宇治市植物公園で4月下旬に見た木の花、昨日の続きです。
特に深い考えがあったわけではなかったのですが、なんとなく見晴台(タペストリーのてっぺん)に行くことにしました。
予想通り、特に何も咲いていませんし、常緑樹ばかりなので鮮やかな新緑もありません。
ところが、あたりからいい香りが漂ってきました。
いったい何?
ひょっとして・・・と見上げると、あ~咲いてる!!
あのクロバイ(ハイノキ科ハイノキ属)に白い花が沢山咲いていました!
それにしても遠いぞ~
目いっぱい望遠で撮ってみると、ブラシのような白い蕊だらけの花がなんとか見えました。
クロバイの名は、幹が黒っぽいハイノキから来ているようです。
ハイノキは、木灰を媒染に使ったことから付いた名前。
この木は、根元からアカマツと合体するかのように生えていました。
ちょっとだけ低い場所の花を発見。綺麗ですね~
ということで、今回一番嬉しかったのがクロバイの花を見られたことでした。
実は去年5月1日に大吉山に行った時、自生のクロバイの花を見ていました。
その時はあまりに木の高さが高くてまともな写真を撮れませんでした。それ以来です。
てっぺんから花の広場、水の階段を見たところ。
エントランス手前の池から水が流れ落ちるところを、こちら側から見てみました。
ということで、見晴台を下りることにしました。
ツツジはあまり咲いておらず、唯一見られたのがこちらのモチツツジ。
毛が生えてふわふわ柔らかい葉と、モチツツジの名の由来となった萼のネバつきが特徴です。
そのせいで、コナラの花殻などを、一杯くっつけていました・・・
降りたところのラクウショウ、新芽が綺麗!
あとはささ~とワープ。
ローズガーデンに行ってみましょう!
モッコウバラが満開でした~
今の時期、ガーデンに咲いていたのは、ノイバラ拡大版のようなナニワイバラと・・・
ハマナスだけでした。
あと少ししたら春バラが沢山咲くのだと思います。
小ぢんまりしたお庭ですが、その頃に再訪しようかな~
これで宇治市植物公園のアーカイブ編は終了。
明日から2回は、同じ日に宇治川畔で見た花たちをご紹介します。
よく考えたら、23日は朝から宇治川散策、平等院で藤、宇治市植物公園の3か所を回っていました(笑)
投稿がなかなか追いつきません・・・
【撮影:2022/4/23 宇治市植物公園】