<その3からの続き>
【味処古川からの続き】
飛騨市内の巡礼は、跨線橋→図書館→味処古川(五平餅)のポイントと回ってきて、次に行くべき場所は、「さくら物産館」となる。
<飛騨古川駅から最も南側にある訪問地。思ったよりも小さな建屋だったのが印象的。>
ここは、映画にも登場していないし、巡礼ポイントではない場所ではあるが、組紐体験が出来るスポットとして有名であることと、案外ここでしか買えないお土産が買えるのではないかと期待して訪れた。
ネットの情報からだと、比較的大きな建屋で様々充実している雰囲気があったが、実際には、学校の2クラス分くらいのスペースといった空間のお店だった。
その敷地の3分の1くらいのスペースに畳を敷いた場所があり、ここで組紐体験が出来るというものだった。
ちなみに、訪れたこの日も体験学習が行われていて、いまだ大人気だということを確認。
(「予約はすべて埋まっていないので、次の時間で出来ますよ」と言われたけど、太ったオッサンが一人でやるには、どうにもその絵が汚すぎるでしょ・時間はあったけど・笑)
なお、ここのさくら物産館でも(味処古川同様に)店内BGMに「君の名は。」のサントラが流れており、商魂たくましいところも感じ取れた。
加えて、自分が探した中では、ここでしか見つけることの出来なかった思いっきり商標登録が気になる土産(食品※)が売られている。
思わず、オレも数点購入したら、定員さんから「どこから来たのか」とか色々とこちらが尋ねられて恐縮するという場面になったという余談アリ。
さすがにチョット歩きつかれたので、さくら物産館の前にあるベンチで休んでいたら、ひっきりなしに国内外の旅行者がお店に出入りする様子を眺めていた。
するとほとんどの旅行客は、レンタカーを利用して来店していることに気づく。
「まあそうだよなぁ・・・」
この後、気多若宮神社まで延々歩くことになるわけだけど、このときはまだ(体力に)余裕があったなぁ。
【このあとは、プチ観光をする】
ここのブロックでは、図書館の外観と味処古川で五平餅ポイントを抑えれば、気多若宮神社でフィニッシュなのだけど、せっかく来たからと思い、多少の遠回りをしながら神社へ向かうこととした。
街中では、いまだ「君の名は。」の影響に便乗して商売する人もいるのだけど、正直、モデルになったお店+さくら物産館だけが美味しい思いをしているともいえる。
しかし、なんとかおこぼれというかその恩恵にあずかろうと「君の名は。」にすがるお店もちらほら確認できたのが、なんともモヤモヤっとした気持ちになる。
ひとことでいえば、「君の名は格差」ってことかしらね。
でも、お蕎麦屋さんが「君のそば。」限定発売中って苦しくない?切なくなったよ、オレ。
<白壁土蔵街など>
テレビ版だと一切登場しないのだけど、映画版だと白壁土蔵の街並みや瀬戸川を流れる鯉の様子も描写されていたらしい。
(ホントか?)
そんなこと勿論確認していないオレだが、濃飛バスのガイドタクシーでは立派な巡回コースになっていることから、おそらくそのネタは本物ではないかと考えている。
だからというわけではないけれど、通り道といえば通り道だったから、前ログの「起こし太鼓」と併せて観光してきたので写真だけだけど、貼付しておきます。
<白壁土蔵街と瀬戸川>
<瀬戸川の鯉>
<旧・福全寺の大イチョウ>
【※さくら物産館でしか買えないと思ったお土産とは】
ネットで調べたら、そのお土産がなんと「ひるがの高原SA」でも買えるという偶然まで判明。
なんだかんだでヒモがつながっているのを感じられる楽しさがあるのも旅行の醍醐味かしらね。
蛇足だが、こちらの商品はネットでも買える。
そしてメイドイン東京だ(笑)
<その5へつづく>
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