【この日は定期通院日だったワタクシ】
新船橋駅。
この駅からその父子は乗車してきた。
その3名パーティーは、推定30代後半から40代前半の父、5歳ほどの男児に3歳ほどの女児だ。
乗車率は20パーセントほど、つまり、場所によってはロングシートに2~4名ほど座っているくらいか。
昼前の柏へ向かう東武野田線は比較的空いていた。
彼らは、その様子から遊戯可能空間かと判断したのか、奇声と共に着席する。
まず、オレの前のロングシートに陣取ったかと思えば、男児は裸足で車内とシート上を走り回り、女児は大声で喚き回りながら、父親にお菓子を寄越せと尋常ではない声量でそれを復唱する。
言われたとおり、女児へ菓子を提供する父、それを引ったくるように女児が奪うのだが、父親はそれを意に介さず。
そして強奪したそれは、まもなく無理に袋を開けたため、見事なまで全部ではないが期待通りに一部が床に散らばる。
そんなことはどこ吹く風、加えて女児は靴を履いたまま、菓子を食べながらシート上ではしゃぎ回る。
それを父親は一切制せず、なんなら子供らが歌い始めれば、一緒になって歌う始末。
多くの人たちが、その惨状に呆れて、その車両にはオレと5名ほどになるまで車両移動があったほど。
この様子は、およそ30分弱続き、新柏の到着前まで大騒音は継続した。
終点の柏が迫ると父親が急に焦り始め、下車の準備に取りかかるが、女児が全くいうことを聞かず、しまいには大声がギャンギャンの鳴き声に変わる。
ようやく父親らしく我が子に諸々制するのだけど、おそらく普段が普段だから全く言うことを聞かないのよ、特に女児がさ。
いつか海外でのヘビースモーカーの男児の映像を見たときと状況がオーバーラップするんだよなぁ。
ま、柏駅入線の頃には何とか落ち着かせていたようだけど…。
自分たちのような第二次ベビーブーム世代が親になったときも、モンスターペアレントが台頭してニュースになったけれど、今の世代は世代で、様々便利になりすぎて、だいぶ特殊な家族を生み出してしまっているのかもしれない。
もちろん、この一件は例外だと思いたいが。
(この画像は、写真ACから引用したものであり、本記事とは一切関係ありません。)
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