最安値で起案してしまったからだ。後で経理関係者からこっぴどく叱られた。その後は経費を水増しして起案するようにした。くだらない「できレース」だ。