なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

今日の一枚~コナラとタカノツメ

2017-12-04 06:24:41 | みんなの花図鑑
今日の一枚は、昨日のブログのトップでご紹介した赤いコナラと黄色いタカノツメです。

コナラ(ブナ科コナラ属)は、里山の主要構成樹で、クヌギと並び薪炭材として利用されてきました。
人々の暮らしに密着した樹木であり、炭を使わなくなった今でも、そこここの林には普通に生えています。



樹皮に縦の裂け目が入っており、その所々が灰色がかっています。
幹に白っぽい筋があればコナラ、と覚えています。




後はご自由にご覧ください^^







お次はタカノツメです。
鷹の爪??? と唐辛子を思い浮かべた方もいらっしゃるのでは・・・
タカノツメはウコギ科タカノツメ属の落葉小高木で、日本固有種だそうです。
雑木林には比較的よくみられ、1つの葉が3枚の葉から成る、三出複葉です(一部単葉になることもあります)。


あまりにも鮮やかな黄色なので、今の時期の山ではすごく目立ちます。




タカノツメという名前は、冬芽が鷹の爪のように鋭いことから来ているそうですが、見逃しました^^;;
また、新芽はタラノメ同様、山菜として食べられるそうです。

ウコギ科特有の花・実ができるようで、マイアルバムを探してみたら、5月に京都府立植物園で撮った実の写真がありました。
ご参考まで。


また、間違えやすい木に、「コシアブラ」(ウコギ科ウコギ属)がありますが、こちらは掌状複葉で、5枚の葉からなるので区別ができます。
今回は、もう白っぽくなった木を一本だけ確認できました。


コナラは知っていましたが、タカノツメがこんなに沢山見られるとは思っていませんでした。
これはぜひフォローしなくては・・・
まずは山菜として食べたいところですが、国定公園の中なのでダメですね^^;;


最後はコナラとタカノツメが揃ってご挨拶です^^






コメント (14)
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