女性はお金持ちの男が好きだ。結婚において最も重視されることは経済力があるということであって、容姿や健康や人格や知性などは経済力ほどには評価されない。
このことは通常、男が権力を握っているために女性は隷属させられているという社会制度の欠陥に基づくものと解釈されている。
ところが面白いデータが見つかった。アメリカで経済的に成功している女性は普通の女性以上に夫に経済力があることを要求するそうだ。なるほど、クリントン夫妻に限らず、セレブの女性はセレブの男性を伴侶にしている。セレブの女性が「馬の骨」を伴侶にすることは珍しい。
日本でも政治家や医師や弁護士あるいは芸能人などのセレブの女性はセレブの男性を選ぶ。社会的レベルが近いほうが好ましいという事情もあろうが、男のシンデレラは極めて珍しい。私が知っている唯一の事例は小柳ルミ子さんだが、この結婚は破綻した。
西城正三というボクサーがかつてシンデレラボーイと呼ばれた。これは日本では無名だった選手がアメリカで世界チャンピオンになったことをシンデレラに譬えただけのことであり、女性のシンデレラとは全然違う。女優からモナコ王妃になったグレース・ケリーこそ最も典型的なシンデレラだろう。
もしかしたら女性には「経済力のある男を好きになる」という遺伝子が組み込まれているのかも知れない。もしそうなら男性が金儲けをしたがるのは伴侶を獲得するという性的淘汰によって育てられた性質なのかも知れない。
勿論、原始時代にはお金は無い。だから当時は生活力のある男を好むという遺伝子だったものが、現代では金持ちや権力者が好きという性質として現れている可能性がある。
多くの哲学者や宗教人が独身なのは、経済力を重視しない生き方が女性の好みに合わないからではないかと勝手に考えて一人で面白がっている。
このことは通常、男が権力を握っているために女性は隷属させられているという社会制度の欠陥に基づくものと解釈されている。
ところが面白いデータが見つかった。アメリカで経済的に成功している女性は普通の女性以上に夫に経済力があることを要求するそうだ。なるほど、クリントン夫妻に限らず、セレブの女性はセレブの男性を伴侶にしている。セレブの女性が「馬の骨」を伴侶にすることは珍しい。
日本でも政治家や医師や弁護士あるいは芸能人などのセレブの女性はセレブの男性を選ぶ。社会的レベルが近いほうが好ましいという事情もあろうが、男のシンデレラは極めて珍しい。私が知っている唯一の事例は小柳ルミ子さんだが、この結婚は破綻した。
西城正三というボクサーがかつてシンデレラボーイと呼ばれた。これは日本では無名だった選手がアメリカで世界チャンピオンになったことをシンデレラに譬えただけのことであり、女性のシンデレラとは全然違う。女優からモナコ王妃になったグレース・ケリーこそ最も典型的なシンデレラだろう。
もしかしたら女性には「経済力のある男を好きになる」という遺伝子が組み込まれているのかも知れない。もしそうなら男性が金儲けをしたがるのは伴侶を獲得するという性的淘汰によって育てられた性質なのかも知れない。
勿論、原始時代にはお金は無い。だから当時は生活力のある男を好むという遺伝子だったものが、現代では金持ちや権力者が好きという性質として現れている可能性がある。
多くの哲学者や宗教人が独身なのは、経済力を重視しない生き方が女性の好みに合わないからではないかと勝手に考えて一人で面白がっている。