これからの「樹」
近年の「樹」は、順風満帆というほどではないが、順調に進んでいる。団員も増え(現在、20数名)、代表のもとに優れたスタッフが揃い、なにをやるにも積極的で、計画的で、信頼ができる。あとは、肝心の歌唱力が整えば万全と言えよう。肝心の方は、今後の伸びしろは広大であり、やればやるほどに実りがある面々が揃っている。課題としては、練習回数を増やすことが急務と言えよう。創団以来、焦らず、急がずをモットーとして活動してきたが、対外公演の機会が増えてくれば、のんびり、ゆっくりだけではやって行けなくなる。最低でも、週一回の練習が不可欠となるであろう。取り上げる音楽内容については、創団以来維持している2本の柱を中心にして、さらに幅を広げてゆくこともありうると思う。2本柱とは、創団時に私が提唱した2本の路線であり、1本は「ポリフォニーを歌い続けること」2本目は「日本人作曲家による名曲を歌い続けること」である。ちなみに、延期になっている創立10周年記念演奏会のプログラムは次のとおりである。
Ⅰ ルネサンス・ポリフォニー選集 宗教曲篇 より
Ⅱ 寺嶋陸也 作曲 鈴木敏史の詩による6つの合唱曲「朝顔の苗」
Ⅲ 信長貴富 編曲 混声合唱による美空ひばり作品集「川の流れのように」
Ⅳ 高田三郎 作曲 吉野弘 作詩 混声合唱組曲「心の四季」<公募合唱>