AKB48の選抜総選挙の結果が6日に発表された。AKBに投票するためにはCDなどを買って金を払わねばならない。このことを金権選挙と皮肉る人もいるが政治の金権選挙とは事情が違う。政治では選ばれる側が金を出すがAKBでは選ぶ側が金銭的負担をして投票権を獲得する。従ってAKBの総選挙では熱心なファンしか投票しない。もしAKBの総選挙が国民全員に開放されたらつまらない結果になるだろう。熱心なファンよりも余り関心の無い人の票のほうが多くなるからだ。投票とは質の違いを無視して量に還元する乱暴な制度だ。
政治の投票権を納税者だけに絞るべきだなどと言うつもりは毛頭無い。金で投票権を得るのはAKBだけで充分だ。政治については意識や理解を基準にするのが一番良いと思う。つまり簡単な試験をして合格した人にだけ投票権を与えれば良い。「国会に議席を持つ政党名を2つ以上書け」とか「日本の二院制とは何と何か」のような、特定の政党が有利にならない簡単な設問なら何でも良い。投票権を行使できるために最低限必要な知識の有無を調べれば充分だ。何事にも資格が必要だ。自動車を運転するためには免許証が必要であるように、国の命運を左右しかねない国会議員を選ぶためには最低限の知識が必要だ。認知症の人に投票権を与えるべきではない。
政治の投票権を納税者だけに絞るべきだなどと言うつもりは毛頭無い。金で投票権を得るのはAKBだけで充分だ。政治については意識や理解を基準にするのが一番良いと思う。つまり簡単な試験をして合格した人にだけ投票権を与えれば良い。「国会に議席を持つ政党名を2つ以上書け」とか「日本の二院制とは何と何か」のような、特定の政党が有利にならない簡単な設問なら何でも良い。投票権を行使できるために最低限必要な知識の有無を調べれば充分だ。何事にも資格が必要だ。自動車を運転するためには免許証が必要であるように、国の命運を左右しかねない国会議員を選ぶためには最低限の知識が必要だ。認知症の人に投票権を与えるべきではない。