かつて中国の小平氏は先富論を説いて「豊かになれる者から先に豊かになれば良い」として改革開放政策を推進した。日本もこの賢者を見習ったらどうだろうか。
近頃流行りの結果の平等主義は日本を衰退させる。社会主義が理想とした結果の平等とは「経過の不平等」だ。つまりよく働いても余り働かなくても平等な結果になるのだから誰も働かなくなった。これが社会主義国の崩壊に繋がった。
「世界で唯一成功した社会主義国」とか「社会主義国以上に社会主義的」と日本が評価されたのは「経過の平等」が実現されたからではないだろうか。才能や努力が正当に報われたから知恵を出せない者は汗を流して1億総中流とまで言われた理想的な社会を築いたのではないだろうか。
運動会では手を繋いでゴールする、と言われた頃からこの国はおかしくなった。たまたま今日のバンクーバーオリンピックのスピードスケートの500mで長島選手が銀メダルを加藤選手が銅メダルを獲った。競争があるから栄光がある。競争を避けたら堕落が待っている。
知恵も汗も出さない者に対する優遇は知恵や汗を出す者に対する冷遇になる。これはゼロサムの関係だ。知恵や汗を出す者が正当に報われる仕組みの再構築が今の日本での優先課題であり、知恵も汗も出さない者の救済など二の次で良い。
近頃流行りの結果の平等主義は日本を衰退させる。社会主義が理想とした結果の平等とは「経過の不平等」だ。つまりよく働いても余り働かなくても平等な結果になるのだから誰も働かなくなった。これが社会主義国の崩壊に繋がった。
「世界で唯一成功した社会主義国」とか「社会主義国以上に社会主義的」と日本が評価されたのは「経過の平等」が実現されたからではないだろうか。才能や努力が正当に報われたから知恵を出せない者は汗を流して1億総中流とまで言われた理想的な社会を築いたのではないだろうか。
運動会では手を繋いでゴールする、と言われた頃からこの国はおかしくなった。たまたま今日のバンクーバーオリンピックのスピードスケートの500mで長島選手が銀メダルを加藤選手が銅メダルを獲った。競争があるから栄光がある。競争を避けたら堕落が待っている。
知恵も汗も出さない者に対する優遇は知恵や汗を出す者に対する冷遇になる。これはゼロサムの関係だ。知恵や汗を出す者が正当に報われる仕組みの再構築が今の日本での優先課題であり、知恵も汗も出さない者の救済など二の次で良い。