フィリピン国際結婚・菜の花の主婦日記goo版

南国フィリピン便りー結婚しフィリピン在23年。22才長女、20才息子、9才末娘のお母さんである私の毎日ー

フィリピン大学ショッピングセンター(フィリピンのおやつ)

2012年03月21日 19時52分11秒 | パン・菓子類
先日、息子が健康診断してる間、隣のショッピングセンターにおやつを買いに行った。
ここは大学の購買部って呼ぶにはふさわしくない、
大学の中にある市場みたいなところ。

教科書なんか買えないし~。




平屋の建物。
真ん中に一本通る廊下。








建物の外では行商人(大学に場所代を払って)がりんご、みかん、たまにはぶどうなどを売ってたり、
(1袋100ペソ=175円)








熟れてないマンゴを売ってたり、
(これはフィリピンのおやつの定番で海老の佃煮の油炒めと一緒に食べる)









魚の練り物を揚げたもの、うずらの卵を天ぷら風に揚げたものなんかをおやつとして売ってる。








色は違うけど同じ果物で「カイミート」という南国の柿。便秘になるからと敬遠する人も多いけど私は嫌いな味じゃない。
男の子は1kg=35ペソ(60円)と言ったけど、隣のおばさんは3kg買ってくれたら100ペソ(175円)にすると言ったからついこのおばさんから買っちゃった。

子どもに商売任せて親は何処に行ってるんだか。








ここで売ってるお餅類はいつも新鮮で味も悪くないのでたまに買う。
餅米で練り菓子を色々作っておやつに売ってる。

上の棚にあるのはモヤシの春巻き、これもおやつの定番で唐辛子入りのお酢で食べる(上の棚右側)。
それから「オコイ」という小えびの天ぷらもおやつでお酢で食べる(上の棚左側)。











今回私がおやつに選んだのは「茹でとうもろこし」

ガラスケースの下段のビニール袋に入った茹でた落花生も美味しいし、
その隣にある食用バナナやサツマイモの黒砂糖揚げもフィリピンでは庶民のおやつ。












建物の中には、文房具屋、床屋、洗髪の出来ない美容室、ネットカフェ、新聞屋、ドーナツやジュース、アイスクリームを売るお店、食堂、縫い物職人、複写(コピー)や製本をする店などがひしめきあっているけど、警備員がいるわけじゃないし、こんな風に物乞いする子どもも結構いる。

隣の生協(スーパー)では野菜、果物、魚、肉なんかも買える。


たまに日本人留学生が数人で日本語話しながら歩いてるのにすれ違ったりもするけど、
フィリピン大学で買い物出来るのはここしかないからね。
レストランは他の場所にも結構あるのだけど。








一番良い食堂がここ。





フィリピン大学の校則には裸で学校に来ても良いって書いてあるんだって~。
なので学生はビーチサンダルとかショーツとか、適当な服で歩いてる人も・・。

普通はストリッピング(丸裸)は国の法律では禁止なのだけど、フィリピン大学構内では通じないらしくて、
毎年恒例の男子学生が丸裸で大学内を走り回る行事なんかもテレビ局とか取材に来て結構有名らしい~。










夕方、銀行に行くと言うと長女と末っ子が一緒に付いてきて、









銀行の隣の「コーヒービーン」てカフェでお茶しました。









桜はネットがあるとフェイスブック~。








桃ちゃんは待ってる間、同じ建物にある本屋で買ったばかりの「ドーラ」の絵本で時間つぶし。









桜のお勧めのサラダ、美味しかったです~。
桜のサラダ(左)はシーザーサラダで、私のサラダ(右)はギリシアサラダ。
桃ちゃんはチョコレートケーキ。




先日、息子の学校に用事で出かけると1年生の時から親しくしてくれたシャーロットちゃんのお母さんにばったり会い、数分立ち話し。
彼女は2010年にフィリピンサイエンス高校を卒業した息子さんもいて、今、アテネオの物理学科で学んでるそう。
2学年下のシャーロットちゃんはフィリピン大学マニラ校の薬学科に合格したんだって。

彼女は家がラスピニャスという南の外れにあるので、2人の子どもは高校時代は寮生活で、フィリピンサイエンス高校の寮は人手不足で生徒任せなので、毎週月曜日と金曜日は掃除、整理整頓に通い続けてきたんですよ~。なので校内で彼女とばったり会うことが結構ありました。

彼女 「全くシャーロットったら、夜通しアニメ見たりネットで遊んで明け方寝たもんだから学校休むって言ってたのよ。呆れちゃう。」
私  「え~シャーロットちゃんなんてしっかりした子なのに。」
彼女 「うちの大学の息子もそう。小さい間借りしてるのにそこでは勉強してないのよ。大学の周りに24時間営業のお店が一杯あるからそこで勉強してるの。」
私  「え~じゃあ夜寝てないの?」
彼女 「あれはゾンビね。昼と夜と逆転してる。私の知り合いの子達も皆そうだって言ってるわよ。あなただって大学生の娘いるじゃない。そうでしょう?」
私  「うちの長女は早寝早起きよ~。アニメとかゲームとかしないし、バレエの稽古に行くくらい。妹の面倒も見てくれるし。」

確かに長女の桜は友達は昼と夜が反対になってるとか、パーティー三昧で馬鹿みたいって軽蔑のまなざしで見てたな~、と思い出した。

そう言えば先日桜が知り合った日本人留学生も言ってたらしい。その方は染まらなかったみたいだけど日本人留学生でも麻薬など吸うパーティーに行ってる人もいるとか。
「ノー」と言うのは自分次第。友達の輪から外れたくないからそうなるのかな~。

フィリピンは麻薬組織の摘発が難しいので麻薬が社会問題。
せっかく留学に来て金持ちの学生につられて麻薬をするなんて残念。ここの金持ちの子息たちは心を病んでる人も多いし。
見た目はブランド身につけてるし英語を話すし人当たりもいいのだけど。

金持ちの子ども達の中には麻薬で脳にダメージを受けて普通の社会生活出来なくなる若者だっている。
ただ見栄っ張りのフィリピン人はあまりそれを人に言わないだけ。

今、フィリピンは高度成長期って感じなので子ども達に必要以上のお金をあげてる親が多いような感じ。
お金じゃなくて物であげるってのはどうかしらね。