なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

府立植物園の木々(2)~一見地味だけど・・・クマヤナギなど

2018-08-09 05:38:31 | 植物
な~んも咲いていないように見えた植物生態園。
よく見たら、木々にも地味だけどあまり見かけない花を見ることができました。

そのひとつがクマヤナギ(クロウメモドキ科)



蕾♪ と思ったのですが、後で調べたら花も咲いていました。
よ~く見たら、先の方が少し開いて5本の蕊が・・・
実になりかけも混じっています。



つる性の落葉低木ですが、他の木に絡みつくのではなくもたれかかるとか。
冬にその様子が見られていたのですが、あまりに地味すぎて写真に撮っていませんでした。
詰めが甘いなあ・・・
ちなみに、クマヤナギという名前も、樹皮が黒く熊をイメージさせることから名付けられたとか。
ほんまか?
今年の冬には絶対撮ってきます!


お次、初見の花。
うっかりすると通り過ぎそうな小さい花です。



枝をずーっと辿って根元の木の名札を見ると、「ハマナツメ(クロウメモドキ科)」とありました。
おや、これもクロウメモドキ科ですね。

帰宅後ネットで調べたら、東海以西から沖縄までの海岸に生える落葉樹とのこと。
自生地が減少して、絶滅危惧種になっているようです。
名前の由来は、海岸に生えて、葉がナツメの葉に似ているからとのこと。

花をアップにして撮ってみたら・・・



可愛い^o^
揺れてピントが甘いですが、ヤブガラシのように中央から蜜がたっぷり出ているようで、アリさんなどが舐めに来ていました。
実も可愛いようなので、これもこれから要チェックです!




次は・・・あれあそこに見えるのは・・



他の方の投稿でも見かけてそろそろ・・・と思っていたこの木。
クサギ(シソ科)です。



ツンと伸びた蕊がとってもオシャレ。
甘い香りで、人も虫も魅了します。




最後は私の観察木のマンリョウ(サクラソウ科ヤブコウジ属)。
時期逃しちゃいましたTT



ちょっとお見苦しいですが、全体はこんな感じ。



ちなみに、去年7/17はほぼ蕾で一輪だけ咲いていました。



今年は暑いので、少し花が早かったのかもしれませんね。


【今日の記事の写真:京都府立植物園2018年7月27日撮影】









コメント (6)
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