前から気になってたこの本を参考に捏ねないパンを焼いてみました。
ちょっと高いのでなかなか買う気になれなかったのですが、買って正解。
レシピはこの本ではなく、別の本のレシピなんですが、このパン屋さんはとても化学的。
フードサイエンスって感じでしょうか。
試してみたのは「パネトーネ」
使ったレシピは普通の強力粉を使っていて、私はオーガニック(無農薬)で無漂白の中力粉を使ったので分量がずれてくるんです。
この本の説明によると漂白した小麦粉の方が水を吸わないとか。だから途中から水を足したり、粉を足したり色々しました。
捏ねてないけど美味しく出来たので感動~!
分量はこの4倍の小麦粉1.5kgほど使いました。
とこの本が勧めてるから。つまり大量に生地を作って冷蔵庫に保存して、食べる時に焼きなさいって。
やり方はいたって簡単。
先ず全部混ぜます。私はやっぱりグルテンが阻害されないようにと思って油脂系は最後の方に入れます。塩も少し経ってから入れるかな。
あと、使ったラム酒漬けのオレンジやフルーツピールやレーズンはもう何ヶ月も前からラム酒に漬けて冷蔵庫に入ってました。
(ただ作る気がなかっただけです。冷蔵庫の邪魔になってました・・・)
とにかく全部混ざったら、室内に放置して、そうすると自然にどんどん膨らんでくるのですが、それも横目で見ながら放置していると、膨れ過ぎてペシャンと潰れるんです。
そうしたら今度は生地をそのまま冷蔵庫に放り込みます。12~24時間ほど放置。これだけです。
私は放り込む時に3つの入れ物に分けました。一つ目の入れ物は今回焼きました。
このまま触らないで7日まで保存出来るそうです。でも7日以上になりそうだったら冷凍庫に入れるか、焼いてから冷凍保存ですね。
何か今回のレシピ、イーストの量が間違ってるんじゃないかと思うほど少なくて、2倍になるのに何と5時間くらいかかりました。でも待ってるだけで良かったし美味しかったから良いですけど。
パネトーネの型(紙)は持ってないので普通のカップケーキの入れ物とパウンド型で焼きました。上に粉砂糖を少し振ったのは甘みがちょっと足りなかったからです。
うちは私は固いパンがお好み。旦那さんはこういうお菓子系パンが好きです。
今度は私の好みのライ麦パンを捏ねないやり方で作ってみますね~。