銀も銅も金偏である。しかし、金は格別である。オリンピック最中、連日の朗報は嬉しい。
出発前に「金が取れなければ帰って来ない」とまで広言していた北島選手が100m平泳ぎ決勝で世界新記録で2連勝を遂げた。そして、昨日は柔道男子内柴選手も金メダル2連勝を遂げた。凄い人たちである。
4年に一度のオリンピック、幾多の名選手がオリンピックで勝つことの難しさを味わっている。そのオリンピックで2連勝を飾るということは快挙というよりも、奇跡とさえ言って良いのではなかろうか。
また、女子柔道で銅メダルを獲得した谷選手、中村選手の健闘も大いに讃えたい。特に、谷選手は永年頂点を極め、結婚、出産後も金をと臨んだが、結果は銅メダルとなった。堂々たる結果である。胸を張って帰国して欲しい。そして、「ご苦労さん!ゆっくり休んでね!」の声を掛けてあげたい。
中村選手は未だ19歳、「金以外は全て同じ」と悔しさを述べている。銅も立派なのだが、次なる機会に更なる上を目指して努力を続けることであろう。大器の風貌である。期待したい!