Naked a STYLE (サブログ)

映画レビュー、ニュースネタを中心に、自身のメンタルチックな話題を絡めて、ノージャンルで書き綴るぜぃ~

船橋に愛を。オートレースに存続を。

2014年08月07日 22時22分22秒 | Weblog


千葉県と船橋市、船橋オートレース廃止を表明(読売新聞)YAHOO!ニュース

船橋オート2015年度までで廃止へ…選手会は反発(デイリースポーツ)YAHOO!ニュース


船橋が同レース発祥場所という、ある意味聖地みたいな場所に近くに住んでいる者として、この事件はやはり無視できない話題だと感じ、ペンを執った。
気のきいたスポーツ新聞などでは、このニュースについて連日記事にしてくれているが、選手会の努力によって、赤字は出していないことなどを知った限り、やはり元ファンとしても「じゃあ、なぜなのだ?」というワードしか出てこない。


御存じのとおり、千葉県船橋市には日本で唯一「公営競技が3つも行われている都市(JRA、地方競馬、オートレース)」として有名である。
最初に語ったとおり、船橋はオートレースが発祥した場所でもあるが、その処遇は競馬に比べると非常に扱いが悪い。むしろ、地方競馬に異常なほど配慮した歴史があって、例えば中山競馬場でJRAの場外発売を一切行わなかったということがあったほど。


今では当たり前のように中山でも場外発売で買えるようになったが、ここにいたるまでJRA側が特段の配慮によって20年ぐらい前に今の状況があるのだ。
ところがオートレースに関しては、公営競技どおしの配慮などほとんどない。


せめて、地方競馬開催日と重ならないようにして、それぞれの場内で働いている人たちが、それぞれ掛け持ちで働いて生計を立てていたわけだ。
つまり、オートレース場の撤退によって、収入が半分になる人も出てくることになる。また、地方競馬は南関東において船橋、大井、川崎、浦和と4つ存在する。(北関東にあった高崎、宇都宮、足利はすべて廃止された)


日本国内では、現在17競馬場で行われている。
ちなみにオートレースは、船橋、川口、伊勢崎、浜松、山陽(小野田市)、飯塚の6箇所しかないのに、その一つを廃止しようとしている。


売り上げだけの見かけやイメージだけではなく、公営競技の歴史や伝統を鑑みて最善の配慮をしていただきたいと思うのだが、やはり赤字でないのに売り上げが低いからと切り捨てられるというのは悲しい限り。
なんとか存続してほしいと願うし、かつて船橋競馬をあれだけ優遇して守った経緯があるのだから、同じようにワンチャンスでいいから配慮してほしいと願う。


そういえば元スマップの森クンが、オートレーサーにあこがれて将来がほぼ約束されていた芸能界を蹴って、勝負の世界に飛び込んだことはあまりに有名な話。
このことは、オートレース側が依頼したことではなく、ある意味「棚からぼた餅」的なきっかけだったのに、ファン獲得のチャンスを逸したとも言える。


オートレース側にも、勿論、魅力の伝え方などの周知不足はあっただろう。
最近の活動を見ていても、ボートレースや競輪と異なり、TVでのスポット放送やCMなど一切見かけないしね。


でも、(美人)女性レーサーの活躍とかで話題性は上昇気味だと思っていたけれど、売り上げに貢献していないのかな。
もうちょっと、女性レーサーのハンデを上げて最終周まで逃げられる組み合わせがあっていいのかもね。


まあ、そういったことのほかに、オートレースそのものの魅力を、もっと多くの人にオレからも知ってもらいたいわ。
そう、ボートや競輪とは全く異なる雰囲気、レース場にこだまするエンジン音、油やタイヤが焦げる独特の空気感、もちろんB級グルメや個性ある予想屋の存在など、その全ての臨場感がたまらない魅力だ。


掛け声なんかも当然違うんだよね、競輪競馬だと「刺せー」の一点だけど、オートの場合はほかに「(コースを)締めろ~」とか「ヘタクソ~」とかの声が飛ぶのも面白いのよ。
オートの人気と比較される、パチンコの存在も公営競技全体の人気低迷の理由とされているけれど、映画を映画館で観ることがもっとも臨場感があっていいように、臨場感をもっと引き出して魅力をアピールしてほしいわ。


最後の最後は、船橋市非公認のふなっしーの投入じゃね??
もうそろそろ彼に(彼女に)助けてもらおうぜ!?


利益至上主義から、地元へ愛を注いでくれないか。
ひと肌脱いでくれないか?


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