今の時期、堤防のいたるところで咲いている花、それがアカツメクサです。
標準和名はムラサキツメクサですが、どうみても紫色には見えないので、ここでは別名のアカツメクサを使いますね。
え、どんな花って?
こんな花です。
あ~知ってる、知ってる!
皆さんそう思われたことと思います。
マメ科シャクジソウ属で、ヨーロッパや西アジア原産。
日本には、シロツメクサと一緒に牧草として日本に入り、定着したようです。
色には濃淡があり、こちらのように赤みが強い花や・・
淡いピンク色
そして白いアカツメクサもあります。
白いアカツメクサってなんやねん、ですが、シロバナアカツメクサと呼ばれます。
よく見ると、先の方が少し紫色がかっていますね。
ちなみにこちらがシロツメクサ。
シロバナアカツメクサの方がちょっと上品そうに見えるのはひいき目でしょうか。
小さい花が沢山集まって球体になっています。
一つ一つの花は、マメ科特有の蝶形花。(トリミング画像です)
結構な群落を作ります。
こちらは結構濃いめの赤の群落です。コバンソウと一緒に咲いています。
シロバナ混じりもありました。
シロバナはこれまであまり気づいていませんでしたが、よく見るとあちこちに咲いています。
白にも色々あり・・・
こちらは全身真っ白、純白タイプです。
先の方だけ赤くなっているタイプですね。
ちなみに、咲くときはまんべんなく丸く咲くのではなく、片方が先に咲き、徐々に球形になります。
日当たりのいい側が先にさくのでしょうか・・・
こちらは上の花と反対で、花の先の方より、内側が赤くなるタイプです。
全体がほんのりピンクがかって綺麗ですね~
四葉のクローバーならぬ、白花探しにハマってしまいました(笑)
アカツメクサは牧草や畑の肥料として使われるのですが、本家の欧州ではハーブとして非常に有名なんだそうです。
アカツメクサにはイソフラボンとエストロゲンという成分が含まれているため、女性の更年期にいいと言われているのだとか。
(でも妊娠中や授乳中の人は、絶対飲んだらダメみたいですよ。要注意!!)
なるほど~いいことを聞きました。
もし本当に書いてある通りほんのりとした甘みとさわやかな香りがあるのなら、飲んでみたい!
これはぜひ試してみなくては・・・
(つづく)
【撮影:2022/5 宇治川など】